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ヒメ➔イヌ ~初恋姫様処刑回避方法→人犬肉便器化調教~ 31


 シェラ姫をヒトイヌのルルに戻すために、道具を取り出す。

 最初にリルドが取り出したのは、分厚いラバーで出来た、全頭マスクだった。

 シェラ姫がそれを見て身体を震えさせる。

「ウゥッ、ウウ~ッ!」

 しきりに首を横に降り、逃げようともがいていた。

 リルドはそんな彼女を器用に抑え、問答無用でその頭部に全頭マスクを被せる。頭がマスクに覆われていくうちに、諦めたのか抵抗は小さくなっていった。

「ンゥッ、ウッ――ウ、ゥ!?」

 しかし、頭が完全に全頭マスクに覆われると同時に、シェラ姫は慌てたような大きな呻き声をあげた。

 彼女がこれまで身に付けさせられていた全頭マスクは、目と口の周りが開いているものだった。その分、少し余裕があったのだ。

 今回彼女が被せられたマスクは、目も口も完全に覆うタイプのものだったのである。

「ンンッ、ンン~ッ!」

 猿ぐつわは噛まされたままであるため、わずかな声もあげられなくなっていた。

 さらに、いままでのマスクであれば、鼻の穴の位置にちゃんと穴が空いていた。

 そのため、普通にしている限り、呼吸は自由に出来たのだが、今回のマスクはその穴がかなり小さくなっていた。

 急に視界と呼吸の両方が不自由になったシェラ姫は、パニックになって暴れようとする。

 そんな彼女の身体を作業台の上で抑え付けつつ、低い声でリルドが告げる。

「おい、暴れるな。罰を受けたいのか? ゆっくり呼吸してみろ」

 シェラ姫は身体を強張らせながらも、慎重に息を吸って吐く。

 すると、わずかではあったが、新鮮な空気が体内に入ってきた。それを貪りたくなったシェラ姫だが、慎重に鼻から呼吸を続ける。

 全頭マスクの鼻の部分が、かすかに内側から盛りあがっていた。シェラ姫が呼吸をしている証拠だ。マスクの素材はラバーであるため、ほとんど空気を通さない。

 そのままだといずれ酸欠になって気を失ってしまうであろうが、リルドはその全頭マスクの縁、シェラ姫の首に分厚い首輪を巻き付けて軽く締め付ける。

 さらにその首輪に鍵をかけ、封じてしまった。

 その状態で、リルドはシェラ姫の腕枷を外し、彼女の両手を自由にする。

 頭が全頭マスクに覆われている以外、普通の町娘と変わらない姿だった。リルドは彼女を抱き上げ、作業台から下ろし、立たせる。

「う、ウゥ……ウッ」

 シェラ姫は苦しくなっている元凶をどうにか緩めようと、両手で首輪を掴む。だが当然ながら鍵のかかっている首輪が緩むことはない。

 リルドはそんなシェラ姫から数歩離れて、冷淡に命じた。

 ある意味、とても残酷なことを。

「ルル――服を脱げ」

 脱がされるのではなく、自ら脱げと。

 彼女の調教をさら進めるための、脱衣命令だった。

 これまでシェラ姫は服を脱がされたことはあっても、自分から脱いだことはない。

 脱ぐ選択肢を選ばされたことはあっても、自らの手で服を脱いだことはなかった。

 だから、彼女はその命令にすぐに従うことはできない。葛藤がその動きに表れている。

 リルドはそんな彼女の反応をわかった上で、淡々と告げる。

「別に脱がなくてもいいぞ。ただ、服を脱ぐまでその全頭マスクは外さない。その結果、どうなるかは……言わなくてもわかるな」

 いまでさえ、すでに苦しい状態にあるのに、このまま放置されたらどうなるか。

 首輪が緩まない以上、苦しさは増すばかりだということは明白だった。

「ウッ、フゥ、ウウゥッ……!」

 そして、焦れば焦るほど呼吸は早くなり、苦しみは加速度的に増していく。

 シェラ姫は思わず顔に手をやるが、その指は虚しく分厚いラバーの表面をひっかくだけに終わる。

「脱げば全頭マスクは外してやる。急いだ方がいいぞ」

 呼吸と視界が奪われたシェラ姫からは、考える余裕がどんどん奪われていっていた。

 羞恥ゆえにか、震える手で自分の服に手をかける。躊躇いながら、上着を脱ぐ。

 下着のみを身に付けた身体が露わになる。顔はのっぺりとした全頭マスクに覆われているとはいえ――あるいは、リルドにとっては、シェラ姫の顔が見えないからこそ――極上の女体だ。

 リルドは彼女に気取られないようにしながら、生唾を飲み込む。

(やっぱ、身体付きがエロいというか……芸術作品みたいに綺麗ではあるんだが、同時になんというか、すごくそそられるんだよなぁ……)

