大変お待たせしました。。5月分の更新となります!
I apologize for the long wait...
This is an update for May!
現在製作中の「JKボクサー凛香と復讐の地下リング」の主人公である凛香が男相手にスパーリングを挑むお話になっております!!
地下ボクシングの上位ランカーを相手に凛香の勝ち目は果たしてあるのか!?
(ここからはネタバレなのですが、ほぼ全編に渡りS格闘・リョナ展開となっております)
挿絵は立ち絵や差分含む全4枚、内1枚はFANBOX用の新規描き下ろしです!!
SSは約8200文字となっております。
This is the story of Rinka, the main character of "High school girl Boxer Rinka and the Underground Ring of Revenge," which is currently in production, challenging a man to a sparring match!
Will she be able to win against the top rankers in underground boxing?
(Spoiler alert: almost the entire story is about S-fighting and ryona)
There are a total of four illustrations including standing pictures and differences, one of which is newly drawn for this plan!
★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。
There is a questionnaire at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so.
★For non-Japanese users★
Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m
VS巨乳ボクっ娘(まこと)戦まで遊べる体験版もありますので、是非遊んでみて下さい~!!
There's also a demo version where you can play the game up to the battle between the big-boobed boxer (Makoto), so please give it a try~!
*This demo version is in Japanese.
▼体験版 / Demo ver.
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ325990.html
女子ボクシング部の活動中、アタシは前々から考えていたとある計画を凛香に告げる。
「……やっぱり、一度位はスパーリングしてみた方が良いと思うの」
JK限定の地下女子ボクシングリーグに参戦中であるアタシの親友。
凛香は胸の谷間に流れる汗を拭いながら、間の抜けた声で言葉を返してくる。
「えっ、何言ってるのあーちゃん? 毎日やってるじゃない」
「あぁ、言葉が足りなかったわね。 ……アタシとじゃなくて男の人と、って意味よ」
「男の人と……って、なんでまた……?」
「そうね、アタシなりにりっちゃんの事を考えた結果なんだけど…………」
怪訝な顔でアタシを見つめる親友に向けて、その結論に至った過程を説明していく。
彼女の最終的な目標である現王者のエリザベスは余りにも強い。
海外生まれだと言うこともあり、日本人離れしたフィジカルから放たれる強打は
大抵の女子ボクサーであれば1Rももたず失神KOを晒してしまう程である。
その強打の対策として、エリザベスとある程度近しいパンチ力を持つ男子選手とのスパーリングを
行う事は凛香にとっても有意義な経験となると思い、この様な提案を行ったのだった。
「ってな訳で、まだちょっと早いかもだけど……男の人とのスパー、してみない?」
顔の整った親友は下を向いて数秒考え込んでいたが、やがて真剣な顔つきでアタシの方に向き直り、
「そう、ね…………それじゃ、折角だしやってみようかしら」
にこやかな笑顔でそう告げるのだった。
男性選手とのスパーリングを提案した数日後、
全ての準備が整い、リングの上では親友と鍛えられた体つきの男が相対していた。
アタシは親友のセコンドとしてリング下に控えている。
「貴方がスパーの相手ね、今日はよろしく」
ユウトと呼ばれるその男は地下格闘技団体UBCに登録されている選手である。
凛香も所属しているその組織に男性とスパーリングがしたい旨を伝えた所、快くこのマッチングを組んでくれたのだった。
「今話題の嬢ちゃんとスパーが出来るなんてとんだ役得だぜ♪」
「せいぜい可愛がってやるから、1Rで失神KOとかつまらない真似は止してくれよな?」
スポーツブラと短めのトランクスに包まれたスタイルの良い親友の体をじっくりと舐め回すように見ながらユウトは凛香にそう告げていく。
「くっ…………悪いけど、男の人相手だからって簡単に負けるつもりはないから、覚悟しなさい!!」
そうして、アタシの親友である凛香の挑戦が始まったのだった。
カーン!!!
