百合学園の特別指導プログラム おわり
Added 2024-07-12 14:56:31 +0000 UTC■ 百合学園で、特に生活態度などが悪い生徒に対して行われる、特別指導プログラムに関するお話。
■ 今回で、このお話は終わりです! 度々間が空いてしまいましたが、最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました!ーw-ペコリ
■ 次の更新からは、久々に支援者様向けの作品を書こうと思います。
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大葉は、学生寮のトイレに設置されている三日月状の器具の上に、股間を合わせてしゃがみ込む。
彼女の股間は貞操帯で覆われているため、そのラインに沿ってその器具が合わさり、密着した。
かと思えば、貞操帯とその器具が機械的に動き出し、大葉はその二つが結合したことを知る。
(んっ……っ、固定、されちゃった……!)
足を踏ん張って動こうとしても、がっちり固まってしまったその部分は動かせない。
中腰で少し辛く感じつつも、大葉はその状態で暫く待たされた。
隣に西澤や満里奈が立っている状況で変な姿勢を取らされてしまい、大葉は少し恥ずかしくなる。
「少し待ってれば、全自動で処理してくれるから楽なもんだ」
西澤はそう軽くいうが、全自動での処理がどういうものかわからない大葉は、不安が広がるのを感じる。
(大丈夫かなぁ……んっ……、んんっ……!?)
不安に思っている彼女の股間に、異様な感触が生じる。
身体の中に突起が潜り込んで来て、それが体の奥へと進んでくるのを感じた。
「ンゥッ……! ンッ……!」
(ひゃああああっ……! こ、これは、ぁ……っ!)
思わず肛門に力が入ってしまったが、それでどう変わるわけでもない。
ムクムクとお尻の中で大きくなったものが、今度は何か冷たい感触を生み出し始める。
「ンヒッ!?」
「ああ、浣腸液の注入が始まったな。ほら、正面を見て見な」
西澤がそう指摘する。大葉の目の前の壁には、小さなモニターのようなものがあり、そこに現状を映し出してくれているようだった。
モニターには『浣腸液注入中』という文字が浮かび上がっていた。
(そ、それは、わかった、けど……ッ、い、いつまで続くの、これ……っ!?)
注入は中々終わらない。体の内側に冷たい感触が広がっていき、少しずつ温くなってより一層奥まで入り込んでくる。
首を固定する首輪のために、大葉は視線を下に向けてその部分の状態を確認することも出来なかった。
「ふ、ぐっ……ッ、ウッ……!」
どんどん注ぎ込まれる大量の浣腸液によって、その腹部が大きく膨らんでいることが、見なくてもわかるほどになる。
(お腹……ッ、破れるっ……!)
お腹が張る苦しみと共に、強烈な便意が走っているのを大葉は感じていた。額に大粒の汗が滲み、出したくても出せない焦燥感が大葉を追い詰めていく。
大葉が必死に耐えていると、不意に目の前のミニターに表示されている情報が切り替わった。
『排出中』に切り替わったのだ。
その感触は大葉には感じ取れなかったが、確かにお腹の張りが増しになり、便意も急激に収まっていく。
(吸い出されてるってこと……? 全然そんな感じしないんだけど……)
排泄には快感が伴う場合も多いが、いまの大葉はその一切を感じることができなくなっていた。
程なくして完全に注がれた内容物がなくなったのか、随分腹が軽くなった。
「……結構出たな。ちゃんと毎日用を足さないとダメだぞ」
何を確認したのか、西澤はそう大葉に声をかけた。
その彼女の背中に向かって、満里奈が軽く頭突きする。
彼女も大葉同様に口枷を身に付けているため、声を発することは出来ない。
だがその視線から抗議されていることに気付いた西澤は、申し訳なさそうに頭を搔いた。
