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夜空さくら
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学園島 その7


 私の所有する性奴隷・絵里が学園の制服を脱ぐと、私が施した特別製の『処理』の様子が明らかになる。

 見た目は、レオタードスーツだ。

 両手両足を除く、首から股間までの胴体全てをスーツが覆っている。黒いラバー製のそれは、普通の服とは明らかに違う光沢を放っていて、妖しげな魅力を滲み出していた。

 絵里は元々スレンダーな体格であったが、このレオタードを着るとそれがより強く強調されている。流線的な女体のラインが綺麗に出ていた。

 ただし、それはスポーツ選手的な爽やかな魅力ではなく、性的な意味合いが強い。艶やかな強調のされ方だった。胸の膨らみも単に押し潰しているのではなく、思わず触りたくなるような丸い膨らみを維持している。

 全体的にラバーで出来ているレオタードスーツであったが、その首と乳房、そして股間はスーツとは別で金属のパーツのようなものが覆っていた。


 このレオタードスーツ、正式名称を「全自動性感帯開発兼貞操帯スーツ」という。


「中々いいスーツだろう?」

 これから同じものを着ることになる性奴隷候補の井塚葵は、スーツの機能は知らないなりに、何か嫌な予感を覚えたのだろう。その頬を冷や汗が流れていく。

 そんな葵の反応を楽しみつつ、私は絵里の背後に回った。そして、背中にかかるほどの長さで垂れている髪をかき分け、うなじ部分を露出させる。

 金属製の首輪の後ろ側には、親指を乗せられる程度の大きさの丸い装飾が施されている。

 一見ただの装飾に見えるそれは、指紋認証のための装置だ。装置に親指を乗せると、首輪からピーッと音がして、首輪が半分に分割する。

 首輪は、この方法以外では分離出来ないようになっていた。この島にいる女性に逃亡の心配はほぼないが、仮に心変わりして逃げようとしたところでこの首輪がある以上は逃げられない。

(私にとっては単なる所有物の証だが……中々えげつない装置も仕込まれているらしいしな)

 位置情報をリアルタイムで送信する以外にも仕込みがあるらしいが、私の関わる分野ではなかったので、詳しくは知らない。

 取り外した首輪は、一端机の上に置く。次は、背中だ。

 絵里の乳房を覆っている金属のブラジャーのようなものにも、首輪と同様の仕掛があった。指紋を認証させ、そのブラジャーを取り外す。

 ブラのカップに当たる部分を、絵里の乳房から離そうと掴んだ。

「ん、ぅ……っ」

 すると、いままでこちらの指示に機械的に従っていた絵里が反応する。

 白かった頬に朱が差し、性的に感じている様子で、息が荒くなった。

 突然の絵里の変化に、葵は驚きつつも、絵里が身につけていたブラジャーの方に視線が吸い寄せられていた。それも無理はない。


 絵里の乳房から離れていくカップの内側には――乳首に刺さる位置に、太い管が飛びだしていたのだから。


 実際、その管の先端は絵里の乳首に刺さっており、乳房の中にまで潜り込んでいる。

 ずるずると、乳首から引き出されていく細く長い管に、葵はますます驚きに目を見開いていた。

 いくら乳房に乳腺があるとはいえ、乳首にそのまま穴が開いているわけではない。漫画によくあるニプルファックはあくまで空想の産物であり、一部の超例外を除いて、普通の人間の乳首は管が通るような構造になっていない。

 つまり、そうなるようになっている絵里の乳首は、普通ではないということだった。

 ずるずる、と管が抜けていくのに合わせ、それまでどこか人形的だった絵里の様子は、あっという間に快楽に蕩けたものに変わっていっていた。

 見た目にはほとんど出ない改造処置の結果、彼女の乳首は通常の膣の何倍も快感を得られるようになっている。管がひとつ抜けるだけでも、絵里にとっては膣に太いバイブを突っ込まれて掻き回される以上の快楽になっているのだ。

