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夜空さくら
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ヒメ➔イヌ ~初恋姫様処刑回避方法→人犬肉便器化調教~ 06


 正常な思考力を鈍らせると共に、身体の感覚を敏感にする薬。

 それを使われたことにより、性の悦びをほとんど知らなかったであろうシェラ姫は、片方の乳房を弄られただけで絶頂するに至った。

 彼女の白磁のような肌にはうっすらと汗が滲んでいる。ボールギャグによって割り割かれた口元からは、熱の籠もった吐息と共に、溢れだした涎が糸を引いて零れていた。

 垂れた涎は彼女自身の身体にかかり、彼女に唯一残された胸を覆う下着を汚してしまっている。

 彼女の露出した片乳をそのままに、リルドは片腕で抱き留めていたシェル姫の身体を解放する。支えを失い、取り残された彼女はふらついたが、なんとかその場に留まった。

 膝を突かないのは、せめてもの矜持なのかもしれない。

 そんな彼女の健気な頑張りを観察しつつ、リルドは次なる責めの布石を打つ。

「ふむ……これも、ずいぶんと汚れてしまったな」

 そういってリルドが指先で引っ張って見せたのは、シェラ姫の身体に唯一残ったまともな下着だった。片乳は弄られる際に露出させられていたが、もう片方の乳は辛うじて下着に覆われた状態にある。

 それを引っ張られたシェラ姫は、下着がこれ以上ずらされないように、慌ててリルドの手に身体を寄せた。

 ここまでの責めの成果か、リルドの手に触れられることへの抵抗感が徐々に薄れているようだ。

 理性での拒否感は変わらなくても、慣れというのは恐ろしいものである。

 思い通りの状態へと徐々に落ちていっているシェラ姫を、リルドは満足げに感じつつも、声音はあくまで調教者のものを貫く。

「なんだ? 涎で汚れた下着をそのまま身に付けておきたいのか?」

 シェラ姫の中で葛藤があるのがわかった。ゆっくりと、恐る恐る頷く。

(汚れた下着は嫌だけど、脱がされるのはもっと嫌、ってところかな)

 リルドはそんなシェラ姫の内心を推し量りつつ、下着を引っ張っているのと反対側の手を動かす。その手には液体状の薬が詰められた瓶が握られていた。その瓶から薬を垂らし、シェラ姫の乳房を覆う下着に染みこませていく。

 シェラ姫は何をされているのか、よくわかっていないようで、下着から早く指を離して欲しいとばかりに震えている。

 リルドは頃合いを見て、シェラ姫の下着から指を離し、露出していた片乳を覆う部分も、ちゃんと胸に被せてやった。

 下着をきちんと着せられたことには安堵しつつも、染みこんだ液体の冷たさに驚いたらしく、シェラ姫が肩がびくんと震えた。

「まったく……ルルは我が儘だな。仕方ない。下着を取るのは勘弁してやろう」

 普通に許されるとは思っていなかったのだろう。シェラ姫は困惑しているようだった。

 ただ、下着を剥ぎ取られなかったということに安堵する。


 そのシェラ姫の様子が――突如、一変した。


 大きな胸を揺らし、戸惑うように身体を捩る。

「ウ、ウゥ……? ウゥ、ッ!」

 まるで胸に何かが触れて来ているかのように、彼女はしきりに身体を揺すり、その激しい動きに従って、彼女の豊満な乳房がゆさりと揺れた。

 リルドは少し離れた位置に置いてある椅子に腰掛けると、そんなシェラ姫の様子をのんびりと眺めた。

「少し休憩だ。そのまま待ってろ」

 言いつつ、リルドはシェラ姫の変化を見逃さないようにと、じっと彼女を見つめていた。

 彼女は先ほどまでとは様子を一変させ、額に脂汗をかき、焦った様子でひたすら身体を捩っている。

 その理由は、乳房を覆っている下着に染み込ませた薬にあった。

 シェラ姫の下着に染みこませた薬――それは、皮膚に触れるとその地点に耐えがたい痒みを発するというものだった。

 直接に皮膚を痛める性質のものではないが、それによって生み出される痒みは想像を絶する。大抵の場合、必要以上にその箇所を掻きむしることになり、自ら身体を傷つけることになるのだ。

