人権剥奪奴隷の扱いで目覚める女優
Added 2024-12-28 14:53:13 +0000 UTC■ 過去に書いた『人権剥奪奴隷になってケージに入る役どころ』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22075170)と同じ感じで書いた短編です。
■ 人権剥奪奴隷として売られた村娘が、悪女に軽く弄ばれてしまう――というお芝居を女優側の視点から書きましたーw-ウム
■ 今年書いてpixivにあげた作品の中で、最もブクマされた作品でした。いつも読んでくださり、ありがとうございます!
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人権剥奪奴隷として、私は親に売られてしまった。
私は両目からボロボロ涙を流しながら、両親に縋りつくようにして懇願する。
「い、嫌ッ! 奴隷になんてなりたくないっ! やだよ、お母さんっ!」
そんな私の言葉に対し、両親は苦い顔をして顔を背けるだけだった。
二人にとっても苦渋の決断なのはわかっている。
村を襲った飢饉によって、生活は困窮を極めていた。
だから、少しでもお金を手に入れないと、まだ幼い弟たちは皆死んでしまう。
貧しい農民の家でお金になる可能性があるものといえば――若い女である私しかいないのだ。
奴隷商が連れて来ていた屈強な男たちが、私の首根っこを掴んで両親から引き剥がす。
「いまさら、ジタバタするんじゃねえ! お前は売られたんだよ!」
「いっ、いたいっ! やだっ、やめてよぉっ!」
無理矢理地面に引き倒され、男の膝が私の背中を抑え付けて来る。
潰れた悲鳴が、口から押し出された。
「ごめんね……ごめんね……っ」
母親は両手で顔を覆い、悲嘆にくれている。
父親が書類にサインをして、奴隷商にそれを渡していた。
恰幅が無駄にいい奴隷商はその書類を一瞥して、醜悪な笑顔をさらに歪めた。
「ほっほっほっ。確かに。これでその子の人権は剥奪され、奴隷となりました。さあ、お前たち。その子を奴隷に相応しい格好にしてあげなさい」
男たちが奴隷商の言葉に応じ、私の服に手をかける。
ビリビリと布が引き裂かれ、おっぱいがまろびでそうになった。
「きゃあああああああっっっ!!!」
半ば本気の悲鳴が自然と口から出てしまう。
奴隷商の哄笑が高らかに響き渡っていた。
「――カット! オッケー!」
その合図が鳴ると、私の服に手をかけていた男の手が止まり、奴隷商の高笑いも止まった。
背中に乗せられていた膝が退けられ、その人が私の腕を取って立たせてくれる。
「お疲れさん。……大丈夫だったか?」
それまでのいかにも粗暴な振る舞いはなく、優しく声をかけてくれる。
強面の役が似合う割りに、実際性格はとても穏やかな役者なのだ。
「はい。絶妙に体重をかけてくださったおかげで、あんまり苦しくありませんでしたから」
私は破かれた服を手で抑えつつ、にこやかにそう応える。
現在、私はとある長編SF映画の撮影の真っただ中だった。
人権剥奪奴隷として扱われ、連れ去れてしまう役回り。
ただし役名はなく、実質的な登場シーンは今の奴隷商に売られてしまうシーンだけだった。
まだまだ駆け出しの女優でしかない私にとっては、こんな仕事でも全力でこなして、もっといい役を得られるように頑張らなければならない。
「それじゃあ次のシーン取るぞー!」
監督は意気揚々と指示を出し、現場はそれに応じて動き始める。
そんな中で、私は更衣室に向かって歩き出した。
私が演じるシーンはいまので終わりだけど、撮影はまだ終わりじゃない。
これからまだ、『人権剥奪奴隷』のエキストラとしての撮影があるのだ。
「はぁ……」
思わずため息が零れてしまう。
その人権剥奪奴隷の衣装というのが――とてもエッチなものだからだ。
この映画の監督はいわゆる巨匠であり、その拘りはかなり強い。
