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夜空さくら
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箱詰倶楽部の新年会 後

■ これにて、箱詰倶楽部の新年会は終わりです! 今年も箱詰倶楽部をよろしくお願いいたします!ーw-ペコリ

■ なお、この話の後、社長は普通に復活しました(わかり切ったネタバレ)


■ この作品には箱詰め、呼吸制御、完全拘束などの描写が含まれます。苦手な人は回避をお願いします。

■ なお、箱詰倶楽部でのプレイは謎の技術で安全に配慮が成されています。真似をすると死ぬので真似しないでくださいーw-ペコリ

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 時は少し遡り、新年会準備の段。

 箱詰倶楽部の社長は、全裸で堂々と立っていた。

「ついに! この日が! 来ました!」

 喜色満面の笑顔で宣言する彼女に対し、技技名が手を叩く。

「よっ、社長! おめでとう!」

「……少しは恥じらいというものを持ってはいかがですか?」

「風邪ひくわよ」

 囃し立てる技技名に対し、受付嬢の真藤馬しずなと専属医の雷麗寺ひなは冷めた反応だ。

 二人分の冷たい視線にも動じず、社長は早速ラバースーツを身に付けていた。

「いやー、ほんと長かったわぁ。今年に限って、やたらと新年会だのなんだのの誘いが多かったし……」

 ぶつくさ言いながら、体を一部の隙も無く覆うラバースーツを身に付けていく社長。

 着衣を手伝いながら、しずなが口を開く。

「断ったんですか?」

「調整したの! こっちの新年会に招いたり、別日にずらしてもらったり……ほんっとうに苦労したわ……」

 はぁ、と社長は社業業の大変さを溜息の大きさで示す。

 ちなみにしずなは受付嬢としての業務の他に、社長のスケジュール管理も行ってはいるが、重要な調整や商談に関しては社長自らが行っている。あくまで補助的な役割しか果たせないのだ。

