SamSuka
夜空さくら
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ふたりで過ごす、全裸の夏 バス内露出と秘密の鍾乳洞

■ 再び、全裸の夏が始まる――。

■ 毎度のことですが、なっちゃんの真似はしないようにしてくださいーw-; いくら整備された登山道であっても、露出過多な格好でしかもサンダル履きとか自殺行為ですからね。もうお分かりかと思いますが、このシリーズでは虫やヤマビルなどの存在は都合よく無視しておりますーw-ペコリ

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 私となっちゃんが通う学校の制服は、まるで伝統ある女学院みたいな、ジャンパースカート型の制服だ。

 なっちゃんは堅苦しくて好きじゃないみたいだけど、デザインとして珍しく、さらにとても可愛らしい制服ということで、それを目当てに通っている子もいるくらいには特徴的な制服だった。

 ちなみに別に凄い伝統があるとかではなく、十数年前くらいに当時の生徒たちが都会への憧れを爆発させて制服の変更を求めて運動を起こし、紆余曲折あった末に変更されたのだとか。

 さらにちなみに男子の制服は学ランのまま変わらなかったので、同じ学校とは思えない光景になっていたりする。

 私は別に制服にそこまで拘りがなかったからどっちでもいいと言えばいいのだけど、可愛い服を着るのは嫌いじゃないので、それなりに制服を気に入っていた。

 たぶん私だけしか感じていないだろう、利点もある。

 ジャンパースカート型の制服は基本裾が長い。

 上下が分離しているものなら折り返しもしやすいんだろうけれど、この制服の場合はそういうわけにもいかないからだ。

 それがなっちゃんには不評な理由ではあるんだけど、私はこの長さが気に入っていた。

 下がノーパンでも、そう簡単には捲れたりしない安心感があるのだ。



 私はその日、学校から家まで帰るためのバスに乗っていた。

 この路線は途中までは人が多いけれど、後半になると人が極端に少なくなる。

 私だけしか乗っていないこともざらにあった。

(……今日は鳩原のおばあさんが乗って来ない日だから……ここから暫くは私だけね)

 限られた利用者しかいないと、そういうルーティンみたいなものがハッキリとわかる。

 私はちらりと運転席の方を確認した。

 運転手さんはベテランのお爺さんで、黙々と運転してくれている。

 最後尾にはカメラが設置されているから、私はあえてバスの真ん中、少し後ろ寄りの席に座っていた。

(この位置なら、運転手さんからは私の顏しか見えない。カメラにも映ってない……はず)

 隠しカメラがあったら終わりだけど、とりあえずわかっている限りは大丈夫のはずだ。

 私は澄ました顔をして窓の外に目を向けているフリをして、徐々にその制服の裾を持ち上げていった。

 腰の辺りで軽く縮ませながら、裾を引き上げていく。

 私の膝が露わになる。学校では制服によってきっちり覆われている私の足が、空気に触れる。

 普段覆われているからこそ、こうして露わにした時の興奮が増す、ということも、この制服で良かったと思うところだ。

「……っ」

 ドキドキするのを感じながら、私はさらに裾を引き上げ――ついにその下半身を丸ごと晒してしまう。

 何も身に着けていない私の下半身が、公共のバスの中で露わになった。

 ゾクゾクと背筋を快感が駆け上がっていく。

(~~~っ! やっぱり、露出ってすごく……気持ちいい……♡)

 心臓のポンプが全身に送り出す血流を早めていく。

 頭がぼーっとするくらいの気持ち良さが私の全身に駆け巡っていった。

(……もうちょっと、大胆にして見ようかな……?)


 すっかり興奮してしまった私は、停留所まで時間があることを確認して、さらに攻めた露出を行うことにした。


 私が下半身丸出しにしていることにも気づかず、運転手さんは黙々と運転を続けている。

 そんな背徳的な状況にドキドキしてしまいつつ、私はさらに大胆に、両足を大きく開いてみた。

 涼しいバス内の温度が太ももの内側で感じることができるようになる。

 自分がどんな格好でいるかがハッキリと理解できるようになり、興奮度合いがさらに高まった。

(……気付かれて、ないよね?)

