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夜空さくら
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恥じらうアンドロイド

■ 素晴らしいアンドロイドものを見た勢いで書いたアンドロイドとの純愛ものです。恥じらうアンドロイド、いいよね……0w0ウム

■ 試作の意味合いが近いので、もし今後また書くことがあれば設定は変わるかもしれません。

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 そのアンドロイドを買ったのは、まだ社会人になってすぐの頃だった。

 ホワイトとは言い難いがブラックという訳でもない極普通の会社に就職した俺は、程よく暇で時間が余っていた。

 だからそのジャンク品としてフリマに売りに出されていた人造人間――アンドロイドを購入してみたのだ。

 こういう中古品は情報管理の関係上、あまり良くないと聞いた覚えはあったが、どうせ中身はほとんど抜き取られていて空だったし、そういうのを少しずつ直していくのも楽しいかなと思っての行動だった。

 外装パーツも結構ボロボロではあったが、ベースの骨格や造形は好みだったし。

 あわよくば専用のエロパーツを組み合わせてセクサロイドにするのもいいなと思っていた。

 最初は失敗の連続だったが、休みの日などに時間を作って少しずつ直していき――早や数年。

 アンドロイドのアンナは、すっかりいっぱしのアンドロイドとして活動できるまでになっていた。



 休日の朝。

 俺の朝は、まず股間に気持ちのいい感触を覚えることで始まる。

 寝ぼけ眼で自分の股間を見下ろすと、そこでは布団の中に潜り込んで来たアンナが、俺の朝勃ちしたペニスを口で咥えているところだった。

 アンナの口は『フェラチオ』専用に作られたものになっている。人間擬態用の外装ではなく、完全にペニスを突っ込んで処理するための穴だ。

 咥え込まれた中で、舌を模したものが俺のペニスに絡みついている。

 その動きは実に的確に俺のペニスを刺激し、射精を促している。

 それ専用に作られているだけあって、物凄く気持ちがいい。

 俺が思わず呻くと、俺の意識が覚醒したのを感知してか、アンナがちらりと俺を見上げた。

『将司様、お、おはようござい、ます』

 アンナがそう朝の挨拶をしてくる。

 その間にも俺のペニスを刺激してくる口の動きは止まらない。

 アンドロイドのアンナの発声は別に喉を使っているわけではないので、そういう芸当も容易に行えるのだ。

 俺は手を伸ばし、アンナの頭を掴む。人工頭髪はさらさらと手触りが良く、撫でているだけで非常に心地いい。

「おはよう、アンナ」

 金色の糸のようにさらさらしたアンナの髪の毛を手で梳いていると、アンナはそのカメラアイを忙しなく動かした。

 アンナの喜びの感情が表れているのだと、最近ようやくわかるようになってきている。

 アンドロイドのアンナに感情があるのかと思うかもしれないが、疑似感情がちゃんと存在していた。

 もっと最新鋭のアンドロイドであれば、人間とほぼ変わらない感情を持っているとされているが、アンナの場合はあくまでプログラム上のものだ。

 疑似だからといって、それが実際の感情に劣るかといえば別にそういうわけでもない。

 普通の感情とは違う楽しみ方も出来る。

 俺がアンナの額を軽く親指で押すと、アンナの頭上にコンソール画面がホログラムで展開される。

 そこにはアンナの現在の状況――電池残量や各部の状態――が示されており、その中には疑似感情のパラメーターもあった。

 アンナの感情パラメーターは、現在『欲情』と『歓喜』がかなり大きな数値を示している。

 それを見る限り、アンナは俺のものにフェラをすることが出来てとても幸せを感じているようだ。

 同時に『欲情』の値が非常に高いので、興奮もしているようである。

 俺はその『欲情』の数値を、さらに高めることにした。

 各感情にはそれぞれ上限が設定されているので、その上限ギリギリまでアンナの『欲情』の数値を高める。

 途端、アンナの挙動が激しくなった。

 俺のペニスを咥えている口の動きがかなり激しくなり、一刻も早く俺から精液を搾り取ろうという動きに代わる。

 頭を激しく上下に動かし、先端から根本まで俺のペニスを強く擦り上げて来る。

