改変された世界の片隅で ~千本松光樹視点~ その8
Added 2020-03-02 14:35:06 +0000 UTCペットショップ店員のサユリに近付いた俺は、彼女に触れる前に念のため店長に向かって尋ねた。
「触ってもいいっすか?」
びくっ、とサユリが震える。明らかに「できれば触れて欲しくない」という気配が滲んでいた。しかしそんな彼女に構わず、店長は朗らかな笑みで促す。
「ええ、もちろんどうぞ。好きなようにお確かめください」
普通だったら絶対に有り得ない許可を出す店長。俺は改めて世界がおかしな状態に改変されているのだなと実感した。
まあ、俺にとっては都合のいい状態なので気にしない。
触れる前に、サユリの様子を観察する。先ほどまで活き活きとした調子で人間ペットたちの解説をしていた彼女は、ペットショップの制服を半分脱いで、清楚な水色の下着を晒した状態で羞恥に震えていた。
その頬は羞恥故に赤く染まり、浮かべている表情は嫌悪というよりは困惑の気配が強いようだ。
それは「どうして自分がこんなことを」という感じだった。自分がペットとして扱われるのを想定していなかったのだろう。
(でも、見ず知らずの身体に触れられることに対する嫌悪感、みたいなものはない、感じだな……なにがなんだか)
訳がわからない、というのが正直なところだが、まあそれはおいておこう。
俺は制服から零れ出しているサユリの乳房に手を伸ばす。
それにしても、こうして掌と比べて見ると、サユリのおっぱいは本当にデカい。元々牛娘として扱われていなかったのが不思議なほどだ。俺の片手にはあまるほどの、爆乳。
下着の上からまずはひとつかみ。
柔らかな脂肪の塊は、俺の掌に全く収まらず、溢れていた。
「ひぅ……っ」
微かに声をあげ、目をつぶる彼女。本来の牛娘は胸に触れられるだけで気持ちよくなってしまうような調整がされているらしいが、店員の彼女はそうではないらしい。
嫌がるわけではないが、気持ちよくなっているような様子は全くなかった。
ともかく、こんな爆乳に触れられるチャンスなんて滅多にないことだ。俺はじっくりと手を動かしてその柔らかさを堪能した。
「ほほう……これは……」
それらしいことを呟きつつ、俺は掌に神経を集中させる。とんでもない柔らかさなのが、硬い下着の上からでもわかる。リアルで行うパイズリはそんなに圧力がかけられず、刺激としてはあまり気持ちよくないものだが、このおっぱいなら十分気持ちよくなれるかもしれない。それが期待出来る弾力をしていた。
俺は店長に確認を取る。
「パイズリも試してみていいっすか」
「もちろんどうぞ」
何の迷いもない即答。俺は改変された世界に感謝しつつ、ズボンのチャックを下ろして勃起したチンコを取り出してみせた。
そのでかさにか、怯んだ様子を見せたサユリだったが、逃げ出すことはなく、その場に跪いて恐る恐る位置を調整していた。
俺の股間と彼女の胸が同じ高さになる。
「それじゃあ、やってみせてくれ」
とりあえずそう命じてみた。サユリはごくりと息を呑みつつも、両手でおっぱいを左右から支えつつ、俺のチンコを間に挟むべく動こうとする。
「っと、待て待て。下着も外してからにしてくれよ」
フロントホック式のようだから、そこさえ外せば上手く挟み込めるはずだ。
俺の指示に、相変わらず躊躇いながらではあったが、彼女は素直に従った。
身体の正面にあるホックが、ばちんという音と共に外される。
ブラのホックを外した瞬間、ただでさえ大きかった彼女の胸が、一回り大きくなったように錯覚した。
(うぉ……っ、圧がやべえ)
その存在感たるや、思わず俺が一歩退いてしまったくらいだった。
ブラを左右に開き、観音扉のようにさゆりの素のままのおっぱいが俺の視線に晒される。
そのおっぱいは、まるで巨大な山のように彼女の胸に聳え立っていた。さぞ暮らしにくいだろうということが、男の俺にもわかる。視界の一部を完全に塞いでしまっているはずだ。
(乳首は……まあ普通か)
乳輪がでかい気もするが、比率の問題であって過度にでかいわけではない。陥没しているということもなく、弄りがいのありそうな乳首だった。
俺がさらにチンコを硬くして待っていると、彼女は改めておっぱいを両手で挟むようにして支え、俺のチンコを包み込むように挟んだ。
むにゅっ、と俺のチンコの形に彼女のおっぱいが変形する。
(うぉ……っ、これは……中々……っ)
乳房は要するに脂肪の塊だから、体温はさほど高くならない。俺の血が巡って熱く硬くなったチンコに比べれば、ひんやりとしたもので、とても気持ちよかった。彼女の肌はきめ細かく、さらさらとした感触がチンコを包んでいる。
「……ッ」
「う、うごかします、ね……」
サユリがそう呟き、ゆっくりとその身体を上下させて俺のチンコをさすってきた。
いかに彼女が爆乳であろうと、おっぱいの圧力なんてものはたかが知れていて、刺激だけでいうなら自分の手で擦る方がよっぽど強い。
