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夜空さくら
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お嬢様、ヒトイヌ奴隷 急 その3

■ あらすじ:お嬢様に与えられた、ヒトイヌ奴隷。その奴隷の面倒を見るように言われたお嬢様は、従順にそのヒトイヌの面倒を見るのだが……

■ お嬢様、ずぶずぶ嵌ってしまうの巻ーw-ウム いうまでもないですが、リリーの行為は、ヒトイヌ奴隷としては逸脱してます。

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 リリーによって、私はボールギャグを噛まされてしまいました。

 私がボールギャグの感触に困惑している間に、リリーは背後に回り、ボールギャグのベルトをしっかり締めて外せないように固定してしまいます。

「ンゥ……!」

 ひと際強く、ボールギャグが口に食い込んで来ます。

 ボールが完全に口に嵌まって動かなくなり、舌が押さえつけられてしまいました。

「ンーッ、ゥー……ウー……」

 私はその状態を確かめるように、声をあげようとしてみます。

 普段、ボールギャグを噛まされたリリーがそうであるように、私も明瞭な言葉を全く口に出来なくなっていました。

(あまり意識していませんでしたが……思ったより、声が形にならないものですわね……!)

 ヒトイヌ奴隷としてのリリーが普段どんな感覚でいたのかを追体験でき、私は少し感心してしまいます。

 だから、いつの間にかリリーが別の道具を手に取り、背後から近づいて来ていたことに気付けませんでした。

 突然背後から、何かを被せられ、私は相当驚きました。

「ンゥッ!?」

 頭全体を分厚い何かが覆っていきます。

 目を閉じてしまったため、暗闇の中で体の感覚に頼るしかありませんでした。

 それによると、どうやらリリーが私の頭に全頭マスクを被せてきているのだろうことがわかりました。

(リリー!? なに、を、するんですの……!?)

 まさか忠犬そのものだったリリーが、勝手にそれまで被せてくるとは思っておらず、私は困惑しました。

 暴れて抵抗しようにも、すでにヒトイヌ拘束が施されてしまっている私には、どうすることも出来ません。

 結局、全頭マスクでしっかりと頭部が覆われてしまいました。

 真っ暗な視界が目の前に広がっています。

(うぅ……っ! これじゃあ何も見えないではないです……か……?)

 ふと、私はまぶたの前に少し余裕があることに気付きました。

 頭全体が覆われているのはその通りなのですが、どうやら全頭マスクの中でも、ある程度視界が確保されるものをリリーは選んだようです。

 恐る恐る目を開けると、かなり視界が制限されてしまってはいましたが、小さな穴越しに周りの様子が見えます。

 これなら視界が完全な暗闇に閉ざされる、ということはなさそうです。

「ンゥ……っ、ンンーッ……!」

 リリーがどこにいるのか探そうと、視線を巡らせます。

 穴が複数空いているとはいえ、普段の視界とは比べものにならないくらい、見える範囲が狭くなってしまっており、頭全体を動かしてようやく、周囲を見回すことが出来ます。

 すると、リリーが少し離れた場所を四つん這いで進んでいるのが見えました。

 何の拘束具も身につけていないのですから、普通に立てるはずですが、彼女は当然のように四つん這いで歩いています。

(リリー……! ちょっと、お待ちなさい……!)

 私はリリーの後を追いかけます。

 ただでさえ厳しいヒトイヌ拘束状態で、さらに視界まで制限されていることで、かなり動きづらく感じました。

 どうにかリリーに追いつくとと、リリーは私の体に自分の体をすり寄せてきます。

 ラバー越しに感じるリリーの体の感触に、思わず身を震わせてしまいました。

(んっ……っ、ちょっと、リリー……っ、全頭マスクは、外して……)

「ンゥ……?」

 私がリリーに呼びかけようとすると、リリーはそれを無視して、なにやら違う方向に視線を向けます。

 それにつられて、リリーの視線を追いかけると、そこには大きな姿見がありました。

 普段、私が身支度を整えるのに使っている鏡です。

 足元まで映し出せる大きな物のため、いまの四つん這いになっている私の姿もきちんと映っていました。

 ただ、そこに映っているのが私だと、私は最初気付けませんでした。


 真っ黒な素材で全身を包まれた、怪しげなヒトイヌ。


 ラバースーツに全身を包まれ、四肢を折り畳んで拘束されており、その頭部は黒いラバーで覆われています。

 全頭マスクは頭頂部に犬の耳のような、三角の飾りがついており、頭部のフォルムを犬に近づけていました。

 口元の辺りは少し盛り上がるようになっていて、表面はのっぺりとはしていますが、犬らしい顔のフォルムになっています。

(これが……私……)

