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夜空さくら
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改変された世界の片隅で ~授業参観の日・授業③~

■ あらすじ:これは、エロい常識に改変された世界の片隅での、何気ない日常の話――娘が通う学園の授業参観に行くことになった専業主婦・水下司仲恵(ミナゲシナカエ)。ただし、その参観の規定には、学園が指定する服装を着なければならないというものがあった。学園が指定する服装は、学園に通う女生徒たちが身に着けてるものと似た物――つまり、全身を覆うラバースーツと拘束具なのであった。

■ どんな世界でも、親子の絆とか情とかいうものは尊いものなのです。今回はあくまで一般的な家庭のお話ですが、こういう世界でも仲が悪かったりあまりうまくいっていなかったりする家庭も当然あります。その辺はまた別のお話、ということでーw-ウム

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 私が絶頂しているかしていないかは、首輪に仕込まれたセンサーで読み取られてしまっている。

 だから私が隠そうとしても無意味だった。

 その信号を手元の端末で確認したらしい先生が、私の方へと近づいて来た。

 そして、絶頂したばかりで全身が敏感になっている私のお尻を、その平手で叩いた。

「ウグゥ!」

 パシッ、といい音が響いて私の身体が揺れ、叩かれたところから全身へと衝撃が走る。

 その衝撃は私の全身に響き渡り、絶頂したばかりの私を再び絶頂へと瞬時に導いた。

「寸止め責めの実習なのに、絶頂させてしまうとは何事ですか」

 先生はそう呟くと、そのきっかけを作ってしまった私の娘――晃のお尻も続けて叩く。

「ング、ゥ……!」

 敏感になっている私と違い、晃は単純に痛かったのか、ぴくんと腰を震わせてスパンキングに耐えていた。

「ペナルティを与えます。壁際に立って、お尻を突き出しなさい」

(ああ、やっぱり、ペナルティがあるのね……)

 先生の指示に素直に従い、晃は壁際に立って、手を壁に付け、お尻を突き出す。

 ラバースーツに覆われて張りのあるお尻が突き出され、我が娘ながら魅力的な姿だった。

 そんな娘のお尻に、先生はスパンキングのためにある、ラケット状の責め具をペチペチと当てる。

 いまからその場所に刺激を与えることを予告し、晃の意識をそこに集中させるのが狙いだろう。

 案の定、晃は体を固くして、今から訪れる刺激に耐えようとしていた。

 けれどそれは悪手だ。筋肉を緊張させてしまうと、衝撃をもろに受けてしまう。程よく力を入れて程よく受け流すべきなのだけど。

(それだとかなり痛いわよ、晃……)

 自ら痛みを倍増させてしまっているようなものだ。

 そんな状態の晃に斟酌することなく、先生は容赦なくその手に持ったラケットを晃のお尻へと打ち下ろす。

 パシンっ、パシンっ、と掌では出せない、鋭くも鈍い音が響き渡った。

「ウゥ……ッ! ウゥッ!」

 晃はそのスパンキングの罰を受けながら、必死に唸って刺激の強さに耐えている。

(成長したわね……)

