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2021.8 地下女子ボクサーアンナと最強の挑戦者~アンナVSエリザベス~(Female boxing short story)

○今回の作品について/About this work

前回ルイを圧倒的な力で蹂躙したJK限定リーグの現チャンピオンであるアンナ。

そんな彼女の前に、海の向こうから最強の挑戦者がやってきて…………


挿絵は立ち絵や差分含む全4枚、内1枚はFANBOX用の新規描き下ろしです!!

SSは約7500文字となっております。


Anna is the current champion of the high school girl-only league, who overwhelmingly defeated Rui last time.

Now, the strongest challenger from across the sea has arrived to challenge her.............

There are a total of four illustrations including standing pictures and differences, one of which is newly drawn for this plan!


★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。

There is a questionnaire at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese)


★For non-Japanese users★

Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m


○新作ゲーム出ました/New Game released!

ゲーム本編では、エリザベスがチャンピオンになった後のお話が見られます!

In the main game, we get to see what happens after Elizabeth becomes a champion!

https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ325990.html

★15%OFF★9/8 15時59分 まで/until 9/8 3:59pm


地下女子ボクサーアンナと最強の挑戦者~アンナVSエリザベス~

Underground Female Boxer Anna and the Strongest Challenger - Anna VS Elizabeth

※JK=Jyoshi Kousei=High school girl



------------地下格闘技団体UBC特設地下リング------------




「それでは只今より、UBC女子ボクシングリーグJKの部、タイトルマッチを執り行いたいと思います!!」


とある休日前の夜。

都内地下に存在しているその特別な場所では、本日一番の熱気が渦巻いていた。


「まずは青コーナー、現在ランキング2位…………最強のチャレンジャーがやってきました!!!」

「UBCのリングに地に足を踏み入れてから連戦連勝、おまけに全ての試合が1RKOで勝利という圧倒的な力を見せつけているこの女」


まるで自身がチャンピオンであるかの様に堂々と、金色の長髪を纏った女がリングへと足を踏み入れる。


「果たしてその勢いのままに見事チャンピオンの座を手に入れる事が出来るのか!?

 海の向こうからやってきた最強の挑戦者………………エリザベス~~~~~~!!!」



「続きまして赤コーナー…………最強のチャレンジャーを前にどう立ち向かうのか!?

 デビュー戦では惨敗を喫しても決して諦めず、圧倒的な努力を重ね遂に頂点まで登りつめた彼女。

 ”鉄の女”こと現在8連続防衛中の現王者………………アン~~~ナ~~~~~~~!!!」


少しばかり気怠げな瞳を浮かべながらチャンピオンがリングに足を踏み入れる。

ガウンを脱ぎ捨てると同時に会場中から歓声が湧いた。




系統こそ違えど非常に整ったルックスとスタイルを持つ二人がリング中央に歩み寄っていく。


「アナタがここのチャンピオンね…………

 ジャパンのボクサーにはガッカリさせられてばかりなんだけど、アナタには期待しても良いのかしら?」


「まぁ、私はチャンピオンだし…………期待してもいいんじゃない?」


獲物の値踏みをするかの様な、ねっとりとした視線を受けつつもそれを気に留める様子もないアンナ。


(流石というか、日本人離れした身体してるわね…………

でも、私はチャンピオンだから……絶対に負ける訳にはいかない!!)


相手がこれまでのキャリアで最強のチャレンジャーであることはアンナ自身も理解していたが、だからといって変に気負うこともせず、いつも通りの精神状態でリングに上がることが出来ていた。




そして、この団体で最強のJKボクサーを決めるタイトルマッチの開始を告げるゴングの鐘の音が会場内に鳴り響いた。


カーン!