本来であればCGなどで済ませる場面であっても『本物』のセットに拘る。
だから、『奴隷商に売られた』役の私は『人権剥奪奴隷となった村娘』にならなければならない。
「ギャラはいいんだけどなぁ……はぁ……やっぱり断ればよかったかも……」
いくら撮影とはいえ、奴隷役だなんて悲惨にも程がある。一応顔などは隠すらしいので、誰がその役をしているかはわからない状態になるようになっているけれど、恥ずかしいことに変わりはない。
でも一度受け入れてしまった依頼である以上、私はその役を完遂することしか出来ない。
更衣室に移動した私は、とりあえず破れた村娘の衣装を脱いだ。
ぼろん、と乳房が揺れてしまう。グラビアアイドルと揶揄される私の体は、正直そういう扱いをされても仕方ないくらいには、性的なものだと思う。
おっぱいは大きいし、腰の括れも、お尻の大きさも申し分ないとは思う。
顔立ちもまあ整っている方で、主役のヒロインを張れるほどの派手さはないけれど、こういう役どころならむしろぴったりであると言える。自分で考えて虚しくなってしまった。
私は溜息を吐きながら、とりあえず全ての服を脱ぐ。
素っ裸になるのは恥ずかしかったけれど、そうしないと衣装が着れないのだから仕方ない。
ロッカーの中に用意されていたその衣装は、まるで人の皮みたいな衣装だった。
「……どうみても、ただの全身タイツなんだけどね……」
私は深く溜息を吐く。
見た目は完全に全身タイツであり、その材質は微妙に光沢を放つものだった。
結構柔軟性のあるラバー製で出来ていて、なんとも言えない肌触りだった。
(はぁ……絶対体のライン出るよね……間違いないよね……)
そう思いながらも、そのスーツに足を通していく。
ぴちぴちと音を立てながら、そのスーツが私の体を足先から包み込んでいった。
思った以上に私の体型にぴったり作られていて、そのスーツが体を覆うと自分の体の形がそのまま出るようになっている。
背中のジッパーを出来る限り上げると、スーツはかなり私の体に密着した。
「うわぁあ……これは、ちょっと、恥ずかしすぎる……かも……」
わかってはいたけれど、改めて着用してみると想像以上にエッチな格好に見える。
更衣室の姿見に映った自分の姿を見て、私は思わず呟いていた。
衣装が隙間なく張り付いているせいで、股間の輪郭が浮かび上がっているのは、まだいい。恥ずかしくはあるけれど、足を閉じればまだ隠せるから。
問題は胸の方だった。多少スーツで抑えつけられているとはいえ、下着を何も身に着けていない状態だから、凄く揺れる。
軽く体を上下に揺すった程度で、物凄く揺れていた。
慌てて手で抑えるけれど、そうすると不思議な感触が乳房全体に生じる。
どちらもラバーで覆われていて、擦り合わさって独特の感触を生み出していた。
「んっ……あれ、ちょっと待って……これ……乳首浮いて見えるような……っ」
乳房の先端部分に、ぽっちのような突起が浮かび上がりつつあった。
タイツじゃなくてラバーだから大丈夫だろうと思っていたけれど、想像以上に衣装が薄いようだ。
(さすがにこれは……っ、どうしよう。絆創膏か何かで……)
狼狽えてしまう私を、衣装係のスタッフさんが呼びに現れる。
「そろそろ次のシーンの撮影に入るので、急いで準備してください!」
「あっ、そのっ、あのっ」
同性とはいえ、恥ずかしい格好を見られるのは恥ずかしい。
私が狼狽えてどう伝えるべきか迷っていると、衣装係の人は私に躊躇なく近づいて来た。
そして、私が何をいう暇もなく、あげかけていたジッパーを掴むと、一気にうなじの辺りまで引き上げてしまう。
するとスーツがさらに私の体に張り付いて来て――体を締め上げた。
「んひゃあっ!」
「いま撮影が良い感じに進んでいるので、監督を待たせるわけにはいかないんです。我慢してください」
容赦なくびしゃりと告げられ、私は何も言えなくなった。
監督を待たせて悪印象を持たれてしまったら、なんでこんな恥ずかしい格好をしているのかわからなくなってしまう。
