キミと過ごした、全裸の夏 プロローグ
Added 2022-08-08 14:54:21 +0000 UTC■ 全裸露出に興味のあった女の子が、人里離れた田舎に引っ越し、裸族のような生活をしている女の子と出会い、露出への道をどんどん進んでいく物語。
■ 久々の露出・羞恥ものです! 最初に明言しておきますが、この物語に男女の絡みや性行為はありません! 露出する女の子の恥ずかしがる様や背徳感を楽しむ物語となっております。ご安心ください。百合の絡みくらいはあるかもですーw-ペコリ
■ 一部のエピソードは支援者様向けに限定して公開します。あらかじめご了承ください。
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私はその田舎に移り住むことが決まった時、心躍るような気持ちになっていた。
山間の静かな村。家と家の間はかなり開いていて、隣の家に声をかけにいくのも一苦労。都会ならそこかしこにあったコンビニも遠くに一店舗しかない。
虫や獣は多いものの、私の移り住んだ家は近代的なリノベーションがされた家のため、そこまで露骨に虫や獣の存在を感じることはなかった。元々虫は手掴み出来る程度に嫌いではなかったので、入り込んでくる虫もそこまで気にはならない。
田舎の清々しい空気は美味しいし、私の趣味を満喫するには、これ以上ないロケーションだった。
唯一の家族である父さんは、農家としてやっていけるようになるために、連日どこかに泊まり込んでいたので、私はほとんど一人暮らしのようなものだった。
引っ越して来てから一週間。
ひとまず荷物も片付いて、私はやることがなくなって手持ち無沙汰になっていた。
ちょうど学校は夏休みの時期だったので、あと一月は暇な時間がある。
「……そろそろ、いいかな?」
私は独りごちながら、出かける準備を始めた。お気に入りのワンピースに、サンダルを履いて、日射病対策に麦わら帽子を被る。
そして小さな防水性のバックに必要最低限の道具を入れ、私は家を出た。
燦々と照りつける太陽を麦わら帽子に感じつつ、私は目的の場所に向かって歩いて行く。
(それにしても、涼しいなぁ……)
都会の夏なんて、クーラーなしではとても過ごせないほど暑かったものだけど、この田舎に来てみると全然暑くない。この分だと冬は寒くて大変そうだ。
「冬になると、魅力も少し落ちるしなぁ……ひゃっ!」
少し強い風が吹き、私のワンピースの裾を軽くはためかせた。
慌ててその裾を手で押さえつつ、私は想わず周囲を確認する。
(……誰も、見てないよね?)
もちろん誰もいるわけがない。ただっぴろい風景の中に、私しかいない。
遠くの畑には誰かいるかもしれないけれど、いまのところこの付近に人がいるような気配はなかった。
人の目を気にする必要がない開放感。
私は想わず上機嫌になって、歩みを進めた。
この辺りについては、この一週間でちゃんと何がどこにあるのかの位置把握を終えていた。
結構歩いたところに村唯一のコンビニがあるとか、もっと先にいくと役所や郵便局があるとか。スーパーはなくて、道の駅みたいな大きな商業施設だけがあるとか、生活に必要な情報はしっかり抑えてある。
だけど今回私が向かうのは、そっちの人が多いところじゃない。
流れの穏やかな川なんかがある、人里離れた山の方向だった。
川は結構大きなもので、川幅は十メートルはありそうだ。堤防とかはなく、細かい石だらけの河川敷にすぐ入れる。
田舎の川、と言われて想像するような、実に綺麗で緑溢れた川が目の前にあった。
足を滑らせないように注意しながら、川に近づいて見る。透明度の高い水がさらさらと穏やかに流れていた。
(魚……泳いでるわね)
私は川の端にいくつか並んでいた大きくて平たい岩の上に乗ってみた。
岩は水面から少し顔を出している程度で、足を滑らせない限りは特に問題なさそうなしっかりとした状態を保っている。
(……あっちに飛び移っても、大丈夫かしら?)
さらに川の内側にある大きな岩の上に飛び移って見る私。
そっちもしっかりとした様子で、私が上に乗ってもびくともしない。
(川の上に立ってるみたい……)
そんな私に、風が当たってくる。
(わ……っ、さっきにも増して、気持ちいい……っ)
ノースリーブのワンピースの中を、風が吹き抜けていく。さらに涼しい風の感触に、私は想わず息を吐いてしまう。
キョロキョロ、と周囲を見回す。
(いまなら、誰も、いないし……これは……チャンス、かも……!)
私は心臓がどくんどくんと激しく高鳴るのを感じていた。
絶好のシチュエーション。状況。いましないでいつするのか。
私の頭の片隅で、悪魔が囁いているような気がした。
「ふー……っ、ふー……っ、ふー……っ」
私はワンピースの裾を掴み、荒くなった呼吸を整える。
覚悟を決める。
ここまで来た理由を、不便な田舎に引っ越すことを承諾した意味を思い出す。
(よ、よし……!)
