【決定稿】大食い急成長料理店 第2稿
Added 2023-03-05 06:23:27 +0000 UTC3/5 大幅に修正しました。
「はぐ、はぐ、がつ、がつ」
「むしゃ、むしゃ、んぐ、けふ……あむ」
彼女たちは沈黙を守り、何の言葉も交わさず、ただ静かに咀嚼音と嚥下音が響きわたる。
もし誰かがこの場面を目にしたならば、異様と言わざるを得ないだろう。とはいえ、見る者の心を鷲掴みにする圧倒的な光景がそこに広がっているのだ。
山のように積まれた料理たちがテーブル上にそびえ立ち、少女たちがその数々の食べ物に口をつけるために、静かに熱中している。
まだ幼い美貌を持つ美少女たちが、小さな口に大量の食べ物を放り込んでいく様子にはある種の壮大な美しさがある。
口の中で食べ物をかみしめるとき、美味しさに恍惚とした表情を浮かべてみせる。
しかし、時折姿勢を正す様子を注意深く見ていれば、彼女たちの腹部の不自然な膨らみが目につくだろう。胃袋の大きさと体格には全く釣り合いがなく、その異常さが一目瞭然である。
そうして、膨大な時間咀嚼と嚥下が繰り返され――――
「……えふ、ご馳走様、でした」
「……お腹、げふぅ……いっぱい、ですぅ……」
「……もう無理、食べられないわぁ……」
「……も、う、入ら、ないよぉ……」
少女たち全員が、満腹になって食事を終えた、のだろうか。
満足そうな笑みを浮かべながら、彼女たちは椅子の上でくったりと脱力している。
腹部はぽんぽんに膨らみ、時折消化不良を起こしているかのようにぐるる、と重低音が聞こえてくる。
それでも、少女たちは幸福感に満たされているようだ。苦しさを感じながらも、どこか心地よさそうな表情を浮かべている。
大きなお腹はまるで妊婦のようで、緩んだスカートとずりあがったトップスの隙間からちらちらとへそが覗いている。
完食の余韻に彼女たちは浸りながら、膨れた腹を撫で回すのだった。
しかし、やがて室内に甘い香りが漂い始める。
「くん……デザートもあるの?」
と少女は呟き、再び唾液を溜め始めた。そんな様子を見て、他の少女達も期待に満ちた目を向ける。
「はい、もちろんありますよー。今持って来ますね」
店員がそう言うと、部屋の隅にあったワゴンを押して来た。
そこには様々なお菓子やケーキなどが並べられており、見るだけで食欲がそそられる。
それを見た少女達の目が輝く。
「わぁ……!美味しそう!」
「本当ですね……!こんなにたくさん食べられるなんて、夢みたいですっ」
すぐに元気になった少女達が嬉々として手を伸ばす。
再び無言のまま、次々とお菓子を口に運んでいく。
そして、数分後―――
「けぷ……ふう……おえっぷ……」
「ふぅ~……ちょっと苦しいかも……」
「私もぉ……」
彼女たちのお腹はますます大きくなっていた。
どっさりと重たげで、双子や三つ子の臨月を思わせるほどに膨れ上がっていた。
その膨らみは遠くからでも一目瞭然であり、ゆっくりと上下するたびに、彼女たちの口から苦しげな吐息が漏れていた。
トップスは鳩尾まで完全に捲れ上がり、スカートはずり下がって張り出したへそが露わになってしまっていた。普段であれば、恥ずかしくてとても外を歩けるような格好ではないだろう。
しかしながら、彼女たちはそのことを気にせず、手を伸ばしてお菓子を取る。今度は少しペースを落としているが、確実に食べる量は増えていた。
「はむ……んぐ……げぷっ、んぐ」
「あむ……もぐもぐ……うっぷ……」
「うう……もう食べれないぃ……」
彼女たちの口元は、多少の汚れを伴いながらも、懸命に噛みしめる音を響かせていた。その様子は、普段の彼女たちの穏やかな雰囲気からは程遠く、まるで餓狼のような貪欲さがうかがえた。