「くっ……がぁっ…………ちぃっっ!!」
「ほらほら、どうしたの? 女の子に良いようにやられっぱなしで悔しくないの?」
1Rも中盤に差し掛かる中、親友は目の前の男を圧倒していた。
男女で元々筋肉量に差がある上に体格の違いも大きい。
試合前はかなり厳しいマッチングだと思っていたのだが、思いの外凛香は善戦を繰り広げている。
「良いわよりっちゃん! そのままコーナーまで追い詰めて!!」
リング上で汗を流しながら奮闘する彼女に向かって檄を飛ばしつつ、アタシはもしかしたらこのスパーはこのまま親友の勝利で終わるのではないかと希望を抱いていた。
「あれだけ試合前イキってたくせに情けないのね!! いい加減本気を出してもいいのよ?」
彼女の拳が鍛え上げられた男の肉体に突き刺さる度、パンチの反動でその豊満な胸が激しく揺れ、色気のある吐息が口から零れ落ちる。
闘いの熱に浮かされた頬は完全に紅潮しており、普段のクールな姿からは想像も出来ないほど妖艶な雰囲気を纏った親友の姿がそこにはあった。
そんな中、ユウトは試合が始まってから初めてその表情に笑みを浮かべていく。
「へぇ、そうかい…………それじゃ遠慮なく!!!」
瞬間、ユウトのギアが数段階引き上げられ、凛香に向かって素早くステップを踏む。
「……えっ!?」
既に繰り出していた右ストレートをあっさり躱され懐への侵入を許してしまった凛香。
身体が伸び切ってしまい、ガードを固める事も困難な体勢であった。
「そらよっ!!」
そんな親友にこの試合初めて男の赤グローブが突き刺さる!!
「んがぁっっっっ!!!」
綺麗なフォームで繰り出されたショートアッパーは凛香の頭を真上に跳ね飛ばし、一撃で彼女の身体を脱力させるに至ってしまう。
「りっちゃん!!!」
「ぁ……ぅ……ぅぁぁ………………」
たったの一撃。
それだけで私の親友は瞳の焦点を失い身体を脱力させてしまった。
垂れ下がった両腕にカクカクと震える足で、目の前の狩人に無防備な姿を晒してしまっている。
「それそれ!! その顔が見たかったんだよ♪
それじゃお望み通り本気を出してやるから…………簡単に沈んでくれるなよ?」
獰猛な笑みを浮かべたユウトは今までよりも鋭さの増した左右のフックを繰り出していく!!
「っへぶぅっ、がひゅぅぅっっ!!!」
為す術もなくその両の拳を白い頬で受け入れてしまった凛香。
口から大量の飛沫が飛散し、整った唇からはもっこりと盛り上がったマウスピースが顔を覗かせてしまっている。
「ほらほら嬢ちゃん、生意気な事抜かしてた癖にこれで終わりかい?」
だが幸いにも、フックの衝撃で朦朧としていた意識が再び戻った様で彼女の瞳に再び光が宿っていく。
「ぁぅ…………ま……ら…………まだぁっ!!」
「良く立ち直ったわりっちゃん!! 相手良いパンチ持ってるからフットワークで翻弄しなさい!!」
まだまだ闘志十分といった様子で再びファイティングポーズを構える親友に向け檄を飛ばしていく。
「へぇ……そうこなくっちゃ、な!!!」
それを見て嬉しそうに笑みを浮かべたユウトは、再びアタシでも目で追うのがやっとといったスピードの踏み込みで再び凛香の懐に潜り込んでいくが、凛香はそれに全く反応できていない。
「え……?」
そして勇気は踏み込んだ勢いを殺す事なく、親友の程よく鍛えられた滑らかな腹筋に向けて容赦なく拳を突き上げていった!!!
