SamSuka
夜空さくら
夜空さくら

fanbox


人形ダイブ ~自分にオナニーする~

■ あらすじ:ある日、送られ来た等身大ドールに意識が移ってしまった東田三平。ネットゲームで使用している獣人族の女の子・ココナの姿になってしまった彼は――

■ オナニーだって自由自在。これはオナニーというのかどうかは、議論の分かれるところですがーw-ウム

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 自分自身の体のペニスを舐める。

 普通ならよっぽど体が柔らかくないと出来ないだろうし、しようという気にもなれなかっただろう。

 そもそもいくら違う体になっているからとはいえ、三平がそれを舐めてみようと思ったこと自体、不思議な話ではあるのだが、彼はそんな疑問など脇に放り出して、自分のペニスを舐めていた。

 生々しく血の通った感じのする肉棒は、三平が舌で刺激を与える度にぴくぴくと反応している。

(意識がない状態のはずなのに……刺激に対する純粋な反応ってことか?)

 理屈はよくわからなかったが、三平は自分の体のペニスを舐め続けた。

 そうしている間に、今の自分の身体――ココナという女性の身体にも反応が生じ始めたのを感じた。

 股間の辺りに熱が集中し、妙に気持ちのいい感覚が生じつつあった。

 それが果たしてペニスを舐めているというシチュエーションに彼自身が興奮しているからなのか、それともそれをトリガーとしてその体が発情するようになっているのかどうかは、三平にはわからない。

 ただ、熱を持って疼く股間が気になって、そこに向かって手を伸ばした。

 指先がその場所に触れると、ぐちゅりと濡れた感触が伝わってくる。

 ただペニスを舐めているだけなのに、ココナの身体は非常に強い興奮状態に陥っていた。

「んっ……フゥ……ッ」

 自分のペニスを舐めながら、自分の女性器に指を入れてオナニーをする。

 奉仕としてのフェラチオではなく、オナニーとしてのフェラチオとなって、不思議な感覚を三平は覚えていた。

(うぉ……めっちゃ気持ちいい……!)

「フーッ……フーッ……フーッ……!」

 三平は激しく興奮する自分の身体に応えるように、頭を上下させてペニスへの刺激に上下への動きを加えた。

 じゅぷっ、じゅぽっ、といやらしい水音をあえて立てるようにすると、ますます興奮できることに三平は気付いた。

「んっ……♡ んぅっ♡ んふっ♡ んんぅうっ♡」

 口を使って自分のペニスに刺激を与えていると、そのペニスはどんどんその固さを増していった。

 今にも先端から精子が噴き出すのではないかというくらい固くなって震えており、三平はそれを期待してしまっている自分に気付いた。

(なんでこんなに……興奮してるんだ……?)

 刺激を加えながら、三平はそんな疑問を覚える。

 三平の性自認は男で、恋愛対象や性欲の対象は当然のように女である。

 いまどき同性愛も珍しくないし、三平自身にそういったものに対する差別意識は存在しない。

 とはいえ、三平自身はあくまで性欲を向ける対象は女性である。それは間違いないことのはずだった。

 しかしいまの三平は、自分のものとはいえ男性のペニスを咥えていることに、違和感を覚えていない。

(そもそもそんなこと考えたこともなかったけれど……抵抗感とか、もっとあってしかるべきじゃねえの……?)

 精神は肉体に影響を受けると最初に言ったのは誰だっただろうか。

 ココナという女性の体に意識を移したことで、そういった本能的な忌避感などにも変化が生じているのか。

 それとも逆に非現実的な状況すぎて、自分の意識がそれについていけていないのか。

 三平は大いに悩む。だがそんな悩みも、徐々に体が感じる快感の前に溶けていった。

「ふぅ……! んぅ……ッ! んんぅ……!」

 強くペニスを口の中で締め付け、唇で扱くように刺激を加える。

 女性器に伸ばした指先は、すでに第二関節を越え、根元まで呑み込まれていた。

 一度引き抜きかけたところで、三本目の指を加えて穴へと押し込んでいく。

 さすがに指三本ともなれば、いくら柔軟なその体の膣と言えど、かなり苦しく感じていた。

「んあっ♡ んああっ♡」

 自分の口から、普段の自分の身体ではありえない、甘い喘ぎ声が零れる。

 その可愛らしくも色っぽい声に、男としての三平の気持ちもさらに昂った。

 三本揃えた指を回転させ、指先を軽く曲げて新しい刺激を生み出し、快感をさらに高めていく。

 そうしてついに――その時は訪れた。

 舌でペニスの裏筋を刺激した時、ペニスがひと際大きく脈を打った。

 口の中から生臭い独特の臭気が、鼻の方にも一気に広がるのが感じられた。

(キタッ……!♡)

