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箱詰倶楽部の福箱詰 ~箱side~

※過去に書いた『箱詰倶楽部の福箱詰』の箱側視点です^w^(私は何を言っているんだろう)

※要するに箱詰め側からの視点です。前作を読まなくても、実は問題ありません。見た方が外から見た視点もわかって楽しめますが。

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――トクン、トクン、トクン……


 箱に詰められてから、どれくらいの時間が経過したのだろうか。

 まだ数時間しか経っていないようにも感じるし、とっくに数日は経ったような気もする。

 何も見えず、何も聞こえず、何も出来ない。

 箱詰められてから少しの間は、箱ごと移動しているらしい振動や、持ち上げられて運ばれているような浮遊感があったけど、いまは外から何の干渉もなく、静かなものだった。

 最初は暇だから時間を数えてみようかとも思っていたけど、すぐ数えた数を忘れてしまって意味がなくなってしまった。

 時間の感覚はとうになく、身体の自由がない状態では、ただ考えることしか出来ない。


――フー、スー、フー、スー……


 そんな状態で感じるのは、自分の鼓動と呼吸音だけ。

 小さく折り畳まれた身体が感じる感覚は、熱さ寒さも含めてほとんどなく、縛られた手足に至ってはそこにあるという感覚すらなくなっていた。

 血流が止まってしまって壊死してしまわないかと少し心配になるけど、あの箱詰倶楽部がそんな失敗をするわけがない、という信頼もあった。

 というか、それを心配するくらいなら、そもそもこんなことに身を任せることは出来なかっただろう。

 私は無理矢理箱に詰められているわけではなく、自分で望んでこうしているのだから。

 不意に、体の中に潜り込んでいる様々な装置が小さく震えた。


――ンン……んぅ……


 快楽を与えることを目的とした装置は動いていなかったのに、そのわずかな振動に思わず気持ちよくなって喘ぎ声をあげてしまった。

 もちろんその喘ぎ声は、噛まされた口枷に吸いこまれてしまったけど。

 機械が動いただけだったのに、思わず感じてしまったことが恥ずかしい。

 ほんのささやかな刺激でも、いまのあたしの状態では大きな刺激になってしまうのだから、感じるのも仕方ないといえば仕方ないのだけど。

 どれほど刺激に飢えて求めてしまったいるのか、浅ましい自分の欲求を実感させられて羞恥を覚える。

 幸いなのは、そんな自分の反応は誰にも見られていないし、知られることもないだろう、ということだった。


――ギチ……ミチ……ミシ……


 切なくなって身体を動かそうとしたものの、身体のどの部位を動かそうとしても、何らかの枷がその動きを制限する。枷に軋んだ音を立てさせることくらいしか出来なかった。

 腕はアームバインダーによって、背骨に沿って一本の棒のように固められている。手の先端は握り拳を作った状態で袋の先端に押しこんでいた。その時、ギリギリのサイズだったから、常にラバーによる圧力を与えられている。いまはもう圧迫によって感覚が痺れてしまったのか、手自体がなくなってしまったかのように、動かそうとすることも出来なくなっている。

 足は正座を少し崩した女の子座りの状態で、詰められた箱の底に繋ぎ止められている。足の甲が床に着くようにした上で足首、付け根、膝の三カ所を金属輪を半分にしたもので床に繋がれていた。枷は特殊な接着剤で箱の底面と一体化しているので、特殊な溶剤を使うまで私は箱と一体化したこの体勢のまま、過ごさなければならない。

 胴体は、その体にフィットするような形にくりぬかれた蓋によって抑え付けられている。そのため、上下だけじゃなく、左右にも自由がなかった。

 頭は顎を限界まで引いた状態で、後頭部が箱の壁にぶつかっているため、こちらもほとんど自由がなかった。顔の周りに空間は少しあるみたいだから、左右にずらすこと位は出来そうなものだけど。首に巻かれた首輪に引いた顎を納める窪みがあって、その窪みが口枷と連結して顎を固定する仕組みになっているみたいだ。なのでわずかに首を振る自由もない。