 そう信じながら、私は自分の股間に手をやった。指先にぬるりとした感触を覚える。

 もうこんなに濡れてしまったのだということが理解できて、恥ずかしさが湧き上がってくる。

 それを感じながらも、私はもっと気持ちよくなれないか、模索することにした。

 制服はベルトを緩めてボタンを外せば、前開きにできるような構造になっている。

 私はなるべく体を動かさないように努めながら、そのボタンを下から順番に外していった。

 胸の下あたりまで一気に外してしまい、大きく広げて丸出しだった下半身をより大胆に露出する。

 こうなってくると、もう止められない。

 私は頭を不自然に動かさないように慎重になりながらも、フロントホックのブラジャーのホックを外す。

 胸の真ん中からブラジャーがパカりと割れて、より体の前面が全裸に近づいた。

「フーッ……フーッ……フーッ……」

 裸に近づくにつれ、興奮度合いが上がり、私はそれを必死に抑えこみながら体を晒し続ける。

 チラリと目だけで下を見ると、硬くなった乳首がピンと尖って震えているのが見えた。

 それを弄ったらどれほど気持ちよくなれるのだろうかと期待感が湧き上がる。

 私の指は吸い寄せられるようにその乳首に伸びて――ぎゅっと乳首を摘んだ。

「〜〜〜〜ッ!」

 想像以上に鋭い快感が全身を駆け巡っていく。

 声を出さずに済んだのは奇跡だった。長く息を吐き出し、辛うじて堪え切る。

(大丈夫、よね?)

 快感の余韻に頭が痺れているのを感じつつ、私は運転手さんの方を伺う。

 特に何も変化はなく、気付かれてはいなさそうだ。

(さて……と。次は……)

 私はさらに露出オナニーを続けようとして――バスの扉が開いて、心臓が止まるかと思った。

 いつの間にかバスが停留所に止まっていた。

「あ……」

 体が硬直してしまう。乗り口からは私の顏くらいしか見えていないはずだ。

 普段は誰も乗って来ないはずのバス停から、お婆さんが乗車してきた。

 見たことのないお婆さんだ。普段は自家用車などで移動しているのだろうか。たまたま今日、バスを使わなければならない用事があったのかもしれない。

 お婆さんは私のことに気付くと、笑顔で会釈をしてくれる。

 私は反射的に笑顔で会釈を返しつつ――内心は焦りで心臓がバクバク高鳴っているのを必死に抑え込んでいた。

(いま、下手に体を隠そうと動いたら、かえって怪しまれちゃう……! 平静に……平静に……!)

 開いた扉から入り込んで来た生暖かい風が、大股開きになって、丸出しになっている股間やお腹、胸の先端を撫でていった。

 びくりと体を震わせてしまいつつ、私は必死に肩から上の平静を保つ。

 幸い、お婆さんはこちらに向かってくることなく、そのまま前の方の座席へと向かっていった。

(あぶな……っ、かったぁ……!)

 どうにかやり過ごせたみたいだ。

 私は何事もなくやり過ごせたことにホッとして、足を元に戻す。

 くちゅっ、という感触が股間に生じたのは、気のせいでもなんでもなく、私の股間からは大量の愛液が溢れ出していた。

 チクニーをしていたとはいえ、この分泌量。

 乗って来たお婆さんに見られるかも、と覚悟しただけでこんなに分泌されるのだから、我ながら露出となると興奮しすぎだった。

 恥ずかしさに苛まれつつ、私は降りる停留所が近づいてきたので、服装を整えるのだった。

 こうして私は、毎日乗るバスの中でも、隙を見ては露出を楽しんでいた。

 その気になれば、日常の中でも露出することは当たり前になっていたのだ。

 このままじゃいけないと朧げに感じつつも、露出して気持ちいいことは間違いなく、私は毎日どこかで露出をする日々を過ごしていた。

 誰にも見つからなかった――少なくとも表立って何か言ってくる人はいなかった――のは、露出の神様にでも好かれていたからかもしれない。





 そんな羞恥と露出で充実した日々を過ごしていたある日。

 うだるような残暑に、私は辟易していた。

 家の縁側に座って、足元に大きなタライを置き、その中に氷水を満たして足を突っ込む。

 かなりひんやりとして気持ちが良かったけれど、じわじわと鳴くセミの声も相まってとても暑かった。

 ちなみに裸ではない。薄手のワンピースを一枚ちゃんと――客観的にはちゃんとじゃないかもしれない――着ていた。

 家の敷地内だから、裸でもいいのかもしれないけれど、なんとなく勿体ないような気がするので、私は意外と家にいる時の方が普通に服を着ているのだった。

(誰かに見られたい……ってわけでもないけれど、裸で自然な場所で裸でいたいわけじゃないのよね……我ながらややこしい性癖だわ)

