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夜空さくら
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少し未来のヒトイヌ公園 中編

■ タイトル通り、少し未来の時間軸のヒトイヌ公園のお話です。割と現代編からしてそうなんですが、謎の超技術で行われるヒトイヌプレイをお楽しみください^w^

■ 以前に書いた「ヒトイヌ公園」と設定的に繋がっていますが、これ単体で読んでも正直問題ありません。『ヒトイヌプレイが単独でも行える有料公園』でのお話しだということさえ理解していただければ十分です。


■ デート開始です! 今回はひたすら歩いて用を足すだけ。後編ではがっつりやっちゃいます0w0クワッ!

■ この作品には疑似四肢切断・疑似獣姦描写などが含まれます。苦手な人は回避をお願いします。

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 公園に続く廊下を、ジョン様と一緒に歩くこの瞬間が、最初に幸せを実感する時間ですわ。

 ジョン様はわたくしの首輪に繋がるリードの持ち手を咥え、一定の速度で歩いています。

 一見素っ気ない態度のようにも見えますが、それはわたくしの歩く速度を完璧に把握してくださっているからです。

 必死についていかなければならない、けれど決してついていけなくはない速度。

「ハッ♡ ハッ♡ ハッ♡」

 いくら手足を犬と同じような形状に換えたとはいえ、人間の体というものは犬のように四つん這いで歩き続けることを想定してはおりません。

 特に首は常に上を向け続けておかなければなりません。俯いていては視界が狭くなってしまいますし、ジョン様のお姿が見られなくなってしまいます。

 多少は辛いこともありますが、ジョン様と一緒にいられるというだけで、わたくしは最高の多幸感を得ておりました。

 お尻に挿し込まれたプラグに連結された尻尾飾りが、左右に激しく動いているのが自覚出来るほどです。

 呼吸が荒くなり、自然と垂れた舌から唾液を零しながらも、わたくしはジョン様を追いかけ続けました。

 はたからみれば、なんと卑しい雌犬がキラキラした眼を浮かべているのか、と思ったことでしょう。理性ではそれを理解していながらも、わたくしはジョン様の後をついて歩くことをやめられませんでした。

 ジョン様は入口に到着すると、一端立ち止まられました。

 そして、涎が垂れて汚れているでしょうに、わたくしの下顎をその舌で優しく拭ってくださいます。

『ウォン』

 紳士的に気遣ってくださるジョン様に、思わず胸がきゅんと締め付けられるような感覚を抱いてしまいました。

「くぅ、ん……♡」

 喜びに震える気持ちを表現する方法は決まっています。

 体をジョン様に摺り寄せ、その逞しい体に自らの体を預けました。

 ジョン様の体は普通の柴犬よりも大きく、四肢を犬のものとしたわたくしとほとんど変わりません。こちらが力いっぱい体を摺り寄せても、ジョン様は小動もせず、受け止めてくださいました。

「くぅんくぅん♡」

 その力強さにますます惚れ込んでしまいます。わたくしの愛情表現をしばらく受け止めてくださっていたジョン様は、公園の入口に向かって合図を行います。

『ウォン』

 鳴き声に反応して、公園に通じる扉が開きます。ちなみにヒトイヌになった者の鳴き声でも開くようになっておりますので、『遊導犬』が同伴しておらずとも、ソロのヒトイヌ入園者でも開けられるようになっております。

