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夜空さくら
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改変された世界の片隅で ~授業参観の日・とある主夫の受難~

■ 先日までfanboxで連載していた『改変された世界の片隅で ~授業参観の日~』の番外編です。本編と直接的な繋がりはありません。

■ こういう家庭も実はいくつかあったんじゃないかと。画一的なようでいて、結構家庭の在り方は個々でバリエーションに富んでいたりします。

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 僕の貧相な身体を、分厚いラバースーツが覆っていく。

 脚がぎゅうぎゅうに締め付けられているのがわかった。僕の足は元から筋肉が足りなくて細い足だったけれど、そのラバースーツはそんな僕の足を太めに覆って、肉付きの良さそうなシルエットに変えてしまう。

「く、ぅっ……」

 手もラバースーツの袖部分に通していくと、若干丸みを帯びたシルエットになっていっていた。

 ギチギチと体が締め付けられる感触が気持ち悪いような、気持ちいいような。

 僕がそんな風に感じていると、後ろから声がかけられた。

「背中のジッパー、あげるわよ」

 うきうきとした彼女の声は弾んでいて、この状況を楽しんでいるのがわかる。

 僕が何かを答える前に、その人は僕のラバースーツのジッパーを引き上げてしまう。

「うぐうううっ……!」

 それと同時に僕は体をさらに締め上げられる感触を覚え、背筋を逸らしながら呻いてしまう。

 そんな僕の様子を見て、彼女はとても楽しそうだった。

「ふふふ……っ。いい声で鳴いてくれるから、楽しいわ」

「ぼ、僕は鳥じゃないんだけどな……んっ」

 うなじの下辺りまで一気にジッパーが引き上げられ、少し首が苦しくなる。

 僕の体は、ほとんどがラバースーツに覆われてしまった。そんな僕のラバーに覆われた体を、彼女の手が撫でまわしてくる。

 潤滑油としてラバースーツの内側に塗布されている粘液が肌に染み込んでくるようで、くすぐったい感触が全身で弾けた。

「ひゃっ、ちょっ、やめっ……!」

「しっかり馴染ませないとね?」

 そう言いながら、彼女の手は僕の胸を這っていた。そこにある二つの膨らみを彼女の手が揉みしだく。

「ほんとにラバースーツを着た女の子の胸みたいな感触……今時のラバースーツって、すごいわねぇ」

「……っ、ちょ……っ、くすぐったくは、ないけど……! 恥ずかしいって……!」

 僕の胸に本来そんな膨らみは存在しない。彼女が揉んでいるのは、この特性ラバースーツに用意されたいわば偽乳であり、それっぽくはあっても本来の僕の胸ではない。

 だからいくら揉まれても問題ないはずだったのだけど――そこを揉まれると、同時に胸に張り付いているラバースーツの内側が僕の本来の胸に刺激を与えてくる仕組みになっているようで、変な気分にさせられてしまった。

「くすぐったくないの? じゃあこんなことをしても平気ね?」

 そのラバースーツの構造のことは彼女もわかっているはずなのに、彼女はわざとらしくそう言うと、偽乳の乳首を抓りあげた。乳首の位置は絶妙にラバースーツが膨らんでいるので目で見てすぐわかるようになっている。

