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夜空さくら
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人格ゼリーと化しても、抗う勇者 スライム勇者②

■ 人格排泄もののシリーズです。人格だけになった勇者はスライムと化しました。最弱モンスターとなった彼女は這い上がることが出来るのか。乞うご期待0w0クワッ!

■ 本来の彼女は、人に危害を加えるモンスターを討伐する立場であって、間違っても襲ったりするようなことはしません。……ただまあ、精神は肉体に引っ張られるとはよくいうものでしてーw-ウム

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 ゴブリンの勃起したペニス。

 人間の身体だった時には、嫌悪感しか覚えなかったそれに、人格ゼリースライムと化した勇者は無性に引き付けられていた。

(この体……臭いも、感じる……んんっ……我慢、出来ない……ッ)

 勇者はそのスライム化した体を滑らせ、ゴブリンの体に纏わりついた。

 小汚い体のゴブリンに擦り付くなどかつては考えられなかったが、いまはむしろその強烈なまでの臭いが心地よく感じられていた。

 恍惚としながら勇者はゴブリンのペニスにも纏わりつく。

 ゴブリンのペニスは、小柄ながら一般成人男性のものと同じくらいの大きさがある。

 体の小ささと比べると妙に大きく見えるのが特徴だった。

 そんなペニスを、勇者はスライムの体で擦り上げる。

 手で扱くような感覚だったが、スライムの体の感覚はかなり曖昧で、手で感じるだけでなく、体全体でその感触を味わっていた。

(んんん……っ! 匂いも感じるけど……味、もする……っ)

 身体で触れているだけなのに、勇者はそのゴブリンのペニスの何とも言えない味を感じていた。

 人間がもしゴブリンのペニスをフェラしたら、そのあまりの生々しさときつい臭いに一度は必ず吐くと言われている。

 だがいまの勇者はそんなゴブリンのペニスの感触も味も快感として受け入れることができていた。

(んあっ、ああんっ……!)

 ぶるぶると全身を震わさせて悶える勇者。

 勇者もかなり感じていたが、ゴブリンはゴブリンの方でかなり強烈な快感を覚えているようだった。

 ペニスがますます固くなり、体を仰け反らせて悶えている。

 射精をしようとしている、と感じた勇者は、咄嗟に命じていた。

(出しちゃダメ! 我慢しなさい!)

 そう勇者が明確な意思を持って命じると、ゴブリンの反応が変わった。

 ビクンビクンと体を波打たせ、射精をしたくても出来ないもどかしさに体を震わせている。

 あまりに体を暴れさせようとするため、勇者は思わずゴブリンの体を包み込むようにして抑え込んだ。

 放っておいたら頭を打って死にかねなかったためだ。

 いわば勇者の気遣いではあったのだが、ゴブリンにしてみれば痛みで射精の感覚を誤魔化すことも出来なくなったわけで、溜まった者ではなかった。

「~~~~~ッッッ!!」

 血反吐を吐く勢いでその体を波打たせ、腰を振って悶絶し続ける。

 いまにも爆発しそうなほどに高まったペニスは、情けなく震えていた。

 そんなゴブリンの反応に構わず、勇者はその体をフルに使ってゴブリンの体を弄り抜いていく。

 ゴブリンの全身を洗い流す勢いで弄び、十分なほどその体を堪能する。

「……カッ……ッ、カカッ……ッ!」

 勇者のスライムの体が全身を弄っていく度に、ゴブリンは強烈な快感を全身に叩き込まれていた。

 それでも命令による強制力で射精することは出来ず、行き場のない快楽がゴブリンの中で暴れ回っていた。

 頭の血管が切れそうなほどに膨張し、口から泡を吹いて悶絶している。

 ゴブリンをそんな状態にした張本人である勇者は、その異様な高揚感に戸惑っていた。

(ああ……こんなに、興奮するのなんて……いつ以来、かな……!)