だが、自分とは違う体温で、男の掌なんかとは比べ物にならないくらいにきめの細かい肌が、自分の予期しない動きをすることで、生じる快感は普通の何倍もの強さになり、俺を激しく感じさせた。
(ぐっ……っ、やべっ、出るっ)
こんなに早く出てしまうとは思っていなかった。それくらい俺にとっても予想外の早さで、射精に到ってしまう。
直前まで下手に我慢しようとした結果、噴きだした精液はサユリの顔まで降りかかった。
「ひゃっ」
サユリは怯みこそしたものの、精液をもろに浴び、顔から胸元までを精液で汚しながらも、俺のチンコを胸で挟んだ体勢から動かなかった。
こんなに早く噴きだしてしまうとは情けない。と思いはしたものの、同時に俺は自分の精液で汚れた女を見て、本格的にスイッチが入るのを感じた。
いますぐ目の前の女の膣にぶち込みたい。
欲望のまま動きかけた俺に、店長がタオルを差し出してくる。
「どうぞお使いください」
サユリを押し倒しかけていた俺は、タオルを差し出されて少し我に返る。
「あ、ああ。ありがとう」
店長からタオルを受けとり、垂れそうになっていた精子を拭い取った。
一方のサユリも、別のタオルを使って俺のぶっかけた精液を拭っていた。
「いかがでしたか? サユリの乳房は?」
そんなことを本人の前で平然と聞いてくる店長。俺はなんともいえない違和感を覚えつつも、軽く応じた。
「最高っすね。これで調整前ってんだから驚きっす」
牛娘として調整されたら、もっとでかくなったりするのだろうか。少し楽しみになってきた。
こうなってくると、気になるのは。
「……下の方の確認もしていいすか?」
ペットとして飼うのであれば、そこも重要視せねばならない。尋ねても不自然ではないはずだ。
そして俺の読み通り、店長は特に不自然に思う様子もなく、普通に許してくれた。
「でしたら、店の奥にトリミング用の台がありますので、そちらに参りましょうか。サユリ。ついてきなさい」
「は、はい……」
半裸になっている彼女は、店長に従って歩きだした。俺もふたりに付いていく。
ペットショップの裏は、ペット用品の在庫が雑多に置いてある他に、本来はペットのブラッシングなどをするための大きな台があった。ただ、その台はかなり頑丈にできていて、人が乗っても大丈夫なようになっているようだ。
「サユリ、着ている服を全て脱いで台の上に寝転びなさい」
ペットショップの店長がその店員に出す指示としては、有り得ない指示を出す。
それでもサユリは従順に服を脱ぎ始めた。上半身の服はすでにほとんど脱げていたので、まず靴を脱ぎ、スカートを脱ぎ落とす。
さらにストッキングを脱げば、ショーツ一枚のほとんど全裸の状態になった。
最後の一枚を脱ぐのは躊躇っていたが、やがて意を決したのか、えいやとばかりに勢いを付けてショーツをずり下ろす。
ぷりん、と言わんばかりに揺れる尻の張りは見事の一言だ。前の方はすぐ手で隠してしまったが、年齢相応の茂みが微かに見えた。
足先からショーツを抜き取れば、サユリは完全な全裸となり、もはや彼女を店員たらしめていたものは何もなくなった。
俺はサユリのストリップショーの間、彼女の揺れるおっぱいに目線が奪われていた。
一応片手で抑えていたのに、それでもよく揺れるのだから、どれほど柔らかいのかという話だ。
(こんな乳の持ち主をペットとして買えるなんてなぁ……)
そんなことを考えた俺は、ふと気になったことがあったので店長に確認する。
「そういえば、もし実際に彼女を買うとしたら、いくらくらいになるんすか?」
一応ある程度の余裕はあるとはいえ、何十万もする場合はさすがに買えない。
店長は俺の質問に、少し考え込む。割と面倒なことを聞いてしまったようだ。
「そうですね……細かくは計算しないといけませんが、雑種ですし成人済みの相場が……そこに調整費が入りますから……五万円くらいですかね」
(安いな、おい)
思わず内心でツッコミを入れてしまった。
さっきまで普通の人間として活動していた女の値段が五万とは。
(人間の価値がそんなんでいいのか? ……いいのか)
考えてみればデパートという大型施設とはいえ、入り口のただの飾りに多数の女を費やしているような世界だ。価値がそう高いとは思えない。
とはいえ、俺の見た限りでは死体が使われていることはなかったし、駅の壁尻が使用される度に取り外されて整備されていたことを考えると、最低限度の命の保証はされているのだろう。たぶん。
ペットといえば捨てられたりして殺処分になることもあるが、人間のペットの場合はどうなるのだろうか。ついでに聞いておくことにした。
「ちなみに、就職とかの都合で状況が変わって、ペットが飼えなくなったりしたら、どうしたらいいすかね?」
俺の質問が何か引っかかったのか、店長の答えには間があった。
「……飼えなくなったペットや適齢期を過ぎたペットは、うちに限らずペットショップに連れて来ていただければ大丈夫ですよ」
なるほど、そういうことなら、元の世界より有情かもしれない。
終生飼い続けなければならないとしたら大変な重みだろうし。