 目は分厚い目隠しで被われていて、その目隠しのクッションが柔らかく眼球を抑えているので、眼球を動かす自由もなかった。

 正確には動かそうと思えば動かせるけど、動かそうとするとクッションの圧力が微妙に強くなって、眼球が瞼の裏を擦る異様な感覚がするのだ。まさか失明したりするような仕組みを倶楽部が用意するとは思わないけど、眼球を抑え付けられるというのは純粋に怖いので、自然と極力動かさないようになっていた。

 眼球の動きまで拘束しようという倶楽部の執念を感じる。

 当然、眼球まで拘束しているというのに、呼吸を制御しようとしないはずがなく、呼吸もかなりの範囲にわたって制限されていた。

 まず、口は口枷によって完全に塞がれている。円筒形のものを噛まされているのだけど、その円筒形の内側は栓のようなもので塞がれていて、空気が出入りするような隙間はなかった。

 そして鼻。鼻には透明なチューブのようなものが押しこまれていて、それを通してしか空気が吸えないようにされていた。そのチューブは鼻が詰まることを防いでくれているけど、本来の鼻の穴よりもかなり細く、通る空気の量はかなり制限されていた。普通に呼吸する程度なら平気だけど、少し息が荒くなるだけで、空気が足りなくなるのは明白だった。

 ゆえになるべく呼吸を荒くしないよう、ゆっくりと、慎重に鼻呼吸をしなければならなかった。


――フー、スー、フー、スー……


 ただひたすら呼吸をすることしか出来ない状態。

 箱詰められた直後は跳ね回っていた心臓の鼓動は、いまはやけに落ち着いていた。

 こうして箱の中でじっとしていると、いまの自分の状態こそが本来あるべき姿なんじゃないかとさえ感じる。

 元から箱詰めプレイに興じていたあたしは、現状に退屈を感じることはなかったけど、思うことはあった。

(まだ始まらないのかなぁ……)

 箱詰められて何も出来ないあたし。

 けれど、楽しみにしていることはあった。

 あたしを受け取った人。顔も名前も知らないけど、その人があたしを一週間管理してくれることになっている。

 箱詰められた物言わぬ者の管理なんて、面倒でしかないだろうに、よくそんな奇特な人がいたものだと正直思う。

(この口枷があるから、フェラチオすらできないのにね……)

 下の穴に到っては、すでに先客がいるから、そっちも使えない。

 あたしだったら利用出来ないという意味で、そこらのオナホール以下の人間を管理しようだなんて思わない。物好きにもほどがあると思う。

 管理される側の、あたしとしてはありがたいけども。


――ガチャ……ガチャガチャ。


 頭の上から大きな金属の音が聞こえてきて、一瞬どきりとした。

 耳に聞こえた、というよりは直接振動として響いてきた。

 あたしの後頭部が接している壁の向こうで、何かが動いているようだった。

 その動きを感じたあたしは、喜びが自然と湧いてくるのを感じた。

(きたきた……っ)

 刺激の少ない箱詰め環境の中で、外部から与えられる数少ない刺激の時間だ。

 あたしがわくわくしながら待っていると、後頭部を押さえていた箱の壁の圧力が急に和らぎ、限界まで俯け、曲げていた首を伸ばせるようになった。

(いっ……あいたた……)

 ずっと同じ角度で首を曲げていたから、少し首を動かすだけで軽い痛みが走る。体の一部でしかないとはいえ、厳重な箱詰めから解放された感覚が、首筋からじんわりと全身に広がっていく。

 頭頂部が引っ張られる。まるで糸か何かが括り付けられているかのように、一定の力で勝手に頭が引きあげられていく。

(いだ……だだ……っ)

