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夜空さくら
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偽装拘束百合散歩 ~あずみとともかの場合~

■ ちょっと息抜きに短編のつもりで書いてみました。偽装拘束・羞恥ものです。

■ 無理矢理ではなく、お互い合意の上でやっている設定です。気の強そうな女性がみためおっとりした女性に責められるの、いいですよねーw-ウム


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 カツン、カツン、とブーツの踵が音高く鳴る。

 その音に気付いた通行人は、さりげなくその音の主から距離を取り、邪魔にならないようにしていた。

 音の主は不機嫌そうに顔を顰めている。大きなマスクでその口元は覆われており、表情の大半は見えなかったが、発しているオーラから不機嫌そうなのは伝わって来た。

 ブーツの踵が高いのもあるが、元々女性にしては上背がある方で、威圧感が半端ない。

 長い髪の毛は金色でド派手であり、その耳にはいくつもピアスが空いている。

 ヤンキーという表現も古いものだが、そうとしか思えないいでたちだった。

 フード付きのジャンパーに、ダボっとしたズボン。

 そして高らかな足音を奏でるブーツと、そういう存在としか思えない姿だった。

 両手はジャンパーのポケットに突っ込まれており、柄の悪さを増長している。

 そんな彼女は、待ち合わせ場所として重宝されている駅前の時計台へと向かっていた。

 時計台の下に目当ての人物が待っている。その周りには、二人の見知らぬ男性が立っていた。

「だからさー、友達も一緒でいいから、遊ぼうよ」

「そーそー。いい店知ってるし、なんなら驕るからっ」

 今時珍しいナンパのようだった。

 彼らが囲んでいるのは、清楚で可憐な女性だ。いかにも小動物チックで守ってあげたくなるような、そんな様子をしている。

 ニコニコと笑顔で、ナンパをしてきている男たちに応えていた。

 ヤンキー風の女性は一瞬立ち止まったが、すぐに再び歩き出した。

 彼女の身長は高いため、ほぼ男性たちと同じ目線になっている。

 背後から近づいたその女性に気付いた男たちが振り返り――その風貌にギョッとして後退る。

 そんな男たちの間をすり抜けるようにして、清楚な女性がその彼女へと近づく。

「あずみちゃん、やっと来たぁ! もー、遅いよぉ♡ ともか、待ってたんだからねっ」

 非常に甘えた声をあげながら、その女性――ともかはあずみの腕に自分の腕を絡める。

 一瞬あずみはびくりと体を震わせたが、最終的には何も言わずにそれを受け入れた。

「それじゃあ、友達も来ましたから。お話相手になってくださってありがとうございました」

 ともかはニッコリと笑って男たちに告げる。

 男たちはなおも食い下がりかけたが、あずみが尋常じゃない目で睨みつけたため、なにも言えなくなってしまった。

 これ以上ごちゃごちゃ言ったらコロス――そんな意思が感じられたのだ。

 呆然とする男たちを置いて、ともかとあずみは歩き出す。

 暫く歩いて、男たちが着いて来ていないことを確かめてから、ともかはようやく息を吐いた。

「ついて来てはないみたいだね……良かったぁ。ふふっ、面倒なことになるところだったね、あずみちゃん♡」

 楽し気に告げるともかに対し、あずみはその眉尻を下げた。

 男たちを追い払った眼光の鋭さはどこへやら。

「ウゥ……っ」

 小さく唸る彼女に、ともかは壮絶な笑みを浮かべる。

「ふふふ……大丈夫だよ、あずみちゃん。誰も気付いてないから」

 そう言いながら、ともかはあずみの背中を掌で撫でる。

 厚手のジャンパーに覆われているあずみの背中だが、ともかがそこに触れると、明らかに普通の背中とは違う感触が返ってくる。

 平坦な背中ではなく、彼女の背中は奇妙に凸凹したものになっていた。