 薬の濃度によっては拷問や処刑にも使われるほど、恐ろしいものだ。

(……どんな処刑も嫌だが、この薬を使った処刑だけは勘弁だな)

 シェラ姫はそんな薬を――濃度は調整されているとはいえ――敏感な乳首を含む乳房にかかるように、下着に染みこませられたのだ。疼きは性的な物も含み、とてつもなく大きな物になっていることだろう。

 辛うじてその場に立ち続けてはいるものの、痒みという感覚の暴力のあまり、膝がガクガクと笑っているのが見てわかる。

 明らかにその姿に余裕はなく、手足を繋げている鎖が、がしゃりと大きな音を立てた。

 痒みに耐えかね、腕をあげて胸を弄ろうとしたようだが、手足を繋いでいる鎖にそれほど余裕はない。

 しゃがんでしまえば届くのだが、それに気付くほどの余裕は彼女にはない。耐えることに精一杯なようだった。

 身体を右へ左へ捩り、仰け反っては鎖を鳴らす。少しでも楽になろうと胸を振っているが、そもそも下着に薬が染みこんでいるのだから、胸を揺すって下着に擦れようと、結局余計に痒みが増すだけのことだった。

(そもそも、その程度の刺激じゃあ全然満足できないしな。中途半端な刺激は、余計に辛くなるだけだ。シェラ姫)

 仮に手でいくら掻きむしったところで、薬の成分が薄まるまで、痒みが収まることはないのだから。

 ほどよく焦らしたところで、リルドはシェラ姫に声をかける。

「どうした、ルル? そんなに胸を振って……誘っているのか?」

 リルドの問いに対し、シェラ姫は一瞬硬直した後、大きな呻き声を上げる。

「ウゥゥッ、ウウッ!」

 ゆさゆさ、とシェラ姫が動く度に乳房が揺れる。その迫力のある乳房の動きに思わず目を奪われつつ、リルドは冷静に言葉を紡いだ。

「何か言いたいことがあるなら、聴いてやろう」

 シェラ姫の背後に回り、口枷を緩める。

 久方ぶりに口が自由になったシェラ姫は、口の中に溜まっていた涎を飲み干しつつ、苦しそうに声を絞り出した。

「胸が……胸が、痒いの……」

 元より気が強い方ではなかったシェラ姫だが、いまや声に覇気は全くなく、弱々しい声で懇願する。胸の状態を口にするのは恥ずかしいのか、余計に声は小さく、今にも消え入りそうな声だった。

 リルドは容赦せず、淡々と応じる。

「そうか。それで? どうして欲しいんだ?」

「……ッ」

 どうして欲しいのか。それを問われたシェラ姫は言葉に詰まる。どうして欲しいのかなど決まっているのだが、それを口にするのは躊躇われるのだ。

「ちなみに痒くなっている原因は、お前の下着にそういう薬を染みこませたからだ。だから、その下着を着けている限り、痒みは続くぞ」

 そのことを伝えると、シェラ姫は身体を震わせて涙声になる。

「そんな……っ、ひどい……」

「なあに、染みこませてるだけだからな。下着を外せば次第に痒みは治まる。だが、このまま身に付けていればどうなるかな」

 言いつつ、リルドはシェラ姫が後ろに回していた両手を掴み、手枷同士を接続してしまった。それにより、シェラ姫はどうやっても自分の胸を自分で搔くことは不可能になった。

 手枷に触れられたことで、工夫次第で手が胸に届いていたことに、彼女も気付いたようだがすでに遅い。

 どう足掻いても触れられなくなった乳房が、彼女が胸を張ることで強調される。

「薬が完全に浸透しきれば、痒みはさらに増すだろうな。そうなったら下着を外してもどうしようもならない。薬の効果が切れるまで地獄の時間が続くだけだ」

 そう脅しつつ、リルドはシェラ姫の動きを待つ。

 シェラ姫はしきりに身体を震わせながら、しばらく耐えていたが、それで我慢できるならその薬が拷問や処刑に使われることはない。

 とうとう堪えられなくなった様子で、シェラ姫が悲鳴混じりの声を上げた。

「ぅうっ……! した、下着を……はずし、て……ッ」

 血を吐くような懇願の言葉を聞き、リルドは内心ほっと胸をなで下ろした。

(意地を張られて完全に薬が浸透してしまったら、俺にもどうしようもなくなるからな……下手したら気が狂いかねないし)

