お嬢様、ヒトイヌ奴隷 破 その1
Added 2022-10-07 14:57:23 +0000 UTC■ あらすじ:お嬢様に与えられた、ヒトイヌ奴隷。その奴隷の面倒を見るように言われたお嬢様は、従順にそのヒトイヌの面倒を見るのだが……
■ 序破急の三本立てにしたかったんですが、色々な意味で一気に書き上げるのは無理だと悟りましたーw-; なんちゃって三本立てでお送りします。
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ヒトイヌ奴隷のリリーは、私の目をまっすぐ見つめて来ています。
普段から全頭マスクの中に押し込められているからでしょうか。
その肌の色はとても白く、下手をすれば私より白いかもしれません。
最低限の運動をするとき以外は大体屋内で過ごしている私より肌が白いというのは、相当な白さです。
「カロリーナお嬢様。次はリリーの首輪を外します」
私の世話役でもあるメイドのトーニャが一本の鍵を手渡してくれました。
持ち手の部分に細かな装飾が施されたそれは、とても奴隷の首輪の鍵とは思えません。宝石箱の鍵と言われた方が納得できそうです。
「……なんというか、意外、ですわね」
その鍵はよく見ると装飾だけでなく、小さなものですが宝石まで埋め込まれていました。
仮にも奴隷と呼称されているにも関わらず、これではまるで芸術品か何かの扱いのようです。
その考えがトーニャにも伝わったのでしょう。彼女がその疑問に応えてくれました。
「ヒトイヌ奴隷は、ただの奴隷とは雲泥の差があります。非常に過酷な調教と厳しい審査を乗り越えなければ、ヒトイヌ奴隷とは見做されません」
そう説明を受けてみれば、納得のいく話ではあります。
ただ人の手足を半分に折り畳んで四つん這いにさせ、「わん」としか鳴かないようにしているわけではないのでしょう。
確かにこんな純粋な目の輝きをしているのは、普通の高級奴隷でもありえない気がします。
まるで彼女が自ら望んで『そう』なっているかのような――そんな気さえしてきました。
まさかそんなことはないだろうとは思うのですが、彼女の眼はそう言っているようにしか見えません。
「……なるほど、頭では理解しましたわ」
奴隷という呼称が理解を阻んでいましたが、要は一流のお抱え楽団のようなものだと考えればいいのです。
一流の腕前を持つ楽団を抱えようと思えば、相応のコストが必要になってきます。
その上、音楽の才能というのは誰にでもあるものではありません。
メンバーを厳選し、一流になるまで育て上げ、さらにそれを維持管理していく――となれば、一流の楽団であればあるほど難しく、また費用も嵩んでいきます。
良質なヒトイヌ奴隷もそれに似たようなものと考えれば、この高級品のような扱いにも納得がいきます。
納得した私は、その鍵を使って、リリーの首に巻き付いている首輪を外していきました。
思ったよりもあっさりと、その南京錠は取り外すことが出来ました。しかしその取り外した南京錠を改めて見てみると、鍵穴も実に精巧に出来ており、その強度もそこらの鍵とは比べ物にならないもののようです。
「鍵は決して紛失なさらないようにしてください。万が一無くした場合は、外すのにも、取り代えるにも、多額の費用が必要となります」
家の資金力を考えれば問題ないような気もしましたが、内情を知っているはずのトーニャがわざわざ口に出して費用の指摘をするくらいです。
我が家の財力をもってしても、それなりの出費になる、ということなのでしょう。
(それだけ、この鍵が重要なものということかしら)
この正規の鍵を使う以外では、決して開けられないような工夫がなされていると考えていいでしょう。
ともあれ、鍵を外したことでリリーの首輪を外せるようになりました。
外してみると、彼女の身体全体を覆っている不思議な皮のような服の裾が見えるようになりました。
その服はリリーの首の途中までをしっかり覆っており、皮膚に若干食い込んでいるように見えました。この上から首輪が覆っていたので、首輪を外さないとこの服も脱げないようになっているようです。
「リリーの体を覆っている服は、ラバースーツと言って、特殊な素材で出来ています。一見気密が高すぎるように見えますが、構造上余分な湿度や汗、それに老廃物などは処理されるようになっています。もちろん、完璧ではありませんから、定期的に脱がして中の体を洗ってあげる必要はあります」