「こぷぅっっ…………!!!」
乙女の柔肌を抉る生々しい音が耳に届くが、アタシにはどうする事も出来ない。
拳で身体ごと持ち上げられてしまった凛香の口からは大量の唾液が垂れ流されており、身体はピクピクと震えてしまっていた。
「お゙゙え゙゙え゙゙っっ………がっ……あ゙゙っ…………え゙゙ぅ…………………」
瞳孔が完全に開かれてしまっている瞳と時折漏れる獣の様な声が、彼女のダメージの深刻さを物語っていた。
「い~い声で鳴いてくれるじゃねぇか♪ …………それじゃそろそろ解放してやるよ」
男が親友の奥深くまで突き刺さっていた拳を引き抜くと、そのまま糸の切れた人形の様に力なく崩れ落ちていく凛香。
ダンッッ!!
「えっ……りっちゃん…………!!」
このままダウンを喫してしまうと思ったのだが、凛香はあと一歩の所で力強く足を踏みしめ、リングに倒れ伏す事を拒む事に成功していた。
「こぷっ……お゙゙っ……あ゙゙ぁっ…………ま、まだやれるわよ………………ゔっ………………
突っ立って……ないで…………早く……かかってきなさい……………………」
片腕で自らのお腹を庇いながらではあるが、凛香はしっかりと己の足でリングに立ち、真っ直ぐに相手を見据えてファイティングポーズをとっている。
「ふーん、中々やるじゃん…………だが、そのままダウンしなかった事を後悔させてやるよ!!」
その言葉を皮切りに、ユウトはアタシの親友へと猛ラッシュを仕掛けていった。
「がひゅっ、ごぱぁっ、ぶふぇぇっ…………あびゅっ!!!」
右ストレート、リバーブロー、フック、アッパー。
研ぎ澄まされた男の拳が面白い位に次々と凛香の身体を蹂躙していき、
親友はその度に無様な嬌声を奏でさせられてしまう。
「オラオラ、ちったぁ反撃して来ても良いんだぜ?」
「ぐひゅぅっっ!! …………ぁぅぁ………………おぼえ゙゙え゙゙え゙゙え゙゙っ!!!」
顔面のど真ん中にストレートを打ち込まれてしまい、半ば意識が朦朧としてしまった所に強烈なボディブローが突き刺さる。
凛香の大きい瞳は大量の涙を湛え、口は酸素を求めてパクパクと弱々しく動いていた。
「しっかりしてりっちゃん!! ちゃんと相手のパンチを見るの!!!」
いたたまれなくなったアタシは親友に激を飛ばすも、その声が彼女に届いているかどうかはかなり疑わしい。
リング上でフルボッコにされてしまっている親友を前に、アタシに出来る事は声を上げる事しかない。
…………正確にはもう一つだけ取りうる選択肢があるのだが、その手はなるべく使いたくはない物だった。
そんな事を考えている間もユウトのラッシュの勢いは止まる事はなく、凛香の身体に次々とグローブが突き刺さっていってしまう。
「ぁぅ……ぐひゅっ、ぐふぁっ………………ぶふぅぅっっっ!!!」
長らくユウトの拳でその身体を陵辱されてしまっていた凛香はもはや完全にグロッキー状態となってしまっており、ガードを固める事すら叶わず虚ろな瞳で目の前の男に向き合う事しか出来ないでいた。
「っ……ぁ…………ぶっ…………ぁ…………ぁぁぁ……………………」
「あ~~嬢ちゃんは本当にイイ女だなぁ……こんなに滾ったのは久しぶりだぜ」
ラッシュを止めてふらつく凛香へと無防備な体勢で近づくユウト。
「……それじゃ、これでも喰らいなっ!!!」
そのまま獰猛な笑みを浮かべながら、凛香の顎目掛けて大振りのアッパーカットを放っていく!!!
「だめっ、避けてりっちゃん!!!」
「ぁ…………ぁぇ?」
グシャァッッッ!!!
