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夜空さくら
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ラバーシスター学園(仮)⑤

■ 淫魔に対抗するために作られた、シスターを育成するための学園でのお話です。

■ 修練の中、快楽に流されて絶頂してしまってもそれは失敗ではありません。肝心なのは淫魔と戦う意思を維持し続けられるか。要はどれだけ責められて絶頂しても、堕ちなきゃいいんですーw-ウム

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 両手を疑似触手に持ち上げられたアリシアの股間に張り付く疑似スライム。

 それらを操っているメリーベルとメリッサは、アリシアを鍛えるために容赦なくその体を責め立てていた。

「行くわよ、アリシア」

 股間に纏わりつく疑似スライムを動かすメリッサは、アリシアの秘部を擦り上げるように刺激し始める。

「~~っ!」

(はぅウッ!)

 その絶妙な刺激に、アリシアは体を揺らしてしまう。

 腰が彼女の意思とは関係なく動き、ぴくぴくと痙攣していた。

 彼女たちラバーシスターが着ているラバースーツは、かなり薄く、上から加えられた刺激を直接体に届けさせてしまう。

 ラバーに覆われているために、裸に触れられているのとはまた違う刺激ではあったが、それによって刺激を遮ることは出来ない。

 なぜラバーシスターの着ているラバースーツが、それほどに薄く刺激に対して無力なのか――それはラバーシスターの戦いの歴史に関係している。


 かつて、淫魔たちがこの世界をその手中に収めようと脅威を振りまき始めた頃。

 いまと同じように、人間も淫魔に対抗しようと、全身をガチガチに固めた防御を敷いたことがあった。

 同じラバースーツでも、分厚くて防御力も高く、上から触れてもほとんど刺激を通さないような、そんなものが主流だった時代もあったのだ。

 それがなぜ、いまのように薄くて刺激に対してほぼ無力なものとなったのか。

 その理由は単純で、淫魔たちの攻撃は快楽を与えて抵抗力を削ぐというものだったためだ。

 いくら物理的な防御をあげようと、淫魔の力は容易にそのスーツの内側に浸透する。

 そして一度浸透されてしまうと、高い防御力がかえって刺激に弱い身体を育ててしまっており、快楽に流されてしまう。

 結果、かえって被害を甚大なものとしてしまったのだ。

 そんな中、シスターの戦いを根本から覆したのが、薄いラバースーツを着た、一人の聖女だった。

 彼女は処女性をラバースーツに肩代わりさせることで淫魔の弱点である神聖力を振るうことが出来、かつ、淫魔による快楽を与える攻撃にも耐性が強かった。

 本人は自分の欲望を止められなかっただけだと話した記録があり、自慰行動に積極的なだけだったが、それが逆に淫魔の愛撫や性的刺激に耐えうることに繋がった。

 聖女は名高い淫魔たちを何匹も討ち取り、名をあげ、いまでは伝説の聖女として語りづかれている。

 そんな彼女に倣い、快楽を阻むのではなく受け入れて流す。

 そういう方向にラバーシスターは進化していったのだ。

 ゆえに、快楽に慣れ、耐える、そんな修業を、アリシアたち現代のラバーシスターも行っているのである。


 アリシアはラバースーツを擦り上げてくる感触に震えながらも、まっすぐ前を向いていた。

 周囲の状況を確認し続ける。

(冷静に……冷静に……っ、体は反応しても、心まで流されないように……っ)

 気持ちよくなるのは仕方がない、というのが今の教育の前提だ。

 彼女たちラバーシスターが相手をするのは、人間の快楽を知り尽くした淫魔たちだ。

 そんな者たちが入念に刺激してくる以上、気持ちよくならないわけにはいかない。

 人間は快楽に流されやすい。楽な方に傾いてしまうのは仕方がない。

 だが、そうだからこそ、快楽に呑まれないようにしなければならないのだ。

 スライムがアリシアの割れ目を擦り続けていたかと思うと、その動きがお尻の方まで影響を及ぼし始める。

 きゅっと窄まった肛門をスライムが擦り上げていくのを感じ、アリシアは全身の毛を総毛立たせた。

(ふぐっ……! うっ、うぅ……!)