私の首に、ラバースーツの境目を覆うように首輪が巻きつけられた。
「んっ……!」
首輪は金属製でかなり丈夫に出来ていた。
鍵がなければ外せないようになっていて、衣装だとわかっていてもかなり重みを感じる。
ずしりと首に重みがかかって、なんだか本当に奴隷になってしまった気分だった。
そして続いて、黒子の頭巾のような頭部を覆う衣装を被せられた。
正面が目の細かい網で出来ていて、遠くから見ると真っ黒に見える。
でも内側からは一応外が見えるようになっていて、視界は確保されていた。
最後に、手に太い金属で出来た枷がかけられた。鎖を連結するように出来るそれは、奴隷の身分を表すには十分なものだろう。
両手を前で揃えた形で取り付けられたそれと、首輪が鎖で繋げられる。
腕を完全に下ろすと首輪が引っ張られてしまう程度の、ギリギリの長さだった。
よってわたしは常に両手を祈りのポーズみたいに上げていなければならない。
金属の手枷はかなり重いので、相当きつそうだった。
「さあ、いきましょう!」
「は、はいっ」
スタッフに急かされ、私は人権剥奪奴隷の格好のまま、更衣室の外に出る。
急かされたせいで、私は衣装の一つを身に着けるのを忘れていた。
撮影現場に辿り着くまで、私は非常に恥ずかしい思いをした。
全身衣装に覆われているとはいえ、見た目エッチでしかない姿だから、当然視線も集まる。
(ううっ……あんまり、見ないでよ……っ)
胸が揺れるのを少しでも抑えるべく、両手を胸の前に引き寄せるようにして耐える。
その甲斐あって胸が揺れるのは防げたけれど、股間やお尻を隠すことは一切できなかった。
向けられる視線の強さに震えながら、私はどうにか撮影現場に辿り着く。
撮影現場にはすでに私と似たような姿をした奴隷役のエキストラが並んでいた。
その最後尾に並ばせられる。
さっきのシーンでは台本があったけれど、ここからのシーンには私たちには台本が存在しない。
リアリティを求める監督が自然な演技を求めており、奴隷は奴隷商の誘導に従うしかないからだ。
『無理矢理奴隷にされた女の子』としての振る舞いを求められているので、それさえ逸脱しなければいい。
自分で考えて動かなければならないというのは大変だけど、やりがいはある。
(こんな役柄じゃなければ、もっとやりがいがあったんだけどなぁ……)
そんなことを思ってしまいつつ、私は撮影が始まるのを待った。
まだ時間があるようだったので、前に並んでいる奴隷役の仲間に一応挨拶だけしておくことにした。
「よ、よろしくお願いしまーす……」
相手も自分と同じく覆面で顔が隠れているので、ハッキリとは見えない。
私の呼びかけは目の前の相手にしか届かないくらいの声量になってしまった。
すると、目の前に立っていた人が、妙に機敏な動作で私の方を見る。
「ンぅぅっ?」
聞こえて来たのは、そんな呻き声だった。
それを聞いた時、私は自分のうっかりに気付く。
(しまった……! 口枷、着けてない……っ!)
人権剥奪奴隷の衣装には、口枷もあったのだ。いわゆるボールギャグという道具で、ゴムボールが口の中を埋め尽くして、呻き声しか上げられなくするタイプのものだった。
覆面を被る前にそれを身に着けなければならなかったのに、私はそれをうっかり忘れていた。
(やばい……! どうしよう……! もう撮影が始まるのに……!)
背中に冷や汗が流れるのを感じる。
でももう戻っている時間はない。
「よーし、それじゃあ次のシーン行こうか!」
監督はとても上機嫌だ。撮影が順調なのだろう。
ここで流れを止めてしまったら、私の印象は決定的に悪くなる。
(こ、こうなったら……!)
覚悟を決めるしかなかった。
周りからは私が口枷を着けていないことはわからないはず。
だから、口枷を着けている演技で撮影を乗り切るのだ。
(た、たぶん大丈夫……! そんな、思わず声をあげてしまうようなことは、ないはず……!)
