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あけぼの
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なぜ竿役はモブでないと抜けないのか?

キリコエロ同人の冒頭ページを公開した際「相手役がモブ男で良かった」(意訳)というような意見を目にしましたので、今回はモブ竿について書いていきたいと思います。


「モブ男で良かった」ということは裏を返すと名前有りのキャラクター、OWでいうとキリコとストーリー上関係の深いゲンジやハンゾーなどが竿役だとガッカリだということになりますね。


完全に同意します。

だからこそ今回は名無しのチャラ男くんに白羽の矢が立ったわけです。

ちなみに海外ではモブ竿は、ラッキーな男と表現されていたりしますね。


では、なぜ竿役には名もなきモブが歓迎されゲンジやハンゾーのようなキャラクターではダメなのか一つ一つ考察していきます。



結局のところ、大多数のユーザーが竿役に求めているのは「無個性かつ特定できない何者か」であることに尽きるのですが、ここには人間のある心理が働いています。


不快なものは絶対に見たくない、という気持ちです。


エロというのは不快さや不潔さ、人間の汚い部分と紙一重の場所に存在するジャンルですが、ひとたび自分が目にしたくない不快なものを目の当たりにしてしまっては興奮も一気に冷めてしまうという厄介極まりない性質を備えています。


だからこそ、厳密にジャンル分けがされているわけですね。

女性向けに比べてジャンル住み分けの概念が薄い男性向けであってもNTRや百合に男を…というのは思わずディスクをたたき割ったり、本を燃やしたりしてしまうほどの地雷だと知られていますよね。


単純にブサイクは見たくないとか、あのキャラクターの髪形が無理とか、眉毛が太すぎるだとか…男の見た目一つとっても各々の感覚によってNG要素というのは多岐にわたります。

自分を例に挙げると、汚いな…と感じてしまう要素があるとどんなに好みの絵でも萎えてしまう傾向があります。

うんちや飲尿、ゲロや、あまりにも多い汁描写など…

野外での放尿やトイレ盗撮などのシチュはエロいポーズや表情でイイネ!と感じたりもしますが飲尿までいくと汚ねっ!という感情が先に浮かんできてしまいます。。


程度によっては許容できますが、そこもやはり不快感一つということなのでしょう。


少し話が脱線気味になってしまいましたが話をまとめると、不快感があるとエロい気分は一気に萎えてしまいますが、モブキャラは誰かにとっての地雷である確率が低く、エロい気分を邪魔しない存在であるといえます。

個性が薄いゆえに読者に不快感を与えにくい、そういった無難さが取り柄の人選ということですね。



ではなぜ名前有りのキャラクターだと不快なのか?

ここには日本人の文化が大いに絡んでいると思っています。



家族のいる空間でエッチな広告が流れたり、お笑い芸人のエロギャグなんかで気まずい空気になった経験はありませんか?

大多数の日本人にとって日常とエロは隔離されるべきものであり、エロをたしなむ時は一人でこっそりと…という文化が形成されているため、日常に存在していたキャラクターがいきなりエロさを露呈するとそのギャップに不快感を覚えるのではないかと考えています。

まさに脳内のお茶の間が凍り付くイメージですね。


日本と比較するとアメリカなどでは子供も見るような大衆向けハリウッド映画にセックスシーンを平気で挿入したり、エロも日常の一部であり登場人物にも性欲ぐらい当然あるよね!みたいな空気感なので原作キャラ同士のセックスを描いたイラスト漫画への反応もポジティブなものが多く見受けられます。

まるで女優の流出したハメ撮りを見たかのような盛り上がり…海外勢にとってはアニメキャラクターはセレブ(誰もが知る有名人)扱いということなのでしょうか…。


そんなアメリカでもポリコレ配慮での性的少数者向けキスシーンなどが物議をかもしていたりします。不快感が伴っていれば人種の壁は関係なくNGということなのでしょうね。


ここまでの話を踏まえ、読者に不快感を与えかねないから名前有りの竿役は絶対にありえない!…かといわれるとそんなことはありません。


原作の時点で性欲が描写されていたり、作中の女キャラに好意を寄せている男キャラ、見た目に不快な要素がない(例えばtoLOVEるのリト)男キャラなどは竿役に選ばれても比較的不快感が少ないキャラクターといえるでしょう。