「あびゅぅっっっっっ!!!」
紅い凶弾は凛香の整った顔だけではなくそのスタイルの良い身体ごと真上に吹き飛ばしていく。
「…………ぁ…………が……………………」
凛香の身体はエビ反りの様な体勢で宙に浮かされてしまっている。
小さくなった瞳孔は上ずってしまっており、彼女の意識は既に失われてしまっている事を如実に物語っていた。
「りっちゃん……………………」
あと数秒も経てば彼女の身体がリングに打ち捨てられてしまうといったタイミングで、
カーン!!
1ラウンド終了を告げるゴングの鐘が鳴り響いた。
宙に浮いたままの凛香の肉体が落下すると同時にロープに引っかかっていくと、反動で再び投げ出されていく。
数秒経ち、マットの上に力なくうつ伏せに倒れ伏してしまう親友の姿を、アタシはただ見守る事しか出来なかった。
彼女の形の良い乳房がむにゅぅっとリングに押しつぶされてるのに気を取られていると、凛香の口元がモゴモゴと動きを見せる。
その直後、ごぽぉっ、と艶めかしい音を立てながらマウスピースが口から吐き出されていった。
彼女の整った唇とマウスピースの間に輝く唾液の糸が架けられているのをいやらしいと感じてしまうのは、恐らく人間の本能だろう。
そんなくだらない事を考えていると、リングの上からアタシに声がかけられる。
「セコンドの嬢ちゃん……もうインターバルに入ってるけど、そこの完全にノビちゃってる嬢ちゃんを介抱してあげなくていいのかい?」
「ッッ!!!」
その言葉で呆然としていたアタシは今やるべき事を思い出す。
すぐさまリングに上り、痛めつけられて倒れ伏している親友に駆け寄った。
「…………ふぇ? ……ぁ……あー、ちゃん…………?」
「気が付いたのね、りっちゃん」
スパーリング故に通常より長く時間が取られているインターバルの最中。
甲斐甲斐しい介抱の成果か、それとも凛香のタフネスの賜物か、ようやく彼女は意識を取り戻した。
「時間がないから手短に行くわね、今はユウトさんとのスパーのインターバル中よ」
「良かった…………私てっきり、KOされちゃったのかと思った」
「りっちゃんがアッパーで飛ばされちゃってダウンする直前で1R目が終了したの。
完全にゴングに救われたわね」
「そっか…………」
「大分派手に打ち込まれちゃってたけど、身体は大丈夫? まだやれる?」
「えぇ、まだやれるわ…………正直、ここまで力の差があるとは思わなかったけど、このままやられっぱなしで負けられないもの」
滅多打ちにされていた割にはまだ体力が残っていそうな親友は、思いつめた顔つきで続けて述べる。
「それに…………これ位で負けてるようじゃエリザベスに勝てるわけないんだから」
「りっちゃん…………」
「あと、あーちゃんに一つお願いがあるんだけど…………聞いてくれる?」
「えぇ、何かしら?」
「さっきのラウンドは完全に打ち負けちゃってたけど、私はこのスパーで勝つつもりよ。
だから……私がどんなに追い詰められてても、タオルだけは投げないでよね」
「りっちゃん、それは…………」
アタシが声をかける事以外に取れる唯一の選択肢。
愛しい親友が過度に傷つけられるのを防ぐための手段に釘を刺されてしまった。
「えぇ、善処するわ。
その代わり、アタシの前で情けない姿を見せたら承知しないわよ!!」
「ありがとうあーちゃん」
相手はUBCの男子部門の上位ランカー故に、力の差は絶望的な状況。
本当に危険だと判断したらもちろん即座にタオルを投げるつもりではいるが、アタシはなるべく凛香の意に沿うように努力しようと思った。
カーン!!
