フォロワーの皆さんこんにちは。支援者の皆さん、いつもお腹いっぱい食べさせてくれてありがとうございます。黄土みきとです。 大学の研究に追われつつ描いています。『四季の胸懐』シリーズでは、男性向けR-18作品に必ずといっていいほどある「女性⇒男性の前戯」をすべて封印していたのですが、こちらは男性向けということで片っ端から描いています。最近おもったのですが、私は「愛」と「欲望」の両方を描きたいという欲張りをしています。先週、「愛」を描きたいという気持ちが強くなったことによって筆が止まっていたことがあったのですが、やっぱり欲張りをして描きたいものを全部描こう、歩みを止めることが一番問題だ、ということでまた描きすすめはじめました。何を描くにせよ、進捗が止まることを最も避けるべきだということを改めて確認しました。…愛と欲望…『さらざんまい』というアニメを見たことを思い出しました。 余談です。男性向けR-18作品というのは、男性にとって抜けるか抜けないかというただ一つのパラメーターのみをもって評価基準とすることを大きな特徴としていますが、いわゆる「感動ポルノ」という言葉もそういう意味から作り出されたそうです。つまり、本来の芸術作品(映像などを含む)では、受け手が作品内の多くの要素をそれぞれ別々の基準をもって評価し、それらが複雑に絡み合った結果作品全体の評価になるという一方で、「感動ポルノ」では受け手が感動したかしていないかという評価基準しかない、言い換えるとその作品は「鑑賞者を感動させるためだけに作られた」ものである、ということです。同様に、ポルノ、つまり男性向けR-18作品は「鑑賞者(男性)の自慰を促すためだけに作られた」ものである、よってこれらの共通点から感動ポルノという言葉ができたそうです。この話を聞いたとき、なるほどとおもいました。 やはり、私の中では男性向けR-18作品は芸術作品ではありません。ある機能を満たすために作られた、ただの道具です。しかし、いかにその道具の機能を改善することができるか、という職人的なこだわりをもって制作するのはなかなか楽しいです。楽しいですが、「料理中は重宝される包丁も、料理が終わった瞬間にしまわれる。集中力がなくなったときにちょっと本棚に手を伸ばしてぱらりとめくる本や漫画にはなれない」と考えるとむなしいです。しかし、それらがその意味を発揮する前後経過を思い浮かべると、一瞬のきらめきのために丹精を込める花火職人に通じている気がして、ある種「粋」な分野であるのかもしれません。…内実は卑俗で生臭いですが。 そんなところです。『秋の胸懐』のネームを見返したら、やたら絵が下手に見えて仕方ありません。特に、あかねちゃんの頭がでかいとおもいます。「目が肥える」というのは非常に時間がかかるものです。