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遺された『もの』を継ぐ者 ~叔父から託された『もの』 その3~

■ あらすじ:親戚の叔父が亡くなった私は、なぜかその遺産を相続出来ることになった。相続した屋敷に訪れてみた私がそこで受け継ぐことになった『もの』とは……。

■ 今回でようやく脱ぐシーンが終わりました! 次からまた話が動く予定ですが……次の更新は金曜日頃になります。ご了承くださいーw-ペコリ


■ お話ごとに、支援者様向けにしたりしなかったりしようと思います。

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「ヒトイヌの美醜が気になるかどうか……ってどういうこと? 叔父さん」

「つまり『ヒトイヌに向いた性質を持つ可愛くない女性』と『性質はそこそこだがアイドルやモデルみたいに可愛い女性』、選べるなら昌宗はどっちを飼いたい? って話だ。ヒトイヌ拘束を前提とするなら、全身覆ってしまう時の方が多いわけだからな。外見は関係ないともいえるだろう?」

「……うーん。あくまで俺の考えだけど」

「うん」

「ペットと飼い主としての相性が一番大事なのは前提として……それはそれとして人としても可愛くしてあげたいとは思うよ」

「その心は?」

「だって、ヒトイヌ拘束ってものはさ……見せたくないものや、見たくないものを見ないようにするためのものじゃないじゃん?」

「……! うむ! まさにその通りだな! 昌宗が私と同じ考えで嬉しいぞ!」

「あと……」

「ん? まだあるのか?」


「普通にしてても可愛い子が、顔も見えないヒトイヌになってる方が――興奮するじゃん」





 彼女の素顔を見ていたら、かつて叔父さんと交わしたそんな会話が思い出された。

(あー、そういえばあの時そういう話をしたわ……あの時、叔父さんめっちゃくちゃ笑ってたな……)

 その時飲んでたのは、大衆居酒屋の個室だったが、あまりに叔父さんが機嫌よく大声で笑うものだから、店の人が様子を伺いに来たくらいだった。

 いまさらながら思い出したが、私はだいぶ恥ずかしいことを話していたようだ。

(他にも色々話した気がする……やばい……いまさらながら恥ずかしくなってきた……!)

 何年も経ってから昔の出来事を思い出し、羞恥に心身を焦がれるというのはままあることだが、今回は特に強烈な羞恥を感じた。

 頭を抱えてしまう私を、ヒトイヌの彼女がそのつぶらな瞳で不思議そうに見つめている。

 視線を向けられていることを感じた私は、慌てて笑顔を取り繕った。

(いかんいかん。飼い主候補として、動揺しているみっともないところを見せるわけにはいかないぞ……!)

 叔父さんがこの子とどんな風な主従関係にあったのかはわからないが、少なくとも私が知る叔父さんはいつも自信に満ち溢れていて威厳のある人だった。

 その人の跡を継いで飼い主になろうというのだ。情けない姿を見せて「前の主人の方がよかった」などと思われるのは避けたい。

 私は動揺を顔に出さないように注意しながら、ひとまず彼女の拘束を全部解くことに集中する。

 彼女の体を拘束している中で、最初に外さなければならないのは――その四肢を短くまとめている手枷や足枷だった。

 まずは頭の時と同様に、半分に折り畳まれた両手両足を覆っているラバー製の袋を外しにかかる。

 それ自体が拘束しているというわけではなく、全頭マスクの時と同様、拘束具の継ぎ目などを隠すことが目的だ。

 これが手足にも被さっていることで、全身ラバーで出来ているようなヒトイヌに見えていたわけだ。

(まずは手の方から外すか……)

 私はそう考え、ヒトイヌの彼女の前に膝を突き、彼女前足――腕に手をやった。

「取り外しますね」

 そう声をかけてから、私は腕に被さっている袋を外そうとした。

 袋の口はきっちり閉まるようになっており、ぱっと見ではどこに穴が開いているかわからないくらいになっている。

 あるとすればこの辺だろう、というところを手探りしてようやく袋の縁を見つけられた。

 そこに指を入れて引っ張ると、そのラバーの袋は思った以上によく伸びた。

(おお……伸縮性が高いな……これなら)

 私は全頭マスクの時にそうしたように、袋の口を広げながら彼女の手を覆う袋を脱がしていった。

 袋の下からは、半分に折り畳まれた人間の腕が現れた。ただ素肌はまだ見えない。頭部がそうであったように、彼女の腕はその下もラバーに覆われていたからだ。

 女性の腕らしく、かなり細い。折り畳んであったから太く見えたが、こうして前腕と上腕に分かれると思うと途端に細く感じる。

(まともに動かせてないだろうしな……にしても柔らかいな?)

