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夜空さくら
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パーツレンタル装置

■ 毎度のように天才発明家・一条玲香に振り回されている幼馴染・森山美南。今回玲香が発明した装置は、対象の体の一部を置き換えてレンタル出来るようになるというもので……?

■ 天才発明家玲香と、それに振り回される哀れな美南。二人のお話をまた書きました。まあ、今回の発明品は割とよくあるネタなんじゃないでしょうかーw-ウム ただ分離するんじゃなくて、代わりの物質で代替させられるのがミソです。

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 私、森山美南は、一条玲香の突拍子のない発明品に振り回されるのは慣れている。

 十数年以上一緒にいるのだから、慣れもするという話だけど、玲香がいきなり変な発明をして持ってくるのは、私にとってはいつものことだった。

「昔はもっと、可愛らしいものだったはずなんだけどなぁ……いつからこんな変態御用達の発明品ばかり作るようになっちゃったのやら……」

 前回の蛇化スーツもそうだけど、やってること自体は凄まじくスゴイだけに、なんだか惜しいと感じてしまうこともある。

 でも玲香が色々弁えて発明するようになったら、それはそれでなんだか違うような気もするので、私も随分玲香の破天荒な発明品に慣らされてしまっているのだろう。

 ともあれ、今日も玲香はとんでもない発明をして来ていた。

「今回のはそんなに驚くようなものかなぁ? 結構ありきたり過ぎて、失敗なんじゃないかと思うんだけど……」

 そう言いつつ、玲香は目の前に置かれたそれを指先で突く。

 すると、その指は私には決して届かない距離にあるのに、私はその指で胸を突っつかれた感触を覚えてしまう。

 思わず自分の胸に手をやると、妙に柔らかい感触が返ってきて、胸に触った感触はしない。

 私が自分の胸に視線を落とすと――その胸は、無色透明のゼリーみたいな物体に変わっていた。

 形自体は私のおっぱいと同じ形をしているけれど、明らかに別物であるということがわかる。

 そもそも触れているのに、触れられている感覚の方はしないのだから、明らかな異常だった。

「……それで、今回のこれはなんだって?」

「『身体部位の部分レンタル』……って感じかな!」

「意味が分からないよ」

 本当に意味が分からない。

 机の上では玲香の発明品によって、『レンタル』されてしまった私のおっぱいが揺れていた。



 玲香の技術が明らかに物理法則を超越した何かだということは、前々から理解出来ていたことだけど、ここまでくると本当に何が何だかわからない。

「……私の体を切り取ってるの?」

 そんな感じの理屈ならまだわからなくもない。

 でも玲香は、ちちち、と実にむかつく動作で指を横に振って見せた。

「ふふふ。そうじゃないんだなこれが! これはね、美南のおっぱいの情報を一時的にこっちに持って来てるの。その情報を抜き取った代わりに、ゼリーの情報を入れたから、美南の方の胸はそういうことになってるの」

「そんな電脳空間のデータで出来た世界みたいなことを現実でさらっとやらないでくれる?」

 そういう話ならまだ分からなくもない話だけど、変化が起きているのは現実だ。

 玲香は何とも悔し気な顔で、ぶつぶつと一人呟いている。

「でもまだ体の一部とそれ以外の情報を入れ替えるくらいしか出来ないから……これで、コピーも出来るようになれば、もっと出来ることの幅が広がるんだけどねぇ」

「怖いこと言わないでよ……」

 自分のおっぱいが三つも四つも増えるところは見たくない。

 ただでさえ、ツンツンと玲香に突かれているだけでも気持ちよくて声が出そうになっているのに、それがさらに倍になったり、三倍になったりするのは考えたくなかった。

(っていうか、そんなことが実現したらほんとに色んな人に配られそうだし……!)