「う、ぉ……ッ!」

 あまりの激しさに腰が持っていかれるかと思った。

 アンナが俺のペニスを咥えている口から、グチュグチュと生々しい湿った水音が響き、吸い上げられていく。

「……ッ!」

 とても長く耐えられるものではなく、俺は思い切りアンナの喉奥目掛けて射精してしまった。

 喉奥に生暖かくでドロッとした精液が纏わりついたら、普通の人間なら咳き込むか呻くかするだろう。

 だがアンドロイドであるアンナは勿論気にすることなく、むしろさらに強く俺のペニスを吸い上げて、ペニスの中に残った精液を一滴残らず吸い出していく。

「ふおぉ……っ!」

『気持ちいい、ですか? 将司様』

 口調自体は恐る恐ると言った様子ではあるものの、アンナの容赦のないバキュームは止まることを知らない。

 俺は朝から盛大に射精し、気持ちよくさせられてしまった。

 俺が射精後の脱力感に身を任せていると、アンナは俺のペニスからその口を引き抜く。

 アンナの口は現在フェラチオ用の物に代わっているので、口の所にオナホールの入口があるような奇妙な状態になっている。

 彼女はその入り口を軽く手で抑えながら、その穴にぴったりはまる栓を取り出した。

 自分の口を塞ぐように、その栓で入口を塞いで、中に出された俺の精液が零れないようにしたのだろう。

 そうやって自らの口を塞いだアンナは、その状態のまま、脱力した俺のペニスを濡れタオルで綺麗に拭いてくれる。

 人肌程度に暖められたそのタオルは、とても心地が良かった。

 綺麗にされた俺の股間に、しっかりとズボンが履かせられる。

 俺が何もしなくてもここまでしてくれるアンナ。非常に楽に暮らさせてもらっている。

「ふぅ……ありがとう、アンナ」

『お礼なんて……私がやりたくて、やっているんです』

 ニコニコと笑顔の表情を作ってアンナがそう告げて来る。

 全くアンドロイドというものはいじらしくも素敵な存在だった。

 俺はもう一度アンナのコンソールを表示し、改めて状態を確認する。

 いまは『慈愛』や『愛情』の項目が高くなっているようだ。

 簡単に弄ることは出来るが、感情とは移り行くもの。特にアンナの感情操作はかなり柔軟に動くアナログなもののため、ただ弄っただけだと、アンナ自身の意思などによってすぐ元に戻ってしまう。

 もちろん強制的に固定することも出来るのだが、あまり良くない結果を齎すことが多いので、特別にそうしようと思わない限りはそうならないようになっている。

 俺は起き上がり、服を着替え始める。

 本当はこの着替えも手伝おうとしてくれるのだが、大昔の貴族か上手く着替えられない幼児じゃあるまいし、面倒なので自分で着替えることにしている。

 その間に、アンナは自分の身支度を整えていた。

 彼女の場合の身支度というのは、その口のパーツを、人間擬態用のものに変えるということだ。

 アンナが自分の下顎を軽く引っ張ると、まるで顎が外れたかのようにその下顎が大きく開き、口内に詰め込まれていた円筒形のパーツが取り外せるようになる。

 それを取り出したアンナは、机の上にそれを置き、代わりに人間の口内が再現されているパーツを口の中に嵌めていく。

 そして再び下顎を掴んではめ込み直す。

(……入れ歯を入れ替えてるみたい……というと悲しませるからな)

 ぐいぐいと口や頬を動かして具合を確かめている様子はまさにそんな感じに見ええてしまうのだが、アンナにとっては結構ショックな比喩になるようなのだ。

 アンドロイドとして、用途に応じてパーツを入れ替えている様を、入れ歯を着けるのと同じにみられるのは嫌なのだとかなんとか。

 そういう謎の拘りを持つほど、アンドロイドの自我というものは複雑なものになっている。

 俺としては機械的な受け答えしか出来ない原始的な人工知能というのも味気がないので、その味があるアンナの人工知能は結構気に入っている。

 じっと見つめていたら、アンナが俺の視線に気づいたようで、そのカメラアイをこちらにじろりと向けて来た。

『な、なんでしょうか? 将司様』

「ああ、いや。なんでもないよ、アンナ」

 俺がそう誤魔化すと、アンナはそれ以上追及して来なかった。

 アンナの性格のベースは『気弱』で『真面目』というものだ。もっと詳細に決めることも出来るのだが、ある程度大雑把に決めた方がかえって人間っぽくなるので、ざっくりとしか決めていない。

