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夜空さくら
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百合学園の特別指導プログラム③

■ 百合学園で、特に生活態度などが悪い生徒に対して行われる、特別指導プログラムに関するお話。

■ 人間は慣れてしまうものなので、罰則を加えられるような生徒は、大体は卒業までに最大レベルの罰則に達してしまいますーw-ウム


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 大葉が満里奈に貞操帯を着けられてから二週間ほど経った頃。

 貞操帯の違和感にも慣れ、スムーズに暮らせるようになった大葉だったが、それは慣れと油断に繋がった。

 その日、滞りなく朝のルーティンを済ませ、登校していた大葉だったが、通学に使っている電車内で、うっかり降りるべき駅を寝過ごしてしまったのだ。

 普通なら、同じ学園に通っている者が気付いて起こしてくれるはずだったが、この日はたまたま大葉の近くに学生がおらず、彼女はそのままその先の駅まで乗って行ってしまったのだ。

「ひゃあああああ!? うそでしょおおお!?」

 仰天して飛び上がった大葉は、急いで電車から降りて、すぐに学校に向かったが、その時にはすでに大遅刻も大遅刻であった。

 門は完全に閉じており、やむを得ず大葉は裏門へと回る。

 裏門は小さな扉があり、そこに守衛が控えていた。

 恐る恐る声をかけた大葉に対し、彼は何とも同情的な顔をして、彼女を守衛室に招き入れる。

「あー、すまないが規則なんでね」

 彼はそういうと、大葉に手を後ろに回すように言い、その両手に枷を嵌めた。

「にゃっ!? なに、するの!?」

「なにって、拘束するんだよ。この学園に通ってるなら、予想は出来てただろ?」

 淡々とそう言った守衛。

 大葉の手に嵌められた枷は、左右の枷が金属の棒で繋げられており、ほとんど動かせない状態になるものだった。

 腕を動かせなくなった彼女の元に、守衛から連絡を受けた教師がやってくる。

「ご苦労様です。遅刻者を引き取りに来ました」

「あ、せんせー……」

 厳しい表情をした大葉の担任教師は、彼女の顔を見て、深々と溜息を吐く。

「まあ、いつかこうなる気はしていました」

「ひどくない!?」

「酷いも何も、実際事実そうなってるのだから仕方ないでしょう」

「あぅ……」

 何も言い返せない大葉である。

「とりあえず、すでに一時間目は終わっています。遅刻というにはあまりにも遅すぎです。これまでの細々とした罰点も合わせて……相応の罰則が下ると考えなさい」

「うぅ……はぁい……」

(やっぱり普段から罰点されてたんだ……! 出来る限り、ちゃんとしてたつもりなんだけどなぁ……)

 大葉は自分ではそう考えていたが、廊下を走ると言ったものや、忘れ物の点数など、罰点に足るミスをいくつも犯していたので、実のところ彼女自身が考えているほど、きちんとは出来ていなかった。

