愛奴戦姫・千年戦姫ルービィ 前編
Added 2025-04-04 14:59:31 +0000 UTC■ いつもの如く、何となく書きたくなって書いた、エッチなコロシアムものです0w0クワッ! 前・中・後編くらいで纏める予定です。歴史上は悲惨な催し物ですが、作中の時代では単にエッチな見世物という感じです。生命の安全は保障されています^w^ウム
■ 更新の間が空いてしまってすみません。出来る限り活動していきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたしますーw-ペコリ
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この世界には、愛奴戦姫と呼ばれる存在がいる。
見目麗しい若い姫たちが、とても破廉恥な格好でコロシアムに立たされ、争わされるのだ。
その興りはかつて世界を掌握した強大な魔法帝国が侵略した国の姫や貴族令状を攫ってきて、見世物として弄んだことにある。
かつての戦姫たちは自らの国の国民の命を賭けの対象にされ、死に物狂いで相手の戦姫と争ったという。
そんな悲惨な歴史から始まった戦姫の戦いだが――近年は少しその意味が変わって来ていた。
その見目麗しいエルフの少女は、いつもと同じビキニスタイルの衣装を身に着け、コロシアムの中に立っていた。
ただでさえ美しいエルフの中でも、少女の美貌は抜きんでて優れていた。芸術作品といっても過言ではない整い方をしている。
エルフは基本的にしなやかで細身であるが、その少女の肉付きは非常に素晴らしいものだった。
特に胸の隆起はエルフらしからぬもので、身に着けている衣装がビキニであることも相成って、少し体を動かすだけでその胸の脂肪はプルプルと震えていた。
臀部の肉付きは胸程いいものではなかったが、女らしい腰の括れから伸びるお尻のラインは非常に美しく、見る者の視線を釘付けにする程度には魅力的であった。
風に靡く長い銀髪の艶やかさといい、おおよそ完璧であるエルフの少女。
彼女は有名な戦姫の一人として、自らの意志でそのコロシアムに立っている。
周囲に円形に配置された観客席から注がれる無数の視線を受け、仄かにその頬を赤く染めていた。
「……っ、やっぱり、この感覚は最高ね……♡」
彼女は痴態を見られることに快感を覚える気質だった。
コロシアムの反対側に存在する扉が開き、そこから一人の女性が現れる。
ジャラジャラと鎖の鳴る音を響かせながら現れたその女性は、エルフの少女とは対照的に、全身を拘束具に包まれていた。
「ふーっ……ふーっ……ふーっ……」
荒い呼吸を繰り返しているのは、その口が分厚いラバー製のマスクで塞がれているためだ。
そのマスクは彼女の鼻の筋から涙袋、頬に耳までを覆っている。
マスクは首まで覆っていて、それによってがっちりと固定されており、首を左右に振ることも頷いたり空を仰いだりすることも出来ない。
ただまっすぐ前を見ることしか出来なくさせられていた。
口や鼻の穴も覆っているため、呼吸は小さな穴を通してしか行えず、かなり苦しそうであった。
頭部に取り付けられている拘束具はそのマスクだけだが、首から下にはまた別の拘束具が取り付けられている。
まず全身を黒くて分厚いラバースーツが覆っている。体のラインが出る程度には柔軟性が高く、その女性の豊満な体のラインを露わにしていた。
そして両腕は短い金属の棒で連結された手枷で後ろ手に拘束されている。
手首が背骨に平行になるように固定されており、肘の辺りを太いベルトが締め付けているため、彼女は胸を突き出さざるを得ない形にさせられていた。
ラバーに包まれた乳房の柔らかさはラバースーツ越しにもわかり、一歩彼女が歩く度に大きく揺れ動いている。
そして足。
左右の足首にはそれぞれ太い金属製の枷が巻き付けられており、その左右は太い鎖で繋げられていた。
彼女が歩く度にジャラジャラ音がするのは、その足枷の鎖が原因だったのだ。
彼女の足は高いハイヒールのような形になっており、常に爪先立ちで歩くことを要求されていた。
重い枷はその重さも合わせて凶悪な拘束具であり、彼女はずりずりと足を引きずるようにして、コロシアムの真ん中までやってくる。
「フーっ……! フーっ……!」
ほんの十数メートル歩いただけにも関わらず、その女性は額に汗を掻き、かなり体力を消耗していた。
