百合学園の特別指導プログラム②
Added 2024-05-10 15:07:33 +0000 UTC■ 百合学園で、特に生活態度などが悪い生徒に対して行われる、特別指導プログラムに関するお話。
■ 貞操帯にも色々種類がありますが、今回大葉が付けられているものは、いたって普通の、自由に性器に触れられなくするだけのものです。定期的にメンテナンスは行われるので、これだけならまだそんなに大したことはありませんーw-ウム
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百合学園の特別指導プログラムは、特に問題の多い生徒に対して行われる指導であり、躾であった。
段階に応じて様々な拘束具が追加され、その自由を奪い、猛省を促すのがも目的である。
最初の拘束具は、股間を覆う貞操帯だった。
拘束椅子によって曝け出さざるを得なくなった大葉の股間を、彼女のパートナーである満里奈は覗き込み、その股間を覆う下着を取り除きにかかる。
「ちょちょちょ……! お姉様ちょっと待って! 何する気!?」
「貞操帯装着のために、下着を脱がします」
「ふえええ!? うそっ、やだやだっ! やめてっ」
「ダメです。自分の行いをしっかり噛み締めなさい」
そう告げながら、満里奈は大葉の下着にハサミを入れると、躊躇いなく切断してしまった。
びくりと体を震わせる大葉。彼女の秘部を守る最後の砦はあっさり陥落してしまった。
「やあああ!! は、恥ずかしいよぉ!」
流石に奔放な大葉といえど、下半身を丸裸にされては羞恥を感じざるを得ない。
満里奈はそんな大葉の泣き言を無視して、曝け出された彼女の股間を確認していた。
「……陰毛はまだ薄く、貞操帯の装着に影響はなさそうですね」
貞操帯の装着に支障がなさそうなことを確認すると、早速その手にしていた貞操帯を大葉の股間にあてがう。
貞操帯の冷たい感触が大葉の股間に走り、大葉はびくりと体を跳ねさせる。
「はぅっ……! つ、冷たい……!」
「すぐに体温に馴染んで気にならなくなります」
淡々と告げた満里奈は、さらに貞操帯を固定していく。
ベルト状の部分を嵌め込むようにして組み立てていくと、満里奈の骨盤に密着して固定され、びくともしなくなる。
「な、なんか変な感じ……っ、な、なにしてるの……?」
「貞操帯によってあなたの性器が押し出されているような状態になっているのです。その上から、このシールドを被せます」
シールドは金属が格子状になっているものだ。
説明しながら、大葉の股間にシールドを被せる満里奈。
そのシールドは小さな南京錠によって固定され、鍵がなければ外せなくなる。
「これでよし、と……排泄は普段通り出来ますが、ちゃんとビデ付きの便座を使うように洗い流すことができないと、不衛生ですからね」
そう淡々とと告げた満里奈は、大葉の拘束を解き始める。
大葉は抵抗する気力もなく、ただ解放されるのに従って椅子から降りた。
「うー……なんか、すーすーする……」
「これを履いておきなさい」
そう言って満里奈が大葉に手渡したのは、ゴムで出来たショーツのようなものだった。
大葉はそれを素直に履いていく。
それを履くと、すーすーするような感覚は無くなったものの、貞操帯が肌に接していることに変わりはないため、違和感は消えなかった。
もじもじと、がさつな大葉にしては恥じらいのある仕草で、しきりに股間を気にしてしまう。
「授業はきちんと受けなさい。居眠りなどしたら……わかっていますね?」
さらなる罰が待っているだろうと、満里奈は暗に警告する。
「はぁい……お姉さま……」
大葉はそう応えるしかなかった。
大葉は満里奈とわかれ、自分の教室に行く。
すると、早速クラスメイトたちが彼女に声をかけた。
「おーちゃん、おかえりー。早速お仕置きされちゃったのー?」
「警告で済んだのー? でもおーちゃんのお姉様、厳しそうだったしなぁ」
