SamSuka
夜空さくら
夜空さくら

fanbox


VR拘束運動会 ~科し物競走~ その③

■ あらすじ:VR世界で『エッチな運動会』というシチュエーションを楽しんでいた主人公・在間明音。現実世界の息苦しさから逃れる形で、『現実世界では決して出来ないシチュエーション』を楽しんでいたつもりの彼女。しかし一旦ログアウトし、再度そのVR世界にログインすると、なんだか周りの様子が一変していて……?

■ ループ物の定番。前回と明らかに違うのに違うと認識できないホラー的な恐怖! まあ本人たち的には違和感としか感じられないので、むしろ有情なのかも?ーw-ウム

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 首から下の体をラバーでコーティングされて。

 両手を後ろ手に手錠で繋がれて。

 両足もまた、鎖で繋がった枷で拘束されて。

 そして――口には、喉奥まで貫くディルドが内側に備え付けられた口枷を噛まされている。

 ラバーコーティングと口枷以外は比較的楽な拘束を引くことが出来たけれど、問題はその二つだった。

 全身を余すことなく覆うラバーコーティングは、特別ペナルティとして取り付けられた性的に敏感な尻尾までも覆っている。

 尻尾はある程度自分の意思でも動かすことが出来てしまうので、うっかり動かしてしまって強烈な快感に身を震わせることになってしまっていた。

 コーティングされたラバーと尻尾が擦れ合うと異様に気持ちが良くて、腰が抜けて力が入りづらくなる。

 そちらはまだ、なんとか耐えられなくはなかった。

 問題は、喉奥まで貫いてくる口枷の方だ。

「んぅ……っ、ん……くぅっ!」

 喉奥を絶え間なく突かれ、込み上げてくる嘔吐感が酷い。

 口が塞がっている以上、もしも吐いてしまったらあっという間に気道が塞がって窒息してしまうだろう。

 その危機感でなんとか吐かずには済んでいたけれど、耐えたところで嘔吐感がなくなるわけではなく、気が遠くなるほどの苦しみを味わい続けることになっていた。

 それを堪えながらひた走る。どんな風に見られているとか、どんな風に見えているかとか気にしている余裕はない。

 ひたひたと後ろから付いてくる足音がいまにも私を追い越して行きそうだ。

(なんとしても……! ここで一位を取らなくちゃ……!)

 ランダム要素が強い競争である以上、うまく勝ち続けられるかどうかわからない。

 少しでも高い順位でゴール出来そうなときにゴールしておかなければ。

 その思いを胸に、走る私は最後の拘束具が施されるフラフープの元へと到達する。

 最後の拘束具は、股間に関するものになる。

 普通に考えれば貞操帯とか、股縄とか、そういったものになるのだろうけれど、それだけでは済まない場合もあるのかもしれない。

(お願い……! できるだけ、楽なものになって……!)

 先頭に立ってしまっているので、他の人が装着しているのを見て選ぶということは出来ない。

 出来るだけ楽なものになることを祈り――私はそのフラフープの中へと足を踏み入れた。

 立ち上る眩しい光に思わず目を瞑ってしまう。


 意識を向けていた股間が、急に下から突き上げられた。


 突然の衝撃に、目を見開いて悶絶する。

「ハゥッ!?」

 視線を向けて見ると、私の股間には一瞬で貞操帯のようなものが履かされていた。

 分厚い金属で出来ていて、私の体に完璧にフィットしている――そこまでは、いい。

 問題は、その貞操帯から、細長い棒状のものが二本も飛び出しているという点だった。

 その棒状のものが飛び出している場所は、ほぼ間違いなく私の性器と肛門がある部分だった。

 貞操帯が覆っているのになぜそれがわかるのかというと、その棒状の突起物は機械仕掛けで動いていて、飛び出している部分が引っ込むと同時に、私の体の中に棒状のものが入り込んでくるのが感じられたからだ。

「ふぐっ……! んぐっ……!」

 だから私は膣に挿入されたバイブを前後に動かされ、執拗に刺激されているような感覚を覚えていた。

 ラバーコーティングされた尻尾が刺激された結果、私の体はそれなりに性的な感覚に目覚めてしまっていたようで、棒状のものがピストン運動をして責めてくるだけで、より気持ちよくなってしまえていた。

「んぐぅ……! んんぅ……っ!?」

 膣側と違い、肛門側はまた別の感覚があった。

 棒状のものがピストン運動しているのは変わらないのだけど、そちらはただ棒状のものが前後しているだけではなく、棒によって空気が押し込まれているようだった。

 しかもそうやって押し込まれた空気は、ただ肛門内に押し込まれているわけではなく、そこにあるバルーン状の何かを膨らませていっていた。

 肛門の中で異物感が強くなっていっている。

「ふぐ……っ! んぅ、んんっ……!」

 体の中でむくむくとそれが膨らんでいく感覚は時間を追うごとに強くなり、出したいという排泄欲求もまた際限なく強くなっていっていた。

 けれど、排泄物が溜まっているわけではないし、その出口は貞操帯で完全に塞がれているので、どんなに頑張って息んでも楽になることはない。

 私が楽になる方法は、一刻も早くゴールするしかないだろう。

 ゴールテープを見やり、そちらに向けて足を進める。

「んんぅ……んぐっ!」

 そんな私の股間から、容赦なく二種類の感覚が襲いかかってきた。

「ハゥッ、うぅっ!」

 膣に挿入された突起物はより強く、激しく私の中を突いてくる。

 ぐちゅぐちゅと膣内で色んな液体がかき混ぜられ、突起物の先端が子宮を突き上げて衝撃を与えてきた。

 激しい快感がそこからは生まれ、前に進めようとした足が快感で震えていた。

(く、ぁ……! だ、だめ……っ、力が……っ)