 しずなは社長のラバースーツの背中のジッパーを上まで引き上げる。

 そうすると、社長の身体は首から下がラバースーツに覆われ、少し体を動かす度に、ぴちぴちと音がした。

「ん……いい感じ♡ ラバースーツ着るのも、久しぶりだわ~♡」

 うっとりした様子で呟く彼女に、次の装着品が手渡される。

 それはブラジャーのような機械だった。乳房を揉んだり、乳首を刺激したり、様々な刺激を与えることが出来る。

「……ラバースーツといえば、バニースーツは必要だったんですか?」

「必須よ! だって兎年だもの!」

「……私が言いたいのは、他の人は普通のスーツなのに、会場担当のチカさんにだけ用意する必要があったのかという意味ですが」

「だってバニースーツのチカちゃん、可愛いでしょ?」

「………………まあ、本人がいいといったなら、私は何も言いませんけれど」

「しずなちゃんにも――」

「着ません」

 ばっさりと申し出を断るしずな。社長も無理強いをすることはなく、それ以上は追及しなかった。

 胸を刺激する機械で出来たブラを着込んだ社長は、次に貞操帯を手に取った。

 当たり前のように貞操帯の内側には三つの突起が伸びており、それぞれ尿道、膣、肛門に挿入されていく。

「んっ……♡」

 潤滑油も使ったとはいえ、あっさりと三つの突起を体内に呑み込む。

 貞操帯のベルトが閉められ、位置がしっかり固定された。

 続いて社長に渡されたのは、手の中に握り込めるリモコンだ。

 しずなはかつて、箱詰めされた状態のままで仕事を行うということをさせられたことがあるが、その時に使用したのがそのリモコンだった。

「……今回はそれも使うんですね」

「いくら技技名の技術でも、まだ脳波だけで全ての操作を可能にするほどじゃないからね~」

「発声行動や感情を読み取るのはいいけれど、移動とかも全部脳波でやっちゃうと、暴走しちゃうんだよね! まだまだ課題が多いのさ!」

 技技名はそう言いつつ、リモコンを握り込んだ社長の手にミトン状のラバーグローブを被せてあげていた。

 手の先がリモコンを握り込んだ状態のまま固定され、握り込んだリモコンを動かす以外のことが出来なくなる。

 その両手を後ろに回し、重ねた状態でコの字型になるようにボンデージテープを巻き付けて固定していく。

 自由をどんどん奪われていく状態だというのに、社長はニコニコと笑顔で、それを受け入れている。

「さて、と! それじゃあ社長! 箱の中に立ってくれるかな!」

「はーい。ふふふ。いよいよね!」

 そう呟きながら、賽銭箱風の箱の中に立つ社長。

 側面はガラスのような壁になっており、しずなは少し首を傾げた。

「……これ、ガラスなんですか?」

「正確には透明にもなるディスプレイだね」

 そう技技名が言ってスイッチを入れると、一瞬でその透明な板は不透過な壁になり、『箱詰大明神』と書かれた木面のような見た目になる。

 箱の中には、いくつかの管やコードが伸びていた。

 それを技技名は社長の貞操帯に挿し込んでいく。

 いつもの排泄を行える仕組みだ。

「よし! じゃあゆっくり座って!」

 社長がその箱の中に、お尻がギリギリ後ろの壁に突くくらいの位置に腰を下ろす。

 ぺたん座りで股間を底に着け、その足首や太腿がベルトで床に固定されていく。

「……普段より、少し余裕がるように見えますね」

「色々仕込んでいる物が多いからね!」

 しずなと技技名はそんな言葉を交わしているが、実際にはほとんど余裕はない。

 社長は自分の身体が箱に閉じ込められていくのを感じ、恍惚とした笑みを浮かべていた。

 そんな社長の鼻に、技技名が細い管を通していく。

「呼吸を確保して……と。ほい!」

「ンガッ――……」

 社長の声がしなくなり、フシュー、フシュー、と管を通した呼吸音しかしなくなる。

 空気の通り道を確保した後に、今度は長大なペニスギャグを、社長は咥えさせられた。

 大きなペニス状のディルドが、社長の喉の中に吸い込まれていく。

「ンうッ……ンッ、ンッ……!」

 涙目になって苦し気に呻きつつも、社長はそのペニスギャグを根元まで呑み込んでしまった。

 そのペニスギャグのベルトが締められると、社長の口は完全に閉ざされる。

 ただ、その外側にも管は伸びていて、そこから流動食などを注げるようになっているのは明らかだった。

「次は……これ! コンタクトレンズ式ディスプレイを付けて貰って……と!」

 てきぱきと技技名は社長の目にコンタクトレンズを取りつけ、目薬を差す。

 しずなはそんな様子を見ながら、呆れ気味に呟いた。

「外の様子を見るだけなら、いままでのゴーグル型ディスプレイでも十分でしょうに……」

「それじゃあ完璧な密閉間は味わえないからね! 目の周りに隙間が生まれちゃうから!」

 ニコニコ笑顔を浮かべながら、技技名は社長に全頭マスクを被せる。

 必要な部分以外穴が空いていないもので、社長の頭はラバー製の卵のような状態になった。

 その上から、ヘッドフォン兼耳当て、目隠しなどが装着され、社長の頭は完全に封印されたような状態になる。

 最後に社長の首に太い金属製の首輪が嵌められ――社長の身体は完璧に覆われた。

 首輪から伸びた鎖を、賽銭箱の底面にある突起に繋いで長さを絞れば、社長は体を小さく折り畳んだ状態で動けなくなった。

 口や鼻から伸びている管が賽銭箱の側面の壁に接続され、準備は完了。

 社長の体をうえから抑えつけるようにして、賽銭箱の蓋が閉ざされた。

 賽銭箱の蓋はちゃんと賽銭が放り込めるような形状になっており、見た目だけを見れば間違いなく賽銭箱に見える。

 だがその実態は、中に徹底的に拘束された社長が閉じ込められている、非常に性的な箱なのであった。

「……バチ、当たりませんかね?」

「大丈夫でしょ! きっと見逃してくれるよ!」

『神罰で箱に封印されるなら、願ったり叶ったりなんだけど』

 しずなと技技名が会話をしていると、それに混じる声があった。

 賽銭箱の中に閉じ込められている社長が、その機能を使って発言したのだ。

「……不思議な感じですね。何度聞いても……普通に社長が喋っているようにしか聞こえません」

「合成音声はあたしの開発じゃないよ?」

『すごいわよねぇ。リアルタイムでその人の声を限りなく再現できる技術……これだって、十分すごい技術だと思うわぁ』

 社長は本心からその言葉を口にしていたが、一般的な価値観を持つしずなからしてみれば、技技名の技術の方が凄すぎて、嫌味にさえ聞こえてしまった。