 全身くまなく覆われているため、今の私を見て「カロリーナ」であるとわかる人はいないでしょう。お父様やトーニャですらわからないかもしれません。

 私自身、目の前に映っているそれが自分なのだという実感が中々湧きませんでしたから、他の方ならなおさらそうであるはずです。 

 私という存在は、ヒトイヌというものに塗り潰されていて、傍から見てそれが私だとわかるものは何もありませんでした。

「ウゥ……アゥ……ッ」

 ボールギャグを噛まされている上、全頭マスクでしっかり覆われているため、明瞭な言葉が全く出せません。

 自分がカロリーナであるということを、誰かに話して知らせることも出来ないのです。

 ドクン、ドクン、と自分の心臓が激しく高鳴っているのを感じました。

「フーッ……フーッ……」

 息が荒くなり、少し呼吸が苦しくなります。

(う……っ、た、確かこのタイプは……っ)

 このタイプの全頭マスクは、ちゃんと空気穴が用意されているはずです。

 とはいえ、空気穴自体はかなり小さいものしかありませんでした。

 犬のフォルムを作るために生まれている、口の周りの空間の中でわずかな空気が循環し、息苦しくなるのがわかります。

(冷静に……呼吸を落ち着けないと……っ)

 私はそう自分に言い聞かせ、意識して呼吸を緩やかにするように努めました。

 そうすると空気の入れ替えが上手くいって、息が少し楽になります。

(ふー……なんとか、大丈夫そうですわね……リリーは……?)

 私が悶えている間に、リリーは私をおいて別の場所に移動していました。

 リリーは床の上に置いてあった、責めのための道具――マッサージ機を咥えます。

(ちょ、ちょっと、待ちなさい、リリー?)

 それを器用に口で起動させ、ブルブルと震えているそれを私の方に向けてきます。

 その表情は、どこかこの状況を楽しんでいるようにも見えました。

 私は近づいてくるリリーから距離を取ろうとしましたが、慣れないヒトイヌ拘束状態では、上手く方向転換をすることも出来ません。

 そうしている間に、リリーは私の直ぐ傍まで近づいてきて、真横へと回り込んできます。

「ンゥっ! ――んぃっ!?」

 リリーの方になんとか向き直ろうとした私の胸に、初めて経験する刺激が走りました。

 思わず体を跳ねさせ、捩ってしまいます。

「ンッ、ンゥッ、ウゥっ!」

 よたよた、とカニの横歩きのように少し体を動かしましたが、そんな無理な動きは続けられませんでした。

 バランスを崩して、コロンと横向きに転がってしまいます。

「んぎぃ……っ!」

 体を変に捻ってしまい、少し痛みもありましたが、床が柔らかいカーペットに覆われていることもあり、怪我はしないで済んだようです。

 完全に仰向けになってひっくり返ってしまった私は、四肢が拘束されていることもあり、かなりみっともない格好になってしまっていることでしょう。

 もがく私の身体の上に、覆い被さってくる重みがありました。

 なんとか首を持ち上げて見てみると、リリーが私の身体の上にマウントを取っているようです。

 その口には、当然マッサージ機が咥えられており、リリーは楽しげに笑っているように見えました。

(や、やめなさいっ! りり……いいぃぁあっ!?)

 必死に制止しようとした私の思いは届かず、リリーはそのマッサージ機を私の身体に押しつけてきました。

 細かな振動を伴うものがラバースーツに覆われた私の乳房に押しつけられ、その振動がラバースーツを貫通し、私の乳首に影響を与えてきます。

(ふぐぅ……! んぃいいっ!)

 その気持ちよさは、私がかつてリリーを刺激しながら想像していたものより、遙かに強いものでした。

 乳首を自分で触ってみたことはありましたが、それとはまるで比べものにならない感覚です。

 そもそも乳首に触れてみた感触だって、決してそういうつもりで触れたわけではなく、入浴の時や着替えの時などに、軽く触れてみただけのことでした。

 その時の感覚に比べると、マッサージ機によって与えられる刺激はとてつもなく強く、私の頭を痺れさせます。

 表現のしようがない衝動が私の身体に広がっていき、また増幅して弾けてしまいます。

(う、うぅ……っ、なん、です、の……これ……っ)

