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夜空さくら
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ヒメ➔イヌ ~初恋姫様処刑回避方法→人犬肉便器化調教~ 05


 調教部屋の中心で、シェラ姫が力無く俯いて、立ちつくしている。

 彼女は目隠しで視界を奪われ、ボールギャグという口枷を咥えさせられ、視界と声を奪われていた。

「フゥー……フゥー……」

 口枷によって割り割かれた口元からは涎がこぼれ落ちていた。その涎には、妙な臭いがこびりついていた。先ほど彼女が飲まされた精液の臭い付きの液体のためだ。

 そんな涎は、噛まされたボールギャグのために絶え間なく口から溢れ、顎を伝って落ちていく。それは彼女の大きな乳房の上にも落下し、彼女が身に付けている唯一まともな衣服である下着を汚していた。

 目が見えないとはいえ、彼女も当然そのことには気付いているはずだが、反応する様子はない。

 飲まされた液体の中には、彼女の身体の感度を上げる媚薬としての成分以上に、正常な思考力を奪う成分が含まれていたためだ。

 彼女の思考力はぼうと霞がかかったように鈍り、ただ火照る身体を感じつつ、荒い呼吸を繰り返すことしかできなかった。

 彼女の手足には持ち上げるのも難儀しそうな重い枷が着けられ、左右それぞれを鎖で繋げられていた。長さ的に少し遊びはあるが、腰より上に手を持ち上げることは出来ず、彼女は両手を自ら後ろに回していた。

 それは、彼女の下半身に取りつけられた貞操帯が原因だった。

 彼女に着けられた貞操帯は、一般的な貞操帯と違い、股間を完全に覆うタイプのものではなかった。

 骨盤に沿うように巻かれたベルトを基準に、秘部を覆ってしまう金属片を鎖で繋ぐ類いのものだ。きっちり彼女の身体のサイズを測って作られた秘部を覆う金属片は、指一つ入れられないほど正確に彼女の股間を覆っている。

 しかし、覆っているのは秘部だけで、肛門は全く覆っていなかった。むしろ、ベルトに繋げるために取りつけられている二本の鎖が、彼女のお尻の割れ目を中心から広げるような形になっており、慎ましく窄まった肛門を、普通に立っている状態でも露わにするようになっていた。

 それを手探りで理解した彼女は、両手を後ろに回して少しでも見られないようにと手で覆っているのだ。

 とはいえ、彼女自身肛門に触れたことはほとんどなく、普通は触れることを忌避する場所なため、掌をそこに着けることも出来ずに、蓋のように被せることしか出来ていない。

 薬の影響で判断力が鈍り、時折指先が肛門に触れてしまい、慌てて離す、という行動をしていた。

 そんなシェラ姫の反応をじっくり観察しつつ、彼女の白い肌がほどよく火照り汗ばむのを、リルドは見極める。肌寒い地下室は、普通にしていれば汗ばむことはない。

 汗ばむのは、薬が全身に回った証拠だった。

「そろそろいいか……薬が全身に回って、身体が敏感になっているだろう?」

 リルドはシェラ姫のすぐ近くに立ち、彼女のお腹に掌を翳す。

 すると、彼女は反応して、お腹を引っ込めた。お腹に掌を翳されたことを、目が見えなくとも微妙な感覚で察知したのだ。眼が見えないからこそ、余計に神経が研ぎすまされているということもある。

(よし、いい頃合いだ……まずはシェラ姫には、『性的に気持ちいい』という感覚がどういうものか知ってもらわなければな)

 ほとんど自慰もしたことがないであろうシェラ姫。

 そんな彼女には、まず絶頂するという感覚を正確に知ってもらう必要があった。

 彼女の明晰な思考力や王族としての矜持は、それを覚えるためには不要なものだ。

 ゆえに、正常な思考力を奪う薬を用いたのである。

(そういうのに縁のなかった娘に、いきなり高濃度の媚薬をぶち込むと、反動で淫乱な発情魔に、高確率でなっちまうからなぁ……)

 奴隷商人としての経験上、リルドはそう確信していた。

 特にそれまで貞淑な生活をしていた者に多かった。早めに商品として仕上げたい時はそれでも構わないし、買われていったあとの生活を考えれば、そうなった方がいいという場合も多々ある。

 だが、シェラ姫には普通の暮らしをして欲しいと考えているリルドはそう出来ない。

 まずはじっくり、快感に慣れさせる必要があった。

 リルドは触れるほどシェル姫の近くに立ち――片手で彼女の身体を抱くように左腕を回して、彼女の右の乳房を鷲掴みにした。

 下着の上からではなく、手をその下に滑り込ませて、直に触れていた。





「ンゥーーッ!」

 悲鳴を上げ、逃げようとしたシェラ姫だが、リルドの腕が彼女の身体を抱くように回されているので、逃げることは出来なかった。

 後ろに回した両手も纏めて抱かれているため、手でリルドを押しやって逃れることもできない。

 片腕でシェラ姫の抵抗を封じつつ、手の甲で下着を押しあげ、片方の乳房を完全に露出させる。その代わりにリルドの掌が乳房を覆っていた。シェラ姫の乳房はかなり大きく、リルドの掌でも余るほどのものだ。下着によって抑え込まれていた分、直接触ると、見た目よりも大きく感じる。

