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夜空さくら
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改変された世界の片隅で ~授業参観の日・移送中・行き~

■ あらすじ:これは、エロい常識に改変された世界の片隅での、何気ない日常の話――娘が通う学園の授業参観に行くことになった専業主婦・水下司仲恵(ミナゲシナカエ)。ただし、その参観の規定には、学園が指定する服装を着なければならないというものがあった。学園が指定する服装は、学園に通う女生徒たちが身に着けてるものと似た物――つまり、全身を覆うラバースーツと拘束具なのであった。

■ 移送編・行きはあっさりと終了。まあ、彼女らがやってる、やられてることはかなりえげつないんですけどねーw-ウム この世界の女の人たちは、色々と鍛えられているので大丈夫なのです。絶対に真似しないでください(できるか)。

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 私が積み込まれたトラックが動き出して、暫く経った。

――ギシ……ギシ……

 相変わらず、私はトラックの中で一言も発することも出来ないまま、ゆらゆらと吊るされていた。

 体の自由は全くと言っていいほど利かなかったし、同じ光景をずっと見続けなければならないため、ただじっと耐えることしか出来ない。

(これは……学校に着くまで、少し退屈しそうね……)

 吊るされている状態は本来であれば苦しみを感じるところだけど、吊るしている道具が非常に優秀なものであるため、必要以上の苦しみは感じなかった。

 だから思考にも余裕があり、退屈を感じるほどだったのだ。

 そんな私の耳に、突然声が聞こえて来た。

『本日は、当校の授業参観にご参加いただき、ありがとうございます』

 聞こえてくる予兆がなかったから驚いた。体が一瞬びくりと震える。

 私の耳を塞ぎ、聴覚を制限しているスピーカーから、音声が流れているようだ。

(全員一緒の音声を聞いている……って感じじゃないわね。それぞれのタイミングで流しているのかしら)

 私はそう推測をする。もし全く同時に同じ音声を流していたとしたら、私と同じように驚いて体を震わせる人がいてもおかしくないはずだ。

 これから積み込まれる人もいるみたいだし、全く同じタイミングで同じ音声を流すということは考えにくい。その人たちはいま私たちが聴いているところを聞き逃してしまうことになるからだ。

 一人一人、積み込みが終わってある程度落ち着いたところで、音声が流れるようになっているのだろう。

 そんな風に私が考えている間に、音声は挨拶や説明を終え、私たちの置かれた状態についての説明を始めた。

『現在、皆様に体験していただいている移送手段は、学生たちが体験学習などで学外に出る際の、移動手段としても用いられているものです』

 その説明と共に、私の目の前に映像が映し出された。

 どうやら目を覆うレンズには映像を映し出す機能もあったみたいだ。

 確かにこういう風に向こう側が透けて見えるディスプレイ自体は、一般にも流通しているけれど、この小ささで鮮明な映像を映し出すことの出来るものはそうない。

 まるで目の前にあるテレビを見ているかのように、自然な形で映像が見えているのは、最先端の技術力を駆使して作られている証拠だ。

(学校関係には優先的に最先端技術が提供されてるって話ではあったけど……すごいわねぇ)

 そんな風に感心してしまい、危うく映像を見過ごすところだった。

 慌てて目の前の映像に集中する。

 映像の中では、学校の生徒らしきラバースーツを着た子たちが、私たちと同じようにトラックに積み込まれていくところだった。

 私たちは頭まで全身をすっぽり覆い、個性を完全に消しているけれど、映像の中の子たちは全頭マスクは被っていないので、目元や髪型といったところで個人の判別は可能だった。

 一度に大量の生徒が乗り込むので、それらを吊るす際の作業もまた膨大なものになる。

 見た感じ、私を出迎えてくれた専門の作業員の他に、積み込まれている子たちと同い年くらいの、男子生徒らしき子たちも積み込みを手伝っていた。

『男子生徒の中には、将来的に作業員となる者もいますので、彼らの職業体験も兼ねております』

 解説音声がそう補足してくれた。

(なるほど……よく考えられているわね……)