 幼い頃はちょっとしたことで大泣きして、私やあの人を困らせていた晃が、ずいぶん我慢強く成長しているようだ。

 しみじみと私が感慨に耽っている間に、いつの間にか罰則は終わっていた。

「それまでの経験に頼らず、しっかりと相手の状態を見極めて責めは行う必要があります。皆さんも責めを行う際は十分に注意して行うように」

 先生の厳しい言葉に、真面目な生徒たちが頷いている。

 こうして少しずつ彼女たちは技術を身に着けて、立派な女性として社会に進出していくのだろう。

 その授業の一端を見れて、私は授業参観に参加出来て良かったと思うのだった。



 授業が終わると、子供たちと話すことが出来る時間が設けられた。

 座談室と呼ばれる場所に連れていかれる。そこは通っている生徒たちが唯一自由に喋れる場所らしい。

 その入口で口枷と全頭マスクを外してもらい、晃と同じテーブルに着く。

 久しぶりに見た晃の素顔は、少し成長しているように見えた。

「元気にしてるようで何よりだわ」

 ずっと開きっぱなしだった顎が痛かったけれど、大人の意地で押し殺し、笑顔を浮かべる。

 晃はどこか恥ずかしそうに、身を捩っていた。

「ちょっと、恥ずかしいところも見られちゃったけどね……見てたよね?」

 授業中、罰則を受けていたことに関してだろう。私はごまかすわけにもいかず「あー……」と曖昧に唸った。

「それは……まあ、仕方ないんじゃないかしら」

 まさかその原因となった、責めを耐えきれずに絶頂してしまったのが私だともいえず、言葉を濁すしかない。

 ギシギシ、と自分の身体の拘束具が軋む音がして、私はふと気づいた。

(……誤魔化し方が同じって……親子ねぇ)

 思わず身体を捩ってしまっていたらしい。

 朗らかな気持ちになりながら、私は晃に学校生活で困ったことがないかどうかを尋ねる。

「そういうのはないかなぁ。制服に慣れるまでは大変だったけど……基本着るのとかは全部寝ている間にしてくれるし。あんまり自由はないけど、寮生になってよかったと思うよ」

「それはそうねぇ。今朝お父さんに手伝ってもらってこれ着たけれど、これを毎日着るのは相当大変よ」

「あー、自宅から通ってる子はよくぼやいてるよ……途中から寮に入る子も多いし」

「自由に喋ったり出歩いたりできなくて、暇してない?」

 私が学生だった頃は、ここほど厳しい拘束の学校に通っていなかったので、ついそんなことを聞いてしまう。

「そういうことはないかなぁ。ここみたいに生徒同士喋れるところはあるし……勉強に関しては、すごく集中できるしね」

「成績もかなりいい方だものね」

 健康状態や成績などの通知は定期的に来る。

 それを見る限り、晃の成績は間違いなく上位に入るもので、親としても鼻が高かった。

 得意げに胸を反らす晃。金属のブラジャーが覆っていてもなお、その立派な乳房の大きさは明らかだ。

「進路を決めるのはまだ先だけど……先生からは、結構上のレベルを狙っても大丈夫だろうって言われてるんだ」

 すごいでしょ、と自らを誇るように笑う晃。

 自信もついているようだし、子供の成長をみると親として誇らしくなる。

「晃なら大丈夫だと思うけど、油断しないようにね。……修学旅行も大変なんでしょう?」

 そう水を向けると、晃はそれなんだよねぇ、と溜息を吐いた。

「修学旅行は男子も一緒だし……いまからちょっと憂鬱なんだよねぇ。外の学生との交流もあるし……」

 この学校で行われる修学旅行は、別名調教強化合宿ともいわれている。

 その激しい調教内容には、普段拘束や責めになれているこの学校の生徒をして、好成績で合宿を終えられる者は一部しかおらず、大半は途中で気絶したり続行不能になったりして脱落してしまうのだとか。