「……まあ、それはいいです。問題なく動けそうですか?」

『もちろん! あ、ちょっと退いててね』

 そう社長が言った後に、その賽銭箱が勝手に動き始める。底面に取り付けられたホイールで、自走することが出来るのだ。

「……この機能、要りました? 賽銭箱が動くって……」

「だってほら! 社長は挨拶周りをしなくちゃじゃない?」

『そうそう!』

「せっかく賽銭箱の形状をしてるんですから、お参りということで順番に並んでもらえばよかったのでは?」

 しずながある意味真っ当なことを言うと、社長と技技名は沈黙してしまった。

『……いわれてみればその方がコンセプトに合ってたかも……』

「社長?」

『あっ、いやっ、違っ、ほらっ! やっぱり呼びつけるような真似をするのは、誠意の示し方的にどうかと思うし!』

 素直な心情を露わにしてしまった社長は、そう慌てて言い繕った。

 額に手を当てて溜息を吐いたしずなは、言う。

「本番ではうっかり本音を出さないようにしてくださいね……」

『気を付ける! ね、ねえ、ところで、賽銭箱本来の機能も試しておきたいんだけどっ』

「その機能に抜かりはないさ!」

 話を逸らす社長に合わせ、技技名がその懐から小銭を取り出す。

「賽銭の金額次第で、社長の身体に仕込んだ責め具が動くようになってるよ! 例えば五円だと……」

 ぽい、と賽銭箱に向かって五円玉を放る技技名。

 ちゃりん、と音が鳴った後、社長の声が甘く弾けた。

『んぅっ! 膣の、バイブ、動いた……っ』

「一定時間動くようになってるから、楽しんでね! ちなみに、お札にも対応してるから!」

「お札って……一万円にも対応してるんですか?」

 しずなは何気なくそう尋ねた。

 その問いに対し、技技名は豪快に笑う。

「もちろん対応してるさ! それが最大値の設定だね! それ以上は想定してないよ! まあ、一万円札の設定も使われる機会はないだろうけど!」

 技技名がそう言ったのは根拠のない話ではなく、これまでの賽銭箱の中に入れられたものを確認していたからだ。

 最大でも千円札がいいところで、一万円どころか、五千円札ですら、入れられたことはなかった。

「だから、一万円の設定は、思いっきり振り切った設定にしといたよ! もし入れられることがあったら……ドンマイ!」

 技技名はいい笑顔で、サムズアップしたものだった。



 そして、新年会本番。

 一組の利用者の手によって、社長の詰め込まれた賽銭箱に、一万円札が投入された。

 それが吸い込まれていった瞬間、賽銭箱が激しく振動する。

『――――ッ!』

 脳波を読み取って声を発するはずの装置は、その脳波をどう表していいか判断できず、沈黙してしまっていた。

 社長の口に挿入されていたペニスギャグが、激しく波打って社長の喉を蹂躙する。

 表面からドロドロした液体が分泌されたことで、擦れる感触はかなり和らいでいたが、マシになった程度で、喉を激しく刺激される感触に変わりはない。

「……ッ!」

 悶絶する社長の身体に取り付けられた責め具が、激しく動き出していた。

 特に激しいのは、膣に挿入された突起だ。それには激しく伸び縮みする機能があり、社長はまるで激しく腰を打ち付けられて犯されているような感覚を覚えていた。

 さらに尿道と肛門に挿入された突起物からは、大量の液体が体内に注がれていた。

 大量に注がれるドロドロした液体は微量ながら媚薬の効果を発揮しており、社長の性的興奮を一層昂らせる。

 そんな液体が上から下から大量に注がれ、社長は自分の身体が水風船のように膨らんでいくような感覚に陥っていた。

 無論、実際には箱の中に閉じ込められた社長の身体は窮屈さこそより強く感じたものの、膨らんでいるわけではなかった。

 そんな彼女のクリトリスに触れていた貞操帯が、細かく振動してクリトリスを刺激し始める。ちょうどクリトリスに当たる位置にローターが仕込まれていた。

 ただでさえ体全体が敏感になって快感が高まっているところに、その刺激は強烈だった。

 激しく悶える社長の胸に取り付けられたブラジャー状の責め具が起動し、彼女をさらに責め立てる。

 何を考える余裕もなくなった社長は、賽銭箱の箱の中で、ひたすら責め立てられ、絶頂し続けることになっていった。



 沈黙してしまった賽銭箱は、そのままお立ち台の上へと戻っていく。

 賽銭箱は本来そうあるべきと言わんばかりに、次々やってくる客たちに拝まれていた。

「……えー、社長がお楽しみモードに入ってしまいましたので、以降の新年会の進行は私真藤馬と技技名が行います」

「まあ想定内だよね!」

 そう笑う技技名と、ため息交じりに話を進めるしずなが協力して、新年会はつつがなく進行していった。

 結局社長がその後、新年会内に復活することはなく、物言わぬ賽銭箱として――時折、物音を立てて揺れていたが――彼女は新年会終了と同時に、箱詰倶楽部のエントランスに設置された。


 それから三が日が終わるまで、賽銭箱はずっとその場所に置かれていたという。


おわり

 

Comments

1万入っただけでも大変なのに、それ×10とか社長が大変なことになっちゃう!w 本人は喜びそうですがw

夜空さくら

なるほどー( ̄∇ ̄) もし社長入りの賽銭箱があったら10万円は入れたいです^_^

まい

普通にあいさつ回りとか、仕事してたって応えると思いますねー。 ……というか、そもそもこの社長の友達が普通の感性の持ち主の気がしません。類は友を呼びます(笑)

夜空さくら

お友達にお正月何してたのって聞かれたらどうするのでしょうか? 賽銭箱の中に入ってたなんて信じてもらえないですよね( ´∀`)

まい

仕事を兼ねてるので、拘束状態を存分に楽しんで、正月過ぎてから、のんびりと挨拶したり会いに行ったりしてると思われます^w^

夜空さくら

社長さんお正月拘束状態だから親戚とか友達に会えないですね(°_°)

まい

放置プレイも箱詰めプレイの一環なので、それはそれで楽しんでます^w^ でもまあ、しずなが「気が向いた時に入れる用」のお賽銭を預かってると思います0w0フフフ……

夜空さくら

賽銭箱がエントランスに設置されてる時にお客さんが来なかったらどうするんですか?( ̄∇ ̄)

まい


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