「早速身体拘束罰受けちゃった?」
この学園の制度は、当然通っている学生たち全員が把握している。
大葉のように把握していない方が少数派なのだ。
「うー、五月蠅いなぁ……ほっといてよ」
さすがの大葉も、貞操帯を取り付けられたことをあけすけに話す気にはなれず、適当にそう答えながら、自分の席に行き、何気なく座る。
その瞬間、股間から突き上げられるものを感じ、びくんと体を震わせて固まってしまった。
「はぐっ!」
(し、しまった、忘れてた……っ)
教室に入るまで、股間の違和感を常に意識していたのだが、クラスメイトに話しかけられたことで、意識が逸れてしまっていた。
座った拍子に貞操帯が股間を突き上げて来て、非常に露骨な声をあげてしまう。
クラスメイトたちがそれを聞き逃すわけもなく、揃って同情するような視線を大葉に向けた。
「ああ、やっぱりね……」
「二日目にして貞操帯付けられちゃったのね……」
「やっぱ座ると結構来るんだ。どんな感じなの?」
クラスメイト達は制度を理解していても、その実態までは理解していない。
早速貞操帯を着けられた大葉に、その感想を聞こうとするのはごく自然なことだった。
だがそれを尋ねられる大葉にとっては、溜まったものではなかった。
「し、知らない知らない知らない! ほっといて!」
真っ赤にした顔を伏せ、隠す。
そんな大葉の反応に、益々盛り上がるクラスメイトたちだったが――授業の予冷が鳴り、仕方なく自分の席へと戻っていった。
本鈴までに着席していなければ、自分もお仕置きの対象になってしまうからである。
大葉は授業が始まってくれたことにホッとしつつ、座り具合を調整しなければならなかった。
(くっ……少しでもお尻を動かすと、凄い違和感が……っ、で、でも、ちゃんと背筋を伸ばして……お尻に力をいれておけば……っ)
自然と突き上げられる感覚は弱まる。
ほっと息を吐きながら、大葉は大変なものを着けられてしまったことを実感する。
(……これって、どうやったら外してもらえるんだろ……)
制度について全く理解していない大葉は、そんな風に思い、不安を感じていた。
彼女はまだ知らない。
基本的に拘束がキツくなる方向には簡単に動いても、拘束を解くためには、多大なる社会貢献や実績が必要になるということを。
おおよそ普通程度の能力しか持たない大葉には、拘束解除の条件を満たすことは、まず不可能だった。
その後の休み時間。
大葉は興味津々で根掘り葉掘り聞き出そうとしてくるクラスメイトたちをかわし、トイレへとやって来た。
(うー、貞操帯をしたままで出来るのかな……?)
まだ催すほどではなかったが、確認しておきたかったこともあり、大葉はトイレにしに来たのだ。
個室に入ってスカートを捲りあげ、自分の股間を確認する。
ラバーショーツに覆われた彼女の下腹部は、自分の物でないように感じてしまう。
(えーと、とりあえずショーツは脱いで……と……一回、スカートも脱いで置こうかな)
詳しく見るべきと感じた大葉は、スカートも脱いで小物置きの上にそれらを置く。
下半身貞操帯だけの姿になった大葉は、自分の股間を覗き込んで、貞操帯の食い込んだ自分の股を直視して目を丸くした。
「うわぁ……なに、これ……」
シールドの格子越しに、大葉の性器が見えている。
貞操帯がその左右に食い込み、大葉のラビアは自然と開かされていた。
尿道や膣が露出しているのがわかる。
肛門の方は覆われておらず、大便の排泄は自由に出来るようだった。
「…………え、これ、こっちからでも触れないのかな……」
恐る恐る指を貞操帯の隙間に入れられないか試してみる大葉。
少し無理をすれば入りそうなのに、貞操帯はがっちり彼女の股間に食い込んでいて、性器には全く触れられなかった。
クリトリスに至っては、貞操帯本体によって覆われており、その状態を確認することも出来ない。
「……うー、これ、ほんとに用を足せるの……?」
