箱詰倶楽部の同箱詰め 準備1
Added 2021-04-23 14:42:31 +0000 UTC■ 男の娘・皆月祐樹が、女王様・安延晶江の手で拘束され、箱詰倶楽部のテスター・千城野チカと一緒に同じ箱に詰められてしまう話です。概要だけ書くとカオスですねーw-;
■ 準備編が長くなりそうな予感……ーw-; いつものことではありますが。
■ この作品には箱詰め、呼吸制御、男の娘、完全拘束などの描写が含まれます。苦手な人は回避をお願いします。
■ なお、箱詰倶楽部でのプレイは謎の技術で安全に配慮が成されています。真似をすると死ぬので真似しないでくださいーw-ペコリ
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顔も名前も知らない誰かと、狭い箱の中に閉じ込められる。
その背徳的なプレイにこれから自分が身を投じることになるかと思うと、心臓がどくんどくんと激しく高鳴り始めるのを感じた。
(たぶん、すごくきつい拘束されちゃうんだろうな……)
これまでもSMプレイ的なことをしたことはあった。晶江さんは興奮しがちな人だったけれど、だからこそ自分のそういう素質を自分でよくわかっていて、なるべくそれを抑えるように努力していた。
彼女が本気で暴走したら――僕はとっくにこの世にいなかっただろう。
自制の利く大人で良かったというべきか、そんな彼女を好きになってしまった自分を後悔するべきか、そこはちょっとわからないけれど。
とにかく、僕と彼女はお互いに納得した上で、安全に楽しむべく、箱詰倶楽部という場所に来ていた。
これから僕は、晶江さんの手で拘束具を取りつけられ、そして小さな箱に彼女以外の女性と一緒に閉じ込められ、物のように扱われてしまうのだ。
自分の尊厳を徹底的に破壊するかのようなその行為に――僕はどうしようもなく興奮してしまうのだった。
更衣室に移動した彼女――ではなく、彼が――着せられていたセーラー服を脱ぐ。
すると思ったよりは男性っぽい、ごつごつとした体が露わになった。もちろん胸は膨らんでおらず、可愛いキャミソールを身に着けていてもなお男性だということがわかった。
「いいわねぇ……これこそ男の娘の醍醐味よねぇ……」
社長が相変わらず意味のわからないことを呟いている。
安延様がそんな社長の言葉に満面の笑みを浮かべた。
「わかってくれて嬉しいわ! ホルモン注射とかすれば、もっと見た目を女性に寄せることは出来るのだけど、ユウくんの場合、寄り過ぎてほとんど女子と区別つかなくなっちゃうのよ。それはもったいないかなって」
安延様がいうのも納得出来るほど、皆月様の体つきはいまでもかなり女性らしかった。
キャミソールも脱ぎ、上半身裸になっているが、少し痩せ気味で貧乳の女の子と紹介されれば信じてしまいそうだ。
肌も綺麗だし、乳首は乳輪も含めて非常に綺麗なピンク色をしていて、女性として見ても魅力的であると言えた。
褒められて――と言っていいのか微妙なラインだけども――皆月さんは少し恥ずかしそうにしつつも、満更ではない様子だ。
ただ、それも安延様が次の言葉を言うまでのことだった。
「おちんちんはすごく立派なのにねぇ」
「ぶふっ! ちょ、ちょっと晶江さん……!」
その爆弾発言に、スカートを脱ごうとしていた皆月様は、顔を真っ赤にして手を止めてしまった。
気持ちはわかる。安延様がそう口にした時、この場にいた全員が思わずその場所に視線を向けてしまったからだ。
いくら人前で裸になることを受け入れていたとしても、無駄に注目された状態では脱ぎにくいと感じるのは、至極当然のことだろう。
どちらかといえば皆月様の気持ちの方が理解できてしまうのだけど、残念ながら社長も安延様も、そんな彼の反応をかえって楽しんでしまっていた。
「あら、本当のことじゃない。自信持っていいのよユウくん♡ 堂々としていればいいのよ♡」
