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夜空さくら
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人形ダイブ ~『あっち』と『こっち』~

■ あらすじ:ある日、送られ来た等身大ドールに意識が移ってしまった東田三平。ネットゲームで使用している獣人族の女の子・ココナの姿になってしまった彼は――

■ あっちになったり、こっちになったり。自由自在に移動できるのが、この手の道具の良いところですよね^w^

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 透明な液体を垂らすその入り口に、ぴたりとペニスの先端を宛がうと、三平は危うくその刺激だけで射精しそうになった。

 慌ててペニスをそこから離し、深く息を吐き出す。

「ふー……あっぶねぇ……」

 自分が早漏だということを、こんなことで自覚したくはなかった。

 一端挿入するのをやめ、その穴を観察してみることにする。

 改めて客観的に見ると――その場所の造形は、本物と見間違うほどに細かかった。

 もちろん、三平は本物を直に見たことがあるわけではない。

 かなり偏ったネット知識しかないが、少なくともその場所が作り物のようには全く見えなかった。

「ん……っ」

 ごくり、と思わず喉を鳴らしてしまいながらも、三平はその穴に指を差し込んでみる。

――ぬぷっ。

 大した力も入れていないにも関わらず、その場所はあっさりと三平の指を呑み込んだ。

 しかも、その挿入に反応して、挿し込んだ三平の指をきゅっと締め付けて来る。

「ふぉっ!?」

 三平はまさか動くとは思っていなかったので、驚いた。

 それ以外のココナの身体は全く動かなかったため、三平の指の挿入に反応しただけのようだった。

 とはいえ、その動きは実に自然なもので、三平は本当に生きている体なのではないかと不安になる。

(そんなわけないけどな……)

 三平はその思考を押し込めて、ドールの性器をさらに観察する。

 指の挿入に反応して、ひくひくと痙攣するように動いているその部位は、三平の指をくわえ込んで離さない。

 この穴にペニスを挿入したら――どれくらい気持ちよくなれるのか。

 想像するだけで三平の胸は期待に高鳴った。

(……こんだけ高性能なら、そのまま使ってみたいけれど)

 普通、オナホールを使うときには、それが貫通型か、非貫通型か使い捨てか、再利用が出来るのか、そういったことを確認して使う。

 基本的に貧乏性な三平は、使い捨てのオナホールであっても、コンドームを併用して何度も使うことがある。

 その点、このドールはどうなのかと三平は悩む。

(リアルドールとか使ったことないしな……)

 大きなオナホールの中には、挿入する部分だけ交換するタイプもあるが、そのドールに関しては交換できそうな外見ではない。

 切れ目も何もないのだから、交換を前提にしているとは思えない。

(洗浄機能付きっていうのもありえるよな……しかし……)

 使う度に全体をオーバーホールしなければならないパターンもあり得なくはないだろう。

 さすがにそこまで不便ではないだろう、と半ば思いつつも、三平はどう判断したものか悩んでいた。

(コンドームを使って、安牌を取るか……? いや、この最高のドールを使う初めての体験は、最高のものにしたいよな……)

 そう考えた三平は、邪魔なゴムを使わないことに決めた。

 もしもそれで洗浄や交換に時間やお金がかかってしまうとしても、最初の一回は存分に気持ちよくなることを選んだのだ。

 そうと決めれば、三平は再びペニスをココナの股間に宛がう。

 ぴたりと再びペニスがココナの股間に触れ、気持ちいい快感が背筋を走る。

「よし……いくぞ……!」

 気合を入れた三平は、目の前に突き出された股間の中央に向け、ペニスを突き出した。

――ぬぷっ……!

 柔らかいその場所は、あっさりと固い三平のペニスの先端をその中に受け入れる。

 指の時と同様、否、それ以上の快感が三平のペニスを包み込む。

 指の時と違い、太さがちょうどいい太さならしく、先ほども生じた締め付けの感触はさらに強かった。

「うぉおおっ……! なんだ、これ……っ! すい、だされてる、みてぇ……!」

 三平が自分のペニスがもぎ取られるかと思うほど、そのココナの膣は挿入されたペニスを離さなかった。

「にゅるにゅるした穴の中が……っ、すげえ、気持ちいい……!」

 想像以上の刺激に、三平は思わず腰を引きそうになる。

 だがココナの膣はそれを許さないというように、強い力で三平の亀頭を締め付け、奥へ奥へと強く吸い寄せていく。

 気持ちいいだろうことを予想はしていたが、まさかそこまでとてつもない快感を与えてくるとは思わず、三平は完全に翻弄されていた。

 引きかけていた腰が吸い寄せられ、ペニスが徐々に奥まで導かれていく。

「くっ……そぉっ……!」

 それは実に名器と呼ぶに相応しい穴だった。

 所詮は経験の少ない三平がその刺激に長く耐えることなど出来るはずもなく、ペニスの先端が最奥に接すると同時に、三平は思い切りその先端から精液を噴き出してしまっていた。

 穴の中で噴出した精液が吸い込まれていくのがわかる。

(うぉ……ぉ……! なんだ、この感覚……! 中出しって、ほんとにこんな感じなのか……!?)

