お嬢様、ヒトイヌ奴隷 急 その2
Added 2022-10-25 14:58:04 +0000 UTC■ あらすじ:お嬢様に与えられた、ヒトイヌ奴隷。その奴隷の面倒を見るように言われたお嬢様は、従順にそのヒトイヌの面倒を見るのだが……
■ お嬢様、ヒトイヌ奴隷に成る。これがやりたかっただけなのに、随分時間をかけてしまいました。でもまだもうちょっとだけ続くんじゃーw-ウム
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とうとう、指の自由が失われてしまいました。
私は自分の体を見下ろし――改めて、ラバースーツに包まれていることを意識します。
(ん……っ、これは……こんなにも……気持ちよくなってしまうものなのですの……?)
まだ背中側にあるチャックは、腰の上辺りまでしかあげられておらず、完全にラバースーツを身に付けたというわけではありません。
だというのに、私は全身から感じるラバーの感触を、なぜかとても心地よく感じてしまっていました。
「ん……っ、ふぅ……」
体を捩り、気持ちい感覚に身を震わせます。
少し体を動かす度に、体のどこかしらにラバーが擦れ、気持ちいい感触を生みだしていました。
(まだ、ヒトイヌ拘束はこれから……ですのに……っ)
ラバースーツを完全に着てもいない状況で、こんな感覚になるとは思ってもいませんでした。
私は深呼吸をしながら、ゆっくりと掌を使い、自分の腕を擦って弛みをなくしていきます。
ぴちぴち、ぴちぴち、と私の身体の上でラバースーツが震えました。
そんな私の後ろにいるリリーが、じっとこちらを見つめています。
「リリー……続きを、お願いしますわ」
「…………うー」
リリーはそう頷くと、もう一度私の背中に手を伸ばし、チャックを上げていきます。
ジジジ、とチャックが閉まっていく感触が私の背骨に伝わってきました。
「……っ」
私はその感触を明瞭に感じつつ、リリーがチャックをあげてくれるのに合わせて、自分の体にラバースーツをよりフィットさせるように体を撫でて弛みを消していきます。
「ん……ッ、ンン……ッ」
一番苦労したのは、胸の辺りでした。
普段、リリーにラバースーツを着せる時には、片手でチャックを上げつつ、もう片方の手をリリーの胸元に入れて、位置を調整しながら身に付けさせています。
ただ、今回リリーは私の命令に従ってチャックをあげることしかしてくれません。
私が自分で掌を使い、位置を調整していかなければならないのです。
それは自分で自分の胸を、揉んでいる動きになってしまいました。
結果として、乳房は上手く収まってくれたようです。少し窮屈には感じましたが、許容範囲でしょう。
チャックが首筋の辺りまで引き上げられると、いよいよラバースーツの着用が完了します。
「んぅ……ッ」
チャックがあがると共に、徐々に首のあたりの締め付けが強くなり、私は思わず小さく呻いてしまいます。
ラバースーツの首辺りは、ちょっと短めのタートルネック構造になっており、チャックを上まで引き上げると、ラバースーツが首の周りに張り付き、少し息苦しくなります。
実際、リリーが最後までチャックを引き上げてくれた段階で、私はかなり首のあたりが締め付けられているように感じました。
(息苦しく……はないですけれど……リリーはいつも、こんな感覚でいたんですのね……)
ラバースーツは散々彼女に着せて来ましたが、自分で着ると新たな発見があります。
全身を完全にラバースーツで覆われた私は、暫くその状態でどう感じるかを確かめていました。
少し首を傾けようとしただけでも、ラバースーツの感触が全身から生じ、私はその身を震わせてしまいます。
「ん……っ」
胸はゴム風船のようになっていて、軽く掌で押してみると、相応の弾力で押し返してきました。