(あー、これは……下着の上からでも十分すぎるほどだったが……やばいな)

 たくさんの女体を扱ってきたリルドをして、シェラ姫の乳房は極上の感覚であった。奴隷として競売にかければ、眼を見張るほどの高額になるだろう。商売道具として

 リルドは脇道に逸れた思考を戻しつつ、シェラ姫の乳房を丹念に揉む。事前に飲ませていた媚薬の効果と、リルド自身の掌の熱もあって、彼女の乳房の表面はしっとり汗ばみ、感触が変化する。

 その弾力と柔らかさの絶妙さは、扱いに慣れたリルドをして、思わず没頭したくなるほど心地よい感触であった。

(……いかんいかん。落ち着け……俺が冷静さを失ったらダメだ)

 リルドは奴隷を扱う商人である。基本的には意に沿わない契約をしなければならなかった者達を、肉体的・精神的に調整し、よりよい商品として顧客に提供するのが仕事だ。

 奴隷商人の中にはただ暴力によって奴隷を集め、躾け、売り払う者も多いが、彼はあくまでも商売として奴隷を扱っていた。

 ゆえに、彼の本質は理解と許容、そして献身である。彼の方こそが、奴隷になったものたちに尽くしている。

 彼が奴隷商人としてその性質を獲得するに至ったのは、奇しくもシェラ姫との出会いが原因であった。

(『自分(王)のためではなく人(民)のため』……貴女にもらった考え方で、貴女を救うために、貴女を奴隷にしてみせる)

 決意を新たに、リルドはシェラ姫の調教を進める。

 媚薬を飲まされて乳房を揉まれ、快感を得始めている彼女。だがその高い自意識が、王族としての矜持が容易に快楽に身を任せることを許容しない。身体を震わせはするものの、強い抵抗感を感じていることが明らかな、緩慢な動きだった。

 そんなシェラ姫の耳元で、リルドが囁く。

「ほら、だんだんと気持ちよくなってきただろう――ルル」

 本来のシェラ姫にとっては悪魔の囁き。

 奴隷のルルに対しては優しい呼びかけ。

 柔らかく、優しく、染みこませるように言葉を忍び込ませる。

「気持ちよくなっても仕方ない。媚薬を使っているんだからな。薬で快感を増幅されているんだ。人間なら気持ちよくならないわけがない」

 貴女が淫乱なのではなく、人間の生理的に仕方のないことだと、逃げ道を作る。

 本当は思考力を奪う方が主旨の薬なのだが、自分が気持ちよくなっているのは薬のせいだと誤認させる。

 一般庶民であれば、逆に通じないだろうが、彼女は王族。

 薬というものの効果の大きさを実感している。正しい知識も身についていた。

 ゆえに、薬を使われたのであれば仕方ない――と自然に思うことが出来る。

「気持ちよくなることはいいことだ。素直になるといい」

 決して乱暴には扱わず、乳房の表面をただ優しく撫でさする。

 薬で鈍った頭では、リルドの言葉をするりと受けとめてしまう。

 リルドが辛抱強く、弱く優しい刺激を与え続けていると、ボールギャグから漏れるシェラ姫の呼吸の質が明らかに変わり始めた。

 いままでのように拒否感が露わな、拒絶の意図の強い呼吸ではなく、身体の奥に溜まった熱を吐き出すような、重く艶めかしい吐息。

 胸を触られているだけの彼女が、それに強い快感を覚え、身体の中で熱という名の快感が溜まり始めていた。

「そら、胸に意識を集中してみろ。どれくらいの大きさか。人に触られると余計に自分の身体の境界線というのがわかるだろう?」

 掌で下から掬うように、リルドの手がシェラ姫の乳房の形をなぞっていく。それに伴い、シェラ姫が感じる快感は余計に高まっていた。

「ンゥ、ゥウゥ、アふッ」

 リルドの手が乳首を通過する際、ひときわ強い息を吐き出し、シェラ姫は涎を噴き出した。それは彼女の胸元に落ち、いままさに彼女の胸を揉んでいるリルドの手にもかかった。

 ごぼり、と粘ついた水音が彼女の口から漏れ、それを聴いたシェラ姫は耳の先まで真っ赤になって恥じらう。

 あえて気にしないそぶりで、リルドはさらにシェラ姫の乳房を撫でさすっていく。垂れ落ちた涎が潤滑油となり、また感触が変化した。

 彼女の乳房はてらてらと光り、輝きが増したようにも見える。思わずリルドが息を呑むほど、魅力的なものになっていた。

 そうやって地道な刺激を続けている内に、たわわに実った乳房の先端、綺麗な桃色の乳首が硬くなって存在を主張し始める。彼女の乳首は極普通の形であり、大きさだった。感じて硬くなっても、必要以上に目立たず、しかし確かに感じて硬くなっていることはわかる絶妙なものだ。

