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夜空さくら
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思い出残す、全裸の夏 ~思いの籠った贈り物~

■ 学生時代の思い出に、学校は必須ですよねーw-ウム


■ 一昨年書いた『キミと過ごした、全裸の夏』、去年書いた『二人で過ごす、全裸の夏』の続編シリーズです!

■ なっちゃんが手に入れたデジカメを使って、最高の露出写真を撮りに色んな場所に訪れるお話です。卒業を来年に控えた、青春の思い出作りも含んでいます。……青春が全裸撮影っていうのもどうなんでしょうねーw-; この二人らしいといえばらしいかもですけれど。

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「やっぱり車があると行動範囲が全然違ってくるよね」

 なっちゃんがいつになく真剣な顔で、普段の方言がぐちゃぐちゃになった言葉遣いを抑えた言い方でそんなことを言い出した。

 というのも、いま私たちがいる場所がいつもの私の家やなっちゃんの家ではなくーー学校の教室だからだ。

 今日は夏休みの登校日。

 私となっちゃんは久しぶりに学校に来ている。

 なっちゃんは自分の乱れ切った方言の言葉遣いを、学校ではしないようにしている。

 いくら個性とはいえ、人によっては聞き取りづらいと感じられることも多いし、なっちゃんの場合は統一されてなくてめちゃくちゃだと思われることも多いからだ。

 小学生の頃には、特に男子生徒がからかいの的にして来たことがあったらしく、なっちゃんは学校ではいつもの口調を使わないようにしているようだ。

 私個人としては寂しいけれど、二人きりになっている時は存分に聴けるので、それで満足している。

 私しか聞けない、というちょっとした優越感もあるけれど。

「急にどうしたの? なっちゃん」

 先生が来るまでの暇なので、雑談でもしようというのだろう。

 それにしても急な話題ではあったので、私はそう尋ねた。

「いや、ここのところ、こよみ姉に色々連れて行ってもらってる……じゃん? この前の展望台とかさ」

「それは、そうだね」

 あそこはこよみさんの助けがなければいけないところだった。

「だから、車の免許取ったら、私が運転してれいを色んなところに連れてってあげられるのになって」

 そんな風に思ってくれていたとは。

 私はなっちゃんの気持ちがとても嬉しく感じる。

 ただ、なっちゃんからは別の思惑も感じる。

「もしかしてなっちゃん、こよみさんに張り合ってる?」

「…………そんなことあらへんで」

 うっかり言葉遣いが乱れる程度には、動揺が如実に表れていた。

 なっちゃんはそっぽを向いてしまう。図星の時の振る舞いだ。

(どうしたんだろ、二人の仲は良い方、だと思うんだけど……やっぱり従姉妹でも、対抗心的なものは感じるのかな?)