 出来ればもうちょっと馴染むまで首を動かしたくなかったけど、引っ張られてはそれに従うしかない。

 幾分自由になったようでいて、あたしの体に自由はほとんどなかった。

 やがて頭頂部を引っ張る力が止まると、あたしは体の状態はほとんと変わらないまま、首、というか顔だけを真正面に向ける格好になった。肩から下の体は相変わらず同じ姿勢で固定されているから、正直かなり辛い姿勢だ。

 箱詰めの姿勢ならともかく、この首だけを不自然にまっすぐ伸ばした状態を維持するのは相当にしんどい。

(たぶん、首だけ箱の外に出てる……のよね?)

 なんとなくそう感じる。だけど、それはなんとなくでしか感じられなかった。

 あたしの体は、全身余すことなくラバースーツによって覆われているので、外の空気を感じることが出来ないのだ。

 相手からどんな風に自分の身体が見えているのか、全くわからない。

 全頭マスク越しに、その人の手があたしの頬に触れてくる。

 思わず反応しかけたけど、その人の手があたしの顎を掴んで押さえてきたので、ろくに動くことが出来なかった。

 そして、噛まされた円筒形の口枷の中央部分が引き抜かれていく。口枷は口の中まできっちり覆っていて、ほぼ完全に口内を占領しているから、口枷の中央が引き抜かれても、生じた穴から涎が零れ落ちることはなかった。

 そしてその穴を埋めるように、何かが口枷の中へ、つまりはあたしの口の中に入ってくるのを感じる。

(う……きた……)

 先ほどまであたしの口枷の穴を埋めていた単なる栓とは、全く違うものだった。

 細長くてあたしの喉の奥まで容易に到達するほどの長さの管が、栓に付けられているみたいだ。喉の奥までその管が入り込んで来たため、思わず吐きそうになる。それを必死に堪えなければならなかった。

「フーッ、フーッ、フーッ……!」

 小さな空気しか吸い込めないようにされた鼻の穴からは、ギリギリの空気しか入ってこない。だから呼吸が荒くなれば荒くなるほど、かなり苦しい思いをした。

 呻き声をあげつつ、必死に呼吸を整える。

 そうしている内に、管はさらに奥まで入り込み、食道まで入り込んだようだった。

 そして、程なくしてその管の中を液体のような何かが通って、身体の奥へ奥へと流れ込んでいくのを感じる。

 飲み込む感覚もないのに、お腹が勝手に満たされていく。

(なにげにこれ……キツいんだよねぇ……っ)

 結構な量の流動食が、無理矢理注ぎこまれていく。

 もし身体が自由なら吐いていたかもしれない。

 毎回流し込む量は決められているのだろうけど、あたしにはそれがどれくらいの量なのか全くわからない。少ないわけではないのは、なんとなくわかるのだけど。

 その少なくない量の流動食が、すべて押しこまれた。

 食べ過ぎた時のように、お腹が張っているような感覚がある。

 全身が箱詰めにされているだけに、お腹が膨らむことは出来ない。そのためか、普通に食べ過ぎた時に感じる苦しみより、よほど苦しい。

「フー……フー……フー……ッ」

 深く息を吸うと苦しみが増すので、浅い呼吸でなんとか凌ぐ。

 そうしている間に、お腹から全身にじわじわと熱が広がっていっていた。流し込まれた流動食は、すぐにエネルギーになると同時に、あたしの身体の感覚を研ぎ澄ましていく効果もあった。