 普通、腕というものはどんなに頑張って折り畳もうとしても、肩と手首の間に隙間が生じるものだ。

 彼女も全く隙間がないということはないが、それが限りなく小さかった。結果、手のひらがほとんど肩を覆うくらいまで折り畳まれていて、違和感が極力なくなっていた。

 それを実現しているのは、長年のヒトイヌ生活の賜物なのだろうか。

 いずれにしても、素晴らしい素質と言わざるを得ない。

(次は……これだな)

 先ほどまでは隠されていたが、彼女の腕を半分に折り畳んで固定している拘束具を外しにかかる。

 さっきのラバー製の袋と同じように彼女の手を覆っているが、この袋状の拘束具はその分厚さが違った。

 かなりしっかりとした厚みがあって、サイドにチャックが走っている。

 袋を被せた上でチャックを引き上げることで、腕をしっかり締め付けて固定しているというわけだ。

 袋を引き下げていくと、すぐに革のベルトが見えた。どうやらか革のベルトで腕を曲げた状態で固定し、その上でさらに袋状の拘束具を取り付けていたようだ。

(さらにその上にさっきのラバー袋か……ほんとに徹底してるなぁ)

 なお、その袋状の拘束具のチャックを下げてもなお、まだ彼女の肌は露出していない。タイツのようなものを着せられているらしく、全部脱がすまで彼女の首から下の肌は見ることも出来なさそうだ。

 ラバーと違い、タイツはある程度湿気を逃がす構造になっているのか、袋状の拘束具を脱がすと、頭の時のように汗の臭いがし始める。

 相変わらず汗の臭いとは思えない、性的興奮を誘発する匂いだ。

 私は冷静さをなんとか保ちつつ、彼女の片腕の拘束具をひとまず全部外した。

 手首と腕の付け根を固定していたベルトも外すと、ようやく彼女は腕を伸ばせるようになる。

 だがすぐには伸ばさず、彼女は自分の肩に手のひらを当てたままじっとしていた。

 ずっと曲げていた腕を急に伸ばすと、血行の関係でまずいこともあるのだろう。

 その辺の感覚は彼女の方がよほどわかっていると思われたので、任せておいた。

 私がもう片方の腕の拘束も解いていっている間に、伸ばしても大丈夫になったのか、ゆっくりと彼女の手がまっすぐ伸ばされていく。

 先ほどの印象通り、彼女の腕はとても細かった。痩せこけているわけではないが、実に弱々しい印象だ。

 まっすぐ伸ばしてぷらぷら動かしていると、余計にその印象は強くなる。

(腕がこうだとすると……足もそうなってそうだなぁ)

 もう片方の腕も完全に開放し、彼女の両腕が自由になる。

 まだ拘束具の大半は身に着けたままだというのに、腕が自由になっているだけでずいぶん人らしく感じられた。

(さて、次は……足だ)

 足にも腕と同様に、まずは伸縮性の高いラバー状の袋が覆っているので、それを捲って外していく。

 足の方はさすがに足首から先のでっぱりがあるので、腕のように完全に体と一体化しているとは言い難い。

 ただ、足先まで丁寧にラバーで覆われているのは、さすがの拘りというところだろうか。

(そういや、ヒトイヌなのに犬耳や尻尾はないな……?)

 ざっと部屋を見回してみた感じ、ちゃんと犬耳や尻尾飾りのようなものも用意されていた。

 それを着けていなかったのは、何かしらの意図があってのことなのだろうか。

(次のメンテナンスがいつになるかわからなかったから、極力無駄な装飾は省いてた……とかかな? まあ、このメンテナンスが終わったら本人に尋ねて着けておいてあげるか)

 必ずしも必須ではないと思いはするものの、やはりこれはあった方がヒトイヌらしい。

 私はそう思いながら、彼女の足の拘束を外していった。

 腕と同じ系統の拘束具を外していくと、彼女の全身タイツに包まれた足が露わになる。

 やはり腕同様にかなり細い印象を受けた。普通に歩くだけでもかなりしんどそうだ。

(うーん、しかし相変わらず匂いが凄いな……)

 全身タイツが余程優れた吸湿性を持っているのか、不快な臭いはそこまでしない。

 ただ多少なりともする匂いはあり、私の鼓動を速めてくれた。

 両足も自由にすれば、いよいよ胴体部分の拘束を解きにかかる段階に来た。

 彼女の胴体を拘束しているものは、タートルネック型で首まで覆うラバー製のレオタードと、股間に取り付けられている貞操帯だ。

 レオタードを脱がすためには、まず貞操帯から外していかなければならない。

 この貞操帯は内側に突起が飛び出していて、彼女の三つの穴をそれぞれ埋めているようだ。

(叔父さんの手帳によると……おっ、あれか)

