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夜空さくら
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人畜畜舎にて 前半

■ 見た目人間と変わらない人畜が当たり前に存在する世界のお話。

■ 人畜は畜舎で。集団で育てられます。場所や育てられている人畜のグレードにもよりますが、現代ではある程度の広さの飼育スペースでのびのびと育てられることが多いようですーw-ウム


※設定上、カニバリズム的な話が含まれますが、このシリーズでは直接的な屠畜・人肉食の描写は出さない予定です。要はR-18Gにはならない範疇のお話になりますので、ご安心ください。

※なお、言うまでもないですが、現実における畜舎への無断立ち入りは重罪です。畜産にとって致命的な結果を生むことにもなりかねないので、そもそも敷地内に無断立ち入りしないようにしましょう0w0クワッ!

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 人畜。それは、人間と限りなく同一の存在でありながら、家畜として扱われる人間の複製体。

 かつては食糧難を救うための一方策として一般化し、食糧危機がある程度去った現代でも人間社会に存在し続けている。

 人畜たちはいずれも優れた容姿をしている。コピーである以上、ある程度優れたコピー元を用意するのは至極当然の帰結であろう。

 それが積み重なった結果、多種多様な優れた容姿を持つ人畜で溢れている。

 そんな人畜たちだが、その優れた容姿を維持している理由が、コピーであるということ以外にもあるという噂が、一部の人間女子の間でまことしやかに囁かれていた。



「人畜が可愛いのって、生まれもあるけれどさ、育ちもあるんだって」

 数日前、朝原さんはそんな噂を私に話して聞かせてくれた。

 私はその話を話半分に聞いていた。

 あまり人畜に馴染みがなく、実際どうなのか分からなかったからだ。

「育ちって……育成の仕方ってこと? 昔でいう肥育って奴?」

「どちらかといえば、肥え太らせることが目的じゃないから……美育って感じかな」

 朝原さん曰く。

 人畜を食べるために育てていた頃は、できる限り狭いスペースに人畜を拘束し、特製の餌だけを食べさせることが多かったって話だ。

 人畜は人間と違って知能が制限されているから、それでもそこそこの肉質になって美味しく食べられるってわけ。

 それでもストレスを感じないわけではなかったらしく、味は一段落ちてしまっていたとか。

 でも、食料事情に余裕が出てくると、人間の性なのか、美味しさや美しさを重視するようになっていった。

「それで編み出されたのが……グループ飼育法らしいのよ」

「さっきの授業で説明があったね」

 一体一体を拘束して狭いスペースで飼うのではなく、教室くらいの広さの飼育スペースで、複数の人畜を放し飼いにする飼育法。

 人間だとグループの中で序列が生まれたり、いじめが行われたりしかねないけれど、人畜は知能の他にそういう対抗心とか敵愾心も抑えられているから、喧嘩もイジメもなく仲良く育てることができるとか。

 拘束のストレスを感じさせないで育った人畜は、美味しさが増すとされている。

「そのグループ飼育法が、可愛さに関係してるの?」

 ストレスを感じずに伸び伸びと育った方が可愛くなるということかな。

 そう思ったけれど、朝原さんはチッチッチッ、と指を振ってみせる。

「それが、違うんだよね。重要なのは、人畜たちが自由に動けるってところ」

「……というと?」

「人畜ってさ、オナニー大好きじゃん?」

 人畜は人より本能的な部分が強い存在なので、実際そうらしい。

 オナニーを覚えさせると死ぬまでそれを繰り返す――とまでは言わないものの、かなりの時間オナニーをするようになることは間違いないらしい。

 そもそも人畜の出来る娯楽が少ないっていうのもあるんだろうけど。

「グループ飼育の場合だと、一頭がやり始めると他の人畜にも連鎖するし、一頭の人畜を他の人畜が慰めたりすることもあるらしいよ」

 その結果、グループ飼育の場では、頻繁に乱交が発生する。

 雌と雄に分けられているから、子供が出来る心配はない。

「人畜が分泌する唾液や汗、愛液なんかには、可愛くなるための成分が含まれているみたいで……それを摂取し合うことで、人畜はものすごく可愛くなってるみたいなのよ!」

 それは、とんでも話、あるいは都市伝説の類だった。

 人間と人畜は身体構造的にそこまで違いがない。

 だからそんな特殊な成分を分泌しているとは思えないし、そんなわけがないと思う。

 だけど、人間の好奇心や美への執着というのは恐ろしいもので。

 そんな話を聞いた数日後――私はグループ飼育が行われている人畜牧場へと赴いていた。



 牧場というと、郊外にあるイメージだけど、人畜牧場に関してはその限りじゃない。

 知能が制限されているとはいえ、人間ベースの知能の高さがあって、かなり飼いやすいし、管理もしやすいからだ。

 トイレを教えればそこでしかしないし、きちんと世話されている人畜は全体的な臭いもそこまでキツくないから、畜舎が街中にあることもままある。

 実際私がやってきたその牧場も、電車を乗り継いで近くまで来て、少し歩いただけで来れてしまった。

 敷地は高いフェンスに囲われていて、若干刑務所めいた感じがする。人畜が脱走しないようにだろうか。

(見学……とかやってないのかな)

 勢いだけで来てしまったので、細かいことは何もわからないままだ。

 でも仮に見学を受け付けていたとして、まさか人畜の乱交に混ぜて欲しいなんて言えるわけがない。

 私は人畜舎の周りを彷徨い歩くことしかできなかった。

(特に、監視カメラとかもなさそうだし、随分不用心なような……あれ?)