 ただ綺麗なだけではなく、男性としての本能を刺激させられる身体。それがシェラ姫の身体だった。男であるならばその魅力に抗いきることは難しい。

 リルドはそう考えながら、存分にシェラ姫のストリップを堪能する。

 スカートも脱ぎ落とし、貞操帯が露わになる。

 シェラ姫は下着姿へとなった。

「フゥ……ッ、フッ……ッ、ウッ」

 相当な羞恥を感じているのか、その肌はほんのりと朱に染まり、彼女をより性的な意味で、魅力的に彩っている。

 羞恥と緊張ゆえか、早くなった呼吸のために酸欠状態になりかけているのか、ふらふらと身体が揺れ始める。リルドはそんな彼女に音もなく近付くと、その張りのある臀部を手のひらで引っぱたいた。

 ぱしん、といい破裂音がして、シェラ姫の胸と臀部がぶるんと震える。

「フグッ! ウ、ァッ、ム、グフッ!」

 突然の衝撃に困惑し、身体を捩り、呻き叫ぶ。そのためにさらに息苦しさが増したのか、膝からその場に崩れ落ちてしまった。

「さっさと上の下着を脱げ。貞操帯は外れないからいいが」

「フーッ、フーッ、フーッ……ッ」

 酸欠で頭がぼうとしてきたのか、緩慢な動きでシェラ姫が胸を覆う下着を取り払う。貞操帯と全頭マスク以外、素肌を晒す姿になった。

 そんなシェラ姫を、リルドは再度抱え上げ、作業台の上に寝かせる。その際、彼女の柔らかな身体の感触がダイレクトにリルドに伝わってきたため、彼は相応の精神力で何事もないように振る舞わなければならなかった。

 作業台の上に、頭部をラバーに覆われ、秘部を金属に覆われ、それ以外の全てをさらけ出した女性が、仰向けに寝ている。

 全頭マスクによって個人としての個性は消されているが、その見事な肢体は唯一無二のものだ。

 リルドはそんな魅力的な身体を好き手出来るということを改めて実感し、気分良く眺めながら、その身体に手を伸ばす。臍に指で突き、そこから上へと指先で身体の中心線をなぞっていく。

「んふぁ、ンうッ」

 くすぐったいのか、シェラ姫がリルドの手を抑えようとした。リルドはその手をひらりとかわし、ぴんと尖ったピンク色の乳首を指先で弾く。

「ンあッ!」

 びくん、と乳房だけでなく全身を震わせて身悶えるシェラ姫。慌てて手のひらで乳首を隠し、それ以上の攻撃を防ごうとしていた。

(……ううむ、なんともいじらしい)

 調教する立場であるということを忘れ、意地悪をしたくなってしまったが、リルドはそれを堪えた。

 リルドは特殊な布の帯を取り出し、まずシェラ姫の片腕を掴む。

「ンンゥッ、ンンッ? ンーッゥ!」

 いまだに全頭マスクを被されたままのシェラ姫は、早くそれを外して欲しいとばかりに呻き声を大きくする。しかしリルドはその訴えを無視して、作業を続けていた。

(しっかり意識を持って動けている内は、まだ大丈夫だから……いまのうちに)

 シェラ姫の腕を折り畳んだ状態で固定するように、布の帯をシェラ姫の腕に巻き付けていく。一分の隙もないように、徹底的に巻いていた。手首から先も身体にぴったりくっつくように曲げさせてから、布を巻き、まるでシェラ姫の腕が肘のあたりで切断されたかのような形を作る。

 その上から肘を保護するクッション付きのラバーの袋を被せた。袋には等間隔に革のベルトがついていて、シェラ姫の腕を締め上げ、ますます半分に切断されたかのように見せていた。

 仕上がりを見て、リルドは満足げに頷く。

(よし、これなら切断されているように見えるだろう)

 シェラ姫を国外に連れ出すためには、雌犬のルルがシェラ姫と結びつくようなことがあってはならない。雌犬のルルを『四肢を切断された哀れな雌犬肉便器』と誤認させるために、この形は必要なことだった。

 両腕をその形に封印すれば、次は両足だ。

(問題はこっちなんだよな……)

 膝を折り曲げて固定するのは問題ないが、問題は足首から先だった。

 実際に切断するわけにはいかない以上、足首から先はそこに存在している。もし何らかの技術が極端に発展していたのならば、一度本当に切断して、国外に出てから元に戻すという選択肢もありうるが、そんな技術はこの世界のどこにもまだ存在しない。

 ゆえに、工夫して身体を折り畳むことで、可能な限り違和感を消さなくてはならない。

(幸い、シェラ姫の身体は柔らかい方だ。少々負担は大きくなるが、無理矢理力で押し込めれば……)

 足首がお尻の横に来るように膝を曲げさせ、その状態で固定する。足首から先はなるべくお尻に沿うように折り曲げ、シルエットが崩れないようにした。

「アッ、アッ、ウギッ、ウゥゥ、ウッ!」

 ギシギシと身体が軋むほど、力で身体を折り曲げられたシェラ姫は、全頭マスクの中で声にならない悲鳴を上げていた。

 そんなシェラ姫を可哀想に思いつつ、リルドは容赦なく作業を続ける。

 脚にも、腕と同じようにクッション付きのラバーの袋を被せた。

 その袋は口付近の形状に工夫が施されており、足首から先の不自然さを誤魔化す構造になっていた。左足の袋の口は右腕の袋の口と、右足の袋の口は左腕の袋の口と、背中で×印を作るようにベルトを渡すことが出来る。そのベルトが足首から先の盛り上がりを覆い隠し、一見両手両足が切り落とされているような見た目になる。