「で、でも……」
安延様の言葉に社長まで乗っかった。
「そうそう、大丈夫ですよ♡ 箱詰倶楽部には身長二メートルを超える超マッチョなナイスガイの会員もいらっしゃるので、皆慣れていますわ」
「え、そういう人もいるの!?」
安延様が心底驚いている。
確かにあの人のあれは凄かったけれど。
「社長、他の会員様の情報漏洩は止めてください」
問題になりかねないので、本気でそう忠告する。
「そ、そうね。ごめんなさい……」
さすがの社長もそれはそうだと納得してくれたのか、少し後悔しているようだった。
私に謝られても仕方ないのだけど。
幸い、安延様も皆月様も――興味は隠せないようだったけれど――それ以上別の会員の話を広げようとすることはなく、準備に戻る。
いつものことながら、うちの会員になろうという人たちは、性的趣向以外のことは割と常識的な方が多くてとても助かる。
ただ、自分よりも遥かに逞しい男性会員がいると聞いて、皆月様はかえって脱ぐことを躊躇していた。比べられたら、という思いがあったのかもしれない。それは女性会員でもたまに見られる様子ではあった。
「ユウくん?」
にっこりとした笑顔で先を促す安延様。別に声を荒げているわけでもないのに、圧が凄いというか従わないといけないという気分にさせられるのだから、これはもう彼女の素養というものだろう。
「うぅ……っ!」
皆月様も、中途半端に脱いだ状態のまま固まっているのもそれはそれで恥ずかしいということに気付いたのか、思い切ってそのスカートを脱ぎ去った。
正直、男の娘と言われる人がスカートの下にどんな下着を身に着けているのか、興味はあった。だから凝視とまではいかなくても、つい視線を向けてしまう。
彼は、スカートの下に薄手のスパッツを履いていた。丈は太腿の中ほどから腰より少し上くらいまでのもので、ぴっちりと肌に張り付いている。
薄手でもしっかりとした縫製のものなのか、ばっちり彼の体にフィットし、それは当然股間も抑え込んでいたのだけど、その盛り上がりの大きさはかなりのものだった。
思わずぎょっとしてしまったのも無理はないと思う。
「あらあら……♡ もうすっかり元気になってしまっているじゃない。そんなに箱詰めプレイが楽しみなのかしらぁ?」
安延様がここぞとばかりに彼を煽る。彼は顔を真っ赤にして俯いてしまっていた。
「ほら、皆さんをお待たせしちゃってるじゃないの。早く脱ぎなさい」
皆月様を促す安延様。それに従って彼がスパッツを脱いでいく。
あえてなのか、スパッツ以外の下着は身に着けていなかったようで、皆月様の上等なものが露わになる。スパッツで抑え込まれていた分もあるのか、その長さと太さはかなりのものになっていた。
女性らしい皆月様の体の中で、それだけが唯一と言っていいほど男らしすぎて浮いている。
体を動かす度に上下左右に揺れるそれを、皆月様は慌てて手で覆い隠していたけれど、先端が微妙に飛び出していて隠しきれていないあたり、どれほど大きなものかわかろうというものだ。
血管が浮かび上がっていて、かなり生々しい。
社長は楽しそうに見ていたけれど、それはそれでどうなのか。
「ふむふむ……それだけ大きいと、色々とやりがいがありそうで楽しいですねぇ……!」
いまは仮とはいえ会員の陰茎で楽しまないで貰いたいものだ。
そんな社長の言葉に、当の本人よりも安延様の方が得意げに胸を張る。
「ふっふっふっ、そうでしょう? ちなみにいままでやった中で印象的なプレイといえば、尿道にプラグを突き刺してその先端のリングに繋いだ紐を引っ張って散歩を――」
「あああ、晶江さんっ!」
悲鳴交じりの声を、皆月様は安延様の発言に被せた。その顔はもう可哀想なほど真っ赤で、いつか恥ずか死んでしまわれるんじゃないかと不安になる。