やがて全てのお菓子を食べ終えたところで、ようやく少女たちの動きが止まる。
限界を迎えたのか、お腹を押さえたまま荒く呼吸を繰り返していた。
「はぁ……はぁ……ご馳走様でした……」
「す、凄かったぁ……」
「こんなに食べたの初めてぇ……」
満足そうな少女たち。しかし鈴を抱えたようなお腹をしているにもかかわらず、まだ物足りなさが残っている様子で、視線はチラチラとテーブルの上へと向けられていた。
しかしその後、少女たちの視線は次第にテーブルから外れ、次第に自分たちがこの場所に来た目的を思い出したようだった。それでも、彼女たちは諦めがつかない様子で、何度か悩んだ末に、自分たちの限界を認め、座敷から立ち上がることにした。
三つ子を孕んだかのような大きなお腹を抱えて苦労しながら、少女たちは移動を始めた。そのまま後ろの座敷に倒れ込むと、ごろりと横になる。
彼女たちの顔はとても幸福そうであり、満腹感と疲労によって睡魔に襲われたのか、その瞼はやがて落ち始めていた。
規則正しい寝息を立て始める少女たち。
大きく突き出した腹部は妊婦そのものの形をしており、トップスやスカートは押し上げられて、大きな膨らみを作ってしまっていた。
彼女たちが着ている服は乱れ放題で、トップスは完全にめくれて臍が完全に露出していたし、スカートに至ってはもはや腰までずり落ちて下着が見えてしまっている有様だった。
そんな状態で眠りこけているためか、非常に扇情的な光景になっている。
そして、急速な消化が始まった。
ごろごろ、きゅるきゅるという可憐な音と共に、少女たちの風船のような腹部が空気を抜くようにしぼんでいく。
代わりに、彼女たちの胸部と臀部に変化が訪れた。
今までなだらかだったはずの乳房は、少しずつ膨らんでいき、お尻も丸みを帯びた形へと変化していった。
体つきも全体的にむっちりとしたものになり、太腿なども脂肪が増えて柔らかくなる。
増えすぎたきらいのある胸は窮屈な服の外に逃げ場を求め、ボタンを引きちぎって飛び出すとぶるんっと揺れながら自己主張を強めていった。
消化が進むと、少女たちの全身から甘美な香りが漂い上がってくる。
髪が伸びていき、色艶が増していく。
容貌も大人びたものに変わり、幼い外見が美しいものへと変貌していく。
年の頃は二十代前半くらいだろうか。豊満な身体を有する美女である。
狭い座敷は背の高く豊満な雌肉を蓄えた美女たちで溢れかえり、甘美な匂いと熱気に包まれていた。
この料理店はたちまち話題になり、訪れる女性たちの列は途切れることがなかった。メニューにはますます品数が増え、今やスイーツビュッフェが主役を務めているようだ。
そこに訪れた女性たちは、お腹がひと抱え以上大きく膨らむほどにたっぷりと食べ物を口に運び、そのエネルギーを利用して豊満な肉体と美しさを手に入れて帰路につく。噂を聞きつけた女性たちは続々と足を運び、あっという間に店舗前には長蛇の列ができるほどの人気店となった。
そして、この店のチェーン店は全国的に広がり、海外進出も果敢に挑戦しているという。街は美しい豊満な女性たちで溢れかえり、やがて大きなお腹を抱えた美女たちは、街の風景の中でごく自然に存在するようになった。
店には、美しさを追求する女性たちが集まっていた。
彼女たちの目的は、自分たちを美しく保つこと。その手段は、食事の制限と運動ではなく、むしろ食欲を満たし、豊満な肉体を得ることであった。
今日もまた新たな女性が入ってきて、彼女たちの幸せそうな微笑みは続いていた。
(了)