それすらなかったとしたら、着衣として優秀過ぎるので納得のいく話ではありました。
とはいえ、ある程度でも処理できるという時点で凄すぎる気もします。
「どれくらいの周期で脱がして洗えばいいんですの?」
「おおよそ一週間ですね。最長では三週間くらいは脱がさずともいいと言われていますが、肌が痛むので非推奨とされています」
一週間でもかなり長いと思えるのに、三週間脱がさないで済ませられるというのは中々とんでもない話でした。
「とんでもないですわね……」
「それだけ、この奴隷に価値があるということです」
「そんなに需要があるんですの?」
「もちろんです。そのために多額の費用をかけて生み出されていますから」
私はそういうものかと納得し、次の拘束具を取り外しにかかります。
「次は……両手両足の拘束具、かしら?」
「ラバースーツは首から下の身体を全て覆う形になっておりますので、まず手足の拘束具を外す、というのは正しい考え方です」
回りくどいけれど、そういう言い方をするということは違うということでした。
「手足の拘束は原則として最後です。先に、尻尾飾りおよび貞操帯を外します」
「尻尾飾り……これですわね」
さっきからチラチラ動いているのはわかっていました。ヒトイヌ奴隷のお尻の辺りから、その黒い尻尾飾りは垂れており、左右に振られています。
「どうやって動かしているんですの?」
「まずはこちらを」
私の質問を流して、トーニャは私に一本の鍵を渡してきました。
これもまた首輪の鍵同様に、かなり凝った造りの鍵です。
それを私に渡したトーニャは、リリーのお尻側に回るように私に言いました。
お尻側に回り込んで、そこからトーニャの股間部分を見てみると、そこに鍵穴らしきものがあります。
「鍵を左回りに回してください」
言われた通り、鍵をリリーの股間の鍵穴に差し込み、左に回します。
リリーの丸く張りのあるお尻がびくりと揺れ、小さく震えました。
空気が抜けるような、奇妙な音がリリーから聞こえてきます。
「いまので、リリーの肛門内で膨らんでいたアナルバルーンが縮みました」
「アナルバルーン……?」
「端的に言えばお尻の中で膨らんでいた風船が萎んだ、というわけです」
淡々と説明してくれましたが、その内容は中々とんでもない話でした。
(そういえばこの鍵穴……ちょうどお尻の穴がある位置のような……)
トーニャは淡々と説明を先に進めます。
「アナルバルーンによる固定が緩みましたから、栓としてそれだけを引き抜くことも出来ます。いまはしませんが、メンテナンスの際にそれを抜いて代わりに浣腸用の水を流し込んだりもしますので、よく覚えておいてください」
「奴隷に対し、そこまでするんですのね」
「ええ。ヒトイヌの世話に関しては、主が自らしなければなりません。だからこそ、いい経験になるのです」
成人として認められるかどうかを見られている私のような者が面倒を見るには、ちょうどいい奴隷であるということでしょう。
このヒトイヌの面倒を完璧に見て、一人前として認められなければならないと、改めて強く感じました。
「さて、尻尾飾りについてですが、尻尾飾りはどのあたりについていますか?」
「鍵穴の少し上……尾てい骨あたり、でしょうか?」
てっきりこの尻尾飾りの根元はお尻の穴に入っているのかと思いましたが、そういうわけではないです。
「その通りです。アナルバルーンと一体化しており、尻尾飾りを引き抜くと同時に、アナルバルーンを抜くタイプもありますが、これは別個として装着されています」
その理由は教えてもらうまでもありません。
より自然な位置から尻尾が生えているように見えるように、でしょう。
そうトーニャに告げると、彼女は軽くうなずいて肯定してくれました。
「ええ。時と場合によって切り替えることもありますが」
トーニャはそう言いながら、今度はリリーの股間の前側、つまりは女性器の辺りを覆っている部分を指し示します。
「こちらも肛門側と同様に個別で外れるようになっていますが……今回は触れません。『お世話』をするときに外すことになるので、いまは外れるということだけ覚えておいてください」
いまもお世話の真っ最中だと思うのですが、トーニャは妙に『お世話』を強調していたように感じました。
気にはなりましたが、とりあえず言われた通り頭の片隅に置いておくに留めます。
「改めて尻尾飾りについて説明します。尻尾飾りをどう動かしているかですが……肛門の収縮によって動かすことが出来るのです。リリー。尻尾を振りなさい」