 とりあえず敷地の周りを一周して見ていたら、いくつかの小さな建物が並んでいる区画にたどり着いた。

 なんとなく直感で、その建物がいわゆるグループ飼育を行なっている建物だと感じる。

(あの中に人畜が……)

 私は敷地を遮るフェンスの一部が、少しずれていることに気づいた。

 軽く外から押してみると、フェンスがその分ずれて、体を滑り込ませることができそうな隙間が開く。

(中に、入れちゃいそう……)

 心臓がドキドキ痛いほど高鳴る。

 私は誰にも見られていないことを確認し、一端その場から離れた。



 そして、夜。

 私はこっそり人畜舎に戻って来た。

 なるべく暗めの、フード付きの服を着て顔を隠している。

 明らかに怪しいけれど、遠くからでは暗闇に溶け込んでわからないはず。

 私は見つかったらどうしようかと思いながらも、昼の間に見付けておいたフェンスの隙間に体を滑り込ませる。

 いまのところ警報などが鳴る様子はない。

 私は急いで近くの畜舎の壁に張り付いた。

(なんだか……スパイになって気分……)

 心臓がドキドキしているのを感じつつ、私は畜舎の壁を伝っていく。

 とても静かだ。人畜たちは寝てしまっているのだろうか。

 今更ながら、失敗したかもしれないという気持ちになる。

(もっと早い時間帯の方が良かったかな……? いや、でも見つからないためには暗くならないと出し……)

 後悔も含んだ思考がグルグル回る。

 畜舎をぐるりと回ってみたけれど、入れそうなところはなかった。

 ドアも締まっているし、窓もない。

(うーん。考えてみれば当たり前よね……なにやってるんだろう、私……)

 防犯意識の高いところなら扉や窓を閉めるのは当たり前だ。

 そんな簡単に入れるわけがなかった。

 早く逃げた方がいいんじゃないかという気持ちになりかけた、まさにその時。

 畜舎の一つの鍵が開いていることに気付く。

(締め忘れ!? それとも、中に誰かが……いる……!?)

 足音を忍ばせながら微かに開いているその扉に近付く。

 すると、私の耳に微かに喘ぎ声が聞こえて来た。

 ドキリとしながらも、その開いた扉の中に体を滑り込ませる。

 その畜舎の中は、畜舎としては狭く、人の体の大きさだと広く感じた。

 明かりは窓から差し込む月明りくらいのもので、特にこれといった光源はない。

 私はその暗闇の中に目を凝らし――人畜たちがこちらを見ていることに気付いた。

 どきっとしたけれど、人畜たちは騒ぐことなく、各々の行動に戻ってしまう。

 人畜たちは皆私と同じくらいの年代で、とても可愛らしい姿をしていた。

 グループ飼育されているからなのかどうかはわからないけれど、少なくとも皆相当整った容姿をしていることは間違いない。

 畜舎の地面は程よく柔らかいマットのような材質で、綺麗に掃除されているのがわかる。

 その上にはクッションみたいなものがいくつか置かれ、人畜たちはそれらの上に寝転がるなどして寛いでいる。

 見知らぬ私が畜舎に入って来たというのに、騒ぐ気配もない。落ち着いている。

(……そういえば、人畜が世話しやすいのは、こういう警戒心のなさもあるんだっけ?)

 見た目がほとんど同じだから当たり前といえば当たり前だけど、人畜は人間を警戒しない。

 勿論限度はあるけれど、基本的に普通に近くによるくらいで攻撃してくるものはいない。

 そんな人畜たちだから、私という侵入者を見てもじっと見つめるのが数頭いるくらいで、あまり意識されていないようだ。

(うぅ……どうしよう……)

 人畜たちはこちらの動きを窺っている様子だ。

 私から動かないといけない。

 暫く入口でじっとしていた私は、とりあえずまずは履物を脱いで、入口の脇に置く。

 ぺたり、と裸足の足で床のマットを踏みしめた。

(ここまで来たんだ……! やらなきゃ……!)