 そうならない程度に調整はしたつもりでも、人間の体質というものは完全には読み切れないことがある。今回は急がなければならない事情があるために薬を活用しているが、本来であれば薬の使用は極力控えなければならないものだ。

 欲しかった反応を引き出せたことに満足しつつ、リルドはギリギリを見極めながら、シェラ姫を追い込んでいく。

「言葉遣いがなってないな、ルル。『ご主人様、お願いします』、だ」

「……っ!」

 元々王族としては腰が低かったシェラ姫とはいえ、王族だったことには変わりが無い。

 リルドのような奴隷商人をご主人様と呼ぶのに抵抗があるのは当然だ。

「呼ばなければ、下着はそのままだ」

 畳みかけるように、冷たく告げる。

 シェラ姫は悩み、葛藤し、躊躇していた。身体をまさぐられ、排尿する様を見られたとはいえ、それはあくまで受動的なもの。羞恥に耐えればいいだけの話だ。

 しかし、能動的に声に出してリルドをご主人様と呼んでしまえば、いよいよ彼女の王族としての尊厳は崩壊する。

 もう戻れないところまで墜ちてしまうであろうことに、シェラ姫は気付いている。

 その内心を正確に推測しつつも、リルドは妥協することは出来なかった。いずれにせよ、シェラ姫は今後庶民として暮らすことになる。

 状況がどう転ぶとしても、王族としての矜持や意地など、今後シェラ姫が生きていく上では邪魔でしかない。

(ま、シェラ姫は普通に庶民の暮らしにも順応出来そうだけどな……王族として生きてきたのは事実だし、ほどよく上手く価値観を壊さないと……)

 急激すぎる変化は、シェラ姫の心を再起不能なまでに折ってしまう可能性がある。

 ゆえにシェラ姫自ら、王族の意識を放棄するように仕向ける必要があった。

 リルドは辛抱強く、シェラ姫の選択を待つ。

 そうしている間にも薬はシェラ姫の肌に浸透しているわけで、リルドは内心気が気ではない。

 シェラ姫の身体が傾ぎ、膝から身体が崩れ落ちそうになった。

(おっと!)

 リルドはシェラ姫の二の腕辺りを掴み、倒れ込むのを阻止した。それは彼女の身体が無闇に傷つくことを懸念したためであったが、より重要なことがあった。

 それは、彼女が座り込んだり倒れ込んだりすることによって、胸を膝や地面に擦りつけないようにするためだ。それで胸の痒みを紛らわせることができると思われては、下着の着脱の有無を条件に出した甲斐がない。

 それに石造りの床に肌を擦りつけようものなら、凄惨なことになってしまう。

(倒れ込めないように、鎖を天井の物に繋いでおかないとダメだったな)

 手順を間違えたことを自覚し、リルドは顔をしかめる。彼は努めて冷静になっているつもりだったが、やはり調教対象が密かに恋い焦がれていたシェラ姫となると、いつものようにはいかないようだ。

 リルドは手早く手足の枷を繋いでいた鎖を解き、手枷から伸びる鎖を天井からぶら下がるフックに繋げる。

 ついでに、両手の枷の接続を一端解き、シェラ姫の両手をねじり上げて、高い位置で手首を交差する形に拘束し直した。縄での縛り方でいうところの高手小手縛りの形だ。

 その状態で天井からぶら下がる鎖で手枷を引っ張り上げ、テンションをかければ、シェラ姫は立った状態から動けなくなる。

 仮に脚から力を抜いて膝を突こうとしても、捻り上げられた両腕が痛みを発し、身体は宙ぶらりんになって揺れるだけだ。

(無理をすれば膝を上げて胸に触れられるかもしれないからな……脚の方も固定しとくか)

 そう考えたリルドは、シェラ姫の両足の枷を、肩幅程度の鉄の棒によって連結させた。

 それによってシェラ姫はどんなに頑張っても膝を胸にまで持ち上げることはできなくなった。鎖にぶら下がって両足を同時にあげれば可能かも知れないが、そんなことをすれば全体重が捻り上げられた腕にかかり、それどころではなくなるだろう。

(これでシェラ姫は俺に懇願することでしか、胸の痒みをどうにかすることは出来なくなったってわけだ)