 それでも細々とした罰点は、定期的に指導が入ることで相殺されることがほとんどであるため、実際にその点数が罰則に至ることはない。

 彼女にとっての不幸は、指導が入って罰点が相殺される前に、大きな失態を犯してしまったことだろう。

 それがなければもう少しましな罰則になっていたはずである。

 いずれにせよ、罰を受ける立場になってしまった彼女の首に、首輪が取り付けられる。

 犬に巻くような首輪ではない。しっかりとした革で出来ていることに違いはないが、その首輪には大きなリング状の留め具が一つある以外、他に何もなかったのだ。

「んぎゅっ……!」

 首輪で首が絞められ、大葉は目を白黒させてしまう。

「ちょ……ッ、くる、し……ッ」

「落ち着いて、浅く速く呼吸をしてみなさい」

 教師の指示に従ってゆっくり呼吸すると、確かに苦しみは軽減した。

 ほっとする大葉を無視し、その揺れる丸い金具に犬のリードのようなものを取りつける。

「それではこれから指導室に行きます。着いて来るように」

 そういって、教師は歩き出した。

 慌ててその後を追って歩き出す大葉。

 その首に巻き付けられている首輪の苦しさや、両腕を後ろ手に回したまま動かせない状態に辟易しながらも、大葉は教師の後をついて行った。

 教師はあえて、彼女のクラスの前を通るような道を選んで歩いた。

 彼女の姿を、クラスメイトたちによくみせるためだ。

 丁度時刻は休み時間だったため、大葉は四方八方からたくさんの視線が向けられた。

「うわぁ……首輪つけられてる……ワンちゃんみたい……」

「腕もあれじゃあ全然動かせないでしょうね……可哀想に……」

 教師が指導室に直行せず、教室の前を歩いているのは、明らかに見世物にするのが目的だった。

 拘束され、奴隷のように廊下を牽き回される大葉を、学生たちはざわざわとざわめきながら眺めている。

 そうやって校則違反者を見せつけることで、本人には反省を促し、周りには警告としているわけだ。

(うー、恥ずかしい……こんなのってないよ……お、ぅっ!?)

 せめて顔を伏せて歩こうとした大葉は、ひと際大きく体を震わせ、飛び上がってしまう。

 その股間に触れている貞操帯の、ショック機能が作動していた。

「んひゃっ!?」

「静かについてきなさい」

 大葉が悲鳴を上げても、教師はマイペースに歩き続ける。

 大葉は足を縺れ掛けさせながらも、どうにか教師の後をついていく。

(うそ、うそ、なにっ? なんで、いきなり……っ)

 戸惑う大葉に、再度衝撃が走った。

 ビリビリとショックがクリトリスを貫いていく。

「んひっ!」

 そんな風に声を上げるものだから、周りにもすぐ気づかれてしまう。

「あ、なんかお仕置きされてるっぽい」

「貞操帯に着けられるって奴かぁ。結構痛いらしいけど……」

「慣れれば気持ちいいとも聞くけどね……」

 ろくに説明を聞いていなかった大葉よりも、周りの人間の方が何が起きているのかを正確に把握していた。

 それはつまり、スカートで隠れていようか、貞操帯で覆われていようが、その場所で起きていることを正確に把握されてしまっているということでもある。

 大葉は顔を真っ赤にして呻いた。

(うぅ……! お姉さまの仕業だなぁ……っ! こんな、皆の前で……酷いよぉ……っ)

 そう思う大葉であったが、その装置は容赦なく作動する。

「ひゃんっ! んひぃっ! ひゃああんっ!」

 ぶぶぶ、と振動が大葉のクリトリスを襲い、彼女は膝を震えさせ、内股になりながら必死に歩き続ける。

 恥ずかしすぎて、顔から火が出そうな勢いだった。

 最初はいつ刺激がくるかわからない状況に戸惑っていた彼女だが、それが続いていくにつれ、段々とその体の内に熱が溜まるのを感じた。

(あふっ……! ううぅ……っ! なんか、変な、感じ、にぃ……ッ!)