 だがだからこそ内申点に大きく響く行事であり、より上位の大学を狙うのであれば、避けては通れない行事でもある。

「きっと、晃なら大丈夫よ」

 私はそういうだけに留めた。

 仮に落ちこぼれたとしても、晃は私とあの人の間に出来た愛すべき子供なのだから。

 上位の大学に行って、よりいい未来を掴んでくれればいいとも思うけれど、そうでなくとも幸せに生きてくれさえすればそれでいい。

 親としての愛情が伝わったのだろうか。

 晃は私が腰かけている一人がけのソファに無理やり身体を押し付けるようにして乗って来て、甘えるようにその頭を私の肩口に摺り寄せて来た。

「ふふ……っ、くすぐったいわよ、晃。まだまだ甘えん坊ねぇ」

「いまだけだもん」

 くすくすと笑う晃。

 同級生に見られたら恥ずかしいんじゃないかと思ったけれど、周りを見ると割と似たようなことをしている子は多かった。

 普段厳しい拘束で抑圧されているからだろうか。ここぞとばかりに甘えている子が多く、皆周りのことは気にしていないようだ。

 そういうことなら、と私は摺り寄せて来ている晃の頭に、軽くキスをする。

 この子が健全に、健やかに、そして立派に成長していきますように――そんな愛しい祈りを込めた。



 そしていよいよ帰る時間になった。

 また帰りも来た時のように吊るされて運ばれるのかと思ったが、帰りは別の方法を取るようだ。

 校庭にずらりとトラックが並べられている。

 そのすぐ近くには、四角い箱のようなものが積まれていた。

 私たちはもう慣れた数珠繋ぎの状態で、並んで待っている。

 並ぶ順番が逆になったのか、私の後ろにいた特別激しく反応してしまっていた人が、私の前に来ていた。

 かなりふらふらしていて、いまにも倒れてしまいそうな様子だったけれど、なんとか一日耐えられたようだ。

「次、前へ」

 そう作業員の人が声をかけて列が前に進む。

 並んでいる時の位置からは何をしているのかよくわからなかったけれど、順番が次の次くらいになったところで、何をしているのか見えるようになった。

 積み上げられていた箱の中に、二つ前の人が詰め込まれている。

 どうやら、帰りは箱詰めにされて運ばれるようだ。

(なるほど……箱詰めした状態で、家の前に放置するわけね)

 私もそうだったけれど、朝はあの人が受け渡し場所まで連れて行ってくれたけれど、この時間だとまだ帰宅していない人は多いだろう。あの人もまだ仕事中なはずだ。

 結果、ほとんどの人が家の前に放置されることになってしまう。私物は一切持ち込めなかったから鍵もないし、何より拘束具を解いてくれる人がいない。

 だから、同居している者が帰ってくるまで、箱に詰められた状態で置いておいてくれるというわけだ。

(片親だったり、単身赴任で旦那がいなかったりする家はどうするのかしら……?)

 そんなことが気になったけれど、前の人が詰め込まれる段階になって、より行程がよく見えるようになったので、それを見ることに集中する。

 最初に、口枷の栓が引き抜かれていた。長い張り子が内側に飛び出しているタイプのその栓は、喉奥まで貫く凶悪な形をしている。唾液に塗れているのがよくわかった。

「ウェっ、オッ、ゲホッ!」

 相当苦しかったのか、敏感な人は栓が抜けると同時に激しく咳き込んでいた。

 そんな彼女の顎を作業員の人が掴み、無理やり上を向かせる。

 そして、いま抜いたよりもさらに凶悪で長い張り子をその口内に押し込み始めた。

「アグっ!? オッ、オゥ、グッ……――ッ!」

 無理やり喉奥を押し広げ、その人の口内に入っていく張り子。

 ビクビクとその人の拘束された身体が跳ね、ミシミシと拘束具が音を立てて軋んだ。

 その張り子付きの栓は口枷にしっかりと固定され、吐き出すことが出来なくなる。いままでの栓と違うのは、その外にも管が伸びているということだろうか。多分そこから空気や必要な水分を補給することが出来るのだろう。

 それにしても太い張り子だった。彼女の喉が外から盛り上がっているようにも見える。その圧迫感はきっと地獄の苦しみを生み出しているに違いない。

 次に背中に回した腕を真っすぐ伸ばした状態で固定するアームバインダーが取り外された。

 けれど腕が自由になるわけではなく、特殊なテープのようなものでコの字になるようにぐるぐる巻きにされてしまう。指先も肘に沿うようにした状態でテープが巻かれていたので、腕の自由はほとんどないだろう。