エルフの少女はそんな女性の姿や様子を見て、にやりと笑みを深める。
「中々いい趣味をしてるじゃない♡ そんな姿で私とどうやりあうつもりなのか……お手並み拝見させてもらうわ」
エルフの少女はそう呟いて臨戦態勢を取る。
愛奴戦姫同士の戦いが始まろうとしていた。
昔からこのコロシアムで戦い続けて来ているエルフの少女は、最近の愛奴戦姫はずいぶん楽しいものになったと感じる。
なにせ基本的に人死には出ない。
昔ほど色々なものを背負って参加している戦姫は少なく、むしろ自分たちの欲望を解放させるために愛奴戦姫に参加している者が多い。
稀に借金など、大きなものを背負っている場合もないわけではないが。
基本的には娯楽であることに間違いはないのだ。
そんな中で長命種であるエルフの少女は、少し変わっていた。
彼女は昔の生死を賭けて行われていた時代からずっと戦姫として活動している。
エルフの少女は元はエルフの森から攫われて来て、無理やりコロシアムに参加させられた経緯を持っていたが、長年戦姫として活動し続けているうちに、いつしか性癖が完全にねじ曲がり、外に出ようという気がなくなったのだ。
色んな性癖を文字通り体で味わえるこのコロシアムは、彼女にとって非常に素晴らしい空間だった。
コロシアムの中央で向かい合った二人に対し、アナウンスの声が響き渡る。
『東の戦姫、我がコロシアムの麗しきエルフ姫! ルービィ! 今日も素晴らしい性技を見せてくれるのかーっ!』
ルービィは活動している時間が文字通りけた外れに長いため、多くのコアなファンを獲得していた。
親子どころか孫やひ孫まで含めたルービィフリークの一族もいるくらいで、彼女が見せる卑猥で淫乱な姿を期待する者の眼差しが強く彼女の体に突き刺さる。
ぶるりと体を震わせるルービィ。
それと向かい合った女性は、じゃらりと鎖を鳴らしてやる気十分といった風情だった。
『西の戦姫、拘束ならなんでもござれ! リシュア! マゾヒストな体質を活かし、共感魔法で相手を行動不能に追い込むエキスパートだ! 果たして百戦錬磨のルービィに通じるのか!?』
愛奴戦姫では、攻撃方法は性的なものだけに限られている。
エルフであるルービィの魔力は人間とは比べ物にならないくらい強力だが、それを直接的に攻撃に用いることは出来ない。
ルービィはその魔法の力を使って敵を拘束し、ひたすら性技でせめて絶頂させ、行動不能にするという手法をとっていた。
(いつもなら開始即拘束魔法だけど……今回は要らないかしら?)
なにせ対戦相手のリシュアは最初からその体を拘束具で固めている。
拘束魔法を使って体の動きを制限する意味がほとんどないのだ。
(共感魔法でダウンを奪うのは……相当難しいと思うのだけど)
共感魔法は自分が感じている感覚を相手にも味合わせるというものだ。
絶頂を共有すれば、共有されている相手は強制的に絶頂させられるので、かなり強力ではある。
だが、相手がそれ以上の経験を積んでいる相手の場合、絶頂して失う体力が相手のものを上回ってしまう可能性がある。
強制的に絶頂させることが出来ても、自分も絶頂しなければならないというのは、もろ刃の剣なのである。
(体の中に何か仕込んでいる……とかはありそうね)
共感魔法の優れたところは、感覚を強制的に共有させられるところにある。
性的に開発されていてもいなくても、同じだけの刺激を与えることが出来る。
それはつまり、相手よりも自分の方が経験豊かでなければならないのだ。
(さすがに、私を上回るってことはなさそうだけど……?)
経験値が違いすぎる。エルフと普通の人間では生きる時間が違いすぎた。
もちろん、太く短く生きる人間たちの中には、エルフが驚愕するほどの性癖を深堀するものもいるが、長年愛奴戦姫として活動してきたルービィを上回る経験などそう出来るものではない。
『それでは……試合、開始!』
ルービィがリシュアがどういうつもりか考えている間に、試合の開始が告げられた。
ルービィはさっそく距離を詰めて責め始めようと動きかけたが――その体がぎくりと止まる。
「『共感魔法・極み』」
リシュアはその場から一歩も動かないまま、魔法を発動させた。
するとルービィの体を一瞬で光が包み、その体の自由が突然利かなくなった。
「――んぅっ!?」
前に踏み出そうとしていた足が固まり、ルービィは目を見開く。
その体に、リシュアが身に着けているのと全く同じ拘束具が、一瞬で装着されていたのだ。
つづく