軟体怪盗リィンツリーの受難 リィンツリーの軟体身体能力④
Added 2023-06-17 14:57:54 +0000 UTC■ 現代の義賊・黒猫怪盗リィンツリー(本名:鈴木志保)は、とある資産家・渡部亜希子の罠に嵌って捕らわれの身となってしまっていた。体が訛らないよう、ストレッチやトレーニングの時間が取られるが……?
■ 色々オーバースペックなリィンツリーをも追い詰める渡部監修のパイプ迷宮。渡部にしてみればリィンツリーが上手く攻略しても出来なくても美味しい夢のような時間ですーw-ウム
■ この作品には極端な軟体の描写が含まれます。苦手な人は回避をお願いします。
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直立したパイプの長さは、二階建ての建物くらいはある。
普通の人間ならば、とても這い上がれる高さではない。
パイプは狭いがその分腕や足で体を支えること自体は難しくない。
相応の訓練を積んでいる人間ならば可能、というところだろう。
ただしそれは、ちゃんとした装備と状態であればの話だ。
渡部は全裸のリィンツリーの美術品のような立ち姿を堪能しながら、果たしてリィンツリーはどう動くかをじっと眺めていた。
(ただでさえ滑りやすい、突起物が一つもないパイプの中。その上、ローションを塗っているせいで、手足を突っ張っても滑るはず……私の常識からすれば、とても這い上がれるような状態ではないが……)
現代の怪盗・リィンツリーなら、どうだろうか。
渡部が期待を込めた眼差しで見つめていると、リィンツリーが動き始めた。
彼女の手はローションでドロドロになっているはずなのに、その手をペタペタとパイプの中に貼り付け、するすると昇っていく。
「おぉ……! すごいな……!」
渡部は思わず身を乗り出してリィンツリーの妙技を食い入るように見つめる。
(握力だけでは、滑ってしまうはずだ……掌で意図的に真空状態を作り出して、吸着力を発揮している……? 足も突っ張ってはいるようだが……それだけで体重を支えられるものか……?)
どんな理屈かはわからなかったものの、滑るパイプの表面やローションの影響など、リィンツリーには何の障害にもならないようだ。
「全く……君は本当に素晴らしいな……!」
感嘆の吐息を口から出す渡部。
「ふふふ……手足を開いているせいで、体もよく見えるし……」
じっとりとした、欲望に塗れた視線をリィンツリーに向ける渡部。その視線を感じたリィンツリーは、ゾクリと体を震わせ、危うく手を滑らせてしまうところだった。
渡部の粘着質な視線を無視しながら、リィンツリーはするするとパイプを昇っていき、一番上の、直角に曲がっている部分までたどり着く。
その曲がった先は、また少しパイプが細くなっていて、匍匐前進でも進みにくい場所となっていた。
リィンツリーは両手をまっすぐ前に伸ばし、少しずつ体を引き寄せながら、パイプの中を進んでいく。
ぬるぬると這い進んでいくリィンツリーの身体が、透明なパイプに押し付けられ、外から見ると非常に卑猥な状態になっていた。
「ふふふ……絶景絶景」
渡部が向けて来る視線を感じたリィンツリーは、その顔を少し赤くしながら、さらに先へと進む。
そして、とうとう一つ目の小部屋に辿りついた。
パイプはその部屋の壁面に続いており、リィンツリーはその小部屋の中に手を差し込むと、一気に身体を引き出し、小部屋の中に転がり出る。
くるりと前転して落下の勢いを殺すところは、さすがは怪盗と言ったところか。
「ここは……?」
部屋の壁は透明ではないので、周囲から無遠慮な視線が突き刺さるということはない。
ほっと一息吐くリィンツリーであったが、その部屋の殺風景さに、顔を顰めた。
「何も、ないように見えますが……」
その小部屋の中はとても狭く、家具らしきものは一つも置かれていない。
何かしらのアイテムが置かれているはずだと思っていたリィンツリーは、当てが外れてしまい、溜息を吐いた。
「ここは外れ部屋……ということですか?」
部屋の隅にカメラが設置されているのを見たリィンツリーは、そのカメラに向かってジト目を向ける。
そんな彼女の問いかける声に、ちゃんと返答があった。
『いやいや、そういうわけではないさ。壁を見てみるといい』
言われるがままにリィンツリーが壁を見ると、その壁が開いて金庫らしきものが出現する。
いかにも隠し金庫という風情のそれには、ダイヤルの鍵がかかっていた。
『ふふふ。怪盗と言えばやはりこれだよね。制限時間は三分。その部屋には徐々にローションが放出され、君の身体をさらにドロドロにし、やがてはそのローション地獄の中に沈むことに――』
「開きましたが」
得意げにゲームのルールを説明していた渡部の言葉を遮り、リィンツリーが告げる。
彼女の宣言通り、隠し金庫の扉はあっさりと開いていた。