 興奮と期待に三平が心を震わせるのと、ほぼ同時。

 その口内に収めたペニスが激しく脈打ち、その先端から一気に生臭くドロリとした液体を噴出した。

「~~~~~ッッッ!!!♡♡♡」

 その勢いと臭いの強さに目を見開き、三平はその体を大きく震わせる。

 同時に膣に挿し込んだ指先が動き、強い刺激を与えたことで、三平の今の身体もまた絶頂を迎えていた。

 痙攣するように体が跳ね、頭の中が真っ白になるほどの快感が走る。

「ングッ……! ンッ、ンゥッ……!」

 口の中に流し込まれた精液を、三平は呑み込んでいく。

(あれ……? そういや、この体……精液とか飲んで大丈夫なのか……?)

 妙に粘っこく苦い液体が喉の奥を滑り落ちていくのを感じつつ、三平はふとそんなことが気になった。

 いくら精巧に出来ていても、精液を消化して吸収する機能があるとは思えない。

 どこかでそれを排出しなければならないはずだ。

 そんなことを考えている間にも、三平の今の身体は口内に吐き出された精液を一滴残らず飲んでしまい、全てをその喉の奥へと流し込んだ。

「んぅ……」

 一定の衝撃が過ぎ去った後、まだペニスを咥えたままだった三平は、少し柔らかくなったペニスを口の中から抜き取っていく。

(ん……このまま出すと、せっかくシャワーを浴びた体が汚れちまうか……?)

 そう思った三平は、口の中からペニスを出す前に、しっかりとそのペニスに付着した唾液や精液を全て吸い取っていった。

 それは意図せずしてバキュームしている状態になっており、三平自身のペニスは驚くほど綺麗な状態で、ココナの口の中から解放された。

「ん、くっ……んっ」

 口内に吸い出したものを全部飲み込み、ひとまず一息つけるようになる。

 ペニスが剥き出しのまま放置するのも躊躇われたので、元のようにパンツを履かせておいた。

「さて……と。随分回り道をしちまったが……」

 そもそも三平が再びココナの身体の方に意識を移すことになったのは、オートモードでその体の洗浄をさせようと思ったからである。

 どんな風に洗浄するのかはわからないが、ココナの身体が勝手に洗浄してくれるのであれば、それに越したことはない。

「でも意識を移す必要はなかったんだよなぁ。一端元に戻った方がいいのか?」

 ぶつぶつ呟きながら、三平はどうしたものかと考える。

「とりあえず、見てみるか……『メニュー』」

 三平がそう呟くと、彼の視界上にメニューウィンドウが表示された。

 限りなく生身に近い体に対し、妙にゲームらしい演出ではある。

「さて……多分ここの『アクション』かな?」

 表示されている中から『アクション』の項目を選ぶと、そこにずらりとアクションの内容が列挙された。

 それらに一つずつ目を通しながら、三平は目当てのものを探す。

(しかし色々あるな……掃除とか洗濯とかもあるけれど、もしかして家事ロボット的な使い方も出来るのか? だとするとどんなAI積めばそんなことが出来るんだ……?)

 あまりにもオーバーテクノロジーではないだろうかと三平が思っていると、項目の中に目当ての物を発見した。

「おっ、これじゃないか? 『体内洗浄』。これで――あっ」

 三平は思わずそう呟いてしまってから、失敗したことに気付く。

 音声認識なのか、メニューに表示されているものを呟くと、それが選択されてしまうということをすっかり忘れていたのだ。

 座り込んでいた三平の身体が――ココナの身体が勝手に動き始める。

(や、やべっ。オートで動き出しちまった! とまれ……とまれって! くそっ、声も上げられねえのかよ!?)

 装備を外す時にも似たようなことはあったが、今度は声すらあげられず、体が勝手に動いていく。

 ココナの身体はそのまま先ほど三平が浴びたシャワーを浴びに、浴室へと移動する。

 躊躇なくお湯を出し、その水を浴び始める。軽く体の表面の汚れを洗い流したかと思うと、ココナの身体はその場でしゃがみ込んだ。

 M字開脚のように大きく股を開いている。相撲取りが取り組み前に取る、いわゆる蹲踞のような姿勢だった。

 そしてそうやって露わになった股間に、シャワーを直接当て始める。

(ひゃあっ! な、なんか変な感覚……っ、だ……っ!)