リングの上ではキャンバスを踏みしめる高音と互いのグローブを叩く乾いた音のみが響いている。


そんな序盤の遠距離での攻防はほぼ互角の展開が続いていたが、和やかな時間は終わりを告げ、次第に明暗が分かれていく。


リーチでは完全にエリザベスの方が上であったが、ジャブの差し合いの技術はアンナの方に分がある様で、次第にエリザベスが被弾する場面が増えてきた。


「ぶっ……んっ…………あうちっ!!」


「チャンピオンの左がヒットぉ!!!

 エリザベスの顔が苦い表情を見せる!!」



(確かにパワーは凄いけど、技術的には私に分がある、か…………)


(それじゃ、そろそろ一発打たせてあげようかな……)


これまでの攻防で今出来る範囲で相手の戦力の分析を終了したアンナは、一旦パンチを撃つ手を止めると両手を広げて目の前の女にその引き締まった身体を魅せつけるかの如くアピールしていく。



「来なよ、エリザベスさん…………受けてあげるから」


「お~~~っとチャンピオン、ここでチャレンジャーを挑発していく~~~!!!」



絶え間ない努力によって作られた鋼の肉体、アンナはそれを心の底から信じ切っていた。

また、彼女の中にある「相手を真正面から力ずくでねじ伏せる」という理想のチャンピオン像。


その二つが相まって””一度相手の攻撃を真っ向から受け止めた上で勝利する””という、まるでプロレスラーの様な奇特なファイトスタイルが成立していた。


それは最強の挑戦者が相手でも例外ではなく、彼女は一度エリザベスの攻撃を真っ向から受け止めるべく、敢えて攻撃の手を止めたのだった。



「へぇ、粋なことするわね…………それじゃお言葉に甘えてっ!!!」


感心した様につぶやいたエリザベスは拳を引き絞り、チャンピオンとの距離を詰めていく。


「エリザベスの拳は果たして”鉄の女”に通用するのか!!?

 ここは大事な場面です!!!」


(お手並み拝見、っと…………)


気怠げな瞳で悠々と赤いグローブが迫りくるのを見つめるアンナであったが、次第にその表情に焦りの色が出始める。


(あっ……これ、ちょっとまずいかm…………)


そしてチャレンジャーの拳がチャンピオンの腹を打ち抜いた瞬間、肉を抉る低い音と共に、会場内に鈍い悲鳴が鳴り響いた。


「…………っぶぁっっっっっ!!!」


「チャレンジャーのボディが炸裂~~~~~!!!

 チャンピオン、苦悶の表情を浮かべているがこれはダメージが深いのかぁ!!?」


「そこそこ鍛えてる様だけど…………アタシのボディを受けるにはまだ早かったわね♪」


余裕の笑みを浮かべたエリザベスがその拳を引き抜く。

その後に残るのは膝をガクガクと震わせ身動き出来ないでいる哀れな女の姿であった。


「ぁ…………っぁ……………………」


焦点の合わない瞳でぼーっと目の前を見つめ膝を震わせる事数秒、

遂に耐えきれなくなってしまったアンナは頭からキャンバスに沈んでしまった。



「チャンピオン、あっけなくダウ~~~~ンッッ!!!

 ”鉄の女”もエリザベスのパワーの前には為す術もなく、一撃で沈められてしまったぁ!!!」



「っがっ…………ぁ…………ぐ、ぅっっ……………………」


その鍛え上げられた臀部を高く突き上げ、痛みに身体を震わせるチャンピオン。


(予想以上ってレベルじゃないわ……何よあのパワー…………ふざけてるっ………………)


「チャンピオン動けないっ!!