 部屋の一角には、その貞操帯を嵌め込むドックのようなものが用意されていた。

 こう表現するのもあれだが、いわゆる全自動掃除機のドックのようなものだ。

 彼女はそのドックに定期的に繋がれにいくことによって、排泄物などの処理を行うことが出来るのだ。

(しかし、慣れって奴なんだろうけど、目が見えない状態でドックの位置がわかるって結構すごいよな……)

 部屋はそこまで広くないとはいえ、自分のいる場所がわからなくなってしまいそうなものだが。

 私はそんなことを思いながら、彼女の貞操帯を外しにかかった。

 まずは三つの穴に挿入されて固定されている突起を、抜けるようにしなければならない。

(えーと……基本的に、ドックに接続される度に突起からは潤滑油が滲み出て、癒着はしないようになってる、と)

 私は彼女が両足を伸ばせるようになるのを待つ間に、叔父さんが残してくれた手帳を読み込んでいた。

 そうしている間に、彼女がゆっくりと動き出し、掌と膝を着いた四つん這いになった。

 そして、作業がしやすいように、私の方にお尻を向けてくれる。

 少し恥ずかしそうにしているのは、まだまだお互いにお互いの存在に慣れていない証拠だろう。

「ああ、ありがとう。……触りますよ」

 本来なら声掛けは必要ないのだが、どうしてもまだ声をかけてしまう。

「……ンぅ」

 彼女もぎこちなく頷いた。

 きっと叔父さんなら何も言わずとも、以心伝心だっただろう。この辺りはおいおい慣れていくしかない。

 私は貞操帯に触れる。彼女の腰が僅かにぴくりと動いた。

 そのことに気付かないふりをして、私は腰に巻き付いている貞操帯のベルト部分にあった鍵穴に鍵を差し込んだ。

 軽く捻ると、ベルト部分の接続が解除されると同時に、連動して彼女の股間から空気の抜ける音が響く。

 どうやら彼女の体内で膨らんでいたものが萎んだようだ。

(これで突起が穴から抜けるようになった、はず……よ、よし)

 私は彼女の柔らかい体に食い込んでいる貞操帯を外しにかかった。

 貞操帯に手をやり、どう外せばいいかを確かめる。

「……っ」

 貞操帯に指をかけた拍子に、彼女が呻いた。

 まだほとんど力は入れていないが、どうやら刺激が三つの穴に走ったようだ。

(貞操帯は……二枚貝みたいな構造になってるな? つまり……このサイドの部分が……やっぱり!)

 腰のベルトが緩んだことで、腰の左右のパーツが外れるようになっていた。

 それを慎重に外していくと、二枚の板で彼女の股間を挟んでいるような状態になる。

 もちろん、ラバーレオタードや全身タイツが彼女の体を覆っているため、まだ彼女の肌はほとんど見えない。

 股間を挟んでいる二枚の板を軽く引き剥がそうとしてみると、その内側に飛び出している突起が彼女の穴に入り込んでいるのが見えて来た。

(……抜ける方向に引っ張れば……いけそうか?)

 私はそう考え、ゆっくりと力を込めていく。

「……ッ、ンッ……」

 ゆっくりと抜けていく感覚は彼女を追い詰める。

 ぴくぴくと体を激しく震わせながら、彼女は必死に耐えていた。

 完全に脱力せずにあえて突起を咥え込んでいるように見えるのは気のせいではないだろう。

 メンテナンスに慣れている彼女が無意味な行動をするとは思えない。

(恐らく……力を抜きすぎて、中身が零れないようにしてくれているんだろうな)

 単に私にそういうものを見せるのが恥ずかしく感じているだけかもしれないが。

 いずれにせよ、その気遣いはありがたい。

 なるべく刺激しないように注意しながら、私はその貞操帯をゆっくりと引き剥がした。

「ンゥッ!」

 突起の先端は少し膨らんでいたので、最後はにゅるんと押し出されるようにして飛び出して来た。

 ここに来てようやく、私は彼女の首から下の身体の肌を見ることが出来た。

 とはいえ、ラバーレオタードと全身タイツに空いた小さな穴の分しか見えないが。

(……全然、使い込まれてるって感じではないな……むしろ、綺麗なもんだ)