 そこを抓り上げられると、それに連動して僕の本来の乳首が抓り上げられた。

「ひぎっ! い、痛いって!」

「その割には、あなたのものは良く反応してるみたいだけど?」

 彼女はそう指摘しながら、僕の股間を、ラバースーツに穴が空いていてもろだしになっている部分に視線を落とす。

 彼女のいう通り、そこから飛び出している僕のペニスは、大いに反応して勃起してしまっていた。

 全身ラバースーツで覆われているのに、股間だけ露出しているといいう現状はとても恥ずかしい。

 慌てて両手でそこを庇って隠す僕だけど、彼女は容赦なく正面から僕に近づいてくると、僕の手を掴んで股間を隠せないようにしてしまう。

「いいのよ、隠さなくて。むしろもっとよく魅せてちょうだい」

 ニコニコ笑顔でそう言われると、僕の歯向かう気力は長続きしなかった。

 諦めて彼女の視線を受け入れる。反応してしまうことは変わらず、僕にしては大きく太く勃起していた。

「これじゃあ、必要な道具を取り付けられないから……小さくしましょうか♡」

 彼女はそう楽し気に告げると、僕の前に膝を突き、その顏の高さを僕のペニスに合わせる。

 そしてそのまま、何の躊躇もなく僕のペニスを咥えて来た。

「ふぁ……っ」

 久しぶりにフェラをしてもらったけれど、彼女の舌は全く迷うことなく動き、僕に気持ちいい快感を与えて来ていた。

 僕は何年かぶりに彼女に奉仕される感覚を覚えつつも、露わになっている頭や股間以外、女の子のようなシルエットになるラバースーツを着せられた屈辱を噛みしめていた。

(まさか、こんなことになるなんて……十数年前は思ってもいなかったなぁ……)

 久しぶりにフェラチオされる感触に震える僕を、彼女は相変わらず楽しそうに眺めているのだった。



 僕と彼女は、いわゆる結婚した男女の関係――要は夫と妻という関係にあった。

 ただし、一般的な男女関係と違い、僕の方が専業主夫として家庭に入っている。

 というのも、彼女は天才的な売れっ子漫画家だったからだ。

 いまのこの国では、基本的に男が働き、女が家庭を支えるという形が一般的だけど、特別な才覚を持つ者に関しては国が全面的なバックアップを行って、その才能を全力で伸ばすことになっている。

 つまり彼女は漫画という分野で、その一部例外の才覚を国から認められた、マジものの天才なのである。

 それに対して僕は、その非力な体格と素養のなさから、本来男性が行うべき肉体労働に適性がなく、頭脳も大したものがなかった。

 結果、大学卒業後は家事手伝いという形で、妻のような才能のある者を支える役目を与えられたのだ。

 それがなぜ、彼女と夫婦の関係に成れたのかは――それこそ漫画作品一本分くらいの紆余曲折があったのだけど、そこは今回省略する。

 僕は専業主夫として彼女と家庭を作り、首尾よく子供にも恵まれた。

 いまは寮住みの学生となったので家にはいないが、結構優秀な成績を収めているという連絡は受けていた。

 漫画家である彼女の生活を支えつつ、充実した日々を過ごしていたのだけど――そんなある日、学校から一つの連絡が齎された。

 曰く、授業参観を行うという話だった。

 授業参観の日時を確認した僕は、彼女の原稿の締め切り日だということに気付き、不参加で返事を出していいか彼女に尋ねた。

「この日は締め切りがだいぶやばい日だし、残念だけど不参加でいいよね?」

「ダメよ! 授業参観なんてめったに出来ないんだから! 学校内は取材も出来ないし、こんな機会を逃すわけにはいかないわ!」

 取材のことが出る辺り、なんというかさすがは国指定の天才というべきか。

 あの子に訊かれたら拗ねてしまいそうなので、聞かせられない台詞でもあったけれど。

「でも、仕事を放り出すわけにもいかないだろ?」

 漫画を描く、というのは彼女にとって息を吐くのと同じこと。

 彼女自身は好き勝手自分の描きたいものを描いている、とはいっているものの、そこにプロとしての責任もちゃんと感じているはずだった。

 だから、その時点で嫌な予感はしていたのだ。

「大丈夫! 参加するのは私じゃなくてもいいはずだから!」

「代理を立てるっていうのか? でも誰に………………」

 眩しいほどの笑顔で、彼女は僕を見つめていた。

「…………僕?」

「うん!」

「うん、じゃないけど!?」

 無垢な子供みたいな笑顔を浮かべても騙されないぞ。

「いや、無茶だって! だって、ここに書いてあるだろ? 『参観の際は女子学生が身に着けている制服を着用し、一時的に学校の備品として扱われることに同意するものとする』……って!」

