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夜空さくら
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ラバー着ぐるみメイド ~お仕置き編3~

■ タイトルそのまんま、ラバーで出来た着ぐるみで全身包まれたメイドさんが、雇い主であるお嬢様にエッチなことを含めたことをあれこれされちゃうお話ですーw-ウム

■ 今回で一旦この話は終わりです。最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました!-w-ペコリ また弦王園お嬢様の話は書く予定です(ΦωΦ)フフフ…


■ 『序』は全体公開、その後は支援者様限定公開となります。ご了承ください。

■ この作品には着ぐるみ、完全拘束、呼吸制御などの描写が含まれます。苦手な人は回避をお願いします。

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 最後に被せられる頭部の被り物は、着ぐるみのマスクらしい形状をしていた。

 頭の形を金属のフレームが形作っていて、その中に人間の頭を納める形だ。

 普通の人の頭より一回り大きいから、普通にそのまま被れば少しは空間に余裕が生まれそうだけど、いまの私はそれとは別に全頭マスクと仮面を身に着けているので、大きさ的にはかなりギリギリだった。

 呼吸は後頭部に回したチューブの先端からするようになっているけれど、そのマスクにもちゃんとその部分にチューブの先端を覆わないような加工がされている。呼吸を疎外しないように作られていた。

「それじゃあ被せるわね。ああ……動く必要がないからこれには外を見る機能は基本的にはついていないの。でも必要に応じて内部のディスプレイに映像を映すことは出来るから、ずっと何も見えないわけではないわ。そこは安心してちょうだいね」

 頭の被り物は普通の人間の頭より一回りくらい大きいだけなのに、色々な機能が搭載されているようだ。

 この時私は「ずっと眼が見えないのも怖いから助かるわね」くらいにしか思っていなかった。映像をつけることが出来るということは、自由に消すことも出来るのだけど――それを私が理解するのはしばらく先の話だ。

 お嬢様がゆっくりと私の頭にマスクを被せてくれる。

 私の視界は一瞬真っ暗に包まれたけれど、すぐに見えている内側が明るくなって、映像が映し出された。

 その映像は私の視点ではなく、お嬢様の部屋の隅から俯瞰して見ている視点だった。気付いていなかったけれど、その場所にカメラが設置されていたようだ。

 お嬢様と、立ち尽くすラバー着ぐるみメイドとなった私――なのかどうか、映像からは全くわからないけれど――の前で、お嬢様が最後の道具を手にしている。

「これで最後ね。ちゃんと見えてるかしら?」

 そういってお嬢様がカメラに向かって手に持っている道具を示す。

 最後の道具は、チョーカーのような外見になっている金属製の首輪だった。

 それを首に巻き付けて柱に固定し、頭の被り物も首輪に固定してしまえば、私はもう指先一つ満足に動かせなくなる。


 弦王園さんの『傍仕え』として、完成したのだった。


 それを自覚した途端、形容しがたい感覚が全身を駆け巡る。

「ンッ……ンゥゥッ……!」

 思わず体を揺すろうとして、その余地が全くないことに改めて気づかされる。

 被り物を被せられているだけのはずの頭でさえ、首輪によってしっかり固定されていることもあってか、僅かに首を捻ることも出来なくなっていた。

「フ、ゥ……ッ!」

 深呼吸をして落ち着こうとしたけれど、元々かなり苦しい状態である。呼吸が阻害されないように、色々細工はされているとはいっても、覆われていることには変わりなく、さっきまでよりずっと苦しく感じていた。

 頑張って呼吸はするものの、入ってくる空気は体温で温められたマスク内の空気でしかなく、息苦しさは時間を追うごとに増していた。

 さらに、苦しいのは呼吸だけではない。

(うぅ……! 体が……熱い……っ!)

