おわり ヒトイヌ公園の裏事情 ~ヒトイヌ公園が繋いだ縁⑤~
Added 2024-01-19 14:00:15 +0000 UTC■ ヒトイヌ公園シリーズです。今回は利用者ではなく、ヒトイヌ公園で働く職員側のお話となります。姉妹の視点を交えつつ、ヒトイヌ公園の裏事情を描いていきます。
■ 最後の公開が遅くなって申し訳ありません! これにて今回のヒトイヌ公園シリーズは終了です!
■ また次回からは新しいお話を執筆していきますので、引き続きのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!ーw-ペコリ
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ヒトイヌ公園の従業員の一人として、利用者を退屈させないように用意されたサクラのヒトイヌ。
それがいまの私だ。
思いがけずこの公園で生き別れになっていた妹と再会することになり――妹も従業員となっている――流れでヒトイヌプレイをしている百合カップルに扮することになってしまった。
子供の頃は膝の上に乗せて絵本を読み聞かせてあげたりなんかもした妹に、ヒトイヌとして扱われる日が来るなんて思っても見なかったけれど。
なんだかんだ、長年ヒトイヌ公園に勤めている私は、ヒトイヌという存在になって、妹に弄ばれるのが気持ちよく感じ始めていた。
元々ヒトイヌに扮する時は、自分だけど自分じゃないような気分になっていたこともあって、妹にヒトイヌとして扱われるのも大して問題には感じなかった。
問題には、感じていなかったのだけど――さすがに下の世話までさせることになるのは、想定していなかった。
「ご、ごめんねお姉ちゃん……っ、いま、開けるから……っ」
美海が泣きそうな声でそう囁いて来る。
(わ、わざとじゃないのはわかってるから……っ、大丈夫、よ……っ)
本来私は、今回のプレイ中トイレに行く気はなかった。
さすがに妹にトイレまで連れていってもらうのは恥ずかしいというのもあるし、大量に汗を搔くプレイのため、水分を十分とっても、長くトイレに行かなくても比較的平気だと思っていたからだ。
ちょっと無理しても、今回はなんとか我慢できるだろうと思っていた。
でも、水分補給の時に、利尿剤入りの水を飲んでしまったため、我慢するのは不可能になってしまった。
(うああああっ! 漏れるっ、もれるっ、もれちゃうっ!)
その衝動はとても意思の力で我慢できるものじゃなかった。薬を飲んでいるのだから当たり前だ。
もしラバースーツの中に漏らしてしまったら、仕事どころじゃなくなる。
ペナルティは付かないと思うけれど、それだけが問題でもない。
妹の前で用を足すのと、ラバースーツの中で漏らすのと、恥ずかしさを天秤にかけて、私は美海にトイレに連れて来て貰っていた。
ソロのヒトイヌが入園できることもあって、一人で用を足せるトイレもあるのだけれど、そちらは時間がかかる。
いまにも漏れそうな状況で冷静にそれを扱える気がしなかったので、恥を忍んで妹に頼っていた。
妹の手が私のお尻に添えられて、股間に通っているジッパーを下げていく。
すると、ラバースーツの股間部分が大きく開き、私の股間が露わになった。その場所を見ている妹が、ごくりと息を呑むのがわかった。
ぴっちりしたラバースーツを着る関係上、私の陰毛は綺麗に剃ってある。
柔らかく盛り上がった恥丘に通った筋に視線が向けられているのを感じた。
(ひゃああ……っ! 見られてる……! 美海に、見られちゃってる……っ!)
恥ずかしくて恥ずかしくて仕方ない。
顔が真っ赤になっているのがわかる。
尿道が決壊寸前まで行っていなければ、恥ずかしさで動けなくなっていたかもしれない。
美海はそんな私の股間にラバースーツがかからないよう、しっかりと広げ、私の背中を叩いて促した。
「オッケーっ、大丈夫だよ、お姉ちゃんっ」
ヒトイヌ用に用意された小便器――四つん這いの姿勢のまま、股の部分に密着させることで、変な方向に垂れないようになっている――に私は股間を押し付ける。
ひんやりとした小便器の感触にびくりと体を震わせた。
「はぅっ……!」
それと同時に、限界を超えた尿意が溢れ出す。
ちょろろ、と最初は大人しかった音が、じょろろろ、と凄い音を響かせ始めた。
(ひいいいい……っ!)
恥ずかしくて居たたまれなくて、私は美海の顔が見られなかった。
永遠とも思えるほど長く排尿は続いて――ようやく収まってくる。
(ふ、ふぅ……もう、でない……かな……?)