 心臓が痛いくらいに高鳴っている。

 私は意を決して、パーカーのジッパーを一気に下ろした。

 パーカーの中に空気が入り込んで来て体に当たり、びくりと全身を震わせてしまう。

「はぁ……はぁ……はぁ……っ」

 息を荒くしながら、私はパーカーを肩から滑り落とし、グルグル丸めて靴の上に投げた。


 人畜たちの前で――私は生まれたままの姿になっていた。


 そして、人畜たちと同じように四つん這いになって、ゆっくり彼女たちの方へ近づいていく。

 人間なのに、人畜と同じ格好をして、四つん這いで人畜と目線の高さを合わせている。

 恥ずかしいような情けないような、そんな気持ちで頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。

 慣れない四つん這いで近づいて行くと、急に一頭の人畜が近くにやって来る。

「……っ!」

 思わず肩を竦めてしまう私。そんな私の傍にやって来た人畜は、私の周りをぐるぐると周り始める。

 すんすん、と鼻を鳴らしているのがわかった。仲間かどうか確かめているのだろうか。

 私はどうすればいいかわからず、ただその場でじっとしていた。

 すると、背後に回り込んだ人畜が、私のお尻にその顔を近付けて来た。

「~~~っ!」

 人畜の気配がお尻に近付いてくるのを感じて、体を震わせる。

 相変わらず鼻を鳴らしながらその人畜は私の股間に顔を近付けて来た。

 人畜の呼吸が私の股間に当たる。

(ひぃいいっ……! 生、温かい……っ)

 そんな感覚を覚えていると、人畜が私の足の間に顔を挿し込んで来て、ぺろりとおマンコを舐め上げて来た。

「ンッ、ヒィッ!?」

 まさかいきなりそこを舐められるとは思っていなかったので、びくんと体が跳ねてしまう。

 身体を支える肘が震えて、ガクガク体が揺れる。普段はブラジャーで抑えられているおっぱいがプルプル揺れていた。

 股間を舐め上げられる感触に身悶えていると、人畜たちがぞろぞろと私の周りに集まり始めていた。

 興味深々というか、新入りを見定めているような、そんな気配を感じる。

「ひゃっ、ああっ……!」

 またおマンコを舐め上げられた。

 慌てて数歩前に進むと、目の前にいた人畜にぶつかりそうになる。

 あどけなくて可愛い顔が視界一杯に広がった。

 私が思わず仰け反ると、その人畜はくるりと体を回転させ、私に向けてその股間を突き出して来た。

 目の前に、人畜の股間が突きつけられる。

「あぅっ……!」

 これは、もしかしなくても、舐めろと求められている。

 私はドキドキ高鳴る心臓を感じつつ、ゆっくりとその人畜のおマンコに顔を近付けていった。

 人畜の股間からは驚くほど嫌な臭いがしなかった。

 むしろ香しい匂いというか、なんだか嗅いでいたくなるような、そんな不思議な魅力を放つ匂いだ。

 私はゆっくり顔を近付けていく。

 人畜には陰毛が生えていないので、そこはツルツルの割れ目があるだけだった。

 ふっくら柔らかそうに膨らんだ恥丘に、一筋の線が走っている。

 その線の内側から、ゆっくりと透明な液体が垂れ始めている。

(もう、興奮してる、の……?)

 人畜は本能が強く、性欲も旺盛とは聞くけれど。

 私はさらに顔を近付けて、鼻が触れるほどの距離に迫る。

 恐る恐る舌を出して、その雫を救うようにおマンコを舐めた。

 舌先から感じたのは、なんとも言えない味と感触だった。

(ちょっとおしっこの臭いもするけれど……それ以上に、なんだろ、これ……っ、甘い、というわけでもなくて……これは……?)

 味も匂いも、表現するのがとても難しいのだけど、少なくとも嫌なものではなかった。

 むしろ、もっと味わっていたくなるような、不思議な体液だ。

「はぁ……んっ……はぁ……んぁっ……はぁ……っ」

 息が荒く、早くなる。

 人畜の股間を舐めながら、別の人畜に股間を舐められる。

 私の体はどんどん熱く、熱を帯び始め、自分でも驚くくらい興奮しているのがわかった。

 きっと私の股間からも目の前の人畜のように愛液が垂れ始めているはずだ。

 息が苦しくなるくらい必死に舌を動かしていると、その前にいた人畜が移動し始めてしまう。

「あぅ……んっ」

 反射的に追いかけようとした私は、体を支えようとした腕に力が入らず、横倒しに倒れてしまう。

「はぅっ……あぅ……っ」

 気持ちよくて頭が痺れている。

 そんな私の肩を、人畜の頭が押して、体勢を仰向けにさせた。

 ひっくり返って、天井を見上げる私。

 その周囲に、人畜たちが集まっていた。

 人畜は興奮が連鎖して、一頭が興奮すると皆興奮してしまう。

 友達に聞いたその話が思い出された。

 どうやら私が興奮したことで、人畜たちのスイッチを入れてしまったらしい。

「はぅぅ……っ♡」

 人畜の仲間として見られていることに、私は不思議な興奮を覚えていた。


 一人の――いや、一頭の人畜となった私を、人畜たちが歓迎してくれる。

 彼女たちなりの、愛撫という形で。


後半につづく


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