そう信じたかった。
不安になる私の前で、監督が次のシーンの撮影開始を宣言した。
このシーンは、人権剥奪奴隷を連れた悪役たちの悪だくみシーンだった。
先程もいたいかにも悪そうな奴隷商人が、別の悪役に話をしていた。
「……今回手に入った奴隷はそこに並べてある。好きに使うといい」
「あら、気が利くじゃない」
奴隷を購入したのは、とても艶やかな姿をした悪女だ。
悪女は奴隷たちに近付くと、まじまじとその体を眺めていく。
「ふぅん……今回はまた、小粒ばっかりだねぇ。もっと上物は手に入らなかったのかい?」
そう喋りながら、私たちのすぐ傍を歩き始める悪女。
時々その嫋やかな手を奴隷に伸ばし、揶揄うようにその指先で奴隷の体を弄んでいた。
「ンゥッ」
胸の先端を触られた子が、呻き声を上げて体を竦める。
ぶるぶると怯えるように震える様は、少しオーバーにも感じたけれど、半分以上は本気で恥ずかしいのだと思う。
(うわっ、こっちきた……っ)
悪女が私の傍にやってくる。
私は出来る限り体を縮ませて、必死に気配を殺した。
顏も見えないこんな役柄じゃ、目立っても何の意味もない。
目立たないようにしようとするのは、実際に奴隷にされた村娘の行動としても自然だし――なにより今の私は本気で目立ちたくなかった。
(うっかり声を出したりなんかしたら……っ、撮影が止まっちゃう……っ)
口をしっかり閉じ、声をあげないように最大限の注意を払う。
本気で触れられたくなかったのだけど、それがかえって良くなかったようだ。
鬼気迫ったオーラが出てしまっていたのか、悪女は奴隷商人と話しながら、私の体に手を伸ばして来た。
さわさわと指先が私の体に触れて来る。
「ンッ……! ンぅウッ……!」
肩から鎖骨、そして胸元に指先が進み、腕で庇っている胸に触れて来る。
「ふふふ……この子たちもまさかこんな壮大な計画に使われるなて思ってもいなかったでしょうねぇ」
「そんな計画があるなんて、私ですら知らなかったぞ。先に教えておいて欲しかったものだ」
喋りながらも、悪女の手は私の体を這い回っている。
どうやら完全にロックオンされてしまったらしく、悪女は私を背後から包み込むようにして、その手で私の体を弄って来ていた。
「ンフッ、ンぅウウッ……!」
(ちょ、ちょっと、どこ触って……ッ、ひゃんっ!)
悪女の手は私の胸を揉み、股間に潜り込んで来ていた。
ギュムギュムッ、とラバーの擦れる音が妙に大きく響き、私に奇妙な快感を与えてくる。
(くぅうう……っ! ふっ、んっ……っ!)
「ンぅウウッ……!」
声が出そうになるのを必死に堪える。口枷がないから、思い切り口を噛みしめて声を押し殺す。
そんな私の努力を知らない悪女の手は、私の乳首を強く摘まんで来た。
「――ッ!!」
危うく大きな悲鳴をあげるところだった。
それを何とか呑み込み、刺激に耐える。悪女の指先に摘ままれた私の乳首は、コリコリと音を立てて潰される。
「ン、ぅッ! ンぅううウーッ!」
どうにか口枷を嵌められているのと同じ呻き声を絞り出す。
チカチカと目の前に光が瞬いて、意識が飛びそうになる。
身体を捩ってその感覚に耐えていると、悪女はさらに私の体を存分に弄んでくる。
ビクビクッ、と体が勝手に跳ねた。
「フウゥッ……! ンうぅう……ッ!!」
(も、もうダメ……ッ!)
いよいよ私が大きな声で喘いでしまいそうになった時、悪女はその手をふっと引いてしまった。
「――というわけだから、よろしくねぇ。末長くお付き合い出来ればいいわねぇ」
いつの間にか悪女と奴隷商のやりとりは終わっていたらしい。
(た、助かったっ、たぁ……っ)
膝がガクガクと震えている。どうにか最後まで耐え切れたようだ。
悪女が去っていく足音が大きく響く。
「――カットォッ! いいよぉ! 最高だ!」
ご機嫌な監督の声を聴き、私はようやく安堵することが出来た。
「フッ、ぅウッ……っ!」
ぺたりとその場にへたり込んでしまう――と同時に、股間からすごい衝撃が全身を貫く。
「~~~~~ッッ!!」
ぬちゃりとしたその感触は、私の股間が濡れている証拠だった。
人権剥奪奴隷として、言い様に体を弄ばれた私は、そのシチュエーションに振り回され、興奮してしまっていたのだ。
床に押し付けた股間から全身に走り抜けた快感に、私は声もなく絶頂してしまったのだった。
こうして私は、無事に撮影を乗り切ることが出来た。
けれどその代わりに、人権剥奪奴隷として扱われることに目覚めてしまい、そういうプレイが出来る夜のお店に足を運ぶことになってしまうのだけど――それはまた、別の話だ。
おわり