 至る所で、色んな人に自分の乳房が使われることを想像すると、身震いしてしまう。

 そんな私の思いを知ってか知らずか、玲香は私の乳房を両手で掴んで持ち上げる。

 目の前にある自分の乳房が玲香の掌の上でタプタプと弄ばれた。

「はうっ……!」

 強烈な快感が襲い来る。

 身体についているときよりも、今の状態の方が感度が良い気がする。

 目の前でどう扱われているかを見ているからか、刺激が次にどこに来るのかが大体わかってしまうのが大きいのかもしれない。

 ともかく、玲香の謎の超技術によってレンタルされた私の乳房を、玲香は優しく揉み解しながら、話を次に進める。

「それじゃあ次は……こっちを借りさせてもらおうかな」

 そう言って玲香がポチポチと機械を操作する。

 すると私の下腹部が急激に熱を持ち――気付いたら、胸と同様、股間部分が透明なゼリー状のものに変わっていた。

「はぅっ……!」

 思わず手で股間を抑える。

 ぷにぷにした不思議な肌触りが返って来た。

 穴は一応開いているけれど、入口付近を指で擦っても、指を奥に挿し込んでも、何の感触もしない。

 玲香の手の中には、円筒形のピンク色の物体が握られていた。

「こーしてみると、女性器って結構グロテスクだよねぇ……」

 そう呟きながら、玲香はその手に持っている私の膣の入口をプニプニと突っつく。

 当然そうすれば、その場所に触れられた感覚が私の方に流れて来た。

「はぅ……っ!」

「ちゃんと感じられてるみたいだね」

 玲香はニコニコと笑顔を浮かべながら、その片手にローションを垂らしてヌルヌルの状態にしていた。

 何をするつもりなのか、なんて聞くまでもなく。

 そのローション塗れになった手で、玲香はレンタルした私の膣を弄り始める。

――くちゅくちゅ、じゅぷっ、ずぶぶ……っ。

 私の膣はあっさり玲香の指先を受け入れてしまっていた。

「んっ……! ん、あ……っ!?」

 普段、何もしていない状態でなら、指を吸う本も入れようものならかなりしんどくて、とてもそれ以上何かが入るような状態ではなかった。

 けれど今は膣のみの状態になっているからか、穴が異様に大きく広がって、玲香の指どころか、手全体が受け入れられるんじゃないかというくらいに引き伸ばされていた。

 当然、私はフィストファックなんてしたことがないし、そんなに大きく拡張しているわけでもない。

 膣が身体という制約から解き放たれた結果、それが出来るようになってしまっているみたいだった。

「んん……美南の膣、物凄く広がっちゃったね♡」

「ふ、ぅ……っ! あんたが、広げて、るんでしょうが……っ」

 広げられて強い感覚が生まれているのはそうなのだけど、それが自分の身体とは離れたところにある膣で起きているというのだから、不思議なものだ。

「ね、え……この、感覚って……繋がった、ままじゃないと、ダメ、なの……?」

「一応、その気になれば遮断することは出来るんじゃないかな? ちょっと試してみようか」

「い、いや、して欲しいってわけじゃなくて……! あっ」

 止める暇すらなかった。

 玲香が私のレンタルされた膣に何やら電極を繋げたかと思うと、玲香が装置を軽く操作してすぐに、私の膣の感覚はしなくなってしまう。

 それはとても不思議な感覚だった。何かに集中している時に、体の感覚を忘れるような感じといえばいいのだろうか。

 ただ、その場合でも意識を向ければすぐその感覚は復活するはずなのに、いくら意識してもその場所の感覚は消えたまま。

 なんだか酷く寂しい感じがする。

「……うわぁ、なんだか、これ、すごい妙な感じかも……」

「あんまり長時間はしない方がいいかもねぇ」

 そう言いながらも、玲香は手元にある私の膣を手に取り、指先を揃えてその穴の中に挿し込む。

 ぐちゅぐちゅと大きな音を立てて抉られているにも関わらず、私にはその感触がさっぱり伝わってこなかった。

(……いや、体から離れたところにあるものの感覚があったことの方がおかしいんだけど……ややこしくなってきた……)