 勇者の性的な経験はあまりに乏しいものだ。

 だがモンスターの中にはそういった性的興奮を誘発するようなものもいて、それと戦った経験なら勇者にもあった。

 その時は魔物を倒した後も体が興奮して中々寝付けず、宿でどうにか発散したものだった。

 その時の拙い自慰とは比べ物にならない快楽が、いまの勇者には絶え間なく襲い掛かって来ている。

 勇者は興奮に任せるまま、ゴブリンのペニスを今度は自分の股間で受け入れる。

 彼女の肉体は処女だったが、男のペニスをそこにいれるという知識だけはきちんとあった。

 いまの勇者はスライムの体になっているのであまり関係がないといえばなかったが、その場所への挿入として意識すると感じ方が全く違うのは事実だ。

 股間と認識している部分で、ゴブリンのペニスを包み込むと、勇者の興奮もまた激しく高まる。

(んんんっ……! あたま……おかしく、なるぅ……ッ!)

 いまの体に頭があるのかどうかはさておき。

 勇者の認識としては頭の中に『気持ちいい』という感覚が溢れ、内側から弾けそうになる。

 十分に昂ったところで、勇者はゴブリンに命じた。

(出して……いいよ……ッ)

 ようやく射精の許可が出されたゴブリンのペニスから、凄まじい勢いで精液が迸る。

 吹き出した精液はあっという間に勇者の体の中に広がっていき――勇者にとてつもない高揚感を与えた。

 身体が拡張されていくような、噴き出された精液が混ざり込んでくるような、そんな感覚。

(ンあっ、ああああ!♡ なにっ♡ これぇ……!♡)

 ゴブリンの精液が体に溶け込んでくると同時に、そのスライムの体が淡く光る。

 その感覚は勇者にとって、とても心地よく、また素晴らしい快感だった。

 暫くその快感の余韻に浸っていた勇者だったが、ようやく冷静に頭が巡るようになる。

(なんだか……さっきより、強くなってる……? 精液を、呑み込んだから……?)

 勇者は体の感覚を探り、自分の力が増しているのを感じた。

 どうやらゴブリンの精液を受け入れたことによって、その分力が増したようだ。

(体に纏わりついた時は特にそんな感じはしなかったから……やっぱり、精液が原因……?)

 そう思いつつ、勇者はゴブリンから一度離れる。

 離れたところで、勇者はゴブリンが絶命していることにようやく気付いた。

(うそ……エナジードレインしたから……!? それとも、やりすぎた……!?)

 意図せずしてゴブリンを殺してしまったことに気付き、勇者は動揺する。

 大体どこで逢おうと、ゴブリンは殺すものだが、殺すつもりでなかったのに殺すのはまた事情が違う。

 少々後味が悪い感覚だった。

(それに……やりすぎで死んだのカ、それともこの体で精液を搾り取ると殺してしまうのかがわからないのも困るなぁ……)

 せっかく手駒として使えそうだったのに、という気分になってしまう。

 そんなことを考えつつ、勇者はそのゴブリンを再びその身体で包み込んだ。

 死体を残しておくわけにはいかない。

(感覚的に特に管理されていないみたいだから、大丈夫だと思うけど……)

 勇者がいるのは魔王城ではあるが、人間の城とは環境が全く違う。

 魔王は別に魔物たちを管理しているわけではなく、ただ集まって来たり発生したりするのを適当に抑えているだけなのだ。

 つまり、君臨はしていても統治はしていない。

 魔物同士が組織立って殺し合うのはさすがに諫めるものの、例えばオーガが戯れにゴブリンを殺したところで咎められることはない。

 あくまで魔王の配下は実力主義で、特定の場所を直属の配下に守らせている以外は、基本魔物たちの自由にさせている。

 魔王城というのは、そういう名前のダンジョンであって、人間の城のように組織として見回りがされていたり管理がされているわけではないのである。

 だからゴブリンが一匹消えたところで、即魔王に異常が知られるということはない。

(そもそも……私以外にも人間の潜入者は一杯いるみたいだしね……)

 勇者は単独でこの魔王城に攻め込んだが、実は色々な立場の人間が魔王城には入り込んでいる。

 捕虜や餌として連れて来られた者もいれば、勇者と同じように魔王を倒すことを目的に潜入している者もいる。

 熟練の冒険者の中には魔王城にしかないお宝などを目的に忍び込んで探索している者もいた。

 魔王というダンジョンマスターといきなりエンカウントする危険はあるが、それを覚悟してでも挑戦する者もいる。

(大丈夫だとは思うけど……出来る限り、痕跡は残さない方がいいわよね)