「ああ、悪い。デリカシーがなかったか。とりあえず排泄はこれでOKだ。続けて小の方も出しておけ」
そう指示を出す西澤。大葉は迷いつつも、それを受け入れた。
自分の股間、膣の入口付近にある尿道へと意識を集中させる。
それと同時に、その意識していた穴に、潜り込もうとしている何かの感触を覚えた。
「ンィッ!?」
尿道を何かが逆流してくる感覚は、大葉にとって未知なものだ。
ズブズブと、深く管が入ってくる。
もしも股間が固定されていなければ、痛みに悶絶していたことだろう。
それを耐えると、少し感じていたはずの尿意が瞬く前に消えていく。
そっちもそれなりの時間をかけて、膀胱に溜まっていた尿は全て空になった。
(んっ……んんっ……こっちも、かぁ……)
大葉は全く感じられないまま、排出が済んででしまったことを感じ、なんとも言えない気分になる。
普段何気なくしている排泄が、どれほどの感覚を覚えながらしているのか、改めて感じた。
(うーん……ここで暮らすと、そういうのを感じるいい機会にはなるんだろうけれど)
ありがたみは感じられるだろうが、それが果たしていいことなのか、そもそもそれを学校に通う間ずっとで耐えられるのか。
大葉は自信がなかった。
股を支えていた器具と、貞操帯の結合が解け、大葉は慌てて両足に力を入れて立つ。
その様子を見ていた西澤は、大葉を手招きする。
「よし、大体寮内のことは説明し終えたから……談話室にいくか」
西澤がそう言って大葉と満里奈を案内した場所は、特に特徴のない一室だった。
来客を出迎えるためのような立派なソファが置かれている。
西澤はそのソファの一つに腰掛け、大葉と満里奈にも座るよう促した。
ソファは想像よりも柔らかく、かなりの拘束状態にある二人の体を受け止めてくれる。
西澤は手を伸ばし、大葉と満里奈の口枷を取り外した。
「この談話室内でのみ、雑談が許可されているんだ。さて……どうだった? 岸」
そう西澤に聞かれた大葉は、なんとも言えない顔を浮かべてしまう。
「んぁ……あ……あー……どうだった……と言われても……すごい大変そうだな、としか」
正直な気持ちを吐露する大葉に、西澤は笑って応じる。
「ははっ。まあそうだよな」
「お姉さまが望んでこの環境に身を置いた理由は……まあ、なんとなくわかった気がするけれど」
満里奈は澄ました顔をして、ソファに腰掛けていた。
ゆらゆら揺れてしまう大葉に比べて、ここでの生活に慣れている感が滲み出ていた。
「この先、失敗して強制的に入れられるならともかく――いまは、考えられないかなぁ」
「そうか。まあ、無理強いするものでもないしな。好きにしたらいいと思うぞ」
西澤は淡々とそう応えた。
「……一晩泊まるのは確定しているのですから、それから答えを出しても遅くはありませんよ」
「お姉さま……」
そう満里奈に言われた大葉だったが、正直その考えが変わるとは思えなかった。
(薦めてくれたお姉さまには悪いけど……ここに入らない方向で頑張ろう)
そう心の中で固く気持ちを固めている大葉。
西澤はそんな二人の様子を見つつ、改めて口を開いた。
「ん。まあ後は飯食って寝るだけだな。ちなみに、同室でいいんだな?」
「ほへ?」
西澤に尋ねられた大葉が、満里奈の方向を見ると、彼女はこくりと頷いた。
「はい。大葉は私の部屋で一緒に寝て貰います」
大葉にとっては、初めて聞く話だった。
食堂で独特な方式で夕ご飯を食べた後、大葉は満里奈に先導され、彼女の部屋へと移動していた。
そこは他の部屋と同じく殺風景な部屋で、ベッドと机もちゃんと置かれている。
大葉はとんでもないことになったと、ドキドキし始める心臓を感じていた。
談話室にて、満里奈から説明を受け、納得はしていたものの、まさか一緒に寝ることになるとは思っていなかったのだ。
(ベッドはそこそこ大きいから、二人で寝れなくはなさそうだけど……ほんとに、寝れるかなぁ?)