 衆人環視の中、大葉は茹蛸のように顔を真っ赤に染め、喘ぎながら歩かさせる。

 股間に想像以上の熱が集まって、大葉はそこから生じる不思議な感覚に悶えていた。

「こらっ、何をしてるのです! これは罰なのですから、気持ちよく感じては意味がないでしょう!」

 教師はそういってリードを軽く引く。

 ふらふらとよろめきながら、大葉は必死に弁明した。

「そ、そんな、こと、言ったって……ッ、おねえ、さまがぁ……っ」

「口答えしない!」

 ぴしゃりと叱られて、反論を封じられてしまう。

 大葉はその後もずっと感じさせられながら、指導室まで連れていかれることになってしまった。



 指導室には、満里奈がすでに待っていた。

 教師が満里奈に大葉のリードを渡すと、お礼を言って指導室の中に大葉を伴って入る。

「んぃいいっ……! おねえさま……っ、これ、とめてぇ……っ!」

 指導室のドアが閉まると同時に、大葉はその場にへたり込んでしまう。

 彼女の股間に接している貞操帯の振動機能は、指導室が見えてくると同時に動きっぱなしになっており、大葉は腰砕けになってしまっていた。

 そんな大葉の前に回り込んで来た満里奈は、冷たい目で彼女を見下ろす。

「あれだけ忠告したのに、大いに遅刻した罰です。甘んじて受けなさい」

「だ、だってぇ……っ、電車の座席って、妙に温かくて……眠くなっちゃったんだもん……っ」

 言い訳をしてしまう大葉を、満里奈はじっと見つめていた。

「……はぁ……本当に仕方のない子ですね。これは、相当厳しい躾けが必要なようです」

 そう彼女が呟くと同時に、大葉の股間に接していた貞操帯が一層激しくクリトリスを刺激して来た。

 床にへたり込んで股間を床に押し付けてしまっていた大葉は、強烈な振動が床にも反響し、思わず飛び上がる。

「んひゃあっ!? わぶっ!?」

「何をしているのですか、あなたは……」

 思わずお尻をあげ、前のめりになってしまった大葉は、目の前に立っていた満里奈のお腹に顔を埋めてしまっていた。

 さすがに顔を床に打ち付けるのは不憫と考えたのか、満里奈はちゃんと大葉を受け止めてあげている。

 そうやって体を密着させたことで――大葉は気付いてしまった。

 大葉を厳しく指導する満里奈。その下腹部から――自分の下腹部と同じ振動がしていることに。

「んっ、お、お姉さまっ? これ……っ」

 驚いて目を丸くし、満里奈を見上げる大葉。

 相変わらず満里奈は平静を崩さない様子で、大葉をゆっくりと離れさせる。

 そして、おもむろにそのスカートの裾を摘まんで持ち上げた。

「指導する側だからといって、一方的に、無制限に刺激を与える権利があるわけではありません」

 そうして持ち上げた満里奈のスカートの奥には。

「この学園では、指導する側も指導される側と同等の拘束を受けることが義務付けられているのです」

 燦然と銀色に輝く貞操帯が嵌められていた。

 その貞操帯からは、内側で振動している音が響いて来ており、その振動のパターンは大葉のそれと完全に一致していた。

「貴女の拘束が厳しくなればなるほど、私もまた同じ拘束や責め苦を受けなければならないのです。どうして私があそこまで口酸っぱく指導していたか、わかりましたか?」

「わ、わかった、けどっ……! それなら、もっと、優しくしてくれた方が……っ、ひゃああああっ!?」

 その方がお互い楽できるのに、と言おうとした大葉を、突き上げるような衝撃が悶えさせる。

 それと同時に、微動だにせず立っていた満里奈の腰も、ぴくりと動いた。

「……意図的に罰則を加減したり、するべき処置をしない場合、私たちは共に特別指導教員による指導を受けることになります。いまの私の指導がぬるま湯に感じるほどの指導になりますが……そうなりたいですか?」

 とんでもない宣告に、大葉は恐れ戦いて首を横に振った。

(いまでも結構きついのに、それ以上ってなに!? そんなの絶対耐えられないじゃない……!)

 大葉が青くなってそう考えるのを、満里奈は少し優しい目で見つめた。

「同じ考えで何よりです。……貴女の罰点が一定以上に達すれば、強制的にそうなるのですから、そうならないようにしてくださいね」

 そう満里奈は言うと、一端その貞操帯の振動を止めた。

 ようやく股間を責めて来る振動が収まり、大葉はほっと息を吐く。

 だが、彼女はすぐに絶望に叩き落とされることになる。

「それでは、貴女に追加の拘束を施します」

 大葉は指導室に連れて来られた本題に入ったからだ。


つづく

Comments

連帯責任を取らされる側は溜まったものじゃないですよね^w^; ある意味自分を調教しなければならないようなものなので、下手に厳しいものを選んでしまうと、自分にもそれが跳ね返ってくるわけで。 かといってそれを意識してしなさすぎると、それはそれで大変なことになるので、指導役には非常に高いバランス感覚が求められますーw-ウム

夜空さくら

満里奈さんがなんとなく乗り気じゃなかったり、ため息を吐いていた理由が今回の話で分かった気がします。 この学校の飛んでも規則のためだったんですね。 指導する満里奈さんにも同等のペナルティが課せられるなら、そりゃやりたくなくてもやらなきゃいけないわけだ。

ミズチェチェ


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