第2ラウンドが始まると同時にお互いリング中央へゆっくりと歩みを進め、アウトレンジで睨み合っていく。
「へぇ……意外と持ち直してんじゃん…………こりゃまだまだ楽しめそうだな♪」
「えぇ、さっきのラウンドは良いようにやられちゃったけど、ここからが本番よ!!」
「あれだけやられたってのに威勢の良さは変わらないとか…………そういう所も最高だ、ぜっ!!」
ニヤついた笑みを浮かべながら男がジャブを放っていく。
「ぶふぅぅっっ!!」
鋭い弾丸は凛香の固めたガードを軽々と突き破り、その整った顔面へと着弾した。
「まだまだ楽しませてくれよ!!」
「ぶっ、ばっ……ぶへぇっっ!!!」
ジャブの嵐が凛香の顔面に降り注ぐが、明らかに手打ちの拳だ。
いかに男の腕力とは言え、あれでは大したダメージは望めないだろう。
「おいおい、ここからが本番、なんじゃなかったか?」
手打ちのジャブを放ちながらも凛香を煽り立てていくユウト。
いくらなんでも、そんな安い挑発に乗るわけが……
「くぅっ……舐めやがって…………そんなパンチ、全然効いてないんだからぁっ!!!」
だがアタシの予想に反して、業を煮やした様子の凛香は大ぶりのストレートを放っていった。
「やぁぁぁっ!!」
「だめりっちゃん!! そんな挑発に乗っちゃ…………」
アタシは慌てて止めようとするも今更間に合うはずもなく、気付いた時にはユウトのクロスカウンターが凛香の頬肉に盛大に突き立てられてしまっていた。
「ぶへぇぇぇぇぇっっっ!!!」
一発で身体ごと持っていかれてしまい、リング中央でたたらを踏んでしまう凛香。
既にその瞳は明後日の方向を向いてしまっていた。
「それじゃ、存分に楽しませてもらうから…………覚悟しな!!」
「はぇ?…………ぶぎゃっ、こぷっ…………がひゅっ!! !!!」
先程のラウンドの再現かの様に、再びユウトのラッシュに蹂躙されてしまう親友の姿がそこにはあった。
いや、正確には先程のラウンドと同じではなく------
「嘘……さっきのラウンドはまだ全力じゃなかったって言うの…………?」
明らかに先のラウンドよりもラッシュの回転、威力共に上昇しており、より激しく凛香の肉体は滅多打ちにされてしまっていた。
凛香は一応ガードを構えてはいるものの、ユウトの拳を防ぐことは全く出来ておらず、ただひたすらユウトの強打をその身体で受け入れ、その度に無様な声を上げさせられてしまう。
「ぶっ、ぶふぇっっ…………あぶぅっ、ぶひゅうぅっっ!!」
読者モデルのスカウトに声をかけられるほどに恵まれたその美貌は、男の拳で見るも無残な姿になっており、特にその両の瞼は腫れ上がってふさがりつつあった。
思わずタオルを投げたくなる展開であったが、インターバルでの親友の言葉を思い返しなんとか踏みとどまる。
彼女ならここから逆転してくれるかもしれないと、その一縷の望みに賭けて。
だがそんなアタシの期待とは裏腹に、リング上では依然凄惨なドミネーションショーが繰り広げられていた。
「っがふぁっ……あ゙゙あ゙゙っ…………ぁ……ぅ…………ぁ……………………」
次第に凛香の反応が薄くなり、腕がだらりと垂れ下がってしまう。
それを見て笑みを一層深くしたユウトは、思い切り右腕を振りかぶると、目の前の無防備な女の顔面目掛けて強烈な右フックを放っていく!!!