 これはまさかのワンパンKO劇となってしまうのか~~~!?」


(でも……チャンピオンである私が負ける訳には…………)


「お~~~っとチャンピオン、カウント8で立ち上がりました!!!」


内蔵まで深く突き刺さってしまったボディの痛みを無理やりねじ伏せ、カウント8で立ち上がる事に成功するアンナ。



「ワォ! アレを食らって立つなんてやるじゃない、って褒めてあげたい所だけど…………」


だが彼女の受けたダメージは既に甚大であり、それが目に見える形で現れてしまっていた。


「膝、ガクガクじゃない……そんなんで闘えるのかしら、チャンピオンさん?」



「い……良いからとっととかかって来なさい、よ…………」


自らの”理想のチャンピオン像”に従い、窮地に立たされてなお態度を崩さず気丈に振る舞うアンナ。


「へぇ、やるじゃない……そういう態度、嫌いじゃないわよ♪」



「それじゃ遠慮なく、っと!!!」


無造作にチャンピオンに近寄ると、強烈な勢いを伴って右フックを放っていくエリザベス。

先の一撃のダメージの深さからか、ボディ寄りにガードを構えていたアンナにはそれを防ぐ事は出来ない。


「かふっ…………」


「チャレンジャーの右フックがチャンピオンの顎を捉えていく~~~~!!

 お~~~っとこれは!!?」


顎に強打を叩き込まれて脳を揺らされた結果、アンナは立ちながらにして意識を失ってしまっていた。


「ぁ……ぅぁ………………」


「チャンピオン、目の焦点があっておりません!!

 これは完全にグロッキー状態になってしまったぁ!!!」



「あら~~~アレだけカッコいい事言っておいてもうグロッキーなのぉ?」


アンナの表情を見て彼女が既に失神していると理解しているエリザベスは、そのまま追撃に走る事もなくチャンピオンの目の前へ悠々と歩みを進め、


「チャンピオンがそんなんじゃ、だらしないわよ♪」


そう言いながらアンナの額に手を優しく触れ、少しだけ力を込めて押していった。



「んっ…………ぁ………………」


ちょこんと押されただけではあるが、既に失神してしまっているチャンピオンの体勢を崩すには十分であり------


------アンナはこのラウンド2度目のダウンを喫してしまう。


「チャンピオン、またしてもダウ~~~~ン!!!」



仰向けになった蛙の如く、力なくピクピクと震える現王者。

そこにはいつもの”強いチャンピオン”の姿は既になく、惨めな弱者の姿が観客の前に晒されてしまっていた。



「3…………4…………5……………………」


「チャンピオン、身体を震わすだけで動けません!!!

 エリザベスの前に手も足も出ず、このままKO負けしてしまうのか~~~!!?」


観客の半数がこのまま試合が終わってしまうのかと思っているのに反し、アンナの瞳に光が戻っていく。


「あっ……ここ、は…………りん、ぐ…………って!!!」


地下リング特有の長いカウントが数えられている中でアンナの意識は覚醒していき、素早く現状を正確に把握していく。


(あの女……強いっっ!!)


(でも、私はチャンピオンなんだ…………こんな情けない試合で負ける訳にはいかない!!)


王者である誇りが彼女の心に再び火を灯していく。


「……あら、まだ立つのね。

 …………これは、ちょっとは期待していいのかしら?」


少しばかり愉しげに、アンナの方へを目を向けるエリザベス。

そこには、試合開始前以上の覇気を身に纏ったチャンピオンの姿が存在していた。


「えぇ……私はチャンピオンだから…………

 こんな情けない試合で終わりなんて事はないから、期待してていいわよ」




「ボックスッ!!」


レフェリーに促され試合が再開される。



(相手のパワーとか関係ない! まずはこっちから手を出さなきゃ!!)


「やぁっ!!」


今まで以上に勝利への覚悟を固めたアンナが果敢にも至近距離でエリザベスへ拳を放っていく。


「っぷぅっ!!…………流石チャンピオン、中々良いパンチ打つじゃない」


右ストレートを顔面に叩き込まれたチャレンジャー。

予想以上の相手の拳の威力に少し頭を揺らされるも、すぐさま反撃の体勢へと移行する-------



------が、


「まだまだぁ!!!」


チャンピオンは攻撃を単発で終わらせる気などさらさらなく、エリザベスが反撃を放つ前に二発、三発と次々に強打を放っていった!!!