社長はもっと話を聞きたそうにしていたけれど、準備を進めないといけないと思い直してくれたのか、皆月様に身に着けてもらう予定の器具を作業台に並べ始めた。
「やはりまずはこちらから身に着けていただくのがベストかと……」
そう言って社長が最初に手に取ったのは、首から下の全身を覆うラバースーツだった。
箱詰めプレイではそういったスーツなどを身に着けない場合も多いけれど、今回は赤の他人を同じ箱に詰めるということで、全身を覆うラバースーツは必須だ。
「ちゃんと男性用も用意されてるのねぇ……」
しみじみと呟きながら、安延様がそのラバースーツを広げて眺める。
黒色のラバースーツはテカテカしていて、非日常感がとても強い。普段の生活でそんな材質の服を着ることはあまりないはずだ。
けれど、さすがというべきなのかラバースーツに関しては皆月様も特に動じることなく受け入れているようだった。
「このラバースーツは、穴あきタイプなんですね……」
そう皆月様が言っているのは、股間部分の処理のことのようだった。股間へのアクセスが容易になるように股間部分はチャックになっていたり、ペニスの形にラバーが形作られていたりするものだけど、このラバースーツは穴が空いている。丸い穴が三つ重なっているような、奇妙な形の穴が空いていた。
ペニスと睾丸を出すための穴だと、言われなくてもわかる。
ラバースーツにただ穴が空いているわけではなく、金属のようなもので縁が覆われている。明らかにあとから何かを取りつけることを想定している作りだ。
「ふふふ……あとで皆月様のご立派なものを覆う道具を装着できるようになっているんですよ。今回は汎用のラバースーツを使いますから、こっちの方がラバースーツの密着感が味わえると思います」
会員になれば、その人の体に完璧にフィットするスーツを作ることもある。
(正直とんでもなくコストがかかるので、汎用タイプで済むならその方がありがたいんですけどね……)
社長が謎のコネクションでスポンサーや提携企業を引っ張って来ていなければ、箱詰倶楽部は存続出来ていないに違いない。採算度外視でやっていることが多すぎるのだ。
それはさておき、一人だけ裸でいることが恥ずかしいのだろう。
皆月様はさっそくそのラバースーツを着始める。それを安延様も手伝って、彼の体が黒光りするラバースーツに覆われていく。
ラバースーツは首の穴が伸びて、そこから体を通していくタイプだった。
限りなく彼のサイズに合ったものを用意したため、装着はかなりきついらしく、四苦八苦しながら体をラバースーツの中に押し込んでいく。
「ユウくん、ラバースーツと擦れるからって、粗相したらダメよ? 出したらお仕置きだからね?」
「う……っ、がんばって、がまんします……!」
着ていく最中でも、皆月様のそれはものすごく膨張して、いまにも暴発してしまいそうなほど、盛り上がっていた。
勃起した状態だと、穴に通すのも困難だろうというのは予想がついていたので、足を完全に通してしまう前に、まずはそちらから通すことになった。
ラバースーツの股間の穴から飛び出した彼のペニスは、周りのラバースーツの黒色との対比もあり、単純にラバースーツと擦れる刺激による膨張もあり、さっきまでよりもっと大きく、目立つようになっていた。
睾丸もしっかり引き出され、根元を軽く縛られているかのようだ。
皆月様のペニスと睾丸がラバースーツの外で存在感を主張していた。
その後はいつもの女性会員と同じように、四肢がラバースーツに覆われ、首元までラバースーツが引き上げられる。
首から下の体が、一部を除いてラバースーツにぴっちりと覆われていた。
「ん……っ、ふぁ……っ」
皆月様が体を捩ると、ピチピチとラバーが擦れる音がする。それを全身で感じているであろう皆月様は、気持ち良さそうな声で呻いていた。
「ラバースーツは安い奴を自前でも持ってるけど、ちゃんとした奴はこんなにしっかりしてるのね……これはちょっと無理をしてても、オーダーメイドにする価値があるわ……」