 絵里の乳首に潜り込んでいた管が全て抜ける頃には、絵里の膝はガクガクと笑い、いまにも崩れ落ちそうになっていた。

「倒れるなよ、絵里」

 そう命じるだけで、絵里は必死に姿勢を維持し続ける。

 度重なる調教の結果、絵里は私の命令に絶対服従するようになっていた。普通は無理だと拒否するようなことでも、とにかく命じられた通りに動く。

 理想的な性奴隷の姿であった。

 管が通っていたことからもわかるように、絵里が着ているスーツの胸の部分には小さな穴が空いている。乳首とその周りの乳輪の部分が露出する程度の穴だ。

 その穴から露出している乳首の先端は、管が刺さっていたことを示すようにぽっかりと穴が空いていて、そこからどろりとした白っぽい液体が溢れていた。

 それはいわゆる母乳であったが、絵里は妊娠しているわけではない。人体改造した結果である。

 私は絵里の体から取り外した金属のブラのカップを、内側がよく見えるようにして、葵の前に翳す。

「わかるか? これの内側はこんな風になっている」

「……!」

 カップの内側を見た葵が、息を呑んだ。

 その内側には、乳首に突き刺さっていた管以外に、目に見える大きさの凹凸が無数にあったのだ。

 マッサージチェアに使われている技術の応用で、その金属のブラを着けたままでも、カップの内側は自在に波打ち、乳房を揉んで刺激を与えることが出来た。

 その威力を自分で感じたことはないが、絵里や他の所有している奴隷に感想を聞いたところ、「ブラの内側で、本当に人の手が動いている感じの刺激と感覚がする」という。

 金属のブラが覆っているため、装着者は自分で自分の乳房には触れられない。なのに、その装置が動くことで、乳房が好き勝手に扱われてしまう。

 自分の身体が自分の所有物でなくなったということを強く自覚させられてしまい、精神的にかなり堪えると話していた。

(まあ、それがいい、という奴ばっかりだけどな……この島には)

 破滅願望めいた欲望を持つ者ばかりなので、所有物として扱われることを本心では喜ぶのだから。こちらとしても存分にやれるというものである。

 貞操ブラも机の上に置き、いよいよ最後だ。

 私は絵里の股間を覆う、最後の金属部分に手をかけた。

 それは見た目にもわかりやすく、貞操帯だ。性器と肛門を完全に覆い、絵里がどれほど頑張っても自分の性器にも肛門にも触れられなくさせている。

(さて……毎日洗浄はしているはずだが、どうかな……)

 学園島の管理技術は完璧ではあるが、SF的な超技術があるわけではない。いくら清潔に保とうとしても、付けているものを外せない以上、限界はあるはずだった。だが、人体改造の完璧さ加減といい、想像を超えるほどの技術を有しているのも間違いない。

 果たしてどうなっているかと絵里に取りつけられた貞操帯を外してみる。

 首輪やブラと同じように指紋認証を行うと、自動的に絵里の身につけていた貞操帯の接続部が外れる。腰に固定していた部分が外れたなら、普通なら貞操帯が落ちてしまうところだが、そうはならなかった。

 貞操帯自体の重みで少しずり下がったが、それ以上は落ちない。

 落ちないのも当然で、貞操帯の内側には、膣と肛門、そして尿道を貫く突起物があったからだ。それが支えになって、貞操帯は絵里の股間からほとんど離れずに止まっている。

(臭いは……ほとんどしないな。さすがというべきかなんというか)

 一ヶ月近くは着けっぱなしになっていたはずだが、ほとんど臭いはしなかった。メンテナンスの時に外して洗浄などをしているのかもしれないが、それにしてもかなり清潔である。貞操帯と肌が擦れて傷になったりもしていない。ほとんど肌に傷がなく、違和感もないのは凄まじいの一言だろう。

 仮に全く外さずにこのレベルを維持出来るのだとすると、いつまででも永遠に貞操帯を着用させておくことすらできるのではないだろうか。

 その辺の詳しいことはあとで学長にでも聞いてみることにして、いまは絵里の解放を進めることにする。

 絵里の股間の装置を外から動かすリモコンをポケットから取り出し、そのリモコンに「取り出し」と書いてあるボタンを操作する。まるでビデオかDVDでも操作しているようだったが、操作しやすいようにか、そう書いてあるのだから仕方ない。

 そのボタンを押すと、絵里の体の中で膨らんで装置を固定していた部分が収縮し、貞操帯と装置自体の重みによって更に貞操帯がずり下がった。私は貞操帯が床に落ちないように手で支えつつ、ゆっくりと貞操帯を引き下げていく。

「ふぁ……っ、あっ……」

 徐々に抜けていく突起物の刺激が気持ちいいのか、絵里が声をあげて喘ぐ。

 私だけでなく、葵にも恥ずかしい姿を見られているというのに、絵里は全く恥じらうことなく、快楽を享受していた。

(……さすがにこれだけ長いこと放置していたら、羞恥心も枯れ果てるか)