 無論、本人の負担は相当なもので、長くは保てないだろうが、国境越えの一時なら耐えられる。

 先ほどまで極普通の町娘の姿をしていたはずのシェラ姫は、頭と両手足をラバーに覆われ、四肢が切断されたかのように折り畳まれ、人の形をした肉袋へと化していた。 

 人間としての個性を奪われ、自由もなく、ただ嬲られるだけの肉人形、という表現が相応しい。

 酸欠状態が長く続いたため、暴れる元気もなくなり、ぴくぴくと身体を小さく痙攣させていた。

(さて、そろそろまずいか)

 リルドは俯せに寝かせたシェラ姫の肛門に触れる。

「ウ……」

 触れた瞬間、小さくぴくりと動き、反射的な反応はを示したものの、それ以上は動かない。いよいよ余裕がなくなってきているのだ。

 リルドは手早く首輪の鍵を外し、全頭マスクの端を押さえていた首輪を取り外す。そのままマスクを脱がすと、汗と涙と鼻水、加えて猿ぐつわから滲み出したと思われる涎などで、とても酷い状態になったシェラ姫の顔が露わになった。

 気絶しかけているのか、白目を剥いていて無様極まりない。

 普通の人間が見たなら百年の恋も冷めかねない姿だが、リルドはむしろ魅力を感じた。普段は意識しないように心がけている自分の男性器が反応してしまったくらいだ。

 現在シェラ姫は四肢以外、胴体部分は秘部だけを覆う小さな貞操帯のみを身に付けた姿であり、その豊かな乳房も窄まった肛門も、丸見えになっている。

「フウゥ……フウッ……」

 全頭マスクが外されたことにより、普通に鼻呼吸が出来るようになったシェラ姫は、必死に肺に空気を取り込んでいた。

 猿ぐつわは噛まされたままであるため、深い呼吸は出来ていなかったものの、十分な酸素は取り込めたのか、少しずつ呼吸が落ちつき始める。

 いまだ意識は朦朧としているらしく、目の焦点は合っていなかった。

 そんな彼女の背面に回り、開かれた股の間に立ったリルドは、その手に持つものをシェラ姫の肛門に押し当てる。

 そして、一息に押し込んだ。

「ングッぅッ!?」

 肛門を強引に割り開かれる衝撃に、一気にシェラ姫の意識が覚醒する。

「ンッ――ンギィッ!」

 慌てた様子で後ろを振り向こうとしたが、いつもよりキツく四肢を固められているため、動こうとした瞬間、身体を硬直させて悲鳴をあげる。

 そんなシェラ姫の肛門には、太いアナルプラグが突き刺さっていた。あらかじめ潤滑油を塗っていたのか、普通ならばとても入らない太さだ。

 そのプラグに犬の尻尾飾りを取りつける。ヒトイヌとして欠かせない装備品のひとつだ。

「立て――ルル」

 冷たく命じたリルド。シェラ姫――ルルは四肢に力を込め、立ち上がろうとしていたが、ここ数日で慣らされた拘束方法と違い、四肢を動かそうとする度に走る激痛に上手く動けないようだった。

 短くなった四肢をばたつかせ、動こうとするルルを見ながら、リルドは考える。

(うーむ。やはりこの拘束方法は負担が大きいのか……なにかしら補助が必要か……?)

 考えながら、リルドはルルに手を貸してやった。身体の下に腕を入れ、四つん這いの姿勢になれるように持ち上げたのだ。その際、むき出しの胸やお腹に直接触れたため、ルルはその顔を真っ赤にして恥じらった。

(ああ、そういえばラバースーツ越しには頻繁に触ったけど、直ではあんまりなかったもんな……まあ、すぐそれどころじゃなくなるだろ)

 そう思ったリルドの考えは正しかった。

 彼女の身体を支えていたリルドが腕から力を抜き、彼女の四肢に体重がかかるようになると、無理矢理折り畳まれた腕や脚が激痛を発するようになったためだ。

「ンギイイイッ、ング、グウウゥッ!」

 四つん這いの体勢を維持するだけで苦しいのか、その目から大粒の涙が幾つも零れる。

 涙を流すルルを見ながら、リルドは自分が興奮するのを感じていた。

(ああ、ほんとうに……シェラ姫は魅力的なんだよなぁ)

 どうしようもなく彼女に惹かれている自分を自覚しつつ、リルドは彼女を生き残らせるための策をブレずに強行することを決意する。


 そして、いよいよ国外脱出を翌日に控えたその日――リルドの館に再び招かれざる客がやって来た。


つづく

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