 芝生や茂みなど、緑一杯の公園がわたくしたちの前に広がりました。

 ジョン様は再度わたくしのリードの持ち手を咥えると、ここまでのようにわたくしを先導して公園の中に入園していきます。

 公園はいつもと変わらず、陽光に照らされてとても明るい場所でした。

 ジョン様は非常に紳士的に、わたくしのリードを引いてくださいました。


 まだまだデートは始まったばかりなのです。





 撫子を連れたジョン号は、まずはひたすら公園内を歩き回った。

 散歩コースとして設定されている道は歩きやすく舗装されているものの、現在の撫子は慣れない四足歩行である。

 口を開いて賢明に呼吸をし、涎を垂らし、全身から汗を滲ませながら、一定の速度で歩くジョン号の後を必死についていく。

 ジョン号は決して乱暴にリードを牽きはしなかったが、撫子が疲れて立ち止まろうとするとすかさずリードを牽いて前進を促す。

 逆らう気など微塵もないだろう撫子は歩き続けるしかなかった。

 いくら撫子の脚が犬のものに取り換えられているとはいえ、その移動は非常に苦しく、体力を激しく消耗させていった。

 口を開いて荒い呼吸を繰り返す撫子。その口から垂れた舌から唾液を零しながら、歩き続ける撫子は、いまの自分が一頭の雌犬でしかないことをよく実感するのだ。

 普段は撫子は人として暮らしており、いくらヒトイヌの姿になったとはいえ、心はすぐにそれに順応することは出来ない。

 ゆえにジョン号はまずは撫子を身体的に追い詰めることで、ヒトイヌの自覚を促しているのだ。

 脱水症状を起こさないよう、定期的に給水を挟みつつ、撫子はひたすらヒトイヌとして公園内を連れ回され続けた。人間としての彼女の思考はどんどん鈍化し、ジョン号への想いしか考えられなくなっていく。

 そうして歩くこと数十分。何度も給水を挟んだこともあり、撫子は催してしまった。

「……くぅん」

 トイレに行きたい、ということを控えめにアピールする撫子。

 だが、ジョン号はその撫子の求めに反応しなかった。高性能なスキャン能力を持つため、彼女が催していることはジョン号には手に取るようにわかっている。

 普通ならば、ロボット犬はすぐにヒトイヌをトイレに連れていくはずだが、ジョン号はあえてそうせずに、撫子を別の場所へと連れまわす。

 催している撫子はぶるぶると震えながらも、ジョン号に逆らうことなど考えることもないので、ジョン号に従って歩き続ける。

 そんな撫子とジョン号の散歩の風景は、他の公園利用者からすれば、二頭の犬が仲良く歩いている光景でしかない。入園者は当然ヒトイヌに理解のある者ばかりのため、暖かな目で散歩をする二頭を見つめていた。

 ジョン号は淡々としているし、周囲はのほほんと撫子の様子を見守っていたが、当の撫子はとてもそんな穏やかな心地ではいられなかった。

 大量の冷や汗をかきながら、ジョン号の後を従順についていく。

 撫子の尿意がいよいよ限界に達しようとしていた。内股気味になって少しでも我慢しようとしていたが、いまにも漏れてしまいそうな危機感が募っていた。

「きゅぅん……っ!」

 いよいよ切羽詰まった声を撫子があげて、ようやくジョンは彼女をトイレへと導いた。

 トイレ、といっても人間が使うトイレのように個室があるわけではな――というより、屋根どころか壁すらなかった。

 ヒトイヌ用のトイレは、開けた野外にあった。

 清潔さを保つための仕掛けは施されていたが、ヒトイヌ用のトイレは開けた野外に設置された、いわゆるただのポールだった。ヒトイヌプレイの中で、本当の犬のようにトイレを足したい、足させてみたいという要望があったがゆえに存在する『トイレ』であった。

 人間がするような形式でのトイレもあるのだが、ジョン号が撫子を連れて来たのはそのタイプのトイレであった。

 普通の人間がそんなところで用を足せと言われても、とても頷けないだろう。

 だが、ヒトイヌは従順な気質の者が多く、撫子は特にその傾向が強いタイプだ。

 素直にトイレであるポールに近付くと、後ろ脚を斜め後ろに持ち上げ、排尿の姿勢を取りかけて――正面にジョン号の姿があることを見て、中途半端な位置で脚が泊まる。

 撫子にとってジョン号は愛する相手だ。何もかも見られているとはいえ、躊躇なく目の前で排尿出来るかといえば、気恥ずかしさや羞恥心が邪魔をする。

「くぅ……ん……」

 それゆえに、撫子はあげる脚の角度が中途半端になってしまっていた。なるべく大股を開かないようにしたいという乙女心が働いた形だ。

 そんな撫子をジョン号が一喝する。

『ワォン!』

 低い唸り声が撫子の全身を走り、撫子は思わずピンと後ろ足を必要以上にあげてしまう。

「きゅぅん! ――アッ」

 びくりと身体が震えた拍子に、撫子の我慢していた力が解放されてしまった。

 じょろろ、と勢いよく撫子の股間から尿が排出されていく。ちなみに彼女の股間はレオタードが覆っていたが、特殊な機能を持つレオタードは股間部分が必要に応じて開くようになっているため、排尿しようとした段階で左右に開いて彼女の尿道を露わにしていた。