『…………うそぉ。熟練の錠前技師でも、三十分はかかる構造だって……』
「一般人と怪盗を同列に並べないでいただけますか? 一般人が可哀想ですよ」
三十秒かからずに金庫を攻略してしまったリィンツリーは唖然とした声でぼやく渡部に対し、皮肉気に言い切った。
金庫の中には、楕円形の、カプセル状の何かが一つだけ入っていた。
太さはリィンツリーの親指より少し太いくらいで、さほど重い物では出来ていないようだ。
「……なんですか? これは」
リィンツリーがそのカプセルに手を伸ばす。
そのカプセルには細い紐が取り付けられており、カプセルと反対側の端には円形のボタンのような持ち手がついていた。
攻略されるつもりだったとはいえ、ゼロ秒で金庫を攻略されると思っていなかった渡部は、ローション塗れになるリィンツリーの姿が見られずにガッカリしていたが、リィンツリーの問いに活き活きとして応え始めた。
「そのカプセルは中に鍵が入っているよ。振ってみたら音がするのがわかるだろう』
確かに渡部の言う通り、リィンツリーがそのカプセルを軽く振ってみると、カラカラと音がした。
試しに捻ってカプセルを開けてみると、中からは小さな金属製の鍵が出てきた。
『それはこの先の部屋にある仕掛けをクリアするために必要になる鍵だよ。ちゃんと持っておくといい』
「……あなた、わかってやってますよね?」
半眼になってリィンツリーが部屋の隅にある監視カメラを睨みやる。
持っておけといわれても、現在リィンツリーは裸なのだから、鍵を入れておくところがない。
鍵を締まっておくところは、常識的に考えれば存在しないのだった。
それに対し、渡部はくすりと笑って見せる。
『ふふふ……手に握り込んで移動すればいいじゃないか。多少動きにくくはなるかもしれないが、君ならば可能だろう。もしくは――』
渡部はニヤリと笑う。
『女の子には秘密のポケットがあるのだから、そこに仕舞っておくといい』
その渡部の言い方から、リィンツリーは鍵を入れる容器がわざわざ紐を取りつけたカプセルである理由を理解した。
「…………」
カプセル自体の太さも、親指より少し太い程度であり、無理のある太さではない。
それを踏まえて、リィンツリーはその細長い卵型のカプセルを――躊躇なく、自分の膣へと押し込んでいった。
「ん……っ」
多少抵抗感はあったものの、体に塗りたくったローションが多少染み込んでいたのか、はたまた別の理由でか、カプセルはあっさりとリィンツリーの体内に納まってしまう。
少し声をあげてしまったリィンツリーだったが、ほんの少し顔を赤くする程度で、特に強く恥じらっている様子はなかった。
そんな彼女の様子を見て、渡部は拍子抜けしたかのように、ぽつりと呟いた。
『あっさり受け入れたねぇ。もっと、躊躇するところを見たかったんだけど』
「……いまさら、でしょうに」
リィンツリーは渡部に散々弄ばれている。
それは性的な意味においても、だ。
だから、いまさら膣の中に物を入れることくらい、彼女にしてみれば躊躇うほどのことではなかった。そうすることが最善だとリィンツリーも理解は出来ていた。
(わざわざそうするように煽って来たということは……手に持ったまま進んでいると、何かしらの不利な状況になりそうですし)
恥ずかしくないのかといえば、決してそんなこともないが、恥じらえば恥じらうほど渡部を喜ばせるだけだということもよくわかっていた。
ゆえに、リィンツリーは膣にカプセルを挿入することを即決したのである。
鍵を膣の中に納めたリィンツリーは、次のパイプの入り口へと向かった。
「今度は……また、ずいぶんと……」
リィンツリーが呆れたのも無理はない。
彼女の目の前にある、次の小部屋に進むためのパイプは、地面すれすれの位置に空いていたためだ。
しかもその狭さはいままで以上のもので、小柄寄りのリィンツリーの体に比べて、一回り程度しか太くない。
匍匐前進ですら進めないほど、余裕がなかった。
「ん……っ」
リィンツリーは仕方なく、再び両腕をまっすぐ前に伸ばし、そのパイプの中に入っていく。
蛇か尺取り虫が前に進むように、体全体をくねらせつつ、足首から先で地面を蹴るようにして、するするとパイプの中を進んでいく。
パイプの内側に全く凹凸がなく、滑らかな表面をしているからこそ、出来る移動方法だった。
しかし体を常に擦り付けなければならない関係上、その体の表面に塗り込んだローションは徐々に剥がれていき、その体はパイプの表面と擦れるような強い刺激を感じ始めていた。
「ん、んぅ……っ!」
リィンツリーは体に走る刺激に、思わず呻く。
膣の中に異物を咥え込んでいるという感触もあって、無性にもどかしいような感覚が生まれていた。
それでもなんとか堪えながら、リィンツリーは先へ先へと進んでいく。
その指先が、パイプの壁面に当たった。
(……ん、これは……?)