 それは単に感覚が鋭くなるという意味ではなく、ささやかな刺激を気持ちよく感じるようになってしまうという意味だ。

「ふぅ、うぅ、ふ、うっ!」

 役目を終えた管が、ゆっくりと引き抜かれていく。管が引き抜かれていく際に、喉を擦っていく動きすら、いまのあたしには強烈すぎる刺激だった。

 管が擦っていく喉が、まるで膣になってしまったかのように、強い快感を発していた。

「ふっ、うぅっ、ふ、ぅぅっ!」

 ほとんど動かせない身体が、絶頂して痙攣する。

 拘束具が大きな音を立てて軋み、箱自体がミシリと音を立てた。

 けれど、それだけ。あたしの身体が自由になることはなく、身体の奥が疼く感覚がじんわりと続くだけだった。

 完全に口の中から管が引き抜かれると、すぐに元のように栓が嵌め込まれた。今度のものは喉の奥に届くほどの長さはないから、元のように口枷が封じられただけのこと。

 荒い呼吸をくり返して、息を整えようとしていたら、頭にぐっと力がかけられ、再び無理矢理箱の範囲へと押し込められていく。

「う、うぅ……っ」

 頭を抑え付けてくる力は圧倒的で、抗う気など起きないレベルのものだった。

 あたしは素直に顎を引いて首を曲げ、箱の中に収まっていた時のように限界まで首を曲げた姿勢を取った。

 その状態で、後頭部が箱の壁によって押さえられると、わずかに自由を得ていたあたしの頭部は、再び自由を剥奪され、動かせなくなる。

 何度経験しても、この自由を奪われる一瞬の感覚には慣れることが出来ない。

 それはもちろん、いい意味で。

「はフッ……ウゥッ……」

 押し込められただけで、イってしまいそうになった。

 そんな風に震えていると、今度は股間側でわずかな振動を感じ取る。

 どうやら、今度は股間側のメンテナンスをしてくれるようだった。

 とはいえ、股間にはすでに装置自体は接続されている。

 あたしはラバースーツを着たあと、股間のジッパーを開いて、むき出しになったそこに、突起物付きの金属貞操帯を身に付けていた。

 貞操帯にある突起物はそれぞれあたしの膣、尿道、肛門に潜り込んでいて、それらはハイテクな機能を持ってあたしの穴を支配していた。

 まず膣に関してはおいておいて、尿道と肛門だ。

 それぞれにもぐり込んだ突起物は、ある程度のところで小さな球形に膨らんで、肛門は括約筋を外と内から挟み込むように圧迫し、尿道は完全に塞がれて物理的に粗相が出来ないようにさせられていた。

 仮にどれほど尿が溜まって、どれだけ力一杯息んでも、あたしは膀胱から一滴も尿を出せない。肛門の方も同様に、自分の意志では出したくても出せない状態にさせられている。

 ただ、それだけでは尿や便が溜まって悲惨なことになるので、出すための仕組みも当然ある。

 それが、いままさに動き始めた装置だった。

(出てる……のよね。たぶん)

 さっきまでおしっこが近い感じがしていたのに、その感覚がスゥーっと薄らいでいく。膀胱の中に入り込んでいる管から栓が抜かれ、外に尿を排出しているのだ。尿は管の中を通っていっているので、あたしには出している感覚がない。

 ただ、膀胱に張りを感じていた感覚がなくなっていくだけ。尿を排出する気持ちよさも感じられず、ただ尿がなくなっていく結果だけがあたしに与えられる。

 そしてそれは肛門の方も同じだった。

 肛門の方は、最初生ぬるい液体が注ぎ込まれる感覚が生じる。固形物をそのまま吸い出すことは出来ないから、当然の処置だ。

 少しの間があって、すぐあたしのお腹はごろごろと不穏な音を鳴らし始めた。恐らく注ぎこまれた液体に、腸の働きを助ける成分が含まれているのだろう。

 下痢をしたときのような悪寒が全身を駆け巡り、冷や汗を全身に???くのがわかる。

 けれど、それが深刻な物になる前に、お腹が楽になった。固形物が十分に液状化したことを受けて、肛門に埋めこまれた機械がそれを吸い出してくれたのだ。

 あたしは全く息みもしていないのに、お腹がすっきりしてしまう。なんとも奇妙な感覚ではあった。

「ンッ……ンゥッ!」

 冷や汗を???くほどの不穏なお腹の動きが止み、ほっとしたのもつかの間。

 今度は膣の中に入り込んでいる装置が動き出す。

 まるで、男性器が入ってきたような感覚だった。

(んんっ、この、生暖かな感触……っ、本物、じゃない、わよね……?)