 ベースは大雑把でも、一緒に暮らし、過ごしているうちに徐々に『アンナらしさ』のようなものが生まれるのだ。

 アンナを起動させてからもう一年以上が経っているので、すっかりオンリーワンっぽくなったと思う。

 俺はそんなアンナに満足しながら、今日の予定を確認する。

「そういえば今日は、アンナのメンテナンスの日だったな。朝食をとったら早速取り掛かろうか」

『――わ、わかりました。すぐにご用意いたします』

 一瞬間があったのが少し気になる。

「何か問題があった?」

『問題、というわけではない、のですけど……』

 いい淀むなんて珍しい。

 俺がそう思ってじっと見つめていると、アンナは観念したように口を開いた。

『私のメンテナンスですが……メンテナンス業者にお願いするわけには、いかないでしょうか?』

「……ふむ」

 アンナは俺が中古で買って、散々手を加えて来た。

 もちろん中古や自作アンドロイドを専門に見てくれるメンテナンス業者は存在するので、そこに頼むことは出来る。

 しかしいままでメンテナンスは俺の手でやって来たというのに、なぜ急にそんなことをいうのだろうか。

 別にお金にそこまで困っているわけではないが、純粋に気になった。

「どうしてそうしたいんだ?」

『…………は』

「は?」

『恥ずかしい、ので……』

 俺はその言葉を聞き、開きっぱなしになっていたアンナの頭上にあるコンソール画面を見る。

 突出した感情に『羞恥』が存在していた。

「なるほど」

 つまりアンナは自分の体を俺にメンテナンスされることに、羞恥心を覚えたということだ。

「なるほどね」

 人間とほとんど変わらぬ感情を持つようになったアンドロイドには珍しくない事象ではある。

 いうなればそれまで特に何も気にすることなく父親と風呂に入っていた娘が、思春期の到来と共に一緒に入らなくなるというような、そんな話だろう。

(うーん、この反応。実に新鮮だなぁ)

 俺は思わずそんな風にしみじみと思ってしまった。

 いつかはそういう風になるかもしれないとは思っていたのだ。

 だから俺は応える。

「うん、お前の気持ちはよく分かった。でもまあ、却下なんだけどな」

 アンナが凄く困り顔をして頬の熱を高め、羞恥を表すのを見て――俺はすごく興奮してしまうのだった。



 作業台の上に上がらせたアンナの腹部を展開させる。

 つるんとしたお腹の外装が外れ、浮かび上がった。

 その外装に指をかけ、取り外してしまう。腰の前半分がなくなり、内側の機械が露わになった。

「うん、日々の点検清掃のおかげで、ほとんど汚れてないな」

『…………ッ』

 仰向けに寝転んでいるアンナは、現在その身に何も纏っていない状態だった。

 普段はメイド服を着せており、必要ないが下着やタイツも履かせているのだが、いまは本当に何も身に着けていない。

 アンドロイドの外装は基本的には人工皮膚であり、所有者の趣味にもよるが、大抵のアンドロイドは見た目や触感は普通の人肌と同じように設定している。

 しかし関節部分などはあえて機械的な切れ目が残されている。

 完全に人肌と同じようにすることも違法ではないが、非常にコストがかかるのでそこまではしない場合が多い。

 なのでほとんどのアンドロイドには関節部分に切れ込みが入っている。

 中古で俺が素人ながら一から修復したため、そのスキンも当然関節に切れ込みが入っているタイプのものだった。

 その切れ込みを軽く指先でなぞってみる。

 もちろん人間と違って細かいところまでセンサーが張り巡らされているわけではないので、特に反応はない。

「さて……それじゃあ、やるか」

 俺はそう言いながら、アンナの開いた腹部の中に手を入れる。

 腹部の中は絶妙に熱が籠っていて、それがまた体内っぽくて良い。

 俺は彼女の腹部に納まっていた器具の中から、子宮に該当するものを掴んだ。

『あ……っ』

 詳細な感覚器官はなくとも、パーツを掴まれれば俺がどのパーツを持ったか程度のことはアンナに伝わる。

 アンナの頬付近の熱がさらに高まり、赤く彩って羞恥を表している。

 表情もそれに伴い、恥ずかしさを堪えているものになっていた。

(ああ、これだこれ……アンドロイドの恥じらう姿。これが最高にいいんだよなぁ)

 俺はコンソール画面を弄って羞恥心を一気にゼロまで下げる。

 するとアンナの表情が無に近づき、その羞恥の熱もあっという間に引いていく。

 そこですかさず、子宮に該当するパーツを取り外す。

 びくんっ、と小さくアンナの体が震え、コンソール画面を見ているとゼロになっていた羞恥の感情が、見る見る高まっていくのがわかった。

(ふふふ。アンドロイドが恥じらいを感じていく様は、何度見ても愉しいなぁ)

 俺は取り外したパーツを、これ見よがしにアンナの前で弄って見せた。

 アンナはぴくぴくと体を震わせ、その羞恥の感情が一気に高まっていく。

 パーツ自体は特に何の機能もなく、当然それに触れられているという感覚もないはずだが、目の前で弄られているという事実に、アンナは羞恥を覚えているのだ。

 言葉通り弄べてしまう楽しみに、俺は実に興奮してしまう。

「今日はこいつの代わりに……よりリアルな人工子宮を用意したから、それを装着するとしよう」

 それは疑似妊娠機能があるパーツだった。

 膣内に射精を受けると、それに伴って一時的に子宮が膨らみ、妊娠したかのような状態を作り出すことが出来る。

 今日はそれを使ってアンナを疑似妊婦にして、楽しもうと思う。

 アンドロイドとのセックスや性的行為を、『人形遊び』と馬鹿にする者もいなくはない。


 だが俺は、アンナがその羞恥の感情をカンスト近くまで跳ね上げるのを見て、興奮するのだった。

 文字通りアンナを弄って遊ぶのを、まだまだやめられそうにない。


おわり


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