 排泄口という、本来であれば性感帯とはならない場所。

 だがそこも、スライムの絶妙な温かさと滑り、そして柔らかさに触れられると、気持ち悪いものと共に気持ち良い感覚が発生する。

 そもそも人間は排泄時に気持ちよく感じるように出来ているため、そこを刺激されて気持ちよく感じても仕方のないことではあった。

「……ッ」

 それをわかっているかのように、スライムはその場所を執拗に前後し、絶妙な刺激を加えて気持ちよくしていく。

「ここもちゃんと鍛えておかないとねぇ。ここが原因で崩されたシスターも多いって話だし」

 そう呟きながら、メリッサは操っているスライムに指示を出し、アリシアの股間の穴にそのスライムを押し付ける。

(っ……んぁっ……!)

 アリシアは自分の体の中に、そのスライムのが突出して入ってこようとしているのを感じた。

 彼女の着ているラバースーツは柔軟性も高いため、一点に力を込めて押されると、その部分が引き伸ばされてしまう。

 結果、アリシアはラバースーツに覆われたスライムが体の中に入って来る、なんとも不思議な感覚を覚えた。

(うっ……! うぅ……!)

 身体の奥にスライムが入って来る感触に体を震わせるアリシア。

 ラバーの感触が体の奥まで貫いて来て、それがさらに震えることで刺激を増してくる。

(はうぅううっ……!)

 脇の下や胸を触られた時とは比べ物にならないほど強い快感が、アリシアの股間から脳天までを貫く。

 体全体が快楽に浸り、その分体が疼いて仕方ない。

 さらにスライムは上下に動き始めた。

 ぐちゅぐちゅっ、と音を立ててアリシアの体の中を黒い棒が出たり入ったりを繰り返す。

 胸への刺激ですでに出来上がりつつあったアリシアの体は、ますます強い快感を覚えてしまい、穴の中を愛液でドロドロに濡らしてしまっていた。

(頭……の、なか……っ、真っ白、に……なる……っ)

 目の前でチカチカと星が瞬き、快楽に流されてしまっている自分を感じるアリシア。

 口元を覆うハーフマスク越しに、荒い呼吸音が周囲に響き渡っていた。

「アリシア……気持ちよさそうねぇ」

 メリッサがそう指摘する。

 気持ちよくなってしまうのは仕方のないこととはいえ、恥ずかしさが全くゼロになるわけではない。

 アリシアは羞恥に身を焦がされ、体が熱くなるのを感じながらも、どうにかその強烈な快感を耐えようと必死だった。

 そうしているうちに、アリシアの体はますます気持ち良さが溢れ、震えるまま制御が出来なくなっていく。

(うあぁっ……っ、ああっ……あああっ……!)

 ガクガクと体が震え、その体の中で快感が何度もぶつかって溢れそうになる。

 夢中になってしまってはいけない。

 それを意識してアリシアは堪えていたが、その胸の方に纏わりついている触手が、再び動き出した。

(んひぃっ!?)

 股間への刺激だけでもいっぱいいっぱいなところに、胸に対しても行われる愛撫。

 決して大きくはないはずのアリシアの乳房が、触手によって根本から引き絞られ、ラバーに包まれてパンパンになっていく。

 強烈な快感に意識が飛びそうになるアリシア。

「~~~っ!」

(うぅ……! たえ、耐えなきゃ……ッ!)

 体力の温存という意味でも、イカずに耐えるという行為は重要だ。

 出来る限り耐えに耐えて、自分の体力の消耗を最低限に抑える必要がある。

 そんなアリシアの体を、触手とスライムは容赦なく責め続けた。

「……ッ!」

(だ、だめっ……! 頭、真っ白、に……っ!)