 入学前にあの子が制服を着用するところは見たけれど、素晴らしく厳重な拘束姿だった。

 女子ならある程度慣れているかもしれないけれど、男子の僕はそういう器具を身に着けた経験なんてほぼない。

 そもそも、男と女の身体では構造が違いすぎて、同じ拘束具を身に着けることは不可能に等しいはずだ。

 僕の至極真っ当なはずの言葉を受けてなお、彼女はいい笑顔を浮かべていた。

「大丈夫! 『装着が難しい場合は要相談』ってここに書いてあるでしょ?」

「それはそう言う意味じゃないと思うんだけどなぁ!」

 僕はそう叫んだ。

 だけどこの家の主は僕ではなくて彼女だ。彼女が『そうしたい』と思ったことを極力叶えるのが僕の仕事である。

 とはいえ、一蹴されるのを前提で学校に連絡を取ってみたら、あっさりと許可が下りてしまった。

 しかも送られて来た装着品は、全て僕に合わせて作られ、見た目を女性のものに変える『女体化ラバースーツ』とでもいうべきものだった。

 柔軟な対応にもほどがあるだろうと僕は思ったけど、そうなるともはや拒否することも出来ない。

 こうして僕は、そのラバースーツを着せられてしまうことになってしまったのだった。



 じゅるる、じゅぷぷっ、と彼女の舌が僕のペニスを器用に舐めて刺激を与えて来る。

 彼女は天才枠ゆえに、他の子たちが義務教育で習ったようなことをほとんどしてきていないはずだった。

 けれど、僕との夫婦生活などで、そちらの経験も着実にこなし、他の子みたいに汎用性はなくとも、僕に対しては他にない気持ち良さを与えることに成功していた。

 僕はいまの男女の役割を考えると落ちこぼれもいいところだ。

 対する彼女は、国から才能を認められるほどのエリート中のエリート。

 紆余曲折あった出来事がなければ、僕が彼女と結婚する可能性はなかっただろうし、子供をひとり授かって十数年経ったいまでも信じられない時がある。

 そんな彼女が、僕の大して逞しいわけでもないペニスを咥えて、奉仕してくれているという現実は、僕の心をぐちゃぐちゃにするほどの気持ち良さがあった。

 的確な刺激が僕のペニスを襲い続け、僕はろくに我慢することも出来ないまま、一気に上り詰めてしまった。

「う……ッ! で、出るっ……!」

 彼女の口内で白い精子を噴き出す。

 それを苦もなく受け止めた彼女は、さらに唾液を分泌してじゅるじゅると音を立てながらその精子をあっさり全部飲んでしまった。

「ん……っ♡ こんなところかしら?」

 しっかりと竿の中に残った精液も吸い取られ、僕のペニスは小さく縮こまった状態にされていた。

 そんな僕のペニスに、彼女が金属で出来た貞操帯を取りつけてくる。

「あ……っ、ちょっと、待っ……っ」

 心の準備をさせて欲しかった。

 けれど彼女はそんな僕のささやかな願いなどまるで気にせず、さっさと僕のペニスを小さな貞操帯の中に閉じ込めてしまう。

 その貞操帯は、普通の貞操帯と全く違った。普通の男性用の貞操帯は小さな管状のものが大きく、小さく縮んだペニスをそのままの形で固定してしまうものだ。

 今回僕に取り付けられた貞操帯は、それとは全く違う。

 言ってしまえばペニスを縦に圧し潰して限界まで平たくした状態で固定してしまうタイプのものだった。

 それによって、僕のペニスはまるで切断されたかのような状態になってしまう。

「ふぎぃ……!」

 僅かにでも反応しようものなら、ぎゅうぎゅうに圧し潰されたペニスから痛みが発される。

 かなりきつい形の貞操帯だった。

「あ。先にこっち通さないとダメだったかしら」

 そう言って彼女が撮り出したのは、導尿カテーテルというもので、要は尿道を貫く管である。

 普通に通すだけでも大変なのに、押し潰されて縮こまった状態では通すことはまず不可能だろう。

 なのにあろうことか、彼女はそれを貞操帯の穴に通し、そのまま僕の尿道を貫くように押し込んで来た。

「ふぎゃああああ!?」

 尿道にカテーテルの管が擦れて押し広げてくる感触がダイレクトに伝わってくる。

 激痛に膝がガクガク笑い、行き場を失った指先がぶるぶると痙攣する。

 断末魔をあげているような状態の僕に構わず、彼女は慎重かつ大胆にさらに管を押し込んで来た。

 目の前で火花が飛び散り、意識が真っ白に消えそうになる。

 それでも立ち続けた僕は、褒められていいだろう。

 ようやくカテーテルの管の先端が膀胱に達したのか、彼女は僕の尿道を弄るのをやめてくれた。