 ドールの中に盛大に精液を吐き出した三平は、まるで吸い付くようにドールの膣が自分のペニスに張り付いて来ているのを感じていた。

(マジで、これ……っ、ほんとに、ただの機械、なんだよな……?)

 三平が疑問に思ったのも無理はない。

 ドールの膣はまるで生きているかのように蠢き、射精したばかりの三平のペニスを絞り出していた。

 まるでその中に残っている精液を、一滴残らず吸い出そうとしているかのような複雑な動きだ。

 いままで三平はオナホールを使ってみたことはあったものの、その吸い出す動きの気持ち良さは、とても普通のオナホールとは比べものにならないほど気持ちいいものだった。

 電動式でバキュームタイプの高級なオナホールの経験があれば話は違ったかもしれないが、三平がそれまで使っていたオナホールは全て高くても数千円の、ちゃちな作りの物しかなかった。

 その射精した後の気持ち良さも堪能しながら、三平はしみじみと思う。

(ふぅ……もしも、これが生身のセックスの感覚に近いのだとしたら……セックス狂いになっちまう奴の気持ちも、少しはわかるな……)

 あまりにも挿入している感覚が気持ちよすぎて、抜くのが惜しく感じられるほどだ。

 人工物とはいえ――あるいはだらこそ――最高の膣に挿入する感覚を初めて味わったのだから、無理もないことではあったが。

 暫く余韻に浸っていた三平は、ようやく少し気持ちが落ち着いて来たため、そのペニスをゆっくりと引き抜いていく。

 吸い付く力は相変わらず発揮していたが、ペニス自身が少し縮んだこともあって、かなりその場に保持しようとする力は緩んでいた。

 それでも密着はして来ていたため、抜き取る時に三平は非常に強い快感を覚えてしまった。

「くっ、うぉ……っ、んっ……!」

 小さく唸りながらも、ペニスを引き抜く。

 ペニスには特に精液が付着したりはしていなかった。

 ただ、膣内を満たしていたローションが多少こびり付いている。

 テカテカと光る自分のペニスを眺め、三平はしみじみと思う。

(うーん、マジでしっかり締め付けられて、最高の快感だったな……ここまで気持ちいいと、もう普通のオナホを使ったオナニーじゃ、満足できないだろうな……)

 一発抜いて少し満足した三平は、ひとまずドールをそのままにして、シャワーを浴びることにした。

 汚れたペニスを重点的に洗い、再び部屋へと戻る。

 部屋に戻ってくると、ココナのドールは相変わらずあられもない、お尻を突き出した格好のまま、じっとしていた。

 一発出したことや、シャワーを浴びてすっきりしたことにより、多少冷静になった三平は、その光景を改めて見て、感じるものがあった。

「うーん、エロくはあるんだが……全体を俯瞰してみると、やっぱだいぶシュールだな……」

 男の一人暮らしの部屋で、お尻を突き出した格好で倒れている、尻尾と猫耳が生えた全裸の女の子。

 明らかに奇妙で、生活感のある空間の中で物凄く浮いていて仕方ない。

(ドールの清掃をしなくちゃいけないけれど……さてどうしようかな)

 三平はとりあえず対処しなければならない問題について考えることにした。

 先程経験したオートモードのように、自動的に動かす機能で自動的に洗浄してくれはしないかと期待してしまう。

 そう思いつつ、ドールのことをより深く理解するため、三平はようやく説明書を手に取って読み始めた。

「なにかいい方法は……おっ? 自動動作モードってのがあるな? これを使えば良さそうだ」

 早速目的のものを発見した三平は、それを用いてドール自身に洗浄させることにした。

「ええと、自動動作モードを実行するには……まずヘッドギアを付けて……」

 三平は何も考えずに、ドールと一緒に送られて来た特殊なヘッドギアを再び頭に取り付けた。

 本来であれば、マニュアルモードかオートモードかを設定する画面がヘッドギアの中に浮かぶはずだったが――なぜか三平の意識はドールの方に即座に移動してしまう。

 今度はちゃんと座っていたため、自分の身体が倒れることはなかった。

 しかし、それ以上の問題があった。

「あっ、やべ――ぇあうっ!?」

 三平の意識がドールに移り、倒れているココナの身体が動いた、次の瞬間。

 三平に途方もなく強い感覚が襲いかかった。

「んひぃっ!?」

 身体の内側から強烈な快感が湧き上がり、三平の意識をあっという間に飲み込んでいく。

(なんっ、だっ、これっ、いきなっ、りぃっ!?)