 そんな体勢で拘束された彼女が、箱の中に抱え上げられて押し込まれる。

 その押し込み方も容赦がなかった。底面に背中が突くように、つまりはまんぐり返しのような姿勢で押し込められている。

 足は胡坐をかくように足首が交差する形にされ、首輪から伸びた鎖で首に向かって引き付けるようにされていた。

「ウゥ……ッ……」

 かすかな呻き声が聞こえていた。

 まんぐり返しの体勢ということで、思いっきり股間が晒されている。

 作業員の人がその貞操帯に覆われた股間を弄ると、貞操帯に仕込まれた機能が動いて三つの穴が出現する。

 その穴にそれぞれ三つの管が接続された。一本は細いものだったけれど、残り二つは太いものだ。

 接続された管は箱の底面、彼女の顔面が収まっている部分の横から伸びている。

 珍妙な体勢で、管が体の至るところに接続された状態で、そのまま彼女は蓋を閉められてしまう。

 蓋が閉まる寸前、かすかに呻き声が聞こえたような気がしたけれど、すぐに聞こえなくなったのでわからなかた。

 人間一人が収まっているとはとても思えない大きさの箱を作業員が数人がかりで持ち上げ、そのままトラックの中に搬入していく。

 ちらりと見えたトラックの荷台には、似たような箱が整然と積み重ねられていた。

「よし、次」

 いよいよ私の番になった。

 私が作業員の人のところに進み出ると、前の人と同じ手順で、私は箱に詰められていく。

 見ていた時も思ったけれど、かなり苦しい姿勢だ。

 喉もかなり圧迫されていて、鼻の穴から空気が吸えない。ちゃんと張り子に呼吸用の機能があって、窒息はしないけれど、かなり不自由なことには変わりがない。

 まんぐり返しの姿勢も辛いし、貞操帯に接続された管の感触も気になる。

 ただ、体の下敷きになった腕はもっと辛いかと思ったけれど、箱の底がいい具合の形のクッションになっていて、思ったよりは辛くなかった。

 まあ本当にまんぐり返しの状態でずっと腕を体の下敷きにしていたら、鬱血して腕が壊死してしまうだろうから、この配慮は当然なのかもしれない。

 蓋が閉じられると、周りの音が聞こえなくなって静かになる。

 真っ暗闇になるかと思えば、動いている機械のランプが照らしているのか、ぼんやりと自分の脚の輪郭が見える程度だった。

(うわッ……と……)

 ふわりとした浮遊感。

 私の入っている箱を、作業員の人たちが持ち上げたのだろう。

 文字通り地に足が突いていない不安な状態だったけれど、すぐに再び地面に置かれた。

 たぶんトラックの荷台に積み込まれ、さっきの人の上か横に積まれたのだと思う。

 まあ、いずれにしても外の様子はわからなかったから、推測でしかないけれど。

(あとは家まで送られるだけか……結構、いい体験が出来たわね)

 この時の私は呑気にそんなことを考えていた。


 私はまだ、この後最大の試練が訪れることを知らなかった。



つづく



Comments

この改変世界を作った奴は実にとんでもねえ奴ですな!顏が見てみたい!ーw-ウム←ブーメラン 何が起きるとは言いませんが、輸送事故って怖いですよね……0w0; まあ、トラックが横転するとか、命にかかわることではないので大丈夫です(せやろか)

夜空さくら

改めてとんでもねえ授業参観だなぁってww 常識改変されているとはいえ、エッチなことをするのが当たり前の授業とか親御さんも娘さん達と同じ責め苦を体験させるとか、でもこれが常識なんだと読んでいるとなるほどなって思う様な話の作り込みようはさすが夜空さんだなって思いました。 次でいよいよ授業参観は終わりのようですが、何やら最後の最後に試練が待ち受けて良そうなニュアンス。 果たして箱詰めされたお母さんの身に何が起こるのやら? 次回も楽しみにしています♪

ミズチェチェ


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