 メイド服はいままで来ていた雑用用のものより、ずっと分厚くなっている。熱が籠らざるを得ないのだ。いくら柱に多少体を冷やす機能があるといっても、限度があった。

 サウナとまではいかないけれど、真夏の時期にクーラーの利いていない室内でじっとしているような感じだ。運動もしていないのに、じわじわと熱くなっている。

 全身から汗が滲み出しつつあるのを感じた。

「フー……フー……フー……!」

 早くも頭がくらくらし始めた。それが置かれた環境の影響なのか、自分自身が興奮しているゆえなのかも、はっきりしない。

 自分の状態に戸惑って藻掻く私を――身じろぎ一つしないラバー着ぐるみメイドを――お嬢様はすぐ近くで見ている。

 顔を私の顔の近くまで寄せて来て、息がかかるほどの至近距離で見ていた。

「ふふふ……安楽田さん。とても……とても、可愛いわ」

 優しくも妖しく囁きながら、お嬢様が私の頭を撫でる。

 撫でている、のだけど、私には何の感触も生じなかった。なんとなく、そういう気がする程度の微かな振動は伝わってきているような気がしたけれど、気がするだけだ。

 見えている映像では確かに撫でられているのだけど、それが自分の身に起きているということを実感できなかった。

 お嬢様は私の頭に両手を挟むようにして添えると、もう一度キスをしてきた。

 もちろん頭を撫でられた時と同様に、ほとんど感触は伝わって来なかったのだけど、なぜか私はキスされた感触が電流の走るのを感じた。

 あるいはそれは、映像を見て自分が生み出した、ただの幻想だったのかもしれないけれど。

(お、お嬢様ぁ……)

 思わず呼吸が荒くなる。ただでさえ苦しいのに、呼吸を乱してしまうのはさらに苦しむだけの愚行だった。

 そんな私の呼吸音が聞こえたのか、お嬢様がふと微笑む。

「ふふ……興奮してくれているのね……安楽田さん。本当に、可愛いわ」

 お嬢様の手が、私の呼吸を感じるためか、私の後頭部に回される。

(……え。ちょっと待って、それってダメなんじゃ……っ!?)

 どきりと心臓が跳ねる。そもそも私のような格好をメイドたちがしているのは、お嬢様の人間アレルギーが原因だ。呼吸をわざわざ後頭部側に逃しているのも、お嬢様に直接吐息を吹きかけないように、という配慮の結果だったはず。

 その結果お嬢様はガスマスク以外は普通の格好で過ごせている。

 だけど、その息に直接触れてしまったら、確実に良くないのではないだろうか。

 多少は大丈夫と言っていたような気はするけれど、どの程度大丈夫なのかは私にはわからない。

 私の勢いのある吐息を浴びるのは、どう考えてもお嬢様の体に良くないはずだった。

 だから咄嗟に、私は息を止めた。ガチガチに固められた体で、限界まで息を吸ってから、吐くのをやめる。

 お嬢様の手が、私の後頭部に添えられていた。庇のような構造で出入り口が塞がらないようになっていて、呼吸を確保してくれているその場所をお嬢様の手が抑えている。

 私はそのお嬢様の手に吹きかけることがないように、懸命に息を止め続けた。

 すると、手を添えた途端息をしなくなった私を訝しんだのか、お嬢様が首を傾げた。

「……あら? どうしたの?」

「っ……!」

 もちろん答えることなんて出来ない。私はただ必死になって息を止め続けることしかできなかった。ぶるぶる、と体が細かく痙攣する。

 お嬢様はかなり戸惑っているようだ。いきなり呼吸を自ら停止したのだから、無理もないと思う。

(は、早く手を、手をどけ、てぇ……!)

「んぅ……ンンゥ、ゥッ!」

 呻き声を絞り出す。お嬢様はそんな私の行動の理由を察してくださったのか、後頭部から手を退けてくれた。

「ん、ふぅーッ! フゥーっ! フゥーっ!」

 ようやく息をしてもいいと思えた私は、勢いよく呼吸を繰り返す。とはいえ、呼吸は細いチューブ越しにしかできないから、一定以上の空気は入ってこなかった。

 そんな私の様子をみて、お嬢様はとても嬉しそうに微笑んでいた。

「うふ、ふふふ……っ、私の体を気遣ってくれたのね……ありがとう。そんな風に純粋に想ってもらえるなんて、私はとても幸せ者ね」

 お嬢様が私の体に手を回し、ぎゅっと抱きしめてくれた。メイド服も通常のものより分厚くなっているとは言え、さすがに頭とは違ってお嬢様の腕の感覚が明確に伝わってくる。

 優しく抱きしめられている感覚自体は、悪くなかったのだけど。

(あ、あつ……いっ……!)