 トラックに積み込まれ、ずらりと女の子たちが並べて吊るされている様は壮観ですらあった。

 いま私の置かれている状況も似たような状態といえばそうなのだけど。

 映像の中の彼女たちは、顔の上半分が見えているから、反応している様がよく見えてしまう。

 ほとんどは単純に耐えているだけだったけれど、中には気持ちよさそうに蕩けた目をしている子もいた。

 その辺りは個々の性質や性格によって変わるみたいだった。

『なお、移動中も学習の時間ではありますので、そのための処置も行っています。学校までの短い時間ではありますが、今回は皆様にもその処置を味わっていただきます』

 そう声が告げると同時に、体の中に挿入されている貞操帯の突起物が動き始めた。

「ング……ッ、ん、ぅ……!」

 ただでさえ、吊るされる際に股間の貞操帯にはテンションがかかり、股間に食い込むように抑えつけられていたのに、その状態で突起物が動き出したら堪らない。

 背中を丸めて、腰が引けそうになった。

 しかし、しっかりと私の体を固定している器具は、そのわずかな逃げも許してはくれない。

「うぐ……っ! うぎっ、ふぎゅぅ……っ!」

 動かしそうになった体が、全く動かせない。ギシギシと器具を軋ませることしかできなかった。

 腰から上は完全に固定されていて、ほとんど動かせないようになっているからだ。

 唯一動かせるのは足だったけれど、こちらもそう自由に動かせる状態ではなかった。

 鎖で両足が繋がれているということもあるけれど、それを差し引いても足を動かすことは難しい。

 履かされたブーツが、想像以上に負担になってしまっている。

 爪先をまっすぐ伸ばすことしかできないから、足先を持ち上げるという行動が想像以上に難しくなっていた。

 それに、仮に持ち上げられたとしても、下手に足を動かすと私の前に吊るされている人を蹴飛ばしてしまうことになる。

 不可抗力で蹴飛ばしてしまうのはともかく、自分から足をあげて蹴飛ばすなんてことは出来ない。

 私は体の中で蠢く突起物の刺激を、とにかく堪えなければならなかった。

「ふぐ……っ♡ んぅ……っ♡ んぅぅっ♡」

 堪えていても、自然と甘い呻き声が出始めてしまった。

 体の中で動く突起物は、私の弱いところを的確に突いてくる。

 そういう情報までは提供していないはずなのに、こちらの反応を読み取っているのか、実に的確な責めが行われていた。

「んぅ……っ♡ んんっ……っ♡」

 ぐちゅぐちゅと体の中を搔き回される感覚を味わいながら、私は体を震わせて絶頂しないように耐える。

 よく周りを見渡してみると、私以外にもピクピクと体を痙攣させている人はちらほらいるみたいだった。同じように責められているのだと察する。

(くぅ……っ、このまま、じゃ……、長くは、保たな……ぃっ!?)

 どん、背後から何かがぶつかって来た。

 どうやらいつのまにか次の人が積み込まれていたようで、私の後ろに吊るされたようだ。

 作業員の人たちが動いているのがわかる。でも全然言葉は聞こえてこなかった。

 さっきまではスピーカーが外部の音を取り込んでくれていたけれど、いまは何も聞こえない。

 恐らく責めに集中できるように、あえて無音に感じるように調整されているのだろう。

 後ろにも人が来た以上、ますます体を動かせなくなった、と思っていた。

「んぅ……んくっ!?」

 そんな私の体に、後ろの人の体がまたぶつかってきた。

 吊るされた直後ならともかく、こんなに何度もぶつかってくるのはどうしたことだろう。

 首を少しだけ横向けて、可能な限り後ろの様子を探ってみる。首輪で吊るされている以上、そんなに露骨に振り向くことは出来なかったけれど、辛うじて作業員の人たちの様子は見えた。

 作業員の人たちもなんだか困惑した様子で、私の後ろに吊るされた人を見ている。

 しばらく何やら慌ただしくしていたけれど、そのうち作業員の一人が私の横を抜け、トラックの前方から何やら仰々しい重りのようなものを持ち出して来た。

 それを持って再び私の視界から消える。後ろで何やらごそごそやり始めたかと思うと、後ろの人がぶつかってくることはひとまずなくなった。

 多分だけど、あの重りを後ろの人の足の鎖に吊るしたんだと思う。

 私たちの装備品は同一のはずだから、そうすることで足を動かせなくしたわけだ。

 しかし想像するだけでも、かなり辛いものであることは明らかだ。

(吊るされた状態で足に重りを吊るしたら……足が引っ張られるだけじゃ済まないものね)