(……本当に、惜しいよな)

 特徴がないという見方も出来るが、万人受けする形であることは確かだ。

 もしシェラ姫を奴隷として売買したら、どこまで高値につり上がるか、リルドの商人としての習性が疼く。

 シェラ姫を助けたい彼にとって、そんなことを考える自分自身こそ、最大の敵であった。

 彼女に悟られないように、仮面の奥で深呼吸をして、冷静さを取りもどす。

 シェラ姫の調教はまだまだこれからなのだ。

 彼女の硬くなった乳首を、人差し指と中指の腹で擦りあげる。

「ンッ、ンぁッ、んァっ、んッ」

 押し殺した呻き声から、硬く強ばるものが取り除かれていく。

 無意識だろう。彼女の腰はびくんびくんと前後に揺れている。晒された肛門をぴったり覆っていた指先も乱れ、ぴくぴくと何かを探し求めるように蠢いていた。

「あふっ、アッ、ぁっッ」

 さらにリルドがシェラ姫の乳首を弄り続けると、とうとう、シェラ姫の口から喘ぎ声にしか聞こえない声が漏れ始めた。

(よし……そろそろ頃合いだな……)

 リルドは仕上げとばかりに、一端乳首から指を離し、人差し指の先端を、乳輪の縁をなぞるように動かす。乳首に対する刺激を取り上げられたシェラ姫は、身体の震えこそ止まったが、確実にその場所のことを意識していた。

「ルル、お前の乳首が硬くなっていることがわかるな? ひどく気持ちいいだろう? よーく集中してみろ。触られなくても、硬くなっていることがわかるはずだ」

 言葉で、指先で、彼女のそこに意識を集中させる。

 散々快感を与えられ続け、痺れたシェラ姫の頭では、リルドの言葉を理解するのが精一杯で、その真偽まで考えられる余裕はない。

 ただ、リルドの言われた通りの状態なのだと、乳首を意識する。

 リルドはそんな彼女の乳首に向け、少し仮面をずらして息を吹きかけた。

 指が触れるのとは全く別種の刺激が突然与えられ、シェラ姫の身体が大きく跳ねる。手足を拘束する鎖が鳴る音が大きく響いた。

「ひどく敏感になっているな。……この状態のこれを摘まんだらどうなると思う?」

 意地悪く囁かれたリルドの言葉に、シェラ姫の身体がぎしりと硬直する。そうされた時のことを考えたのだろう。拒否するように身体を捩るが、その抵抗は極小さなものだった。

 理性では拒否すべきとわかっていても、薬で鈍らされて冷静な判断力を失った心が、自然と期待してしまっているのだ。

「ウ、ぅ~~っ!」

 力無く呻くシェラ姫を煽ることも詰ることもせず、リルドは静かに告げる。

「いくぞ」

 十分に刺激を与え、焦らし、意識を高めたそこを、リルドの人差し指と親指の腹が軽く、本当に軽く、摘まんだ。


 その効果は劇的だった。


 リルドの腕の中に抑え込まれたシェラ姫の身体が、激しく痙攣する。身体を仰け反らせ、喉を無防備に晒した。

 その後、ほどなくしてその全身から力が抜ける。脚からも力が抜け、倒れ込みそうになるのをリルドが片腕で力強く支えた。

 それは明らかに、乳首を摘ままれた痛みに対しての反応ではなかった。

 数時間前まで性的快感がなんたるかもよくわかっていなかったはずのシェラ姫が、乳房を揉まれ、乳首を摘ままれただけで性的に絶頂したのだ。

 リルドはほどよい段階に仕上げられたことに満足する。

(早くも胸だけでいけるようになったか……薬はやはり劇薬だな)

 本来、何の経験もないシェラ姫が胸だけで絶頂に達するのは難しい。本人にその気がないならなおさらだ。

 今回は、薬で思考力を鈍らせると共に、性感を高めたことが上手く作用したのだ。

(とはいえ、これで彼女にも『気持ちよくなる』とはどういうことなのかわかったはず……またひとつ進んだな)

 調教の基本は飴と鞭。

 言うことに従えば気持ちよくなれ、従わなければ痛い目を見る、ということをわからせなければならない。


 つまり、気持ちいいという『飴』の次は――痛みという『鞭』を理解させる段階だった。


つづく

ヒメ➔イヌ ~初恋姫様処刑回避方法→人犬肉便器化調教~ 05

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