 それは、彼女の体が異常な状態であることを示している。

 彼女の体は現在――後ろ手に縛られた状態にあるのだ。

 というのも、ジャンパーのポケットに入れた両手はフェイクの腕であり、本物の腕は後ろ手に縛られているのである。

 なるべく不自然にならないよう、両手は捻り上げられて背中で交叉し、掌を背中に当てるような形にさせられている。

 体の固い者には出来ない芸当だが、あずみは体が柔らかい方だったので、それが可能だった。

 彼女は現在、手が全く動かせない状態にあるのである。

「ンぅ……ッ」

 ともかに体を摩られ、あずみはますます困ったように身を捩った。

 一言も言葉を発していないのは、マスクの下で口が完全に塞がれているからだ。

 ともかが軽く背伸びをしながら手を伸ばし、そのマスクをずり下げると、その口を覆っている別のマスクが露わになる。

 それはしっかりとしたレザーで出来たマスクで、彼女の鼻から下をぴったりと覆っている。

「んぅっ!」

 他の者の目がある中でそれを露わにされ、焦った様子であずみは顔を俯ける。

 長い髪の毛が垂れ、顔を隠したが、ともかからはそんな彼女の顔が良く見えている。

「ふふっ、どうせ気付かないだろうから、気にしなくていいのに」

 確かに質感こそ普通のマスクと違っているが、ほとんどの人間は人のマスクなど気に留めてもいない。

 もちろんマスクの下にマスクをしているのだから不自然ではあるのだが、それだけだ。

 見た目の形状が極端に変わっているわけでもないのだから、ほとんどの人間はあずみのマスクなどスルーすることだろう。

 ただし、もしそのマスクが内側に向かって長大な突起物を有していると知ったら――その限りではないだろうが。

 あずみの身に着けているその黒いマスクは、その口に当たる側の面にペニスを模した突起物が飛び出していた。

 当然、その突起物はそのマスクを身に着けているあずみの口内へと入り込んでおり、その先端は喉奥すらも越えている。

 気道をギリギリ遮らない、絶妙な位置まで入り込んでいた。

 無論そんな突起物が喉奥に入り込んで来ているのだから、あずみはかなり苦しい状態にある。

 慣らされてしまっているのでもはやそこまでではないが、初めてそれを押し込まれた時には、無様に嘔吐してしまったほどだ。

 鳴れたといっても、喉奥を強制的に広げさせられている感覚が永遠に続くのだから、相当苦しいことに違いはない。

 ともかはずらした普通のマスクを元のように戻し、そのペニスギャグマスクともいうべき責め具を隠す。

 ダミーの腕に自分の腕を絡めるようにしながら、とおかは体をあずみに密着させた。

 そして、あずみの胸に手をやって揉み始める。

「ンッ……ゥっ……」

 びくりと体を震わせるあずみ。彼女は現在、後ろ手に縛られている上、その余った縄は体の前面にも回されている。

 両胸を縊り出すように縄は彼女の体に張り巡らされており、ジャンパー越しに胸を揉まれても感じてしまうほど敏感になっていた。

「うふふ……っ、あずみちゃんのおっぱいは、おっきくて揉みがいがあるよねぇ。可愛い♡」

「んぅ、ぅ……っ」

 二人のいる場所はまだ街中である。当然他の人間の目がある場所だ。

 ともかは周りに見られないように絶妙なタイミングで揉んでいるため、周りに気付かれている様子はなかったが、揉まれるあずみとしては堪らない。

 気持ちよくされてしまう羞恥心やら、周りに気付かれるかもしれない恐怖心で、その体はガクガクと震えていた。

 そんな彼女の様子に構わず、あずみの胸を揉みしだくともか。

 その手が、あずみのダミーの手が突っ込まれているジャンパーのポケットの中に滑り込む。

 ポケットの中には、小さなコントローラーが放り込まれていた。

「うふふ」

 まるで恋人同士がそうするように、ともかはダミーの腕に自分の腕を絡め、その手をポケットの中で繋いでいるように見せかけながら――そのコントローラーのスイッチを入れる。