 その穴から見える彼女の肛門と性器は、とても綺麗だった。陰毛の一つもないので、余計にそう思える。

 あまりそこにばかり注目するのも彼女に悪いと思い、私は次の拘束――ラバーレオタードを脱がすことにした。

 四つん這いに成っている彼女の横に移動し、背骨に沿って伸びているチャックをずり降ろしていく。

 ぱっくりと、蛹の背中が割れるように、彼女の背中が開いていく。

 ただ、その下から覗く肌はまだ黒いままだ。全身タイツがちゃんと覆っている。

 そのタイツ越しに漂ってくる匂いは、面積が広いだけにいままでとは別格の濃さだった。

(うぉ……これは……たまらん……ッ)

 色香とは正にこういう匂いのことをいうのだろう。

 私は股間が痛くなるほど、ペニスが勃起しているのを感じる。

 それをひた隠しにしつつ、私は彼女のラバーレオタードのチャックを一番下まで下ろした。

 そして、服を脱がせるように、まずは肩からレオタードをずらし――想像以上の胸の揺れに思わず怯んでしまった。

(おぉ……かなり、でかい……!)

 巨乳と言って誰からも文句が出ないだろう程度には、彼女の乳房は大きかった。

 全身タイツという柔らかく柔軟な素材に包まれているから、その大きさと柔らかさが余計に強調されている。

 そもそも、四つん這いという姿勢がもう、その胸の大きさを示すものだった。

 間違いなく柔らかい乳房が揺れている。

 思わずごくりと息を呑むのも、仕方ないことだった。

 その私の反応や視線が向いている先で何に注目しているのか気付かれてしまったようで、彼女は恥ずかしそうに体を丸め、身を竦めてしまう。

 私は興奮をぐっと押し殺し、ラバーレオタードを脱がすことに集中した。

 まずは腕を抜き、次に足からも引きぬいていく。

 足先からそれを抜けば、いよいよ彼女の体を覆っているのは、全身タイツのみだ。

「ふー……」

 ドクンドクンと興奮する心臓を宥める。緊張しているのは彼女も同じはず。私が見っともなく興奮しているわけにもいかない。

 気持ちを落ち着けた私は、彼女の首に手をかけ――彼女の手がそれに待ったをかけた。

 緩く丸めた手で、全身タイツを掴もうとした私の手を叩く。別に勢いをつけて叩かれたわけじゃなかったが、思わずびくりと反応して手を引っ込めてしまった。

「ど、どうしました……?」

 何か順番を間違えてしまっただろうか。

 私が不安に思って彼女の様子を窺うと、彼女はその顔になんともいえない表情を浮かべていた。

「ンぅ……」

 一言そう呟くと、彼女は四つん這いのまま、部屋の入口とは違う扉に近付いて行った。

「その扉……ああ、なるほど」

 扉に『シャワールーム』と書かれているのを見て、私は彼女の意図を理解した。

 いくら吸湿性が良くても、いまのいままで何重もの拘束具に囚われていた彼女の身体には、相応の老廃物が溜まっているはず。

 ここで彼女の全身タイツを脱がせば、それ塗れになっている彼女の体が部屋の床を汚してしまう。

 だから、全身タイツを脱がすのはシャワールームでした方がいいのだ。

(……そういえば、手帳にもそんな注意書きがあったような……反省、だな……っとと)

 慣れていないのだから仕方ないとはいえ、ヒトイヌの彼女に気を回させてしまったことを悔いたが、悔いるのは後回しだ。

 私は四つん這いで動く彼女をあっさり追い越し、高いところにあるドアノブを捻ってシャワールームへの道を開く。

 中はかなり広い。ちょっとした銭湯の洗い場くらいはありそうだ。

 私は靴下を脱いで裸足になり、ズボンの裾を捲って水を扱うことに備える。

 シャワールームの床は柔らかい素材で出来ていて、彼女が四つん這いで動き回っても大丈夫なようになっていた。

 部屋の中心辺りに来た彼女に近付いた私は、早速その全身タイツを脱がしていく。

 タイツはかなり伸縮性が高いので、首元を引っ張って穴を広げながら、脱がしていった。

 両腕をタイツから引き抜くため、彼女は正座のような姿勢で上半身を起こし、全身タイツを脱いでいく。

 タイツの下から現われた彼女の体は、なんとも素晴らしいものだった。

 シミひとつない白い肌。陶磁器のような肌とはよくいったもので、彼女の肌はすべすべでつるつるするほどに美しかった。

 永久脱毛をしているのだから、ムダ毛なんて当然一切ない。

(うぉおお……やばいなこれ……! こんな、こんな見事な裸身……最高すぎる……!)