 自嘲気味にそう独白していると、不意に庭に飛び込んで来る者がいた。

「やっほーれい! 暇しちょる?」

 そんな登場の仕方をする知り合いは、なっちゃんくらいしかいない。

「……インターホン鳴らしてっていってるのに」

「遠くかられいが縁側にすわっちょるのが見えたけえ、そっち回った方が早いなと思って!」

 カラカラと笑うなっちゃん。

 全くしょうがない人だ。

 私はなっちゃんが私と並んで座り、タライの中に足を突っ込むのを、見るとはなしに見ていた。

 私となっちゃんの足が並ぶ。なっちゃんの肌はとても黒い。褐色というか、良く日焼けしてる色だ。

 一方、私の足はかなり白い。私はどうも日焼けしにくい体質らしく、日が燦々と照る日中に全裸で露出しても、あまり肌の色は変わらなかった。

 健康的に焼けているなっちゃんの肌は、元気の象徴であり、そのきめ細かな肌は色気すら感じさせられる時がある。

 ちょっと羨ましいなと思いつつ、なっちゃんは私の体を見て羨ましく思うことがあるというから、お互い様なのだろう。

 そんななっちゃんは、笑顔で私に提案をしてきた。

「れい、暇やったら一緒にええとこ行くけ?」

「いいところ?」

「んだんだ。夏も終わりやゆうに暑いやろ? その暑さを吹き飛ばせるで!」

 なんだろう。なっちゃんがこういう言い方をするということは、私を驚かせたいということだ。

(……いいところってどこかしら。まあ、行ってみればわかるか……)

 私はちょうど暇していたということもあり、なっちゃんの提案を受けることにする。

「いいわ、行きましょ。どれくらいかかるの?」

「そんなに遠くないでー。あ、バスに乗って移動してからちょっと森ん中を歩くけぇ、細かなお金と歩きやすい格好でなぁ。藪の中をいくわけじゃないけん、そこまで重装備はいらんでぇ」

 そう事前に言ってくれるなっちゃん。

 なお、そういうなっちゃんの姿はいつものチューブトップにホットパンツ、サンダルという、どう考えても森の中を歩く格好ではなかった。

 ただまあ、なっちゃんは半分野生児なので、私が心配をしても仕方ない。

(森の中ってことは、シューズの方が良さそうね……)

 私はそう考え、適度に歩きやすそうなTシャツに短パン、歩きやすいシューズを履いて、準備を進めた。

「ほな、いくでー!」

 おー、と拳を突き上げて宣言するなっちゃん。

 私も冒険に出かける気持ちで、拳を突き上げた。



 そしてそれから。

 バスに乗って少し移動し、私となっちゃんは目的の森の中に入っていた。

 森、とはいってもちゃんと整備された登山道もあって、そこまで森の中に入ったという感じはしない。

 整備されているとはいえ山道には違いないのだけど、なっちゃんはいつものサンダルでひょいひょいと昇っていく。

 私はそれについていくのが精一杯だった。

「なん、だか……涼しい、わね……っ」

「この辺、実は標高高いけぇな。あとはよく知らんけど、山の構造で風の通りがよくて、涼しく感じるらしいで」

 涼しくは感じていたけれど、一生懸命山を登っているので、案外汗は出る。

(Tシャツの替えとか持って来ればよかったかしら……?)

 もっと色々準備してくればよかったかと少し後悔する。

「ほい、れい。ちょっと飲んで休憩しよか。飴ちゃんもどうぞ」

 けれど、それを補うように、色々準備してくれたらしいなっちゃんがそれらを渡してくれるので、私は特別喉の渇きなどに苦しむことはなかった。

 そうこうしているうちに、ついになっちゃんが目的としていた場所に到着する。

「ここや! 着いたでれい!」

「着いたって……ここ……?」

 私は思わず、その目の前にあるものを見上げた。

 私がなっちゃんに導かれてやって来たのは、山の壁面に空いた、大きな鍾乳洞だった。


 そこで私は――今年の夏で、最高の露出プレイをすることになる。


つづく


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