ぶるりと肩を震わせる。ちょっと試しに股間に力を入れて見たけれど、もう出る感じはしない。
尿意が収まってホッと一息ついたけれど、本当の問題はここからだ。
美海が私の体の横に移動して、トイレットペーパーを引き出す。
「……お姉ちゃん。拭いてあげるから、前に動いて」
言われるままに数歩前に出て、小便器から離れる。
美海が私の股間を覗き込み、その手に持つトイレットペーパーを押し付けて来た。
「ンぅ……ッ!」
まるで幼児のように股を拭かれる恥ずかしさ。それも相手は妹としてかかわって来た美海だ。
恥ずかしすぎて死んでしまいそう。
そんなことを考えていたら、美海は私の尿を綺麗に拭き終わったらしい。
「……ちゃんと、綺麗にしなくちゃね」
そう呟いたかと思うと、美海は私の股間にひんやりと冷たい何かを押し付けて来た。
飛び上がりかけたけれど、それが濡れタオルであると気づき、大人しく拭かれるままになる。
(綺麗に拭いとかないと、痒くなったりしたらダメだものね……んっ)
優しく、でも確実に。
タオル越しに美海の指が私の股間に沿って動いているのが感じ取れてしまう。
ムズムズする感触に体を震わせながら、私は美海のすることを受け入れていた。
(ん……っ、美海は、私のことを思って……して、くれてるんだから……っ)
そう思って耐えていた。
そうしているうちに、美海の手が再び私の股間から離れる。
間髪入れず、美海の手が直接私の股間に――性器に触れて来た。
「んぁぅっ!?」
柔らかくて、すべすべしていて、温かい美海の指先が、私の割れ目を優しく撫でていく。
「……お姉ちゃんのここ、つるつるで気持ちいいよ」
優しい声で、美海が囁きかけて来る。
恐る恐る美海の顔を見上げると、明らかに頬を上気させ、目が興奮で爛々と輝いていた。
(ちょ、ちょっと、美海……っ!?)
「お姉ちゃんが、あんまりにも可愛すぎるんだもん」
美海の指が私の股間を撫で摩る。
トイレットペーパーと濡れタオルで拭かれたはずなのに、私の股間からはくちゅくちゅという生々しい音が聞こえて来た。
「はぅっ……! あううっ……!」
どうやら私の剥き出しになった股間を見て、美海は性的に興奮してしまったようだった。
仕方のないことかもしれない。
けれど、まさか妹にそんな風に触れられる時がくるなんて私は欠片も思っておらず――美海の指によって与えられる快感に悶えることしか出来なかった。
「うわ……拭いたばかりなのに……もうこんなに濡れて来てるよ?」
囁く美海の声が鼓膜を震わせる。
表面をなぞるように触れて来ていた美海の指が、ゆっくりと奥へと潜り込んで来た。
「はウウッ!」
背筋を反らし、全身を震わせる。
つい肛門に力が入ってしまい、挿入されているアナルプラグについている尻尾飾りがピンと立ち上がった。
「わぁ……! お姉ちゃんのここ、すごい膨らんでるよ? わかる?」
美海がそう指摘して来たのは、私の乳首とクリトリスのことだった。
私の着ているラバースーツは薄めのものなので、それらの部位が固くなるとそれらの突起は余計に目立ち、存在を主張してしまう。
そんな状態のそれらの部分を、美海は私の愛液で濡れた指先で軽く弾いて来た。
「ンひゃゥっ!」
それだけで強烈な快感が私の頭を痺れさせる。
羞恥を感じなくなることはなく、美海に責められているという背徳感も相成って、興奮が高まっていく。
「ふふ……っ♡ お姉ちゃん、可愛い♡ もっと、気持ちよくなっていいんだよ……♡」
そう囁きかけて来る美海。
美海の指先がゆっくりと私の中に入って来て、中を掻き混ぜてくる。
「んひゅううっ……!」
体が勝手に痙攣し、挿し込まれた指を強く締め付ける。
「ひゃっ……! すごい締め付け……! お姉ちゃんのここ、エッチだぁ♡」
すっかりその気になってしまっているらしい美海は、私の背後に座り込むと、私の下半身を持ち上げるようにして、私のおまんこにその舌を這わせてきた。
(ひゃああああっ!? み、美海ッ!? なにして――んひゃあああっ!!)