 リリーがどんな風に感じていたのか、気になっていたことは確かですが、まさかこんな風に感じているとは、夢にも思っていませんでした。

 目の前が真っ白になるくらい激しい感覚が、絶えず私を襲って来ます。


 身体全体が熱くなり、どこか怖いくらいに激しく感じてしまっていました。

 そんな私の様子をどう思ったのか、リリーはまた違う責め方をしてきました。

 いままではそれを押しつけてきていたのは乳房だけでしたが、その狙いをゆっくりと別のところにまで広げていきます。

「んぃ……っ!」

 脇腹に刺激が移動してきて、私はくすぐったさに思わず身を捩ってしまいました。

 さらにその反応を楽しむが如く、リリーの責めは続きます。脇腹から徐々に上の方に刺激される箇所が移動して来て、脇の下辺りも刺激されてしまいます。

 くすぐったさに脇を閉めかけてしまいますが、そうすると自分の力でその振動するマッサージ機を押しつけてしまうことになり、よりくすぐったくなってしまいます。

 結果、私は腕で脇を閉めないようにしなければならず、余計に脇の下を曝け出すような体勢になってしまい、さらにリリーにそこを責められる、という悪循環に陥ってしまいました。

「ンウウウ……ッ! ンヒィ!」

 もうくすぐったいのか、気持ちいいのかの区別さえ曖昧になってしまい、私はひたすら身悶えます。

 そうして耐えることしばらく。

 ようやくリリーは私の体の側面を責めるのをやめてくれました。

 ひくひくと体を震わせながら、私はなんとか乗り切ったと安堵しかけます。

 しかし、リリーの責めはそれで終わりではありませんでした。

 リリーの手が動き、そのマッサージ機の振動を、今度は私の股間めがけて押しつけて来たからです。

 股間を覆っている貞操帯にマッサージ機がぶつかり、震動を伝えて来ます。

「ンォ、ンボォオォオオォッ!?」

 その震動は表面だけではなく、貞操帯から伸びている突起物まで震わせて来ました。

 他の場所への刺激で、十分気持ちよくなってしまって、感度が高まっていた私には、その刺激は強すぎました。

(な、な、な……ッ!?)

 思考が乱れてまともに働きません。

 それがいわゆる『絶頂』と呼ばれる現象であるということを、私はかなり時間が経ってから理解することになりました。

 身体がガクガクと勝手に震え、視界が真っ白になって明滅して、意識が遠ざかります。

 勝手に腰が浮かび上がって、押し付けられているものの感触をもっと味わいたいと言わんばかりになりました。

 それをリリーは程よくマッサージ機を持ち上げることで避けてしまいます。

「ン、フゥーッ! ンぅーッ!」

 体を暴れさせ、悶える私を弄ぶように、リリーはマッサージ機を当てたり当てなかったりして、刺激を巧みに与えてきました。

 私はあまりの刺激の強さに翻弄され、呼吸が乱れに乱れて、荒い呼吸を繰り返してしまいます。

(く、苦し……い……っ、も、う……だ、め……ッ)

 ただでさえ苦しい呼吸がさらに苦しくなり、私は白目を剥きかけて悶絶していました。

 まともな呼吸が確保できず、いまにも意識が飛んでしまいそうです。

 そんな私をどう見たのか、リリーがマッサージ機を思い切り股間に押し付けて来ました。

 途端に強烈な振動が私の股間を貫き、私の体は激しくのた打ち回って、ただ震えるだけの存在と化します。

(あ――や――あ――ッ)

 思考すらままならなくなった私は、激しい快楽の渦の中、意識が徐々に遠ざかっていくのを辛うじて認識します。

 このまま気を失ってしまったら、私は自らヒトイヌになった姿をトーニャや他のメイドたちに見られてしまうことでしょう。

 それは当然お父様にも報告が行くでしょうし、そうなった時自分がどう扱われるのか、想像することも出来ません。

(どうか……叱られませんように……っ)

 薄れゆく意識の中、私はそう祈るしかありませんでした。

 気を失う直前、脱力してしまった私は、股間の辺りに生暖かい感触が広がっていくのを感じていました。

 本当にわずかに確保された視界の中で、普段あまり表情を動かさないリリーが、妙に楽し気に笑っているのが見えます。

 そんな笑顔を浮かべている理由がわからないまま、私は意識を失ったのでした。


つづく

Comments

ありがとうございます。この後の展開は色々考えましたが、一番無難なルートにしてしまいました。楽しんでいただければ幸いです^w^

夜空さくら

ドキドキ!次の話。楽しみにしています!これから本格的な人間犬ストーリースタート!

goremz


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