 絵里はかなり前から私が所有する奴隷だ。

 所有し始めた当初は、本人が望んでいたこととはいえ、性的に嬲られて赤面し、貞操帯スーツによって一切の自慰を封じられた上で、全身の性感帯が開発されることで、どうしようもなく疼く体を抱えて悶々とする姿が見られたのだが。

 いまや、完全に与えられる快楽を受け入れるだけの人形と化していた。

 貞操帯スーツによる強制的な快楽の剥奪と付与は、実際に本人が望んでいようがいまいがは地獄のような苦しみが発声することに関係がないので、無理もないが。

 貞操帯が完全に抜けきる頃には、絵里は何度も性的絶頂を経て、息も絶え絶えだった。立っていられていることが不思議なほどだ。少し突いたら、そのまま倒れてしまいそうですらある。

 とりあえず貞操帯を机の上に置く。

 金属の装飾部分が取り除かれた絵里の姿は、胸の乳首と股間部分に穴の開いたスーツを身につけている、というものだった。

 空いた穴からはそれぞれ絵里の性器や肛門が覗いており、下手な全裸よりも恥ずかしい姿であると言えるだろう。

 そんな絵里の姿を食い入るように見つめている葵だったが、演技を除けばその様子にはまだ余裕が窺えた。

 首輪、貞操ブラ、そして貞操帯。

 このくらいは、この島に来るような度の過ぎたマゾヒストにとって想定内なのだろう。

 乳首に管が挿し込まれていたのは驚いたかもしれないが、人体改造としてはささやかなものなので、余裕を失うほどのことではないといったところか。

(ふふ……果たしてこれを見てもまだ余裕を持っていられるかな……?)

 私は改めて絵里の背後に立つ。葵から見えやすいよう、絵里の体を反転させ、葵に背中を向けさせる。

 絵里の髪をかき分け、うなじを露出させると、先ほどまでは首輪に隠されていた部分が見えるようになる。そこには、スーツを脱ぎ着させるためのジッパーがあった。

 それを掴み、ジッパーをゆっくり下へと降ろしていく。そうすると、普通はスーツ自体の伸縮性に従って、ジッパーが開いた先からスーツは左右に開いていくはずだった。

 しかし、そうはならず、スーツは閉じたままだ。ジッパーを一番下まで降ろしても、それは変わらなかった。

 見ている葵は不思議そうに目を眇める。違和感を覚えたのだろう。

 私はそんな葵に見せつけるようにして、スーツの端、うなじあたりに手をかける。

「葵、このスーツはお前にも着せることになる。よく見ておけ」

 言われなくても見ているとは思ったが、念のためそう葵に声をかけておいてから、スーツを捲るように、裂け目を拡げる。


 スーツの内側には無数の突起が――否、針のようなものが生えていた。


 その針は長いものではなく、極々短い物だ。一番長いものでも小指の先ほどしかない。

 だがそれらは間違いなく針であり、絵里の体に容赦なく突き刺さっていた。スーツを捲り、脱がそうとすると、人体に突き刺さっていた針が抜ける感触が手に伝わってくる。

 スーツの内側には、そんな針がびっしりと立っていたのだ。

「……ッ!?」

 さすがにそんな構造になっているとは予想していなかったのか、葵が驚いて体をびくんと震わせる。期待した通りの反応に思わず笑みを浮かべつつ、私は補足で説明してやった。

「驚いただろう。安心したまえ。このスーツの内側についている針は、痛みを与える目的ではない。絵里も痛がってはいないだろう?」

 針の長さは部分によってまちまちだが、一番長いものでも小指の先ほどしかない。ほとんどは皮膚を貫く程度の長さで、さらにその内側の筋肉や、ましてや臓器などには影響を与えない長さだった。

 この針の目的は、痛みや苦しみを与えるということではないので、むやみやたらと刺さってはいても、本人にはほとんど痛みがない。

 私は驚愕している葵の反応を楽しみつつ、告げた。

「この針は特別製でね。常に微弱な震動を生み、その部分の皮膚を刺激して、その部分で感じられるように神経から作り替えていってしまうのだ」

 本人たちによると、最初は「皮膚の下で虫が這い回るような不快感だったのが、だんだん気持ちよくなってきて、最後には全身に空いた膣を弄くり回されているみたいな感覚」になるのだという。