さすがに舐められることは想像もしていなかった。
けれど下手に暴れて美海を怪我させるわけにもいかず、私は美海の舌に舐められるまま、体を委ねることしか出来なかった。
美海の舌が私の中でうねり、舌先で膣壁を刺激してくる。
私は股間に強い快感を覚えさせられてしまい、段々その刺激に夢中になっていった。
「はぅッ……あウッ♡ んっ、ンアゥッ♡」
頭の中が真っ白になって、美海に舐められているとかそういうこともどうでもよくなってくる。
ただ気持ちいい。もっと気持ちよくして欲しい。そんな思いで頭が埋めつくされていく。
「んっ……♡ んあっ……♡」
美海もまた、すっかり夢中になって、私の股間を舐め続けていた。
ヒトイヌではないけれど、十分犬みたいなもので、お互いに着ているラバースーツ同士が擦れ合い、卑猥な音を立てる。
私たちは二人だけしかいない個室の中で絡み合い、昂り合った。
そして――ついに、その快感が弾ける。
体の奥底から湧き上がる快感に震えながら、全てが解放されたような、気持ちいい感覚に頭の中が埋めつくされる。
「~~~~~ッッッ♡♡♡」
腰が跳ねてしまったけれど、美海はそれをしっかり抱え込み、口を私の股間から離さなかった。
「ンゥッ♡ ンッ、ンンンッ♡」
私の絶頂に呼応するように、美海もまたその体を小刻みに震わせ――快感に蕩ける。
とても気持ちいい余韻が私と美海の間に漂っていた。
こうして私と美海は、演技を超えて愛し合うようになったのだ。
「――と、まあ導入はこんな感じかな。どうかな?」
ヒトイヌ公園内のカメラ映像を駆使した纏め動画。
その再生を止めた降旗さんが、あたしとお姉ちゃんに向かって訊いて来る。
「どうかなと言われても……」
「…………」
あたしが言葉を濁したのに対し、お姉ちゃんは両手で顔を覆って恥じ入っていた。
お姉ちゃんの気持ちもわかる。映像の中のお姉ちゃんは物凄く気持ちよさそうに啼いていて、そうさせた側のあたしでもちょっと恥ずかしく感じてしまったからだ。
「そもそも、なんでこんな半年前の映像がまだ残ってるんですか?」
お姉ちゃんとヒトイヌ公園で再開して早半年。
降旗さんに見せたいものがあると言われて嫌な予感はしていたのだけど、まさかこれを見せられるとは思わなかった。
思わずジト目で降旗さんを見てしまう。
降旗さんはカラカラと楽しそうに笑いつつ、ひらひらとデータの入ったメモリーカードを振って見せた。
「いやぁ、いまや君たちはすっかりこのヒトイヌ公園のアイドルじゃない? あの頃からそのポテンシャルは十分感じられていたからね。君たちに関する映像は全て保存してあるのさ」
事も無げに言われた。
「最近は君たちもこなれて来ちゃって、こういうところですることってないじゃない? だから、君たちの紹介ムービーの導入部分に使うには最適だと思うんだよねぇ」
「……一生お蔵入りさせておいてほしかったですけどね」
あたしはそう言って溜め息を吐く。
相変わらずこの人は自由というかなんというか。
恥ずかしがって顔を覆い隠したまま動けないお姉ちゃんの肩をポンと叩いて慰める。
(そういう反応が降旗さんを余計に喜ばせるんだと思うけど……まあ、そういうところがお姉ちゃんの可愛いところなんだよねぇ)
あたしはお姉ちゃんを慰めながら、しみじみとそう考えるのだった。
お姉ちゃんと再会して半年。
ことあるごとにサクラのヒトイヌとしてあたしとお姉ちゃんはプレイを行っていた。
最初から割とやっちゃってた感はあるけれど、あたしとお姉ちゃんは演技とか関係なくプレイにのめり込んでしまっていた。
いまや仕事でやってるんだか、趣味でやっているんだかよくわからない。
あたしは楽しいし気持ちいいから良いかと思っているのだけど、真面目なお姉ちゃんはどう考えたら良いのかわからずに戸惑っていることも多い。
まあ、その気にさせちゃえばすぐそんな些細なことは気にならなくなるみたいだし、割とどうでも良かった。
どっちがヒトイヌになるかはその時々だけど、最近は二人でヒトイヌになることも増えている。
あたしが準備を整えて公園に入るゲートに向かうと、そこではすでにヒトイヌ拘束を施されたお姉ちゃんが待っていた。
その傍に急いで近づき、軽く頭を擦り付ける。
ラバースーツ越しに、お姉ちゃんの温かく柔らかい体があたしを受け止めてくれた。
「ンゥ……ッ」
少し眉尻を下げ、困った顔をするお姉ちゃん。
こんな顔をしてるくせに、いざ交わり合うとなると、あたし以上に夢中になるのだから、本当に可愛い人――ヒトイヌだった。
あたしはお尻に力を入れて、アナルプラグを締め付け、犬の尻尾飾りをブンブン振る。
四肢を拘束され、口枷を噛まされ、ハッキリとした意思表示ができない中で、最大限『大好き』だという感情表現をするあたし。
そんなあたしに対し、仕方ないなぁという顔をするお姉ちゃん。
その尻尾が、ゆっくり左右に揺れているのを、あたしは見逃さなかった。
仲睦まじい野良の姉妹犬として、今日もあたしは大好きなお姉ちゃんと一緒にヒトイヌになりきるのだ。
ヒトイヌ公園の裏事情 おわり