逆にクールでカッコよくて、ミステリアスでエロに興味が無さそうなストイックな男キャラなんかは男性の読者的にはあんまりエロを絡めて欲しくない対象だと思います。(こう書くと女性には結構需要がありそうですが…)

OWに出てくる男キャラは見事に上記のクールでカッコいいキャラクターに当て嵌まります。ヒーローですからね。


ヒーローたちのエロいシーンを見たいという気持ちよりも、そんなものはいいからもっとカッコいいところが見たい!という気持ちが上回ってしまいます。


ゲンジはサイボーグなので生殖行為が可能なのかどうかすら怪しいし、ハンゾーはクールな一匹狼で、過去に女遊びに耽るゲンジを死の淵に追いやったという設定があるのでワンチャン童貞である可能性すらあります…。


シマダ兄弟はとてもじゃないけどエロマンガ向きではありませんね…。

ルシオやキャスディも…うーん。

ライフウィーバーやバティストは比較的アリよりかもしれませんが竿役にわざわざ採用するかというと…。。


ドゥームフィストは力強い男の象徴として竿役で出てくる頻度が高いけど、個人的には扱いにくい印象…。野心に燃えて大きな計画を練るタイプのキャラなのでそこら辺の設定を活かしつつ、威厳を保ちながら力づくで犯す感じでうまく描けるならアリ…?性欲で犯すというよりは心を折るための手段として犯すみたいな感じでしょうか。


あとは…おじいちゃん達…ゴリラ……ハムスター……。。


オムニックも…個人的にはナシかな…ラマットラが我々は一代限りっていってるし単体では性とは結びつけられません。機械の触手を使って観察しながらテクノロジーを駆使して人間との交配を模索するとか、そういう特殊な展開ならアリ(竿役とは?)


公式に登場した半モブだと、

Dvaの活躍を描いたシネマティックムービー「シューティングスター」に出てきたデヒョンなんかはDvaとのもどかしい距離感や無個性な外見なども相まって竿役にかなり適した人材ですね。

日本勢のシネマティックに必ず登場するリーゼントのチンピラは…うーん。

キリコにボコられた腹いせとか…屈辱を与えるシチュならギリギリ合格ってところでしょうかね。



ここまでOWに出てきた竿役候補をいくつか挙げてみましたが、

公式の男キャラをメインで出すのであれば、相応の理由が必要であり、描きたいストーリーがあるかどうかで判断するべきだと感じました。特に無ければ消去法で名無しのモブが適任、というのが自分の結論ですね。


他にもモブの竿役を採用するメリットとしては、女キャラに隙があるように見せるという効果があります。

何か間違いが起こればこんなかわいい女の子をどこぞの馬の骨でも抱けるんだ!というワンチャン感、女の子の尻軽感が強調できますね。


女の子を意のままにする○○アプリ(ファンボは検閲が厳しいらしいので一応伏字)や時間停止系なんかも取り柄のない男でも抱けるワンチャン感が人気の秘訣なんだと思います。



ここまで取り留めなく長々と書いてきましたが、普段なんとなく感覚でやっている事柄を言語化して整理しておくというのはクリエイターとして大事なことです。

一般的な感覚になぜ?と問いかける姿勢がバランス感覚や客観性を保つ秘訣であると考え、自分なりに書いてみました。


エロ創作の沼に長いこと浸かっていると何がエロくて何がエロくないのか時々見失って誰得なものを作ってしまいがちですからね…。


くだらない話題でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。



なぜ竿役はモブでないと抜けないのか?

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