トーニャがそう命じると、リリーの尻尾飾りが左右にぶんぶんと振られ始めました。
でもトーニャの腰は全く動いていません。尻尾だけが自動的に動いているように見えます。
「いま、トーニャは肛門を締め付けています。それによって、尻尾飾りに仕込まれた装置が作動し、尻尾を左右に振っているわけです。逆に……締め付けを緩めなさい」
逆のことを命じると、リリーの尻尾はくるりと丸まって、股間を隠すようになってしまいます。
怯えて尻尾を丸めているように見えました。
「このような動きになります。大まかにはこの二つですね。ヒトイヌ奴隷はこの尻尾飾りの動きと、それ以外の体の動かし方を合わせて、様々な感情を表現するわけです」
思わず頷きながら聞いてしまう私でした。
ヒトイヌという存在を初めて知った時には驚きましたが、こうして色々と教えられると、その一つ一つが中々興味深く感じられてきます。
そこまでして人を犬として扱う意味はあまりわかりませんでしたが、これからリリーと触れ合う中で認識していけばよいでしょう。
「それでは貞操帯を取り外します。腰に巻き付いているベルトの鍵を外して……」
トーニャから説明を受けつつ、私は貞操帯を外していきました。
貞操帯は全部金属で出来ており、かなり重いのかと思いましたが、想像よりずっと軽いものでした。
ずっと身に付けなければならないのですし、それはある意味当然ではありましたが、実感するとより軽く感じます。
貞操帯の腰回りは、左右の部分が外れるようになっていました。
ですので、そこを外してしまえば、あとはU字型で股間に沿っているパーツを取り外すだけです。
リリーの股間に接している貞操帯を指先で掴み、ゆっくりと引いていきます。
「ンぅ……!」
ボールを噛まされているリリーは、顔を顰めながら呻きました。
痛がっているのかと思いましたが、どうやらそういうわけでもなさそうです。
ゆっくりと引っ張っていくと、貞操帯の内側から、リリーの体内に細長い棒状の物が伸びているのが見えてきました。
「ンァァ……ッ」
リリーは体を仰け反らせ、呻きながら体を捻っています。
どういう感覚なのか、私には想像することも出来ません。
ただ、リリーの妙に艶めかしいその動きを見て、なぜか心臓がドキドキと高鳴ってしまっていました。
リリーの体内に挿し込まれていた棒状のものは、かなり長いものでした。
ゆっくりと最後まで引き抜くと、柔らかくも確かな弾力を持っている様子で、ブルブルと震えています。
その棒は妙に粘つく液体に塗れており、それが挿し込まれていたリリーの穴はといえば、棒の太さに広がっていました。
穴の周りには、産毛一つない、つるりとした肌が見えています。
ラバースーツはそこだけ穴が空いており、リリーの両穴が晒されるようになっていました。
体をガクガク震わせているリリーの側に近づいたトーニャが、そのお尻を平手で叩きます。
「ンぎゅぅ!」
その衝撃によって、開きっぱなしになっていたリリーの二つの穴がきゅっと絞られて小さくなりました。
ずっと開きっぱなしになるのかと思いましたが、ちゃんとそうならないように訓練されているようです。
「ちゃんと穴は閉じさせるようにしてください。でなければ腸内の臭いが漏れて室内が臭くなりますから」
「え、ええ……わかりましたわ……」
私は普段、湯浴みをするときには、同じように裸になった同性の使用人たちに体を隅々まで洗ってもらっています。
だから、同性の裸は見慣れたものなのですが、ここまで股間の様子をマジマジとみたことはありませんでした。
なぜだかドキドキしてしまいます。
とろりとした透明な液体が糸を引いて垂れていました。
「……リリーの股間は拭かなくていいんですの?」
「ああ、そうですね。ではこれで拭いてあげてください」
トーニャが薄いタオルを渡してくれました。
それを使って、私はリリーの股間を拭いてあげます。
薄いとはいえ、タオル越しにもリリーの股間の感触はハッキリと伝わってきました。
ドロッとした透明な液体の感触も指先に伝わってきます。
「ンぅう……んん……っ」
私がその場所を拭いていると、リリーは悩まし気に小さく唸ります。
その声を聴いているうちに、私はそれがリリーのどういった感情によるものなのかということがわかってきました。
リリーはその場所を刺激されて――気持ちよく感じていたのです。
つづく