 そうされてみた時のことを想像する。


 ずしりとした重りが、足を繋いでいる鎖に接続されると、その重みが一気に両足にかかる。

 それと同時に、股に食い込んでいた貞操帯がさらに深く食い込んで来た。

「んぎぃ……っ!」

 股から体が真っ二つに割かれそうになる。

 痛みと苦しみで足を暴れさせようとするが、重りが足を真下に向けて引っ張っているため、暴れさせることも出来なくなっていた。

 体をうねらせて少しでも痛みをマシにしようにも、拘束具がしっかり体を固定しているので、まともに動かすことが出来ない。

 そうこうしているうちに、貞操帯の股間への食い込みはさらに深刻なレベルになっていっていた。

「うぎぎぎぃ……ッ!」

 さらにそんな状態でも、体内に入り込んできている突起物の動きは止まらない。

 より強く体内に押し付けられたせいで、わずかな動きも強烈な刺激となって襲い掛かって来て、目の前で星がバチバチと弾けた。

「ぐ……っ、げっ……ぅ……っ!」

 それだけでは、終わらない。

 股間への食い込みが深くなるということは、身体全体がその分少し沈み込むということ。

 そうなれば当然、吊るされている首への食い込みも深くなる。

 ただでさえギリギリのところで締め付けられていたのに、多少なりとも食い込むようになってしまえば、それは息が出来なくなることを意味した。

「げぅ……ぅっ、うぇ……ッ」

 首が締まり、血が溜まって顔が真っ赤になるのを感じた。

 爆発しそうなほど顔に血が溜まり、膨らんでいるような錯覚を覚える。

 苦しみに耐えかね、渾身の力で背筋を伸ばす。そうすることで、再びギリギリの状態に戻すことがで出来た。

 もっとも、そんなのは一時しのぎに過ぎない。

 背筋を伸ばし続けることに突かれて力を抜くと、再び首が締まって息が出来なくなる。

「……ッ、クッ……エぅ……ッ」

 その繰り返し。苦しんでは背筋を伸ばし、疲れて脱力すれば再び首が締まる。

 地獄の繰り返しが何度も続き、徐々に体に力が入らなくなっていく。

 そうなるとさらに首が締まって苦しい時間が長く続くことになり、意識が遠くなり始める。

 苦しみ藻掻く体はビクビクと痙攣し、脱力したことでさらに首が締まり、そして――


 ぶるっと体が大きく震えた。

 想像するだけでも恐ろしい。さすがに想像と違って、完全に脱力してもこと切れることはないだろうけれど、いまの苦しみにさらに足に重りなんて加えられたらと思うと、あながち的外れな想像でもないように思う。

(後ろの人、大丈夫かしら……)

 そう思いはしたけれど、同じ立場にいる私がどうにか出来ることではない。

 少し気にかけておいてあげようと思いつつ、私はその後の移送状態を暫く味わった。



 そのあとも何度か停車し、何人かが新たに追加されつつ、私たちはトラック移送を味わった。

 私は結構後の方だったけれど、始めに吊るされた人なんかは結構な長時間移送されていたことになるだろう。

 体力的に一日持つのか心配になる。

 私でさえ、降ろされた直後は足に力が入らず、その場にへたり込んでしまうほどだった。

 ずっと吊るされた状態で、かつ性感帯を責められ続けるのは、正直かなりしんどい。

(もっと長い時間、移送されることもあるでしょうにね……若いっていいわねぇ……)

 毎回こんな移送手段を取っている子たちは、どれほど鍛えられているのだろうか。

 そんなことを思いつつ、作業員さんに促されて立ち上がる私。

 私の背後で、どさりと何かが倒れる感じがした。

 振り返ってみると、恐らく私の後ろに吊るされていた人が、完全に地面に倒れてしまっていた。

 その足の鎖には相当重そうな錘が取り付けられている。暴れられないようにという処置だったのだろうけれど、相当厳しい処置だったことは間違いない。

 ぴくぴくと痙攣するばかりで、全く動く気配がなかった。

 そんな彼女を、作業員の人たちが起こしに来る。足の錘を外した後、手に持った棒でその人のお尻辺りを突いていた。

 すると反応が劇的で、芋虫がのた打ち回るようにその人の体が跳ねた。

 どうやら作業員の人が手に持っている棒は、電気ショックを与えることの出来る棒だったみたいだ。

 そういうお仕置きのための道具があるということは知っていたけれど、実際に振るわれるところをみたのはこれが初めてだった。

 作業員の人たちに急かされ、その人がなんとか立ち上がる。けれどその足はガクガク震えていて、いまにも倒れてしまいそうだった。

(これは……大丈夫かしら?)

 列に並んでいる私の後ろにその人はついたけれど、かなり危うい足取りになっている。

 あるいは支えてあげないといけないかもしれない。私も自由なわけではないけれど、彼女のふらふら加減を見ていたらそんな風に思えた。

 全員が降ろされたのか、耳の奥のスピーカーから再び音がした。

『あー、学校に到着した。少し予定が押しているから、早足で移動してもらう。前の者と鎖で繋ぐから、遅れないようについていけ。以上だ』

 臨時とはいえ備品という扱いなので、作業員の人の説明も最低限のことだけだった。

 その作業員が手際よく私の首輪から伸びた鎖を前の人の首輪に接続する。

 歴史の教科書で見た、遥か昔は存在していたという奴隷のようで、少し興奮した。

(でもこうして鎖で繋がれたということは……後ろの人の鎖は私に繋がれてるのよね)

 急に引っ張られたりすることも覚悟しておこう、と私は冷静に考えたのだった。

 そうこうしているうちに準備が終わったらしく、前の人が進み始めたので、私もそれに続いて歩き出す。

 いきなり後ろから引っ張られるのも覚悟していたけれど、ひとまず後ろの人も付いてきているようだった。

 前の人に続いて、トラックの中から外へと出ていく。


 こうして私は、普段は滅多に入れない学校内へと足を踏み入れたのだった。


つづく

 




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