 何が普通で何が普通じゃないか、玲香と一緒にいるとそれが曖昧になっていく。

「それにしても、そんなレンタル装置なんて、何の役に立つの?」

「色々役に立つと思うよ? 例えば……ちょっと玲香、椅子に座ってて」

 背もたれのある椅子に腰かけるように言われて、私は素直に腰掛けた。

 そんな私の手足が、突然色を失ってずっしりと重くなる。

「うっ……!?」

「ゼリーだと動いて危ないから、石の情報と入れ替えといた」

 そういう玲香の前に、私の手足が立て続けに現れる。

 なんだか手足が捥がれたみたいな感じで、かなり不気味だったけど、よくよく見るともっと不気味なことになっていた。

 その手足は私の手足じゃなくて、玲香の手足だったのだ。

「……ちょっとまって、玲香、まさか……っ」

「さすが美南! 理解が早い! 文字通り、南の手足を借りてるよ!」

 そう言って立ち上がって見せる玲香。

 玲香の身長は平均的なものだったはずなのに、その身長が妙に高く感じる。さらに、手も妙に大きいというか、サイズが合っていない感じになっていた。

 体格だけはいい私の手足が、玲香の胴体にくっ付いていた。

「もっとバランスが崩れるかと思ったけど……そうでもないね! さすがに男女間とか、大人と子供とかなら崩れそうだけど……」

 ニコニコと笑顔で、私の両手両足を動かして見せる玲香。

 本当に、とんでもないことをさらりとやってしまうものだ。

「私たちの間だとあんまり意味ないけれど、例えばこれが全然違う人とか、手足がない人にレンタルするとかだと、全然意味が出てくるでしょー」

「そうかも、しれないけど……んっ……!」

 私は自分の手足が自分以外の意思で動いている感触を覚え、思わず呻く。

 膣の感触も結構変な感じだったけれど、手足のように能動的に動かせるはずの部分が勝手に動いている感触は、言い様のない不自然さというか、奇妙さがあった。

 私がその不思議な感触に悶えている間に、玲香は私の乳房を私の手足で揉み始める。

「んんんっ……!?」

 自分の腕で自分の胸が揉まれる。

 言葉にすればそれだけのことで、逝ってしまえば普段のオナニーと何一つ変わらないはずなのに、妙に気持ちがいい。

 自分の思考とは違う動き方をするから、刺激が常に新鮮に感じられるのかもしれない。

「あ、これ、もしかするとすごく実用的かも! ほら、例えばプロのコーチに自分の体を使って貰ってさ、その動きの癖とか感覚を文字通り体験出来れば、トレーニングが凄く捗ると思わない?」

 すごく真っ当な技術の活用法だとは思う。思うけれど。

「んうぅっ……! おっぱい、揉みながら……ッ、はうっ……言うこと、じゃないでしょおぉっ……!?」

 空気を読まないというかなんというか。

 元々はエロいことをするくらいしか考えていなかっただろうくせに。

 私がそう指摘すると、玲香は「ごめんごめん」と舌を出しながら、おっぱいを揉むのを止めて机の上に置く。

 そして、放置されていた膣の方を手に取った。

「まずは四の五の言う前に、美南を気持ちよく良くさせてあげないとダメだったね!」

「違う、そうじゃない――ひゃあんっ!♡」

 つぷ、と玲香の――じゃなくて私の――指が私の膣の中に挿し込まれる。

 感覚が繋がっていない間に弄られていた分か、私の膣はすっかり敏感になっていた。

 玲香がその膣の中をしきりに指先で弄り倒してくる。

「ふぐぅうっ……!♡ んぐっ♡ あううっ!♡」

 自分で膣を弄っている時と似たような感覚なのに、妙に強烈な快感が襲ってくる。

 私は自分の指が自分の中にズブズブと入り込んで来るのを感じていた。

「おっ、すごく締め付けて来てるよ。美南のここは快感に貪欲というか……素直だねぇ♡」

 ニコニコと笑みを浮かべた玲香は、私の膣を弄って楽しんでいる。

 私は頭の中が真っ白になるほどの快感に振り回されてしまう。

 傍から見ると、行儀よく椅子に座っている状態の自分が、目の前でオナホのような物を玲香に弄られているだけで、声をあげて悶えているように見えるだろう。

 何とも奇妙な光景だった。

「ほら……そろそろラストスパートだよ……!」

 玲香は私の膣を回転させ、親指の当たる部分に、私の膣の入口の上部分にあるクリトリスを持ってくる。

 そこはすでに膣内への刺激でガチガチに固くなって膨らんでいて、快感の予感が爆発しそうなほど溜まっていた。

 玲香の操る私の親指が、私のそのクリトリスに触れる。

「……ッ!」

 まだ触れただけなのに、私は背筋を震わせるほどの快感が這い上がってくるのを感じた。

 そんな私の反応を楽しみながら、玲香は私のクリトリスを親指で圧し潰し、ぐりぐりと刺激を加えて来る。

 目の前が真っ白になるほどの快感が弾けた。

「~~~~~っっっ!!!♡♡♡」

 どう呼吸をすればいいかもわからなくなって、私の口はパクパクと無意味に開閉を繰り返す。

 真っ白に塗り潰された意識の中、玲香は楽し気に私の体を私の手で弄り続けていた。


 その後、玲香が気が済むまで弄り続けた結果、私は三日ほど足腰が立たなくなってしまった。

「人の身体だから加減がわからなくなるんだねぇ……うん、いいデータが取れたよ」

 もっともらしいことをしみじみと言った玲香。

 その体を私がレンタルして、同じように三日ほど足腰が利かなくしてやったのは、言うまでもない。



おわり



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