進行方向に顔を向け、先を確認するリィンツリー。
パイプはまだ先に続いているのだが、その行く手を挟むように、蓋が閉じられていた。
蓋には何やらパネルがあり、計算式が表示されている。
(計算して、答えを打ち込めということでしょうか……)
鍵、というにはあまりにもお粗末な設定のそれに首を傾げつつ、リィンツリーはその計算式を解き始めた。
(数式の難易度としては、大学入試レベルですね……こんなので失敗するとでも――)
「――んひゃぁっ!?」
膣の中に押し込んでいたカプセルが、急に動いてリィンツリーの膣内に刺激を与えた。
まさかそれが動くとは思っていなかったリィンツリーは、完全に油断しており、変な声をあげてしまった。
羞恥に顔を真っ赤にして、慌てて自分の下半身の方を見る。
(そんな馬鹿な……! あんな単純な構造のカプセルが、勝手に動くわけがありません!)
鍵が中に入っている以外、何の機械も仕込まれていないことをリィンツリーは確認していた。
それなのになぜ、突如として動き出したのか。
その答えは、カプセルではなく、周りにあった。
(~~~っ! そう来ました、か……! 盲点、でした……!)
リィンツリーは想像出来ていなかった事実に歯がみをして悔しがる。
何が起きていたのかというと、リィンツリーがいるパイプの外側に、マジックアームのようなものが迫っていたのだ。
その先端には、強力な磁石らしきものが装着されている。
つまり、カプセル自体を動かすのではなく――その内側に存在する鍵を、その強力な電磁石で引き寄せて、カプセルに刺激を与えていたのだ。
カプセル自体に仕掛けがなくとも、外からリィンツリーの内部に影響を与え、リィンツリーの膣を刺激することが出来る。
(まんまと、してやられました……っ! だから、わざわざ膣の中に入れるように、私を誘導して……っ!)
「んあっ!」
ただでさえ、体をパイプの壁面に擦り続けたことによって、彼女の気分はかなり昂っていた。
リィンツリーの快感は高まるばかりで、ろくに発散されない。
不自由な狭苦しい場所で刺激を受けているだけなのに、かなりの強い快感を覚えてしまっていた。
(まずい……! 息が、荒く……っ)
狭いパイプの中は、リィンツリーの身体がみっちり詰まっていて、ろくに空気の循環が成されない。
彼女が荒い呼吸をすればするほど、空気は薄くなり、息が苦しくなって、思考力が奪われる。
本来のリィンツリーであればとっくに問題など解いてしまっているだろうが、それが中々上手く行けなかった。
普段、似たような狭い空間に長時間収まることも多いリィンツリーだが、そのときは極力生命活動を抑え、半ば仮死状態となっている。
呼吸や心拍数すらギリギリのところまで抑え、比較的長く狭い空間にいても大丈夫なようにしているのだ。
つまり、いまされているような、ギリギリの状態でなお責められ、性的に興奮することを想定してはいないのである。
(くぅ、う……っ! なんとか……耐えない、と……!)
リィンツリーはそう考えて、なるべく平静に、極力興奮しないように努めたが、それでも、どうしても、興奮してしまう体が止められない。
そんな彼女の抵抗をあざ笑うかのように――パイプの表面を強力な電磁石が縦横無尽に動き回る、
その動きに合わせ、リィンツリーが膣内に入れた鍵の入っているカプセルが激しく動いた。
つづく