 私は一人っ子だし、唯一いる従姉妹も住んでる場所や歳が離れているのもあって、交流自体があまりなかった。

 なので歳の近い身内というもの自体に無縁で、なっちゃんとこよみさんみたいな関係性はよくイメージ出来ない。

 二人はあんまりそういうのなさそうな感じがしたけれど、やっぱり色々感じるんだろうか。

「まあ、でも無理はしなくていいんじゃないかな。こよみさんは大人だし……なっちゃんにはもう十分助けてもらってるよ」

 車は確かに欲しい気はするけれど。

 遠く離れた場所にも行けるし、露出プレイにおいてはかなり強力な道具になりそうだ。

 何より更衣室として使えるのもいい。

 普通の服を着ておいて、目的地についたら車の中で脱ぐということが出来る。

 車のキーさえうまく扱えれば、露出プレイは凄く捗りそうだ。

 そんな妄想を膨らませていたら、そっぽを向いていたなっちゃんが何か小さく呟いた。

「……れいが時々こよみ姉のこと見てるからじゃん」

「え?」

 なっちゃんの呟きはあまりよく聞こえなかった。

 聞き直そうと思ったら、ちょうど先生がやって来て、なっちゃんは先生の方を向いてしまう。

 私はなっちゃんの様子が少し気になりつつも、先生の話に集中している内に、そのことはすっかり忘れてしまった。



 展望台に行った帰り道。

 こよみさんが私に見せてくれたものは、鞄一杯に詰め込まれた大量のアダルトグッズだった。

 ローターやバイブといった基本的なものから、何をどうすればいいのかよくわからない類のものまでたくさんある。

 「一応全部説明書とかは残してあるけど、見れば大体わかるでしょ」

 こよみさんはそう適当な感じだったけれど、全部合わせると結構な量になる。

 それなりにお金もかかっていそうな感じなのに、貰ってもいいのだろうか。

「私が使ったのもあるけど……全部綺麗に手入れしてあるから大丈夫だと思う。そういうの気になるタイプ?」

「あ、えーと……そんなには、気にしません、ですね」

 私はそう答えた。なっちゃんと出会う前なら気にしていたかもしれないけれど、なっちゃんと色々している内にそういうのはあまり気にならなくなってしまった。

 美味しいジュースやご飯をシェアするのは当たり前だし、なっちゃんは基本距離が近いので、そういう忌避感はもう抱かなくなっている。

「それなら良かった。あ、なぎさも使っていいからね?」

「えー……うちは別にええよ」

 なっちゃんはそう返していた。

 そういえばなっちゃんは私の露出プレイに付き合ってくれているけれど、なっちゃんがオナニーとかしてるところは見たことない。

(まあ、本来は友達だからって教え合うものでもないし、そりゃそうか……)

 私はなし崩し的になっちゃんに色々知られてしまっているけれど。

 もしも知られる機会がなければ、別にそういうことは教えなかっただろうし。

 私は鞄の中のアダルトグッズを探りつつ、こよみさんに聞いておくことにした。

「でも、いいんですか? こんなにたくさん……こよみさんは、もう使わないんですか?」

 使っていたわけだし、こういうのを使ってオナニーをしているのだと思う。

 だとすると、ここで私に渡してしまったらこよみさんはオナニーで道具を使えなくなってしまう。

 そう危惧して尋ねてみたら、こよみさんは何とも言い難い顔で応えてくれた。

「あー……まあ、いいのよ。私のことは気にしないで。色々あってね……手放そうと思ってたところだったから」

 どうやら何か事情がある様子だ。

 そもそもこよみさんが急にこっちに来たこと自体、何らかの事情がある上でのことだとはわかっていたので、あまり突っ込んで話を聞くことはしないでおこうと思う。

「わかりました。ありがたく、使わせてもらいますね」

 正直興味しかない。色んな露出プレイの体験記を見ているけれど、こういう道具を使って行うという話は結構多い。

(でも、バイブとかプラグとかは正直怖いかな……)

 指を使ったオナニーはともかく、全く別の物を体の中に入れるというのは少し躊躇われるものがある。

 まずはそういうのじゃなくて、もっとマイルドな道具から使ってみよう。

(でもそんな丁度いいものなんて……あら?)