 動きがどんどん激しくなっていく。

 私はなんとかそれを堪えようとするのだけど、そんな私の努力を、肛門側の苦しみが打ち消してくる。

 お腹の中でまた突起物がムクムクと膨らむ感覚がした。自分のお腹に視線を落とすと、明らかに内側から盛り上がっているのが、見てわかるほどになっている。

 ラバーが密着しているからこそ、その様子はより鮮明になっていた。

「ぐぅ……っ、ううっ……!」

 頭の中が気持ちよさと苦しさとでぐちゃぐちゃだ。

 頭が混乱していることは、特別に生やされた尻尾にも影響を出してしまい、尻尾が激しく震えて波打つ。

 そうすると、尻尾を覆っているラバーと擦れ合う感覚がさらに強くなり、クリトリスを扱きあげられているような快感が走った。

 その強い快感は背筋を這い上がって頭にまで達し、さらに私の思考をホワイトアウト寸前まで追い詰める。

 足がちゃんと前に踏み出せているのか、それすら自信がない。

「フーッ……! フーッ……! フーッ……!」

 どうしようもなく感じる体が、少しでも楽になろうと荒い呼吸を繰り返す。

 私は気を失う寸前まで追い詰められていた。

 でも倒れるわけにはいかない。ここで倒れてしまえば、今度こそ失格扱いとなって、永遠にこのVR世界に囚われることになってしまう。

 私は懸命に、わずかに残った理性を振り絞ってコースを進んだ。

 周囲からはわざとらしい歓声が聞こえてきている。同じように走っているはずの他の女の子たちの気配もする。

 ただひたすら必死に、私は足を前へと運び続けた。

 そしてとうとう――ゴールに到達したようだ。

『ここで先頭集団がゴール! ほぼ同着の大接戦でした!』

 アナウンスが無慈悲に結果を告げる。

『一位は花本環奈選手! 二位は座間明音選手です!』

 あともうほんの少し足りなかったようだ。

 それを理解すると同時に――私は耐えていた快楽が放出されるのを感じた。

「ングッ――ンンンンンッ!」

 絶頂が全身を駆け巡り、膝が立っていられないほどにガクガクと震える。

 耐えきれずに膝を突くと、その衝撃がまた全身を駆け巡って、私の体を震わせた。

「ハグゥッ! ハウゥウッ!」

 腰が勝手に前後して、情けない動きをしているのがわかる。

 上半身を仰け反らせ、乳房を揺らしてしまう。

 お腹の膨らみはすでに妊婦のそれを超えていて、内側からの圧迫でかなり苦しかった。

「あふ……うぅ……っ」

 ドサリと上半身を地面に倒してしまい、私はお尻を突き出した無様な格好を晒してしまった。

 けれど、真の辱めはそこからが本番だった。

 突き出したお尻からは、二本の棒状のものが飛び出している。

 そのうちの一本、肛門があるあたりから突き出している突起が、勢いよく抜け始めたのだ。

「んぅっ!? んひいぃ!?」

 しかもそれは内側に向かって膨らんでいた部分も一緒に抜け出ていた。

 まるでお腹の中でとぐろを巻いていた大蛇が、その体を腸壁にこすりつけながら出て行くような――凄まじい感覚が私を容赦なく襲ってくる。

「ふぎぃいいっ! んひいいいっ!」

(あ、頭おかしくなるぅうう……っ!)