 あずみの体がぴくりと跳ね、ともかが摺り寄せているあずみの体から、小さな振動が伝わって来た。

 ともかが耳を澄ませば、あずみの体から微かな振動音が聞こえて来ていた。

「フグ……ッ、ウゥ……ッ!」

 腰砕けになりかけたあずみを、ともかはいい笑顔を浮かべたまま叱咤する。

「ほら、しっかり立たないと怪しまれちゃうよ。あずみちゃん、頑張って!」

 その応援に情けない顔を浮かべながらも、あずみはなんとかその足を奮い立たせて、普通に歩いていた。

 彼女の身体からともかまで伝わってくる振動は、彼女の膣内に挿入されたバイブによるものだった。

 あずみはダボっと余裕のあるサイズのズボンを履いているが、それはそこに仕込みがしやすくなるためのものだ。

 膣にはバイブ。尿道にはカテーテル。そして肛門にはアナルバルーン。

 彼女の股間にはこれでもかというくらいに仕込みがされていたのである。

 なお、それらは勝手に抜け落ちないような処理がされているが、液体は隙間から滲み出てしまう。

 ゆえに、彼女の股間には大人用のオムツが履かされていた。

 いかにも気の強そうな格好をした彼女が、まさかそんなものを履いているとは、すれ違っている通行人たちのうち、誰も思っていないに違いない。

 ゆとりのあるズボンを履いていることで、シルエットなどから周りに気付かれることはないとあずみもわかってはいるが、その事実による羞恥は相当なものだ。

 いまにも倒れてしまいそうなほど、彼女の膝は笑っていた。

 そんなあずみの様子を、ともかは楽し気に眺めている。

「うふふ……♡ あずみちゃん、ほんと、可愛いなぁ……」

 羞恥に心を焦がし、その身を震わせている彼女を、ともかは冗談抜きで愛おしく思っているのだ。

 そうやって彼女を性的に苛めることが、ともかにとってなによりも楽しい娯楽であり、生き甲斐なのである。

「フー……フー……フー……」

 息を荒くして、あずみはともかに誘導されるまま街を歩く。

 股間のバイブのリモコンを操作され、性的な興奮を高めさせられる。

 よろめく彼女の体をさりげなく支えつつ、ともかは一番至近距離であずみの痴態を眺めていた。

 顔を真っ赤にし、息を荒げ、眼を潤ませ、体を震わせるあずみ。

(ああ……本当に可愛い……っ)

 感極まったともかは、あずみを連れてエレベーターに乗る。

 誰も乗ってこなかったため、最初は二人だけの空間だった。

 静かなエレベーター内の空間で、ブブブ、とあずみの股間のバイブの音が響く。

 ともかはあずみの反応を見ながら、ゆっくりとそのバイブの震動を大きくしていった。

「ん、ンぅ……ッ! んんっ……!」

 強くなっていく体の中のものの存在感に、あずみは体を捩らせて悶える。

 一気に絶頂まで達してしまうのか、と思われたまさにその時。

 エレベーターが止まり、別の利用者が乗り込んで来た。

「……ッ!」

 あずみはびくりと体を震わせ、その上気した顔を一気に青褪めさせる。

 こんな至近距離で立ち止まられては、異変に気付かれる可能性は高くなる。

 乗り込んで来た物はすぐにあずみたちに背を向けてしまったが、手を伸ばせば届くほどの距離にいた。

 あずみの様子に気付いた様子はなく、あずみがほっと胸を撫で下ろしたのも、つかの間。


 ともかの手によって、バイブが最大の震動を発揮し始めた。


 目を丸くして驚いたあずみは、体をピンと硬直させて震える。

「~~~~ッッ!」

 いくらエレベーターの動く音でかき消されるとはいえ、下手をすれば目の前の他人にも聞こえてしまいかねない。

 ブブブッ、という音は静かな場では想像以上に聞こえやすいのだ。

 声もなく悶えるあずみを、ともかは笑みを浮かべながら眺めていた。

(ああ……あずみちゃん、いい顔をしてる……っ)

 強制的に与えられる快楽に蕩ける顔。

 感じたくないけど感じさせられてしまうことによって、色香が漂っていた。

 ともかはそんな彼女の姿を見るのが、大好きなのだ。

 悶えたあずみの身体から、ロープが軋む音が響き出す。

 快感に耐えかねて、あずみが体を暴れさせているのだ。

 さすがに妙なことに気付いたのか、目の前の利用者が肩越しに後ろを気にするような様子を見せた。

 ともかはそんな疑問に答えるように、自分のカバンの中を弄る。

「電話かな? えーと、どこに入れたかなぁ……」

 謎の音の正体は携帯のバイブレーションですよ、とアピールする。

 利用者がそれで納得したかはともかく、ちょうどその時に目的の階に到着したので、そのままエレベーターの外に出て行ってしまう。

 エレベーターの中は再び二人だけとなった。

 扉が閉まると同時に、ともかはバイブの震動を『最強』にする。

「――ピギッ!」

 異様な声を上げ、あずみの体がピンと伸びる。

 ガクガクガク、と激しく彼女の体が震え、白目を剥きながら彼女は絶頂に達した。

 そんな風にあずみが逝くのを見て、ともかは満足そうに頷いている。

「ふふふ……♡ あずみちゃん、ほんと、エロ可愛い……♡」

 普段は気の強い彼女が、自分の指先ひとつでこんなにも淫らに乱れてしまうのだから、ともかはとても彼女を愛しく思っていた。

 フラフラしているあずみを連れ、ともかは再び街中を歩き出す。


 ともかによるあずみの『散歩』は、まだ始まったばかりだ。


Comments

ありがとうございます! 短編として書いた作品ではありますが、いま読み返してみても結構いいなぁと自負しております^w^ 色んなパターンの関係性で書こうと思っていましたが、この二人でまた書いてみてもいいかもしれませんね。候補にいれておきます。

夜空さくら

あずみちゃんの姿を自分に置き換えて悶えながら読み、いつの間にか股間は勃起していました。 うぅ・・・続きが気になります。

ken


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