 仮にお嬢様の体温が人並み以下だったとしても、人肌には違いない。じわじわと伝わってくる体温が、ただでさえ熟成されて温まっている私の体温をさらに温めてくる。

 私は思わず体を捩って暴れてしまったけれど、私に施された拘束は、決して私を離してはくれなかった。

 幸いお嬢様はすぐ満足して離れてくれたので、私はなんとか耐え切ることができた。

(ふーっ、ふーっ、ふーっ……あ、汗が……)

 全身から滝のような汗が流れているのを感じた。ぎちぎちにほぼ密閉された上で色々されているのだからある意味当然ではあった。

 脱水症状を起こしかねない勢いだったけど、流石にその状態で放置はされなかった。

 お嬢様がゴソゴソと、ボトルらしき何かを用意してくれている。

「水分と栄養補給はしっかりしないとね」

 被せられた頭部には、仮面にあるギミックと連動して給水用の穴が開くようになっているらしく、そこにお嬢様がボトルの先端を差し込む。

 それとほぼ同時に、私の口の中に冷たい液体が流れ込んできた。乾きかけていた喉が潤されていくのがわかる。冷たい液体が喉を滑り落ちていく感覚。快感としか言いようのない感覚が私の全身を駆け巡る。

(ぷはっ、ぁあああ……っ)

 口にボトルの先端を差し込まれている姿は、赤ん坊が哺乳瓶でミルクを与えられているようでもあったけれど、その快感の前では気にもならなかった。

 ドリンクの冷たさで体の火照りも少し軽減された。相変わらず暑いは暑いけど。

 お嬢様がボトルを外し、またしっかりと口の穴を塞いでしまう。

「さて、と。それじゃあしばらくはそのままね。仕事を始めなきゃ」

 上機嫌なお嬢様は再度私に軽いキスをする。感じるはずもない小さな感覚に震えていると、急に視界が真っ暗になった。映像が切られたようだ。

(……あ、でも完全な闇……ってわけでもないんだ)

 視界の端がほのかに光っているような気がする。夜寝る時に点けたままにすることもある豆電球レベルと言えばいいのか、真っ暗にならないようにしているようだ。

 それは安心材料でもあったのだけど。

(……逆に、これだとなんだか、狭いところにいるってことがより強く実感できちゃうな)

 完全な真っ暗闇なら、寝ているのと変わらないと言うか、奥行きが感じられないからかえって広く感じられたかもしれない。

 けれど、ほのかなあかりに照らされていることで、目の前に壁がーー着ぐるみの頭だけどーーあることがはっきり自覚できてしまい、閉じ込められていると言う実感がより強くなっている。

 元々着けられていた耳のイヤホンのスイッチも切られたのか、周りの音は全く聞こえない。聞こえるのは自分の呼吸音と心音くらいで、微かに身じろぎすると軋む音がそれに加わる。

(着ぐるみの上から着ぐるみ着せられているようなものだもんね……)

「ん……ぅ……んんぅ……」

 ギシギシ、と音が響く。ずっと同じ体勢で居続けるというのは、それだけでかなり大変だ。立っているだけで体力を大きく消耗していっているようにも感じる。

 でも人間の順応力というのはなかなか凄まじいもので、何の刺激もなく数十分も経つと、この状態にも少し慣れてきてしまっていた。

(相変わらず苦しいは苦しいけど……少し慣れてきたかも?)

 そもそもほぼ一日中立つことを想定しているのだから、苦しい状態がずっと続くわけがない。そう考えると少し気が楽になった。

 そう思って、いたのだけど。

 急に私の股間に刺激が走った。

(んひゃぁっ!? あ、ああ……そっか……その機能も、それは、あるよね……)

 いつもは専用のトイレに言って済ませていた用足しが行われていた。少し感じかけていた膀胱の張りが自然と収まっていくのを感じる。

 その機能は何らかの基準に則って行われるらしく、私にはそのタイミングがいつかはわからない。不意打ちのようになるのは必然だった。

(驚いたけど……いつも刺激はそんなにないし、平気……!?)

 いつもなら用を足すにしても尿だけのことなのだけど、今回は違った。

 ちゃんと朝着替える前に出してきたというのに、後ろの穴に何らかの液体が注ぎこまれてくる。

(えっ、あっ、嘘嘘っ、なんで!?)

 ほとんど溜まっていないはずなのに、処理が開始されてしまい、私は焦った。

 それはお嬢様が手動で操作したことによるものだったのだけど、私がそれを知ることなど出来るはずもなく。

(こ、こっちは経験しないで済みそうだと思ってたのにぃ……!)