皆月様の姿や様子を見て安延様はそう呟いていた。
「ふふ、ぜひご検討くださいね♡ ……さて、次の道具ですが……こちらから身に着けていただくのはどうでしょう?」
そういって社長が提案したのは、腕を後ろ手で拘束するための、ちょっと特殊なアームバインダーだった。
普通アームバインダーといえば、両腕をまっすぐ伸ばした状態で束ねるタイプのものが覆い。
今回用意されたものは、腕をコの字型に固めてしまうタイプのものだった。
それも横に重ねるのではなく、上下を多少ずらして、縦に重ねるタイプのものだ。
これは箱詰倶楽部らしい配慮というべきか、それを着けたまま背中を箱の底面や壁に付けた時、腕が挟まれる負荷を極力弱めるための工夫だった。
もちろん、指先まできっちり覆ってしまうし、かなりしっかりした素材で出来ているので、自力での脱出は不可能になる。
まずは腕の自由から奪って、無力感を味わってもらおうという意図だった。
今回の二人も、その意図はわかっているようで、嬉々として変形アームバインダーを手にする。
「あたしが着けてあげるわね♡ さ、ユウくん。腕を後ろに回して、背中を向けなさい」
「は、はい……っ」
安延様の命令に、何の躊躇もなく従う皆月様。主従関係がよくわかる姿だ。
社長の説明を受けつつ、安延様が皆月様にアームバインダーを装着していく。
「ん……っ、あ……っ、ん、ぅ……っ!」
ぎちぎち、と音を立てて皆月様の腕が拘束されていく。
腕が使えないということは、皆月様の立派な物を隠したり動きを抑えたりすることが出来ないということで、皆月様が体を震わせる度に元気よく振り回されていた。
アームバインダーがきっちり締め上げられ、皆月様は自然と背筋を伸ばし、それと同時に若干腰も突き出すような体勢になり――余計に逞しいペニスが振り回されてしまう。
「う、あ……っ! だ、だめぇ……っ」
「こら、暴れないの!」
皆月様が思わず藻掻いたのを、安延様が叱責しながら、力強くアームバインダーのベルトを引き絞る。
ギチチッ、と皆月様の腕にベルトが食い込んだ。
それが、最後の一押しになってしまったようで。
「あぅ――あっ」
びくんとひと際大きくペニスが跳ねたかと思うと、その先端から白い液体が噴き出した。
皆月様の膝がガクガクと笑っている。その股間にそびえたつものから噴き出した液体は、糸を引きながら床へと落ちていく。
ぱっと見、女性にしか見えない男の娘でも、精液の臭いは変わらない。生臭い独特の臭いが部屋に広がった。
「あらあら……出ちゃったわね」
社長はあくまで楽しそうだったけど、安延様は何とも複雑そうな顔をしていた。
「ユウくん……はぁ……もう、仕方ないわねぇ……」
安延様が皆月様に背後から近づき、体を寄せるようにしながら、その頭を撫でる。
「ええ、仕方ないわ。ここに来るのが楽しみで、最近は禁欲生活送ってたものね」
その優しい手つきに、皆月様が一瞬気を緩めた瞬間、安延様のもう片方の手が、彼の睾丸を鷲掴みにしていた。
「ピェッ――」
悲鳴というよりは、断末魔のようだった。
それは私にはない器官だから、それを鷲掴みにされた時、どんな感覚が生じるのかはわからない。わからないけれど、一瞬前まで快感によってか、もしくは興奮によって、赤く上気していた皆月様の顔から一瞬で血の気が引いたことから、少なくとも気持ちいい感覚ではないことはわかる。
脂汗が皆月様の額に浮かんだ。
にこやかな安延様の顔は、かえって恐ろしいものに見える。
「それはそれとして……禁欲生活で我慢できなくなったユウくんには、予定していたより、もっと厳しい拘束じゃないとダメみたいね」
安延様がちらりと社長の方を見た。
社長は彼女の求めに対して、大変いい笑顔で親指を立てる。
それは、彼にとって地獄の時間が始まることを意味するサインだった。
つづく