「そういうペットってどうなるんすか?」
「大抵は再び調整して人間に戻ります」
「もどれんの!?」
なんとなく不可逆かと思っていた。
思わず声に出てしまったが、店長は不思議そうに首を傾げた。
「そうですよ? 動物に調整できるのですから、元にも戻せます」
「……あー、うん。それは、そうだよな」
確かに落ち着いて考えてみれば、別に過度な人体改造をしているわけじゃないのだし、元に戻れて当然だった。
そう思って見てみれば、こういうプレイではありがちな四肢切断されているような者もいない。
改変者は鬼畜なようでいて、実は案外そうではないのかもしれない。
女を性処理の道具として扱っている時点で鬼畜な気もするが、それは俺も変わらないところもあるから、人のことを言える立場ではない。
そうこうしている間に、素っ裸になったサユリは台の上に寝転がっていた。
「両手は顔の横に置きなさい」
胸や股間を隠そうとしていた涙ぐましい努力を、店長が無為に帰す。
サユリは恥ずかしさのあまりか、眦に涙を浮かべつつも、店長のいうことを聞いて、腕をどけた。
その巨峰と言えるおっぱいでも、さすがに重力には勝てず、少し左右に流れるように広がっていたが、それでも十分張りは維持されており、広がったことで余計にでかく見えるようになっていた。
(うーん、眼福眼福)
台の上で仰向けに寝転がり、手足を開いて開けっぴろげに身体を開いているサユリを見ていると、出したばかりで収まっていたはずの逸物が反応するのを感じる。
彼女は膝を台の端に引っかけるようにして股を開いているので、挿入するために台の上に載る必要がなく、かなり楽に犯せそうな状態だった。
開いた股の間で、彼女の性器がヒクヒクと動いているのがわかった。
さすがに元々ペットとして、店にいたわけではないからか、そこには普通に毛が生えていた。濃いわけでもないが、すじが若干見え辛くなる程度には生えている。他のペットたちは大抵がつるつるのパイパンだった。
「基本的にペットの恥毛はトリミングの際に剃ってしまいますが、いかがいたしますか? 飼い主様の好みによっては残すこともありますし、永久脱毛というわけではないので暫くすれば元に戻りますが」
そんな風な提案をされ、俺は迷う。
(毛かぁ……パイパンも悪くないんだよな……)
どっちもそれぞれの魅力というものがあると思うのだ。どちらに決めるかは悩ましいところだが。
「……仮にっすけど、俺に剃らせてもらうとか、ありですか?」
ペットとしてサユリを飼うのであれば、その手入れにも慣れておいた方がいい。
ただ、購入を確定したわけではないので、断られる場合もあると思っていた。しかし。
「いいですよ。ではこちらをどうぞ」
あっさりと許しが出てしまった。
それでいいのかと思うが、基本男に都合がいい世界ということなのだろう――と思っていたのだが、店長が何気なく呟いた言葉に仰天させられた。
「女性の剃毛のやり方は学校で習いますが、やる機会がないと忘れてしまいますよね。ここで思い出していただければ、サユリを飼う際にも安心というものです」
(そうなの!?)
無論初耳である。この世界ではそういう女の手入れの方法も義務教育レベルで教えられているのだろうか。
(ああ、でも確かにそうでもなきゃ、道端でたまたま会った奴に精液をねだったりできねえか)
相手が一定の女の扱いを弁えているという確信がなければ、怖くて頼めまい。
単なるフェラだったからなんとかなったが、もっと高度なことを当然のように求められることもあり得る。
(もしかして……この世界は、単に男がウハウハできる世界ってわけでもないのか……?)
むしろ女がまともに動けないことも多い以上、男にはそれ相応の教養と労働が否応なく降りかかって来るような気もする。
(そうだとすると、男だからって楽に暮らせるわけでもない……?)
得られるメリット以上に、デメリットも多いのかもしれない。
そんなことに思い到ってしまい、戦慄してしまった俺だが、店長に剃毛用らしいカミソリを受けとって、サユリの股の間に立った。
一端、そのことは忘れることにしよう。困ったときにどう切り抜けるか悩めばいいのだ。
(さて……ある意味、剃毛プレイか)
童貞の政夫と違って俺は女の股間に怯んだりはしないが、そこの毛を剃る、なんて経験は勿論無い。
無防備に身体を開いているサユリは、不安そうな顔で俺を見ていた。それは秘部に男の手が触れることに対する不安というよりは、単純に剃毛に不慣れな俺の腕前を心配しているようだった。
(手先は器用な方だから……大丈夫だろ、たぶん)
店長が剃毛する時に塗るクリームが入った瓶を俺に渡してくれた。
「まずはそのクリームをサユリの股間に塗って、馴染ませてあげてください」
俺は言われるまま、クリーム瓶の蓋を開ける。クリームからは甘い花のような匂いが漂っている。滑らかでいかにも肌に優しそうだ。
指先で軽くそのクリームを掬い、サユリの股間へと手を伸ばした。
千本松光樹視点 その9 につづく