 その考えの元、勇者は死んだゴブリンの体を吸収し切った。

 僅かに体が光り、ゴブリンは骨も残さず消滅する。

(さて、と……これでよし。次は慎重に、手駒にして残さないと……)

 勇者はトイレを出て、慎重に魔王城の中を進み始めた。

 程なくして、勇者はゴブリンが見張りに立っている部屋を発見する。

 見つかりにくい様に勇者は床ではなく天井を這い進んでいた。

 スライムの身体ならではの隠密性を活かしている。

(わざわざ見張りが立てられているってことは……あの部屋に、何かあるのかしら?)

 見張りのゴブリンは退屈そうに欠伸をしているが、見張りの役目を放棄しようという気はないらしく、その場から動こうとはしない。

 基本的に気まぐれで不真面目なゴブリンが動かないところを見ると、上位者によって命じられている役目だということがわかる。

(部屋の中にいるのかしら? それとも別の場所に……? とりあえず、部屋の中の様子を覗いてみましょうか……)

 勇者はそう決めてこっそりゴブリンたちの死角から、そのゴブリンたちが守っている部屋の中へとその体を滑り込ませていく。

 スライムの体はわずかに隙間があればそこから入り込むことが出来るので、隠密行動はとても簡単だった。

 部屋はとても狭苦しい場所で、どうやら独房になっているようだ。

(ここは……ん? 誰か、いる……?)

 スライムの体に暗闇は関係がない。

 真っ暗な中でも、部屋の中の様子はハッキリ見えた。

 その部屋の壁には、人間の冒険者らしき女性が縛り付けられていた。

 戦士なのか、引き締まった体つきをしている。しかしその装備はボロボロで、片乳が露出している程度には、ほとんど服の体を成していなかった。

 魔物との戦いに敗れた結果、捕虜として捕まってしまったようだ。

 そしてその体を散々蹂躙され続けているところなのだろう。

 捕まってから何日経っているかはわからなかったが、かなり憔悴しているようだった。

(これは……かなり酷いわね……このままだと、何日も持たない、か……)

 意識はほとんどないようで、括りつけられた手足も傷ついている。

 こおままだと早晩力尽きることは明白だった。

(……どうしたらいいかしら)

 勇者は悩む。

 普段の勇者ならとにもかくにも助けるだろう。助けてからどうすればいいのか考える。

 だがいまの勇者は、自身もかなり追い詰められている状態だ。早く体を取り戻さなければいけないし、人を助けている余裕があるかと言われれば、あまりない。

(それにこの体……魔物じゃないって言っても信じて貰えるかどうか……そもそも意思疎通ができないわね……)

 先程、ゴブリンに命令することは出来たが、それには自分の一部を呑み込ませて、支配下に置かなければならない。

 放っておくべきか、それとも支配してでも助けるか。

 勇者は悩んだ。

(とりあえず、もっと彼女の体の状態を確かめ、て……?)

 もっとしっかり状態を確認してから決めようと考えた勇者は、女戦士に近付いた。

 それは、うかつな動きになってしまった。

 壁に括りつけられた女戦士の身体から漂ってくる臭いを、はっきりと感じ取ってしまったからだ。

(あっ……まず、い……っ!)

 勇者は意識がくらりと傾ぐのを感じた。

 魔物たちに乱暴された女戦士の体は、決して清潔とはいえない。

 全身から立ち昇っている臭いもそうだが、特に複数の魔物に挿入されたと思われる股間からは、生々しい強烈な臭いが立ち上っていた。

 そんなものを直接嗅いでしまった勇者は、先ほどのゴブリンの時同様に、その精神が激しく高揚するのを感じた。

 あるいは、ゴブリンの時よりも遥かに強烈に――性的に興奮していた。

(ちょ、ちょっとだけ……っ、確認、するだけ、だから……っ)

 自分に対してそう言い訳をしながら、勇者はそのスライムの体を女戦士へと近づける。

 ぬるぬると液体状の体を女戦士の体に絡みつかせ、彼女の体を弄っていく。

 引き締まっているが柔らかいその感触を全身で感じた勇者は、言いようのない興奮を覚えるのを自覚していた。


つづく


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