 鞄の中に手を入れて、その中のグッズを色々探っていると、特に小さな道具があることに気付いた。

 小さなジップロックに入れられて、なくならないようにしているほどの、小さな道具。

 ジップロックにはその道具の名前が書かれていて、それを見た私は、心臓がドキドキと跳ねるのを感じた。

 それはもちろん、期待によるものだ。

 そこには「乳首イヤリング」と書かれていた。



 学校に登校してやるべきことが終わった後。

 私となっちゃんは一緒に帰路に着こうとしていた。

「れいちゃん、なっちゃん、一緒にカラオケとか行かない?」

 そんな風に誘われたけれど、私は丁寧にお断りしていた。

 歌は苦手だ。残念ながら私に音楽のセンスは欠片も宿らなかったようで、正しい音程やリズムすら取れない。

 だから私はなっちゃんの家にお邪魔することにしていた。

「なっちゃんは行かなくてよかったの?」

「カラオケって耳痛くなるから苦手やねん……知っとるやろ」

 まだ学校内だけど、なっちゃんの言葉遣いが元に戻りつつ会った。

 それをなんとなく嬉しく思いつつ、私はなっちゃんと一緒に学校の外に出る。

 学校から出てすぐの道に、見覚えのある車が停まっていた。

「あれ? あれってこよみさんの車じゃ……」

「ほんまや」

 なっちゃんと一緒にその車を見ていると、窓が開いて中かこよみさんが顔を覗かせた。

 私たちはこよみさんに近づく。

「そろそろ終わる頃かなと思って。ドライブがてら、来ちゃった」

 乗っていきなさい、と言われ、私たちはお言葉に甘えることにした。

 学校からなっちゃんちまではバスに乗らないといけないし、直接家に連れて行ってくれるのはありがたい。

 私となっちゃんが車に乗り込むと、こよみさんはなぜか車を出発させずに、話しかけてきた。

「そういえば、れいちゃんはバレるかもしれない露出には興味ないんだっけ?」

 いきなりの話題を振られ、正直だいぶ面食らった。

「な、なんですか、いきなり……そういうのは……全然興奮しないっていえば、嘘になりますけど……恐怖の方が勝ちますね」

 例えばなっちゃん以外の友達の前で、バレるかバレないかギリギリの露出をすることを考えてみる。

 ノーパンチャレンジとかノーブラチャレンジとか、色々考えることはできる。

 でもそれを実行に移す気はしない。すっごくドキドキするとは思うけれど、いざばれた時の影響が大きすぎて身が竦む。

 普段の生活に影響が出るのは避けなければならないし、万が一今の場所に居られなくなったら、なっちゃんともお別れになってしまう。

「私は、ここにいたいですから」

「れい……」

 私の思いが伝わったのか、なっちゃんは少し嬉しそうにしていた。

 私の答えを聞いたこよみさんは、なるほどと頷く。

「となると、れいちゃんの露出願望の方向性としては、開放感とかそう言う方向に寄ってるってことかぁ。でも、露出して見つかりそうなことにドキドキはするのよね?」

「それは……まあ、そうですね」

 ドキドキしないわけがない。実際、これまでの露出プレイの中でも、人に見つかりそうになったことは結構ある。

 実際に見られたのは、なっちゃんやこよみさん、なっちゃんのお婆さんくらいだけれど、いずれも不可抗力であって見せるつもりで見せたことはない。

「じゃあさ。ちょっと試してみない? バレそうでバレない露出でれいちゃんがどれくらい興奮するか」

 そのこよみさんの言葉に、大きく心臓が跳ねるのを感じる。

「ちょっとこよみ姉?」

 なっちゃんが訝しげな顔をするのをこよみさんは手で制しつつ、続けた。

「まあまあ。これだけ外が明るいと、車の中ってほとんど見えないものだから大丈夫だよ。色んなことを試してみるのは悪くないでしょう?」

 そう言われれば、そうかもしれない。

 私は心臓の鼓動が早くなるのを感じていた。

「れい……無理せんでええんやで?」

 なっちゃんがそう心配してくれたけど、私はもうすっかり露出っ子モードに入っていた。

「だ、大丈夫。……し、下だけなら……」

 いざという時に隠すこともできるし、バレる心配も少ないはずだ。

 若干こよみさんに唆されたような気はするけれど、私は自らの意思で、学校前というとんでもない場所で、突発的に露出行為をすることにした。

 スカートのホックを外し、ずらして、足元に落とす。

 それだけで私の心臓はドクンドクンと大きく跳ね上がり、興奮していた。

 まだショーツも履いているのに、こんなに興奮してしまっていいのだろうか。

「れい、顏真っ赤やで」

「い、言わないでぇ……」

 なっちゃんが無邪気にそう指摘してくるので、自分の顔が真っ赤になっていることを自覚してしまう。

 私はそれを振り払うように、ショーツにも指をかけて、一気にずり降ろしてしまった。

 下半身裸で学校の前にいる。

 車という安全な場所だから出来ているけれど、これが安全地帯じゃなければと思うとぞっとした。

(あぅ……で、でも、車の中にいる分、結構余裕はあるかも――)

 私がそう思った瞬間だった。

 いきなり私の目の前の窓が開いたのは。

 こよみさんが運転席にあるスイッチで窓を操作して、遠隔で開いたのだ。


 私はガラスに守られていた空間からいきなり外を感じさせられ、ゾクゾクする感触が背筋を這い上がっていくのをハッキリ感じた。


つづく

Comments

コメントありがとうございます!^^ なるほど、こよみさんという人手が増えているので、ケージの移動という一人では無理な力仕事も行えますね! アイデアありがとうございます。

夜空さくら

全裸で犬用のケージの中に入って台車でなっちゃんに押してもらうとかもおもしろそう

まい


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