 我慢していたこともあって、撫子のおしっこの勢いは相当なものだった。

 その様子をじっとジョン号は見つめている。その視線に否応なく羞恥心を煽られながらも、撫子は溜まっていた尿を放出仕切った。

「ンァッ……ンァァ……アンっ♡」

 ぶるぶると身体を震わせ、排尿しながら絶頂しているかのようだった。

 撫子が出し切ったと見ると、ジョン号は撫子のお尻側に回りこみ、撫子が露わにしている股間に顔を寄せた。

(ああ……ジョン様ぁ……♡ みちゃいやですわぁ……♡)

 そう想いながらも、必要なことだとわかっている撫子は足を下ろすことが出来ない。

 ジョン号に息を吐く機能はないのだが、撫子は寄せられたジョン号の口から熱い吐息が自分の性器にかかっているような錯覚を覚えた。

 ジョン号は舌を伸ばし、撫子の股間を舐め始める。自分で股間を拭くことのできない撫子の代わりに、残った尿などを拭ってやっているのだ。

「ふぁっ♡ くぅん♡」

 綺麗にするための行為ではあっても、股間に刺激を与えられることに変わりはない。

 ジョン号のざらついた――人間の肌を炒めないよう、本物とはまた違うざらつき感だったが――舌であそこを舐め上げられる感覚は、とても強いものだった。

 舌が与えてくる刺激に、撫子は思わず体を捩らせ、悶えてしまう。

「くぅ……っ♡ んぁう♡ ん、んんっ……!♡」

 性器への刺激でイってしまう――撫子がそう思った瞬間、十分綺麗になったと判断したのか、ジョン号は舐めるのを止めてしまった。

「アゥ……っ」

 絶頂寸前で『おあずけ』を食らった形になった撫子は、残念でならないといった顔になる。

 そん撫子に、ジョン号は顔を寄せて頬と頬を擦り付ける。

 作り物であっても、ふわふわした毛で覆われているジョン号の感触はとても気持ちが良いものだ。撫子はその摺り寄せの心地よさに思わず目を細めてトロンとしてしまう。

「クゥン……♡」

 自分からも顔を摺り寄せ、ジョン号と暫し戯れた。

『ウォン』

 暫しじゃれ合った後、少し離れたジョン号が促したため、撫子は再びジョン号と一緒に公園内を歩き出す。ちなみに普通、『遊導犬』である犬ロボットは、パートナーとして登録された相方の意向を尊重し、自ら行先を決めることはほとんどない。求められれば決めることもあるが、基本的には相方が行きたいところへ着いていって一緒に遊ぶ仕様なのだ。

 ジョン号が率先して行先を決めるというのは、本来のロボット犬の役割としては異端なのだが、そのことを問題に思うような撫子ではない。

 むしろリードしてくれるジョン号のことを、頼りになるパートナーとして絶大な信頼を向けているのだった。

 一人と一匹、否、二頭の間には不思議な関係性が築かれているのであった。

 色々な意味で二頭の間にしか存在しない、独特な甘い空気を醸し出しながら、二頭は次の場所へと向かう。


 その場所とは、ヒトイヌ公園にカップルで訪れる者がよく利用する――『犬小屋』である。



後編に続く



Comments

撫子は犬のジョン号に惚れてしまっているので、自分が犬になることに何の躊躇もありませんーw-; ある意味一本筋の通った変態です(笑) ヒトイヌを相手にするジョン号の学習能力は普通のロボット犬より遙かに高めに設定されており、その学習能力が色々噛みあってなんだかんだこうなった。……的な理屈というか、裏設定は一応あります(笑)

夜空さくら

撫子さん本当に楽しそうですね~ 完全に犬であることを認めないと楽しめないだろうによっぽどジョン号が好きなんですね♪ ジョン号もとてもロボットとは思えない意地悪な誘導の仕方をしよる。どう考えても撫子に対して特別な想いが出来上がってますね。 後編が楽しみです♪

ミズチェチェ


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