「ぶへっ、がひゅっ……んあっっ!!!」


「チャンピオンのコンビネーションが炸裂~~~~!!

 チャレンジャー、これは効いてしまっているかぁ!!?」


「流石チャンプ……そうこなくっちゃね♪

 でも、アタシもサンドバッグにされてばかりじゃないわよ!!」


殴られながらも強引に反撃の右フックを放っていくエリザベス。

轟音を伴って放たれたそれは、アンナの頬へと真っ直ぐ突き進んでいき、


「ぶひゅぅぅっっっ!!!」


一発で彼女の頭を弾き飛ばした。


「お~~っとチャンピオン、一撃で盤面をひっくり返されてしまったぁ!!!

 目が泳いでしまっているが大丈夫なのかぁ!!?」


「ぁ……ぐ、ぅぁ…………」


「ふふっ……絶景ね♪」


数秒程たたらを踏んでリング中央で無防備な姿を晒してしまった王者であったが、何とか意識を取り戻し、鋭い目つきで対戦相手の瞳を真っ直ぐ見据えていった。


(くっ……また意識トんじゃってた…………

確かにパンチ力は向こうの方が上だけど…………私は、負けないっっ!!!)


「負ける……もんかぁ!!!」


身体に蓄積した痛みが全力で訴えかけてくる行動停止の信号。

それを一切シカトして、再び最強のチャレンジャーへと拳を奮っていくアンナ。



「ぶぅっ、がひゅ……くぁっ!!」


「チャンピオン、再びの猛攻だ~~~!!

 チャレンジャー、果たしてこのまま打たれるがままになってしまうのかぁ!!?」


地下ボクシングの王者が放つ全力のラッシュ。

その暴風雨の真っ只中にいるにも関わらず、笑顔を崩す事無く、

あまつさえ拳を引き絞り反撃の右ストレートをエリザベスは放って行った!!!


「ぶぎゃっっっっ!!!!」


赤い凶弾はアンナの整った顔の中心へと着弾し、醜い嬌声と共に女の顔面を弾き飛ばしていった。


「お~っとチャンピオン、またしても一発で形勢逆転を許してしまった~~~~!!!

 これはパンチ力に絶望的なまでの差が生じているのかぁ!!?」


「んがっっ……ぅ……………ぅぁ……………………」


再びリング中央でグロッキーな姿を晒してしまうチャンピオン。

艶のある唇からは大量の唾液がたれ流しになっており、瞳には大粒の涙を浮かべてしまっている。



触れるだけで今にも倒れそうな王者ではあったのだが、




カーン!!


ここで第一ラウンド終了のゴングの鐘が鳴り響いた。



「ここで第一ラウンド終了~~~~!!

 チャンピオンが終始圧倒される展開でしたが、

 果たして彼女に勝ち目はまだ残されているのでしょうか!!?」







(さっきのラウンド、完全にエリザベスに打ち負けてしまった……)


セコンドに肩を貸してもらいながら赤コーナーに戻ったアンナ。

ぐったりとスツールに深く座り込んだ彼女は、肩で大きく呼吸を繰り返しながら

先のラウンドとこれからの事について想いを馳せていた。


(私はチャンピオンなのに…………チャンピオンは、強くなくちゃいけないのに……………………)


(ウジウジ悩んでてもしょうがない。

私の拳も当たってはいるんだ! なら、あの女だっていつかKO出来るハズ!!)


(負けられない…………チャンピオンは、絶対に負けちゃいけないんだから……………………)


未だ勝利を諦めず、既に腫れつつある顔のまま、王者はその瞳に闘志を燃やしていった。





カーン!!


「さぁ始まりました第二ラウンド!!