 体から意識を切り離さなければならないと思えば思うほど、体に与えられる刺激に意識が集中してしまい、余計に頭の中が快楽で一杯になる。

 そんなアリシアの様子を見ながら、メリッサとメリーベルは視線を交わした。

 身体をアリシアに寄せて、体を擦りつけながら囁きかける。

「良い調子ですよ、アリシア」

「これくらいで参っていたら、実際の淫魔には勝てませんからね。――勝ちたいのでしょう? 勝たなければ、ならないのでしょう?」

 そう囁きかけるメリーベル。

 アリシアはその言葉を受け、ぐっと歯を食い縛った。

(そうだ……っ、私は……、はやく、一人前のシスターに、ならなきゃ……っ!)

 意思を燃やし続けるアリシア。

 身体は快楽にピクピク反応してしまっていたが、その実、頭の片隅は冴え渡って行っていた。

(冷静に……冷静に……っ、体は、感じても、いい……っ! 心さえ、折れなければ……っ!)

「~~~~っ!!」

 触手とスライムに激しく責められながら、アリシアはその瞳に意思の炎を燃やす。

 快楽に流されて溜まるものかと、アリシアは体をくねらせながらも意思を保っていた。

 それこそが、シスターに求められる心構えである。

 どれほど気持ちよい感覚に流されそうになっても、その最後の一線を守り切る。

 淫魔の思い通りにならず、反撃の機会を虎視眈々と狙い続けていた。

 アリシアの強い感情が滲む目を見て、メリッサとメリーベルは満足そうにしている。

 理想は表には一切出さずに、裏でその強い気持ちを抱き続けることだ。そうすることで淫魔の油断を誘い、一瞬での大逆転を可能に出来る。

 とはいえ、アリシアはまだシスターの修行を初めて僅かな時間しか経っていない。

 それを思えば、与えられる快楽に流されない意思を保ち続けているだけでも、十分優秀な部類だった。

「いいわよ、アリシア……! それを維持して!」

「仕上げと行きましょう」

 メリッサとメリーベルが口々にアリシアにそう声をかけながら、それぞれが動かすものの動きを激しくしていく。

 アリシアは一気に高まった快感の渦に、体が呑み込まれてしまうような、そんな感覚を覚えた。

「~~~~~~っっっ!!」

(ぐうぅうぅ……! ううううう~~ッ……!)

 必死に耐え続けるアリシア。

 それでもその体は耐えられず、昂りに昂った快感が自分の体の中で膨れ上がるのを感じた。

 びくん、とひと際大きくアリシアの体は跳ね――次の瞬間、立て続けに絶頂が襲った。

「――――ッ!」

 体を激しく波打たせるアリシア。

 強い快感が全身を貫き、その意識も真っ白に塗り潰そうとする。

 だがアリシアは口に咥えたギャグを噛みしめ、その戦意を保ち続けた。

(私は……っ、負け、ない……っ!)

 イキながらも神聖力を身に纏い、その力を維持し続ける。

 絶頂のその瞬間でもキチンとその意思を維持し続けたため、アリシアの体を守るラバースーツは、その形を留め続けていた。

 もし、アリシアが絶頂と共に、完全に抗う意思を失っていたとしたら、ラバースーツはその柔軟性を維持し続けることが出来ずに、スライムが挿入されている股間の部分に穴が空いてしまっていたことだろう。

 操っていた触手とスライムを引かせながら、メリッサとメリーベルはアリシアを抱きかかえて支える。

「ちゃんと維持し続けることが出来ているわね」

「とても素晴らしいですよ。その調子です」

 二人から惜しげもない賞賛を送られ、アリシアは思わず微笑んでしまう。

 そんな彼女に対し、メリッサとメリーベルも笑顔を浮かべた。

「これなら――次の修練も続けて大丈夫そうね」

「ですね。このまま次に行きましょう、アリシア」

 そんな二人からの提案に、アリシアは思わずその表情を凍り付かせてしまった。

 修練の時間は始まったばかりなのだ。

 それをアリシアも理解しているつもりではあったが、改めて言われると彼女も思うところがあるのであった。

 そんなアリシアの口元に、メリッサが手をやる。


 アリシアの口元を覆うハーフマスクが変化し――大きな穴を中心に開けた開口具へと変化した。


つづく


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