 あそこにシャワーの水流が当たる刺激に、三平の意識は翻弄されていた。

 お湯が体の中にまで入って来て、その中に注がれたものを洗い流していっているのが感覚でわかる。

 思った以上に膣の穴は広がっており、ココナの身体はその細長い指を入れて穴の奥までよく洗っていた。

(洗浄が目的だからか……やたらと、力強っ……! ふぐぅうう……っ!)

 ぬちゅぐちゅと音を立てるのも構わず、勝手に動く体は穴の洗浄を続ける。

 一通り掻きだし終わったところで、今度はそのシャワーヘッドを口元へと向けた。

(……? おい、まさか……っ、もしかして……!)

 三平が構える間もなく、その体はシャワーから出る水を口の中へと流し込んでいった。

 喉を大量の水が流れ落ちていくのがわかる。

(うぉ……っ、まさか洗浄方法がこんなだとは……っ)

 三平は改めていまさらながら、この体が本当に作り物なのだということを理解していた。

 明らかに普通の人間なら出来ないことをやってみせている。

 ノンストップで大量のお湯がその体の中に吸い込まれて行った。

 お腹が張るような感触を三平が感じる頃には、ココナの体の腹部は妊娠でもしたかのような大きさに膨らんでいた。

 そして、下の穴から大量の水が溢れ出す。

 肛門から後から後からお湯が溢れていく。

 もちろん機械であるココナの身体からは茶色い糞便は出てこなかった。

 ただ、お湯の中には妙に白く濁った部分があり、注がれて飲み込んだ精液が全て洗い流されていることを示している。

(うぉ……っ、体の構造、どうなってるんだ……? 口から肛門まで、マジで一本の管として繋がってるのか……?)

 そんな風に考えた三平の予想はおおむね当たっていた。

 ある程度は逆流を防止する弁が存在するのだが、いまは洗浄のためにそれらの弁は無効になっているのだ。

 結果、上の口から水を流し込むだけで、体内に注がれたものを全て洗い流すことが出来ているのである。

(ん……ッ、んっ、んんぅ……っ! お尻から色々垂れ流れてるようで……っ、落ち着かねえ……!)

 ほとんど水でしかないとはいえ、肛門からそれが噴き出している感触を強く感じてしまっていた。

 三平はまるで延々と排泄しているような感覚に陥り、体は動かせなかったが、意識を悶えさせ続けていた。

(くぉお……っ、頭、おかしく、なる……っ)

 あまりに異常な感覚が長く続いたため、三平は本気で頭がおかしくなってしまうかと思った。

 幸い、無限に続けられるということはなく、完全に下から排出されるものが水になったあたりで、上から注ぐのは止めた。

 暫くは注いだ分を下から排出する時間が続き――ようやくその勢いが収まって行った。

(おわっ……た……?)

 最後に再び体の表面をシャワーで洗い流す。

 そして、不意に三平の身体に自由が戻った。

 一瞬ぐらりとよろめきかけたが、なんとか立て直す。

「ふー……っ、お……、うごかせ、る……」

 三平の体の自由が戻って来ていた。

 自分の身体が意志とは無関係に勝手に動く感覚には、暫く慣れそうにない。

 よろよろと体をふらつかせつつ、三平は浴室を出て、バスタオルで濡れた体を拭く。

 その際、柔らかい女の身体に触れ、改めて自身の身体がそう変わっていることを自覚する。

(うーん、色々ありすぎて、当たり前のことを意識出来てなかったな……)

 三平は鏡に映るその裸体を改めて眺める。

 尻尾と猫耳が頭にある以外は、絶世の美女、あるいは美少女という外見だ。

 普通に生きていれば三平がお近づきになれるレベルの容姿ではない。

(耳と尻尾は隠さないとだけど……これ、他の人が見ても相当魅力的だよなぁ……この体で誰かに逢うとか、考えられないけど……)

 女性として振る舞わなければならないことになるため、三平はそうなった時のことをあまり考えられなかった。

 バスタオルを胴体に巻き付け、とりあえず体を隠しながら部屋へと戻る。

 そこでは相変わらずパンツ一丁の自分の身体が倒れていた。

「そういえば、アクションの項目の中に、なんか不穏なものもあったよなぁ。使うことはなさそうだけど……」

 三平はそう呟くのだった。


 彼の頭に浮かんでいた項目とは――『性的奉仕』というものだった。


つづく

Comments

そろそろ黒幕(?)が出てきそうな雰囲気。。。w

Kojiro


More Creators