張り裂けんばかりに高鳴る心臓を感じつつ、意を決して両手でワンピースの裾を掴んだ。
まさに、その瞬間だった
冷たい何かが、私の足首をガッと掴んだのは。
水の中から伸びた細くて冷たい何かが、私の足首をしっかりと握っていた。
完全に不意打ちだった。高鳴っていた心臓が逆に破れるのではないかというくらい急激に萎んで、胸が締め付けられるのを感じる。
「きっ、きゃあああああああああッッッ!!?」
声の限りに叫んで、足を掴んできたそれを振り払おうとして――私はバランスを崩した。
「あっ――」
まずい、と思った時にはもう遅く。
私は川の中へと落下していた。
思ったより私の落ちた場所は水深が深く、全身が水に浸かるのを感じる。
パニックになった私は、手足をばたつかせて、なんとか水面に浮かび上がろうと頑張った。
そして、案外すぐに顔は水面に出た。
「ふぱっ! ゲホッ、ゲホッ!」
一瞬慌ててしまったけれど、そこはそんなに深くなくて、足が着くくらいの深さだったのだ。
胸の上くらいまでは出ている。
驚いて飲み込んでしまったため、私が盛大に咳き込んでいると、少し慌てた声がかけられる。
「大丈夫けぇ!? ほんな驚かれるとは思わんかったぁ。ごめんなぁ」
すごい訛りのある言葉だ。なんだかおじいちゃんとかおばあちゃんみたいな喋り方だけど、声は若い。
私は顔を手で拭い、水気を払って瞼を開く。
「だい、じょうぶ……っ、驚いた、だけ……っ!?」
瞼を見開いた私は、再度心臓が止まるかというくらい驚いた。
私に声をかけてくれたのは、私と同じ年くらいの女の子だった。
短いショートカットの髪に、よく日に焼けた肌。
くりっとした丸い目は小動物ちっくにキラキラ輝いて、凄く可愛らしい。
どちらかといえば細身なんだけど、しっかり筋肉が引き締まっていて、野性味あふれる体格をしていた。
しかし私がその子に一番野性味を感じたのは、そこじゃなかった。
彼女は――何一つ身に纏っていない、完全な全裸だったのだ。
唯一、なにやら紐のようなもので小さな籠をぶら下げているけれど、それは着衣の内には入らないだろう。
彼女はその生まれたままの姿で、さっきまで私が乗っていた岩の上に平然と立っていた。
女の子であることを示す柔らかく膨らんだ胸も。
しっかり引き締まったくびれのある腰も。
お尻はぷりんとして丸っこく、張りのある様子。
彼女はしゃがみ込んで私の方を心配そうにのぞき込んでいるので、当然あそこも丸見えだった。
いくら同性とはいえ、そんな場所をマジマジと見る機会なんてない。
すっきりとした様子の彼女のそこは、何の毛も生えておらず、もしかすると私よりずっと年下なのかもしれない。
そんな彼女の登場に、私は度肝を抜かれてしまった。
堂々と素裸を晒している彼女が、私に向けて手を伸ばしてくる。
「とにかく、いっぺんこっちさあがらぁで?」
私は唖然としてしまっていたけれど、そう呼びかけられたことで我に返り、彼女の手を掴んだ。
「あ、ありが――ひゃあっ!?」
見かけによらず、凄い力で引き上げられる。肩が外れなかったのは奇跡だったかもしれない。
私は岩の上に再び立ったけれど、水を吸ったワンピースがとても重くて、立っていられなかった。
へたりこむようにして岩の上に腰を下ろすと、目の前に裸の女の子が胡坐を掻いて座る。
堂々と股間を晒すようなその姿勢に、私が赤面したのは仕方ないだろう。
「川にもぐちょっとったら、ここらじゃ見かけん可愛らしい子ぉがおったけな? ちょっと河童のフリして驚かしちゃろ思てん。堪忍しちょって」
要するに、軽い悪戯のつもりだったようだ。
とはいえ、いきなり川の中から飛び出して来た手に足首を掴まれる恐怖は、さすがに悪戯では済まない。
じろりと不満げな視線を向けてしまうくらいは仕方ないだろう。
「……心臓、止まるかと思ったんだからね」
「ほんま、ごめん! 堪忍してやぁ」
深々と頭を下げる女の子に、私の怒りはそう続かなかった。というか、彼女が裸だから怒りに集中できないというか。
「……私、綿部鈴……すずと書いてれいっていうの。貴女は?」
「うちは五月雨塚なぎさ。なっちゃんでよかよ」
その名乗りを聞いて、私はふとこの辺りの地名を思い出す。
「さみだれ塚……確か、山の向こう辺りじゃなかったっけ?」
当たり前だけど、地元の子だったようだ。
「ほや! うちのすんじょるとこ、川がねくてねー」
川遊びをするなら、こっちまでこないといけないそうだ。
とはいえ、山一つ越えるって、結構大変なことのはずなのだけど。
「なっちゃん、凄いんだね………………その、体も丈夫みたいだし……」
「ほれくらいしかないんじゃけどなー!」
身体が丈夫なことしか誇れるものがない、とケラケラ笑うなっちゃん。
(そういう意味で言ったんじゃないんだけど……)
「……へくちっ」
水を吸ったワンピースで、体が冷えてしまったようだ。小さなくしゃみが出てしまった。
それに気づいたなっちゃんが、笑顔でとんでもないことを言い始める。
「ほれ、脱いで岩の上に干したらよかー。ほいだらすぐ乾くんでっ」
どくん、と心臓が高鳴った。
いや、期待はしていたのだけど。
なっちゃんの方からそう言ってくれる気はなんとなくしていたのだ。
「……そうだね、このままだと、風邪ひいちゃうし……」
ぶつぶつ言い訳をしつつ、ワンピースの裾に手をかける私。
目の前に誰かがいるのは想定外だったけれど、ある意味同性の女の子だというのは、襲われる心配もなく、都合がいい。
「脱いじゃおう、かな」
ドキドキする心臓の鼓動を感じつつ、私はそう口にした。
まさかこんなに早く、夢が叶う時がくるなんて。
なっちゃんの提案は渡りに船、というものだった。
私は――野外露出プレイをしたいがために、田舎への移住を受け入れたのだから。
つづく