 ただでさえ、排泄には一定の気持ちよさというか、快感が伴うものだというのに。

 いまの私の体はその動きを際限なく強い快感を覚えてしまっていた。

 体内から膨らんだ突起物がずるずると出て行くのに合わせて、私は体を絶頂に跳ねさせ、悶えて震えた。

 そんな時間がどれくらい長く続いただろう。

 永遠にも思える排泄の時間は、唐突に終わる。

 ひときわ太くなっていた部分がお尻から抜けて、腸液でべとべとに汚れたそれが私の足下でとぐろを巻いている。

「あ、あひ……っ♡ はひ……っ♡」

 全てがお尻から出た頃には、私の頭はすっかり快楽にトロけてしまっていた。まともに思考することも難しい。

 ただ体から感じる気持ちよさに震えていることしか出来ない。

 そんな私に追い打ちをかけるように、まだ挿入されたままだった膣側の突起までが動き出した。

 どちゅどちゅっ、と勢いよく出入りを繰り返し、私の体の芯に挿入の衝撃を届けてくる。

「んあっ♡ んひっ♡ んああっ!♡」

 私は上半身を地面に擦り、膝を立ててお尻を突き出すという酷く滑稽な格好のまま、ピストン運動を続ける激しい動きに耐えきれず、何度も何度も絶頂させられてしまっていた。

 そうしているうちに、他の子たちも次々ゴールして行っているようで、とうとうアナウンスが競争の終了を告げる。

『これで科し物競争は終了です! 選手の皆さん、お疲れ様でした! トップ通過の選手は解放されます!』

 私とほぼ同時にゴールしていた女の子の体が、光の粒子になって消えていく。

 残った私たちは、逆に地面へと引きずり込まれた。地面がドロドロの泥みたいに柔らかくなって、その中に体が沈んでいく。

『二位以下の参加者は、もう一度挑戦していただきます! 次こそトップを取れるよう、頑張ってくださいね!』

 そんなアナウンスの声がトラック上に響き渡って――


 転送された先で待っていたのは、開けた運動場の強い日差しと、駆け抜ける勢いのある風だった。


 素っ裸の体に直に当たる風に、思わず体を縮こませる。

 さっきのヒトイヌレースの時もすごい格好ではあったけれど、服を着ている感覚はあって、いまみたいな裸の恥ずかしさは薄かった。

 それがいきなり裸で放り出されているような状態になってしまい、すごく恥ずかしい――そこまで考えて、少し違和感を覚える。

(なんだろう……? この感じ……?)

 私がその違和感の正体を探ろうと思いつつ、裸の体を手で隠そうとして。

 それが出来ないことに気がついた。

「あ……!」


 そこでようやく私は、自分の両腕がなくなっていることを自覚した。


 一瞬本気で焦ったけれど、すぐに思い直す。

(そういえば、そうだった……わね)

 危うく飛び上がって驚いてしまうところだった。

 私の両腕がないのは、『両腕を失う』という特別ペナルティを選んだからだ。

 手が使えなくなるのはまずいかもしれないと思ったけれど、他の二つに比べれば、体が弄くられるよりはマシだろうということ。

 あとは両腕を失うことで「脱出出来なくなることはない」という運営の言うことを信じたからだ。

 ヒトイヌレースの時の処理を考えれば、そこで嘘をつくようなことはないだろうと思えた。

 両腕がなくとも、勝てなくなることはない、というのなら本当に勝てなくはないのだと思う。

 私はそう信じて、このペナルティを選んだ。

 そして実際、『科し物競争』のルール説明を聞き、私の考えは正しかったと思えた。

(腕の拘束具のところが、どんな風に変化するのかはわからないけれど……)

 腕がないことで、拘束具をひとつ身につけずに済むのだとしたら、それは相当有利なことだ。

(胸が揺れて、走るのは大変かもしれないけれど……腕の拘束具がついたら、他の子たちも条件は一緒……むしろ拘束具の分、不利になるかもしれないし)

 取り付けられる拘束具は事前に選べないようなので、あとは運に任せていくしかない。

 そこまで考えたところで、また違和感を覚えた。

(……? 何に、違和感を覚えたの、私は……?)

 なんだか忘れているような。

 その答えは、次に聞こえてきたアナウンスの言葉によって、たぶんハッキリした。

『なお、公平を期すため、解放および脱落した方以外の選手の方からはレース中の記憶を削除した上で再度挑戦していただきます』

 さらりと記憶の消去が行えることにもドキリとさせられたけれど、その記憶の消去がまさに行われているのだとしたら、違和感を覚えることにも合点がいく。

(でもそうだとすると、前回の私は一位になれなかったってわけよね……)

 同じ道を辿ってしまいはしないだろうか。

 そんな風に不安を感じるこっちの気持ちなど一切斟酌せず――アナウンスは陽気に進行していく。

『それでは、いよいよ科し物競争のスタートです! 3、2、1……スタート!』

 ぱぁん、と甲高い空砲の音が響き、私たちは一斉にスタートした。


 それが二度目のスタートだということを誰も意識出来ないまま、私たちは二度目の科し物競争に挑むのだった。


つづく

Comments

その場に留まって、ただ感じるだけなら気持ちいい拘束だとは思うんですけどねぇーw-ウム どうせやり直すなら、特別ペナルティも違うのにした方が変化が生まれていいかなとーw-ウム 完全に書く側と読む側の都合なので、本人に言ったら怒られる奴ですな0w0マチガイナイ

夜空さくら

敏感な尻尾付きの状態で全身ラバーコーティングされて、少し動きを制限される拘束を選び、喉奥を貫かれるペニスギャグ、そして最後に膣とアナルを責められる拘束具と…見ている分にはとてもエロくて拍手喝采モノですが、走っている明音さんにとってはこの上なく邪魔な拘束ですよね~ さて負けてやり直しなわけですけど、記憶を削除してやり直しと聞いてはいましたが、まさか最初のペナルティまでやり直しているとは。 これ下手したら明音さん何回もループしている可能性もありそうですね。 さてビーナスモードもとい両腕喪失状態での科し物競争はいったいどういった結果になるのかな? 次回も楽しみです!

ミズチェチェ


More Creators