不安になりながらも、とりあえず大葉は便器に跨り、大きく足を開いた状態で股間に力を込める。
貞操帯が密着しているせいで、まるでパンツを履いているのにおしっこを出しているような感覚になってしまい、彼女は困惑した。
それでも我慢して力を込めていると、ちょろちょろと尿が流れていく。
格子に当たって変な方向に跳ねてしまいつつも、全て便器の中に納まった。
「ふぅ……えーと、これで……ビデで流せばいいのかな……」
大葉は水流を出来るだけ弱め、調整しながら貞操帯男シールドの奥の性器を洗った。
格子によって阻まれつつも、水が膣に当たり、少し気持ち良さを感じる。
「これで……いいのかな……?」
何とも中途半端な感じもしたが、大葉は水を止め、トイレットペーパーで股間を噴いた。
ある程度水気は拭き取れたが、直接触れられるわけではないので、拭き残しているような感覚がある。
「……でもこれ以上どにも出来ないし……仕方ないかぁ……」
はぁ、と溜息を吐く大葉。
その耳に、次の授業の予冷が聞こえて来た。
「やばっ……! 遅刻しちゃう!」
慌てて大葉はラバーショーツを掴み、それを股間に被せて、スカートを身に付ける。
転がるように個室を出た大葉は、手早く手を洗い、教室へと向かった。
その途中、前からやって来た教師に見とがめられる。
「こらぁ、廊下は走らない!」
「ご、ごめんなさいっ」
遅刻しないように慌てたのが裏目に出た。
教師が何やら端末を操作するのを見て、大葉は怖れを感じつつ、自分の教室に飛び込み、自分の席に向かう。
(あれってもしかしなくても……減点だよね……!?)
廊下を走るという行為がどれくらいの罰点になるのかはわからないが、大葉はそう予想していた。
多少走った程度で、更なる罰則が加えられるとは考えたくなかったが、そうでないとも言い切れず、大葉はやきもきしてしまう。
これ以上お仕置きを加えられることがないようにと、大葉は校則を遵守することを誓うのだった。
これからは真面目にやろうと考えていた大葉――だが、長年染みついた習慣というのは、そう簡単に変わるものではない。
翌日の朝、大葉は早く起きなければと思いつつも、まだ夢の中にいた。
(うぅ……眠い……貞操帯のせいで、ぜんぜん寝付けなかったからなぁ……)
本来起きなければならない時間は近づいて来ていたが、大葉はまだ布団の中にいた。
もぞもぞと動いていた大葉。
起床予定時刻になり、目覚ましが鳴り始めたが、大葉はすぐにそれを止めてしまう。
(もう……ちょっと……だけ……)
いつもの遅刻のルーティンに入りかけた、正にその時。
大葉は股間に振動を感じて、飛び起きることになった。
「んにゃっ!? にゃにゃにっ!?」
思わず飛び起きた彼女は、股間を両手で抑えて悶える。
貞操帯が振動していることに彼女は気付いた。
それも、クリトリスに触れている部分がピンポイントで振動し、彼女に強烈な刺激を与えていた。
「ふにゃああっ!」
目が覚める感覚に彼女が悶えていると、携帯が震動してメッセージアプリが着信を告げる。
慌てて大葉がそれに出ると、淡々とした満里奈の声が、携帯の向こうから聞こえて来た。
『おはようございます。目は覚めましたか?』
「お、おねえっ、様っ! こ、これっ、止めてッ」
『目は覚めたようですね』
そう満里奈が呟くと同時に、大葉の股間を刺激していた振動もやむ。
ほっと大葉は息をつくことが出来た。
「お、お姉さま……これは……酷くない……?」
『あなたがちゃんと体を起こしていれば、その機能は作動しません。嫌ならちゃんと時間通りに起きなさい』
すっぱりと言い切られると同時に通話も切られ、大葉は反論することが出来なかった。
こうして大葉は、無事身支度を整えて登校することが出来るようになったのだった。
ただ――悲しいことに、どんなことにも人は慣れてしまうものである。
暫くは何事もなく暮らせていた大葉だったが、ある日、とても大きな失態を犯してしまったのである。
つづく