 いよいよ追い詰められた状態になったわけである。

 シェラ姫はしきりに身体を揺すり、どうにか痒みを堪えようと奮闘していたが、その程度の動きではどうにもならない。

「ウ、ウウ、ウウウウウ……ッ!」

 歯を食いしばり、呻きをあげ、どうにか耐えようとしているシェラ姫。

 そんな彼女の様子は非常に艶やかで、リルドの嗜虐心をじわじわと嬲る。彼女がどんな顔をしているのか、その目隠しを外して暴いてやろうかと手を伸ばしかけたが、リルドはそれを鋼の意思で堪えた。

(ダメだ、落ち着け……! まだ早い……っ)

 視界を奪われていることで、シェラ姫は現状を悪夢か何かのように感じるようになっているはずだった。

 それはリルドの目指すところである「一時的な完全なる性奴隷」として都合のいい状態である。

 奴隷として扱われていた時間に関しては、最終的には「悪夢のような、現実にあったのかどうかわからない時間」として、はっきりと認識が残らないのが好ましいのだ。

 そのために、視界を制限するというのは効果的な方法だった。

 人間は物事を認識する際にその大部分を視覚に頼っている。記憶を想起させるのは嗅覚という話もあるが、視覚が伴わなければ明瞭な記憶にはならず、夢の中の出来事だったと脳が勘違いを起こす可能性は高まる。

 ゆえに、シェラ姫の視覚は必要な時以外、極力奪っておく必要がある。この段階で目隠しを外してしまっては、全てが台無しになる可能性もあった。

 リルドが自分の欲望と戦っていることなど知るよしもないシェラ姫は、ひたすら胸から生じる痒みを我慢し、堪え、震えて――ついに、折れた。


「ご、ご主人、様……おね、がいします……胸の……下着を外して……ください……」


 それはほとんど蚊が鳴くような小さな声で、リルドが静かに集中していなければ聞こえなかっただろう。もっと大きな声で宣誓するように求めることも考えられたが、ひとまず『ご主人様』と呼ばせることに成功した

 内心の歓喜を押し殺しつつ、リルドは彼女の背後に立った。

「認めたな、ルル。お前のご主人様は俺だ。お前は奴隷のルルだ。ルルの全ては主人である俺が管理する――わかったな」

 お前は奴隷のルルだ、と刷り込むように彼女の耳元へと囁きながら、シェラ姫の身体を覆う最後のまともな服、乳房を覆う下着に手をかける。

 リルドが下着に触れた際、胸にも刺激が与えられたのか、彼女の喉から声が漏れた。押し殺してはいたが、明らかに悦びの色が混じっている。

 その反応に思わずリルドの男性根が反応しかけるが、素知らぬ素振りでリルドはシェラ姫の下着を刃物で切り裂き、彼女の身体からするりと抜き取るようにして脱がした。その下着の薬が染みこんでいる部分に触れないように気をつけつつ、部屋の隅へと放り捨てる。

 下着という支えを失い、無防備に晒されたシェラ姫の白い乳房が、ぶるりと揺れた。

 その表面は浸透した薬の影響か、全体的に妙に赤くなっていて、ピンク色の乳首に至っては敏感になっていることが明らかなほど硬く存在を主張している。

 形を整える下着を完全に失ったにもかかわらず、シェラ姫の乳房はその自然な張りによって魅力的な形を保っていた。

 薬がそれ以上浸透することは無くなったものの、外すまでに浸透した分の薬の効果はしばらく続く。

「この感じでいうと……十分、というところか。それくらいで薬の効果は切れるだろう。良かったな。下着を外さなかったら、この痒みが夜通し続いていたところだぞ。お礼はどうした? ルル」

 そもそも下着に薬を染みこませたのはリルドなのだが、痒みでそれどころではないシェラ姫は言われるがままにお礼を言う。

「あり、がとうございます……っ」

 じわじわと、確実に調教が進んでいる感覚をリルドは得ていた。

 いままで着ていた服と共に、いままで育んできた王族としての尊厳を、剥ぎ取られたシェラ姫。

 そんな彼女にこれから待っているのは、彼女が想像も出来ないような恥辱の数々である。


「さて、まずは奴隷に相応しい服を用意してやろう」


つづく

ヒメ➔イヌ ~初恋姫様処刑回避方法→人犬肉便器化調教~ 06

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