 その感覚は、まるで後ろから膣に挿入され、犯されているかのような感覚だった。

 激しい快感が絶え間なく襲いかかってきて、三平の精神を翻弄し始める。

 悶えてのたうち回る三平。

 俯せの状態から、横に、仰向けの体勢へと変わって行く。

 大きな胸がぶるぶると震え、尻尾が身体の下敷きになってより強い快感を生み出した。

「あひぃいいっっ、んにいいっ、っ、んぎいいいっ

 のたうち回る三平は知らなかった。

 ドールには待機モードが存在し、その状態で待機している時のドールは、その間に受けた快感などの感覚をその身に蓄えてしまうのだということを。

 三平は自分自身が犯した体の感覚を、自分で味わうことになってしまったのだ。

 普通の身体なら単純に犯されるだけではそこまで大きな快感は生じないはずだが、ココナの身体は普通のセックスでも十分以上の快感を覚えてしまっていた。

 暫くのた打ち回り、絶頂し続けていた三平。

 その動きがようやく鈍くなっていく。

「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ……」

 息も絶え絶えになりながら、悶える三平は、ようやく絶頂が一段落して、落ち着いてきたことを感じる。

「と、とんでもねえな……これ……!」

 三平はあまりにも強烈な快感に振り回され、大の字に寝転びながらそう呟いた。

 ゆっくりとからだを起こすと、部屋の中はまき散らした愛液ですっかり汚れており、散々な有様だった。

 ふと真横に視線を向けると、風呂上がりの自分の身体が、座った体勢のまま固まっている。

「うはぁ……はぁ……はぁ……」

 シャワーを浴びたことで男の臭いはすっかり薄れたが、代わりに風呂上がりのいい匂いが漂ってくる。

 三平は衝動に突き動かされるまま、その自分の身体へと近づいた。

 ヘッドギアを付けている頭を地面に打ち付けないように、ゆっくりと押し倒して床に仰向けに寝かせる。

 その体勢を取らせると、パンツの中で勃起したペニスが、大きなテントを張っているのがわかった。

(勝手に興奮してる……? いや、俺がこっちにいる以上は、単に刺激が加わったからってことか……?)

 三平はそう考えを巡らせかけたが、すぐに考えることをやめた。

 散々イってしまった直後であるためか、いまの彼の身体は非常に強い興奮状態に陥っていた。

 衝動に任せるまま、ゆっくりと顔を自分自身の体のペニスに近付けていく。

「うわ……っ、すご……っ」

 慣れ親しんだ自分自身のペニスだということは三平も百も承知だったが、改めて傍から見ると、そのペニスの生々しさには絶句するしかなかった。

 ビンビンに勃起したペニスが、いまにもパンツを突き破りそうになっている。

(さて……さっき出したばっかのはずなんだけどな……)

 そう思いつつ、三平はパンツをずらしてペニスを露出させた。

 勃起したペニスが抑え込むものを失い、ピンと立つ。

 ぴくっぴくっ、と脈打っているそれを見た三平は、ごくりと喉を鳴らした。

 恐る恐る顔を寄せて、手で包み込むようにして握ってみる。

 その刺激に反応して、さらにペニスが大きくなった。

「うわっ……!」

 自分のペニスなのだから、その大きさ自体は三平も当然良く知っている。

 身体全体が小さくなっているのだから、ある意味当然の認識ではあったのだが、それを差し引いても、今の三平の目にはそのペニスは記憶よりも大きいように見えた。

(臭いは……そうしねえな。まあシャワー浴びたばかりだから当然か……)

 勃起したそれからは、特別な臭いはそこまで感じられなかった。

 微かに男くさい臭いはしたものの、顔を背けるほどではない。

 もっとも、いまの三平は普通なら男臭いと感じるだろうその匂いにも特に嫌悪感を覚えなかったため、感じ方自体が変わってしまっている可能性はあった。

(うぉ……なんだ、この感じ……! これ……っ、体が、勝手に……ッ)

 再び衝動に突き動かされたのだろう。

 三平はその勃起した自分自身のペニスを、口を開いてその口内へと導いてしまっていた。

 舌先から苦いようなしょっぱいような、不思議な味を感じた三平は、今の身体はちゃんと味覚まで存在しているのだということを理解する。

(うぉ……っ!? なんだ、この、感じ……っ!)

 不思議な味を感じつつ、舐め続けていると、三平は自分の股間が妙に熱くなるのを感じていた。


つづく


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