「これで、よし……と。あとは……睾丸ガードをとりつけて、と……」

 そう言いながら、彼女は僕の股間を覆うような形状のプロテクターのようなものを僕に取り付けた。

 貞操帯と一体化するような構造になっているそれは、僕の二つの睾丸を体に沿うような形で体に押し付け、プロテクターの中に納めてしまう代物だった。

 一定の温度になるような構造になっていて、睾丸が熱くなりすぎて生殖能力を失うことがないようになっている。

 ただ、圧迫感は相当なもので、切断されたような状態になったペニスも合わせて、僕の股間は普通の男性にはありえないほどフラットな状態になっていた。

「ぼ、僕の股間が……女の子になっちゃった……」

 自分の手で触ってみると、余計にそんな感覚が強く感じられた。

 思わず出た僕の台詞を、彼女はメモ帳に纏めている。

「その台詞、どっかで使うわね。去勢された戦闘員の台詞とかで使えそう」

「な、生々しすぎるでしょ……!」

 こんな状態でもツッコミを入れてしまう自分の性格が憎い。

 僕がショックを受けている間にも、改めて女の子が着けるのと同じ外観になる貞操帯が持って来られた。

 外見は他の人が着けるのとほぼ変わらないけれど、股間に当たる部分から生えている突起物が一つしかない。

「しっかり処理もしたし……ローションを垂らして……と」

 その突起つき貞操帯が僕の股間に挿しこまれながらはめ込まれる。

「ふぐっ……! ふぎっ!?」

 肛門に突起が入って来た、と思った瞬間、僕はペニスから激痛を感じてへっぴり腰になってしまった。

 肛門を刺激されたことで、ペニスが勃起しそうになり、押し潰されたペニスは一ミリも大きくなれず、激痛が生じたというわけだった。

『こ、これっ、想像、以上にっ、きつ……ッ!』

 激痛のあまり涙が出てくる。

 そんな僕に構わず、彼女は僕に口枷を嵌め、えげつないほど長い張り子付きの蓋を閉じ、目までレンズで覆われた全頭マスクを被せ、首輪でしっかりとそれらの拘束具を固定する。

「……ッ、ゥ、ォオゥ……ッ! ンギィッ! ンヒィッ!」

 僕は全身から感じる凄まじい感覚に、泣き叫びたい気持ちで一杯だった。

 ガクガクと足が震えて、まともに立っていることも難しい。

 そんな僕の様子を見つつ、彼女はいい笑顔を浮かべていた。

「うんうん。これで、どこからどう見ても女性ね。……骨格とかわからないくらいに調整してくれるラバースーツってすごいわねぇ」

 感心しているようだけど、着せられている僕は溜まったものじゃない。

 乳房に金属製のブラジャーを被せられ、さらにアームバインダーで両手の自由を封じられる。

 編み込みの裾と踵の高いブーツを履かされ、フラフラしながら歩かなければならなくなる。

 体のバランスを崩す度に体の中に挿しこまれた突起物が動き、結果反応してしまったペニスが痛みを発する。

(こ、これ、一日とか……無理だって……!)

 そう泣き言を言いたくなったけれど、いまさらどうにもできない。

 彼女は清々しいほどの笑顔で、僕の首輪にリードを付け、家の外へと引っ張り出す。

 そこでは、学校から迎えのトラックがやって来ていた。

「それじゃあ、頑張ってみて来てね♡ 感想、楽しみにしてるから!」

 彼女はそう言って、僕を作業員に受け渡すのであった。

 その後、授業参観中にも様々な試練が襲い掛かって、僕は気が狂わんばかりの思いをすることになる。


 授業参観が無事済んだ後も、彼女は僕に女体化ラバースーツを着せたがるようになるのだけど――それはまた、別の話だ。



おわり

Comments

あの隣の人がこの人だったのかは、解釈次第ということで……(笑) ぶっちゃけ本編の執筆中に考え付いてしまったネタなので、あの人が本当にこうだったのかは不明のままにしておきます^w^; それはそれとして、この主夫はめちゃくちゃきつかったと思います。ご指摘の通り、何度気を失ったことやらw でも、それが目当てであえて自分が行くことにする男性もこの世界ではいなくもないでしょうね……ーw-人間の業は深い……

夜空さくら

あ… あの妙にふらついていた人、この人だったのかな? なるほど…まさかの男性が授業参観。 いや、普通なら全然ありえるんですけどねw この世界で男性が授業参観をするって… 控えめに言ってドマゾじゃないと相当辛いのでは?w 授業参観中、なんど気を失ったんでしょうね~

ミズチェチェ


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