 私は全身タイツを脱がして行きながら、彼女の裸身を堪能していた。

 実に素晴らしい美しさだ。張りも艶も申し分ない。

 乳房も同じだ。胸の大きさや張りも全て生まれつきのものだとすれば、あまりにも見事過ぎる。

 ピンク色の乳首が露わになった。

 全く使い込まれた様子のない綺麗な桜色をしている。

 ただ、その大きさはかなり増していて、脱衣の刺激によってか、乳首がかなり尖がっていることが窺えた。

「……いい」

 いますぐにでも揉みたい衝動に駆られるが、我慢をしなければならなかった。

 ちゃんと綺麗にしてからでなければ、衛星的にも宜しくないし、汗ばんでいた彼女の肌は刺激に弱くなっているはずだ。

 一端はちゃんとメンテナンスしてからでないと、色々と気になって気持ちよくなるどころではないだろう。

 私はそう自分に言い聞かせながら、全身タイツを完全に脱がしていく。

 お尻もまた見事なものだったが、意識しないようにしてまずは全身タイツを脱がす。

 足先からタイツを抜き取れば――ようやく彼女は生まれたままの姿になった。

 体を小さく震えさせると、その揺れに反応して彼女の乳房が大きく揺れる。

 私は今にも爆発しそうな自分の興奮を必死に宥めつつ、ぬるま湯程度に調節したシャワーを、彼女の体にゆっくりと当ててあげた。

 手や足の先から順番に、なるべく優しくお湯を当てて馴染ませていく。

「……ぅ、くぁ、ぁ……っ」

 彼女はそのシャワーの刺激に、なんとも言えない声をあげて唸っていた。

 久しぶりに浴びるシャワーの感覚は、気持ちよくはあるのだろうが、弱くなって敏感になった肌には強すぎるのかもしれない。

(濡れタオルで拭くくらいの方がよかったか……? いや、でもそれはそれで刺激強そうだしな……)

 私はそんなことを考えつつ、ざっと彼女の体をお湯で流した後、ボディソープを泡立てる。

 そしてそれを彼女の体にスポンジで擦り付けていく。

 スポンジは物凄く柔らかいものだったが、それでも刺激が強いようで、しきりに体を捩らせて悶えていた。

「……ッ、ふっ、んぅ……ッ」

 身体をくねらせ、悩まし気に呻く彼女の声がとても煽情的に感じた。

 私は無心になって彼女の体の汚れを落とすのに務める。

 身体が終わったら、次は頭だ。本来なら汚れは上から下に落としていく方がいいのだけど、彼女は常に四つん這いなのでこの流れでも問題はない。

 下を向いて洗いやすくしてくれる彼女の頭を、用意されていた専用のシャンプーで軽く洗う。

「よし、これで大丈夫……わぷっ!?」

 シャンプーを洗い流し、あとはタオルで拭くだけ――となったところで、彼女は唐突にその頭を振った。

 それはまさに犬が水に濡れた後にする動きだった。

 まさかそう動くとは思っていなかったので、思い切り水をかけられてしまった。

「……っ!」

 やってから彼女はそのことに気付いたのか、窺うような上目遣いで、恐る恐る私を見上げて来る。

 どうやら完全に無意識でやってしまったようだ。たぶんそういう犬らしい仕草を叔父さんが喜んだのだろう。初めて接する私だということを忘れていたようだ。

 やらかしというにはあまりにも可愛いやらかしである。

 だから私は、彼女を安心させるように笑顔を浮かべた。

「全く、しょうがない奴だな……ふふっ。拭いてあげるから、待っていなさい」

 悪戯をするペットを許すように。

 私は彼女に向けてそう告げ、大きなバスタオルを取って来て彼女の頭を包み込むようにして水気を拭く。

「んぅ……っ」

 頭を拭かれ、気持ちよさそうに目を細める彼女は、まさにヒトイヌだった。

 少し緊張が解れ、愛しく感じる気持ちが湧いて来る。

 彼女の体もざっと拭き――タオル越しでも、彼女の乳房とお尻の感触は実に素晴らしかった――彼女と共に部屋に戻る。

「さて……と」

 私は改めてそう呟き、彼女に向き直り、大事な話を続けるつもりだった。

 しかし、犬でいう「おすわり」の姿勢になっていた彼女の姿に――否応なく興奮を掻き立てられてしまった。


つづく

Comments

私も欲しいです^w^ でも養える甲斐性がありません……TwT 私にも豪邸ごとヒトイヌを相続してくれる親族がいればいいのですが(笑)

夜空さくら

一匹欲しい…w

はやて


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