自分の身体なのに、自分の身体じゃないみたいです。
私が暫くそうやって体の状態を確認していると、リリーが体を摺り寄せてきました。
「ひゃっ……! ど、どうしたんですの? リリー」
慌てて彼女にそう尋ねると、リリーは首輪を手で転がして、私の前に持って来ました。
身に付けろ、ということでしょうか。
確かに今日はもう予定がなく、寝るだけで時間があるとはいえ、後片付けの事や改めてリリーにヒトイヌ拘束を施す時間を考えれば、そうのんびりしてもいられません。
私は首輪を両手で拾い上げ、リリーに渡します。
「リリー、お願いしますわ」
私がそうお願いすると、リリーはその首輪を手で掴み、私の首にその首輪を巻き付けてくれました。
チャックを上げるだけよりも遥かに細かな指先の操作が必要になりますが、リリーは危なげなく、私の首に首輪を取りつけてくれました。
首輪はぴったり私の首に密着し、より強い拘束感を与えてきてくれます。
「ふ、ぅ……っ、これは……中々、苦しいですわね……」
首の可動域が少し狭まったような気がします。
実際にはそこまで動きを阻害しないのですけれど、下を向いたり、逆に上を向こうとすると首輪の厚みが首から感じられ、それ以上首を動かすことが出来なくなってしまいます。
無理矢理動かすことは出来なくはないですが、首輪が食い込んで来てしまうので、そこまで無理は出来ません。
ふぅ、と深く息を吐き出しつつ、私は次にどの道具を身に付けるか、決めます。
「……やはり、これ、でしょうね……」
手足の拘束よりも先に身に付けるべきなのは、これでしょう。
そう思いつつ、私は三つのパーツに分解されて置かれている、貞操帯を手にします。
リリーを拘束する時は、先に手足の拘束からするように言われていますが、今回は出来る限りは自分で身に付けるべきなので、こちらが先になるわけです。
私は改めていつもリリーの股に挿し込んでいる突起物を見つめました。
(すごく、大きいですわ……入りますかしら……?)
前の穴には何も入れないようにキツく教えられているので、今回入れるのは後ろの穴――つまり肛門だけです。
確か以前に聞かされた話では、前の穴と後ろの穴は構造的に繋がっており、両方を広げようとするととても苦しいとのことでした。
しかし今回は後ろだけですので、なんとかなるのではないか、と私は考えていたのです。
(ダメそうなら、今回は挿入は諦めましょうか)
そう考えつつ、私は突起物を鼻先に持って来ます。
独特の匂いが立ち込め、私の頭を痺れさせてきました。
(いつも嗅いでいる匂いではありますが……こうして鼻先に持ってくると、強烈ですわね……)
普段はそんな風に顔の前に持ってきたりはしないので、余計にそう思います。
私はその突起物に向かい、舌を伸ばしました。
ローションは使えないので、唾液を潤滑油代わりに使うのです。
「ん……っ、ん……っ、んぅ……」
先端から根本まで、しっかりと唾液を塗し、濡らしていきます。
突起物が完全にドロドロになって、テカテカと光るまで舐めました。
(これなら、なんとか……っと)
私は膝を立てて腰を持ち上げ、お尻を突き出します。
指先が使えるわけではないのでハッキリと狙いを定められるわけではないのですが、可能な限り頑張って後ろの穴にその突起物の先端を宛がいます。
ひんやりとした感触が、肛門に触れました。
ついに、狙いが定まったようです。
私はゆっくりと、股間に触れる貞操帯の部品を押し込んでいきます。
「ふ……っ、あっ……っ、んぅ……ッ」
時物は入りそうで中々入りませんでした。
どう力を入れればいいか、力を抜けばいいのかわかりません。
悪戦苦闘しながら、なんとか力を込めて、突起物を肛門に押し込みます。
――ググッ……ずちゅッ!