「ンゥッ、ンギュウッ!」

 変な声が出てしまった。

 お腹が中から膨らんでいくのがわかる。どれくらいの量の洗浄液を入れられているのかはわからない。

 だから、感覚で察するしかないのだけど、着ぐるみの中に閉じ込められ、眼も耳も鼻も封じられた状態の私は、必要以上に鋭敏にその感覚を捉えていた。

 お腹が膨らんでいく感覚はあったものの、私の全身はラバースーツで覆われている。

 結果、ラバースーツの締め付けがさらに強くなる感覚も同時に味わう羽目になっていた。

(んぎぎぎっ……! く、苦し……くはないのが……逆に……怖い……っ!)

 そう。苦しくはなかった。洗浄液はただの洗浄液じゃないのか、お腹の中から熱くなるような感覚はあったものの、膨らんでいく感覚は苦しいものとは感じなかった。

 むしろ擦れ合うラバースーツの感触がさらに強烈な快感を産むものとなってしまい、私は頭が真っ白になりかけるほどの状態になってしまっていた。

 いままでラバースーツが擦れるだけでそんなに快感を覚えたことはない。

「フシューっ……! フシューっ……! フシューっ!」

 安定していた呼吸が乱れてしまう。

 そうして耐えていると、次第にお腹の張りが緩んでいく。どうやら排出が始まったようだった。

 それによってお腹の張りは収まっていったけれど、すでに吸収された分の影響はすぐには収まらず、私の体の中で疼き続けている。

 びくびくと体が勝手に跳ね、刺激を求めて足掻いてしまう。

(うぅぅ……! もどかし……ぅぅっ!?)

 その時、突然体に刺激が走った。

 誰かの――恐らくはお嬢様の――手が、私の体を撫でまわしている。





 『傍仕え』として完成した安楽田さんを放置してしばらくした頃、彼女の排泄用の装置が動き出したので私はいったん仕事の手を止めて安楽田さんの傍に戻った。

 外見の変化はほとんどない。コルセットで腰を締め付けているから、いくら洗浄液を注がれてもお腹が膨らんだりもしないからだ。

 今回、安楽田さんに用意した洗浄液は、本来は何も特殊なものは入れない予定だった。

 けれど『傍仕え』として様々な装備を着けていく段階で、私は安楽田さんのことがとても気に入ってしまった。

 だから、最初はするつもりはなかったのだけど、洗浄液の成分に少しだけ細工をしてあった。

 多少感覚を鋭くさせるだけの、依存性も常習性もない、安全な薬品を混ぜておいたのだ。

「まあ……それ単体ならともかく、この状態だと効果は抜群でしょうけど」

 聴覚を封じ、視覚を封じ、嗅覚もほぼ封じ、味覚も意味を成さない。

 そんな状態で感覚を鋭くされたらどうなるか。

 そもそも普段のスーツを着るときに使用させている潤滑油によって、肌の感覚は敏感になっていっているはずだ。

 そこにこの薬を加えられたら――普通に触れられるだけでも、気持ちよくなれるようになっているはずだった。

 私は動けない安楽田さんに手を伸ばした。

 ラバースーツ越しに柔らかな胸の感触が伝わってくる。

 安楽田さんに抱きついて、撫でまわす。

「ウゥ……ッ!」

 反応して安楽田さんが呻くのが伝わってきた。可愛らしい喘ぎ声だ。

「ふふ……安心して、安楽田さん。メイドとして仕えてくれる人を、私は決して見捨てないから」

 新しい性癖に目覚めてしまって、普通の生活が送れなくなったとしても――私はちゃんと一生面倒を見る気があった。

 動きが制限される拘束の中で、懸命に震えながら絶頂する安楽田さんを感じつつ、私は彼女に再度キスをするのだった。



~ラバー着ぐるみメイド おわり~


Comments

読んでいただきありがとうございます^w^ ふふふ……お気付きになられましたか……そう、まだまだこの館には秘密があるのです……(ΦωΦ)フフフ… 続編書く時はその辺のちょっとディープな面も書けたらいいなと思っていますーw-ペコリ

夜空さくら

今回の作品も面白く読みました。 弦王園邸にはまだ明かされてない様々な秘密が…

ありがとうございます!^w^ 弦王園さんのお話はまた書きたいと思っています! 安楽田さんはもう逃れられません色んな意味でw こういう変態お嬢様がリアルにもいてくれればいいのですが……ーw-;

夜空さくら

投稿お疲れ様&一部完結おめでとうございます! 安楽田さんすっかり気に入られちゃって、お嬢様は完全に引きずり込む気満々ですね。 いいな~ お世話頑張るからお世話されたいよー

ミズチェチェ


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