大葉が不安に思っていると、満里奈はベッドに腰掛け、視線で自分の隣のスペースを示す。
相変わらず二人して拘束された状態にあるため、意思疎通はアイコンタクトなどで取るしかない。
その何ともむず痒く感じるやりとりに震えつつ、大葉は満里奈の隣に腰掛けた。
拘束されている体同士が少し辺り、大葉は恥ずかしい感覚に陥ってしまう。
(平常心……平常心……お姉さまは私を気遣って同室を申して出てくれてるんだから……)
寮生活を体験させるという意味でいえば、特別な寝方をするのは趣旨から外れることではあったが、一応この寮では双方が望みさえすれば、同室で眠ることに制限はないのだという。
西澤曰く。
「基本的に二人以上で寝ることはないが、一応可能ではあるんだ。まあ、そこまでいくとさすがに空間的に辛いだろうから、滅多に申請されることはないけれどな」
というわけである。
ベッドは広めに作られているとはいえ、あくまで一人で寝ることを想定している大きさなため、二人で並んで寝るとなると、相応に狭くなる。
満里奈がベッドの奥に這いあがっていき、その隣のスペースを大葉用に空ける。
思わず生唾を呑み込むほど、緊張してしまいつつも、大葉もそのベッドに体を横たえた。
(誰かと一緒に寝るのなんて久しぶり……ちょっとワクワクするけれど、喋れないのがなぁ……)
少し残念、と大葉が考えていると、ベッドが動きだした。
二人が寝たことを感知して、就寝モードに切り替わったのだ。
マットが急激に柔らかくなり、二人の体がそのベッドに沈み込む。
「ンォッ!?」
「ンッ……!」
大葉が驚いたのは、マットに沈み込んだことによって、二人が向かい合う形になってしまったためだ。
丁度九十度回転して、お互いの体を押し付けるような状態になってしまったのだ。
(お、お姉さまの、体が……っ)
柔らかい満里奈の巨乳が、大葉の胸に押し付けられる。
鼻先が接するほど顔が近くにより、大葉は恥ずかしいやら気持ちいいやらで混乱していた。
そんな大葉を落ち着かせるように、満里奈がその顔に笑顔を浮かべる。
慈愛に満ちた笑みを向けられ、大葉はドキリとしてしまった。
満里奈は常に淡々と冷静な面を大葉によく見せていたから、その驚きも仕方ないだろう。
(お、お姉さま……っ)
ドキドキする大葉の体を、上から被さって来る蓋が抑えつける。
「んぅっ……!」
身体が全方位から圧縮され、密着した満里奈との体の接触が強くなる。
口枷をしているため、直接ではなかったが、顏の距離も更に近づいて、口枷同士が擦れ合う。
(ひゃあああ……! お姉さまの、吐息が……っ)
ゼロ距離でお互いの体を擦りつけ合い、呼吸を感じ合う二人。
ドクン、ドクンと激しい鼓動が伝わり合う。
(ん……っ、なんか……変な、感じ……っ)
その感触に思わず体を捩らせると、その分体が満里奈と擦れ合い、気持ちいい感触がさらに広がる。
それを感じているのは満里奈も同じなのか、しきりに体をくねらせて、そのふれあいの感覚を更に強くした。
(ひゃああああっ……! 全然、身動き取れない、のに……っ、これ……っ、きもち、いい……!)
身体同士が擦れ合う感触だけで、強烈な快感が生み出される。
大葉がその初めての感触に悶えていると、満里奈はますます笑みを濃くして、体を強く擦り合わせる。
圧縮してくるベッドの中で、大葉は満里奈と体を擦り合わせている内に、頭がぼーっとするほどに感じ始めていた。
(いきも、すこし……くるし……っ、あたま、ぼーっと、して……)
ちゃんと必要なだけの酸素は供給されていたが、それでもほぼ密着状態で、熱い身体を擦り合わせていれば、呼吸も苦しくなる。
その結果、大葉は冷静な判断力や思考能力が奪われ、ただ気持ちよく感じるいまの状況に没頭することしか出来なくなっていた。
(んんんっ……! 気持ち、いいよぉ……おねえ、さま……っ)
甘えるように満里奈の体に自分の体を率先して擦りつけていく大葉。
それに満里奈も応えて、互いに互いの体を求め合った。
ふわふわとした感覚が持ち上げられて、快感が昂っていく。
(ふあっ、あああっ、あああああああっ!)
大葉はこの日初めて、ほとんど自分の体を弄ることなく、絶頂を経験したのであった。
ベッドの中の空気は、非常に性的なものに満ち溢れていたという。
そうして、大葉の学生寮の一日体験は終了した。
食堂で朝食を済ませ、身支度を整えて貰って寮から外へ出る。
「んんん……っ! はぁ……すごかった……」
大葉は寮内に比べれば比較的自由になった体を伸ばす。
その隣には、いつものすまし顔に戻った満里奈がいた。
「ここに強制的に入寮したくなければ、日々の生活をきちんとすることです」
「はーい。さすがにずっとは嫌かなぁ……あ、でもさ、お姉さま」
大葉は満里奈の腕にしがみつきながら問う。
「また……お姉さまのところに泊まりに来るのは、いいかなぁ?」
二人で一緒に寝る感覚は、大葉にとって忘れらない経験になっていた。
そう尋ねた大葉に対し、満里奈は――
「……いつでも、歓迎しますよ。大葉」
そう笑顔で返したのであった。
奇妙で、珍妙な特別指導プログラムがある百合学園。
そこでの生活は、彼女たちにとって唯一無二の経験になるのである。
おわり