その時は、突然訪れました。
不自然な体勢で突起物を押し込みながらプルプル震えていると、突然抵抗を突っ切った突起物が、一気に体の中に入ってきました。
体の中に異物が入ってくるという初めての経験に、私は悲鳴をあげてしまいます。
「ぎゃんっ!」
ただその悲鳴は、まともな言葉にはならず、それこそ正に犬が上げるような悲鳴になってしまいました。
仕方のないこととはいえ、さすがに恥ずかしく、私は顔に燃えるような熱が集中していることを自覚します。
幸い、唯一私の情けない悲鳴を聞いたリリーは、特に私を嘲るでも哀れに思うわけでもなく、ただじっと私の行動を見つめていました。
それはそれで恥ずかしいことではあったのですが、気にしてばかりもいられません。
私は勝手に肛門が突起物を締め付けてしまうのを、必死に堪えていました。
ただそれでも、括約筋が収縮するのは止められず、突起物がいい具合に隆起しているせいで、ぴったりと股間に張り付くようになってしまっていました。
それでいいといえばいいのですが、自分の身体なのに自由にならない感覚は、少し怖い感じもします。
私は深呼吸をして気持ちを落ち着けながらなんとか次のパーツを手に取りました。
貞操帯のベルト部分にあたるパーツで、この半円状のペースで腰を左右から挟みこむことで、パンツの形をした貞操帯が完成する。
これで私にも自由に外すことは出来なくなりました。
自然とお尻の穴に力が入ってしまい、挿し込んだ突起物を強く締め付けてしまいます。
「ウゥ……」
「リリー? あ、そうね」
リリーが小さく鳴きながら示したのは、大事な尻尾飾りでした。
これがないと確かに完成したとは言い難いでしょう。
自分でつけようと思いましたが、不自由な手では中々それをうまく取り付けることが出来ません。
見かねてか、リリーがさりげなく近づいて来て、尻尾飾りを貞操帯に固定してくれました。
「ありがとうございます、リリー」
そう呼びかけると、リリーはお尻を振って得意げに体を揺すっていました。
恐らく、尻尾飾りがあればもっとはっきりと意思表示があったのでしょうけれど、ただ裸のお尻を振っているだけで、あまり伝わってきませんでした。
(……それにしても)
いつもなら逆の立場であるはずなのに、私の方がどんどん人の姿からかけ離れていくというのは、なんだかおかしく感じます。
気にしないように努めつつ、私は最後の四肢の拘束に取り掛かりました。
こればかりは、全面的にリリーに協力してもらうしかありません。
「リリー、お願いします」
そう私が呼びかけると、リリーはやはり複雑な表情を浮かべたままではありましたが、素直に取り掛かってくれました。
まずは両足。限界まで折り畳んだ後に、膝から袋を履くようにして、包み込んでもらいます。
思ったよりも袋は窮屈で、両方履かしてもらった時には、私は足が痺れていきそうな予感を覚えていました。
しっかりとベルトを締めてもらい、両足を完全に動かせなくしてしまいます。
さらに、両手の方も同じ要領で拘束していきました。
リリーは普段しないことをして、なんとも言えない顔をしながらも、私の拘束を続けてくれました。
私の両手がしっかりと折り畳まれ、いよいよ体の自由が奪われて行きます。
四肢の拘束が完成し、私は想定以上の辛さに身悶えていました。
(う……っ! 肩が、痛い、ですわ……!)
当たり前ですが、人間の両手両足は四つん這いになることを想定していません。
リリーが割と平然としていたので気付きませんでしたが、結構な負荷かが全身に襲い掛かって来ていました。
(さすがは、ヒトイヌ奴隷ですわね……こんなの、歩くことなんてかなり難しいのでは……)
私はそう思いつつ、四つん這いの状態で前に進んでみます。
手を前に差し出し、床を突いて、また前に。
四肢を完全に拘束された時の、四つん這いの動きにくさは相当なものです。
「ふぅ……ふぅ……ふぅ……」
息を荒げつつ、私は部屋の中を歩いていきます。
少しコツが掴めてきたような、そんな気がしました。
(うん、想像していたよりも、ずっと辛いですわ……んっ、足を動かす度に、股関節の辺りが……っ)
ギュム、ギュム、とラバースーツが擦れ合い、私の気分を妙なものへと変えていきます。
私は暫くそうしていましたが、ぺたぺたと掌を床に突きながら、リリーが近づいてくるのを感じました。
動き回って疲れており、俯いていた私は、真正面からリリーが近づいて来るのを感じ、顔をあげます。
顔をあげて見れば、全裸で四つん這いになったリリーが、何か赤い物を咥えて迫っていました。
(それ、って……っ、んぅっ!?)
リリーの顔が急接近し、避ける間もないまま、私の顔に彼女の顔が押し付けられます。
唇と唇が重なってしまっていました。
しかも、リリーはその口に加えていたもの――ボールギャグを、私の口の中に押し込んで来たのです。
「ンゥッ……!? んあっ、あがつ」
彼女にしてみれば、四肢拘束だけではヒトイヌ足り得ないと思ったのでしょうか。
私は彼女から口移しでボールギャグを噛まされてしまいました。
かなり大きなボールが口の中にがっちりと嵌り、ちょっとやそっとのことでは吐き出せなくなってしまいます。
「んぅ……ッ! ンあぅウっ……!」
不明瞭にしか発することのできない私の呻き声は、普段リリーの上げている泣き声にとてもよく似ていました。
つづく