「ぶふぉぉっっっっ!!!」
フックの余りの勢いに凛香の身体は軽々と舞ってしまい、よろよろと半回転しながらロープに向けて力なく倒れ込んでしまう。
「りっちゃん!!!」
「ダウ~~~~ン!! 1…………2…………3……………………」
「ぁ…………ぅ………………」
ロープを飛び越えて突き出されてしまった凛香の顔は、皮肉にもリングサイドにいるアタシの目の前にあった。
「起きて、起きてよりっちゃん!!」
「んぅ……………ぁ…………ぁぇ……………………」
至近距離で大声をあげて親友に言葉を投げかけるものの、彼女の反応は薄いまま。
あれだけボコボコにされてしまったのだから無理もない事ではあるのだが、それでもアタシはまだ諦めたくはなかった。
「早く立ちなさいりっちゃん! 情けない姿を見せたら承知しないって言ったでしょ!!」
「4…………5…………6………………………………」
アタシの叫びが届いたのか、凛香は意識を取り戻しその瞳に再び色を灯していく。
「ぁ……あーちゃ、ん……………………」
「りっちゃん!!」
そして辛うじて意識を取り戻した凛香は、カウント9でギリギリ立ち上がる事に成功した。
「はぁ……はぁ…………私は…………まけ……な、い……………………」
完全に満身創痍といった状態ではあるが、それでもまだ凛香はリングに立っている。
なら、アタシは最後まで精一杯応援を続けるべきなのだろう。
「おいおいまだ立つのかよ……根性だけは一流だな」
流石に疲労の色を浮かべているユウトではあるのだが、彼はまだまだ闘えそうな状態に見えた。
「ボックス!!」
レフェリーの合図により試合が再開されるものの、こんな状態の凛香ではまともな闘いになるはずもなく------
「がふぁっっっ!!!」
顔面にストレートを打ち込まれてしまった凛香は、呆気なく再びグロッキー状態になってしまう。
「ぅ……ぁ…………まけ…………ら…………ぃ……………………」
瞳は完全に上ずってしまっており、膝はガクガクと震えてしまっている。
腕も胸の辺りまでしか持ち上がっておらず、ここから立ち直るのは贔屓目に見ても難しいように思えた。
これは流石にタオルを投げようかと思ったのだが、あと少しでラウンドが終わる事を思い出したアタシはこのラウンドが終わるまでは見守ろうと考え直す。
「だから早く立ち直りなさいよ……りっちゃん………………」
アタシの願いも虚しくリング上でただ身体を震わせているだけの凛香はユウトにとって格好の獲物となっており、容赦なくその顎にアッパーカットが突き立てられていった。
「んがっ……………………」
もはや叫ぶ体力も残されていないのか、アッパーで頭を弾き飛ばされて彼女は鈍い声を発した。
その直後、たたらを踏んでロープにより掛かると腕がだらりと落ちきってしまう。
(だめ……りっちゃん、完全に失神しちゃってる………………)
ピクリとも動かなくなってしまった無様な親友の姿をみたアタシは流石に限界だと判断し、タオルを握りしめリングに投げ込もうと構えた。
------その直後、
「お゙っえ゙え゙え゙え゙え゙っっっ!!!」
トドメだと言わんばかりに凛香のお腹にユウトの拳が深々と突き刺さっていた。
「もうだめっ!! スパーを止めて!!!」
アタシは即座にタオルをリングに投げ入れた。
凛香の肉体がリングに派手な音を立てて崩れ落ちるのと同時にタオルがレフェリーの視界に入った様で、スパーリング終了のゴングの鐘が鳴らされていく。
カンカンカーン!!!
「2ラウンド2分35秒、ユウト選手のTKO勝利です!!!」
「中々筋は良いが、まだまだ力不足だな。 またいつでもスパーしてやるから、もうちょい鍛え直してから出直してきな」
「が…………ぁ……………………ぅ……………………」
お尻を突き上げうつ伏せにダウンを喫してしまっている凛香は、時折小刻みに身体を揺らし、小さいうめき声を漏らし続けている。
流石にまだ男子選手相手に挑むのは早かったのかもしれないと、アタシは若干の後悔を抱きつつもリングの上で無残な姿を晒している親友へと駆け寄っていった。
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ベジット
2024-11-21 14:57:27 +0000 UTCナッツが主食
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2024-11-21 13:06:44 +0000 UTCベジット
2024-11-21 12:44:19 +0000 UTCナッツが主食
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2023-05-04 07:31:52 +0000 UTCきのこ
2023-05-04 01:15:22 +0000 UTC