 あたしにそれを確かめる術はない。

 事前の説明では、頭の方はともかく、股間の方は完全に箱が覆っており、何かを挿し入れられるような構造にはなっていない、と言っていた。

 あたしもそれを確認したのだから、間違いない。

 それなのになぜ、本物のペニスが入ってきたような感覚になるのか。

 あたしの膣に入り込んでいる装置がその理由だった。あたしが下半身に装着している貞操帯。その貞操帯の内側から飛びだしている張り子は、なんと外部デバイスに連動して、ピストン運動をするようになっているのだ。

 その外部デバイスというのは、あたしを管理してくれている人に渡されている。

 外部デバイスは男の人が性欲処理のために用いる道具のひとつ、いわゆるオナホールに似た形をしている。その内部構造はあたしの膣をほぼ完全に再現していた。

 そのオナホールに管理してくれている人がペニスを挿入すると、その動きに連動して、あたしの膣の中に挿し込まれている張り子が動く、とそういうカラクリだった。

 つまりいま箱の外では、管理してくれている人が外部デバイスたるオナホールにペニスを挿入して、オナニーに興じているということだった。

(姿も見えてないだろうに……ただの箱を見ながらオナニーして、楽しいのかし、らっ)

 すごい勢いで身体の奥まで突かれる。

 オナホールの内部構造はあたしの膣を再現しているとのことだったけど、あたしの膣に挿し込まれている張り子は、管理してくれている人のものを再現しているのだろうか。

 もしそうだとすると、長くて太いし、相当体格のいい人なんじゃないかと思う。

 ゴツゴツと子宮口をノックされるほどの勢いでそれが動くので、こちらはかなり大変だった。

 ただでさえ、流動食や肛門に注がれた液体に混ざられているであろう媚薬の効果で、全身が敏感になっているのだから。

 箱の中に窮屈に押し込められているから、自分の全身がまるごとオナホールとして扱われているような気さえする。

「ンフッ、フゴッ、グフッ……!」

 一突きされるごとに、全身が震える。

 呼吸が否応なく乱され、少しずつしか空気を吸えないあたしの身体は一気に酸素が足りなくなって、意識が朦朧とし始める。

(し、しぬ……っ、しんじゃうぅ……っ)

 狭い、苦しい、辛い。

 そんなネガティブな気持ちが広がっていく。けれど、その苦しみや辛さは同時に気持ちよさと快感も生み出していた。

 箱詰めプレイを愛する者なら、この苦しみと悦びが相反しつつ、矛盾しながらも存在する快楽を理解してくれるかもしれない。

 あたしは身体を貫いているペニスが、一際強く身体の奥に叩き込まれ、射精するように激しく痙攣するのと同時に、頭が真っ白になるほど強い絶頂に到った。

 狂おしいほどに気持ちの良い一瞬。

 その余韻に浸って暫くすると、また世界が静寂に包まれていることに気付く。

(今回のメンテナンスは終わり、かな……ああ、『次』が待ち遠しい……)

 生命に支障がでないように、解放されるまでは定期的にメンテナンスがされることは知っているけど、その細かい周期や回数は知らされていない。

 それまでは箱詰めの世界を楽しむ時間だ。

 あたしは声も出せず、身体も動かせず、何も見えず、何も聞こえない状態を受け入れ、ゆったりと微睡んで『次』の時がくるのを待つ。

 激しさこそないものの、この待つ時間もまた、あたしにとっては至福の時間だ。


 箱詰倶楽部の福箱に詰められたあたしは、最高の時間を満喫し続けるのだった。



『箱詰倶楽部の福箱詰』 ~箱side~ おわり



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