 想像すると、恐ろしい話だ。

「要するに、覆っている部分を全て性感帯に変えてしまうのだよ。こんな風に」

 言いながら私は人差し指を立て、露出している絵里の首筋を指の腹で擦った。そこは本来ならなんということはない部分だ。触れられてもくすぐったい程度で済む。

 だが、そんな首筋に触れられた絵里は。

「っひゃ、アアッ、うあ……っ!」

 びくんと大きく体を震わせ、膝からその場に崩れ落ちた。その崩れ落ちた腰の下から、どろりとした液体が広がる。首筋に少し触れただけで絶頂し、潮を噴いた――いや、洪水のような愛液を垂れ流してしまったのである。

「この通りだ。貞操帯で塞いでいたのもあるが、今日はずいぶん反応がいいな? 新入りに見られて、昂ぶったか?」

 そう絵里に問うてやると、彼女はなんとも形容しがたい顔をして顔を逸らす。

 どうやら図星か。

「座っていいとは言っていないんだがな?」

「……! も、申し訳、ありません……」

 ふらふらとしながら絵里が立ちあがる。その脚は垂れ流した愛液でテカテカと光って、艶やかなものだった。

 座り込んだ罰はあとにするとして、続けてスーツを脱がしていく。

「効果的なものではあるんだが、脱がしにくいのが難点でな……」

 半ば独りごちながら、絵里からスーツを脱がしていく。

 このスーツ、実に効果的な装置なのだが、脱がす時はかなり気を遣う。針にはかなりの強度があり、脱がす程度のことなら折れたりはしないのだが、それでもやはり慎重にならざるを得ない。

 絵里の皮膚には針が刺さっていたことを示す細かな穴が無数に空いている。血は出ていない程度の、暫く放っておけば勝手に塞がる小さな傷だが、白い肌が穴だらけになっていて、痛々しくはある。

 だが、本人にはそれを気にしている余裕などなかった。

「あ……っ、ああッ……あふっ!」

 針が抜けていくということは、性感帯になった肌を余すことなく刺激されるということだ。一本針が抜けるごとに喘ぎ声を挙げ、なるべく動かないように努力している体が、その意に反して痙攣していた。

 目から涙、鼻からは鼻水、口からは涎、乳首からは母乳、股間からは尿や愛液――と、全身の穴という穴から出せる液体が垂れ流しになっていた。

 そんな絵里の痴態を楽しみつつ、スーツを脱がしていき、いよいよ最後になった。

 股間の周りを覆うスーツを引き剥がしていく。

「あふっ、ひゃうっ」

 元々性感帯になりうる場所であることに加え、もっとも長い針がクリトリスを垂直に貫いている。針の効果によって常に刺激を与えられ続け、肥大化したクリトリスはとてもまともな大きさではなかった。

 それに触れると、声もなく絵里が絶頂する。ボタボタと愛液が股間から零れ、脱水症状を起こしてもおかしくないほど、床に水たまりが薄く広がっていた。

 クリトリスを摘まみ、一気に最後の針を抜き取る。

「――――ッ!!!」

 声もあげられずに悶絶した絵里は、そのまま白目を剥いて昏倒した。

 一応、倒れる際に頭を打たないように抱えてやったが、奴隷を優しく抱きしめてやるつもりもないので、適当に床に転がす。

「――ッ、はッ――アぅッ――!」

 転がした際、全身の性感帯が反応してしまったのか、痙攣しながら転がる絵里。そうやって激しく動けば動くほど、さらに悶絶することになるのだが、もはや止まることなど出来ない。

 絵里を放置し、レオタード上のスーツを机の上に広げた。

 葵は、机の上に並べられた道具を見て、さすがにその顔を青ざめさせている。絵里の惨状をみたあとでは無理もないが。

「さて……もうわかっているとは思うが、つまりそういうことだ」

 私は机の上に並べた、首輪、貞操ブラ、貞操帯、そして――性感帯開発兼貞操保護スーツを示す。

「これらをいまから、お前の体に装着する」

 このスーツを着せられるということは、絵里と同様に常にイキ狂うような体にされるということで、まともな日常生活はとても送れなくなるだろう。

 上から服を着れば隠せるものなので、普通に学校にも通って貰うことになる。周りに気付かれないよう、必死に堪えなければならない。

 普通の人間なら耐えられない、地獄のような日々が待っているのは確実だった。

 だというのに。


 私の宣告を聞いた葵の股間からは――愛液が股の内側を流れ落ちていたのであった。


つづく


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