 チャンピオンは先程の劣勢を覆す事が出来るのか!!?」


すっかり重くなってしまった足を無理やり動かしてリング中央へと

歩みを進めるアンナに対して、エリザベスがにこやかに語りかけていく。


「大分身体も温まって来たことだし、そろそろギア上げていくわよ。

 …………ついて来なさいよ、チャンピオン!!」



「えっ!?………………はぶぅぅぅっっっ!!!」



「チャレンジャーのストレートがクリーンヒットォ!!

 チャンピオンの頭が弾けとんでしまったぁ!!!!」



今の一撃で瞳が上ずってしまい、軽く意識が飛びかけてしまうアンナ。


(うそ……まだ全力じゃなかった……の…………)


(でも、負けたくないっ……手を…………出さなきゃっ!!!)


だが持ち前の精神力で無理やり意識を引き戻し、反撃のストレートをエリザベスへと打ち据えていく!!!


「がひゅっ!!…………ふふっ、やるじゃない……そうこなくっちゃね!!」


さほど効いた様子も見せないチャレンジャーは、

王者が次の攻撃を放つ前に反撃の左フックを放った!!


「がっふぅぅぅぅぅっっっ!!!」


身体毎派手に揺らされてしまった現王者。


(ぁ……効いたぁ…………は、はんげき……を…………)


体勢を戻して再び反撃を放とうと試みるチャンピオン。

だが、その緩慢な動作を対戦相手が待ってくれるハズもなく、


「ぶひゅぅぅぅぅっっっ!!!」


チャレンジャーから放たれた返しの右フックがチャンピオンの頭を弾き飛ばしていく。


「これは強烈~~~~!!

 チャンピオン、エリザベスの左右のフックをマトモに貰ってしまったぁ!!」



「ぅ…………がぁっ……………………」

(だめ……パワーも……スピードも……ケタ違い…………!!!)


この試合何度目かわからないグロッキー状態へと再び陥ってしまったアンナ。



「イッツァショータイム♪」


完全に手が止まってしまったチャンピオンに対して傍観する事などはせず、チャレンジャーはこの日一番の勢いでラッシュを叩きつけていく!!!



「あぅっ……ふぁっ……っがぁっ…………あぁぁっ…………ごひゅっっっ!!!」


一撃一撃、チャレンジャーの拳がチャンピオンの肉体に突き刺さる度に汗や涎や涙が宙を舞い、女の嬌声がリングに響き渡る。


強さの象徴であった王者の拳は既にだらりと落ちきってしまい、その役目を果たす事は出来そうもない。


「チャンピオン、為す術もなく滅多打ちにされてしまっている~~~~~!!!

 これは万事休すかぁ!!!?」



(悔しいけど…………今の私とこの女の間には埋めがたい実力差がある)


リング中央で蹂躙されながら、それでも意識だけは失う事はなく思考を重ねていくアンナ。


(でも…………チャンピオンが簡単に負ける訳にはいかないの!!!)



エリザベスのラッシュに空いた一瞬の隙間、そこを縫ってアンナはクリンチを仕掛けていった!!!



「お~~~っとこれは! クリンチ、クリンチです!!

 あのプライドの高いチャンピオンがまさかのクリンチを仕掛けていったぁ!!!」


「ぜぇ……はぁ…………チャンピオンは…………負けない、ん……だからぁっ…………!!!」


ラッシュで顔面を殴られ続けた結果、醜く腫れ上がってしまったチャンピオンの顔面。

声は弱々しくも、残された力を必死に振り絞り、アンナは文字通りエリザベスへと縋り付いていた。




だが最強のチャレンジャーはつまらなさそうな物を見る瞳でそのチャンピオンの姿を見下ろし、


「なにそれ、呆れたわね…………それはチャンピオンの闘い方じゃないでしょう?」


軽々とアンナの身体を引き剥がして少しばかり距離を取ると、自身の全力を込めたボディアッパーをチャンピオンの腹筋へと突き刺していった!!!




「ごっぷぅぅぅぅっっっ!!!」


その威力は当然今のアンナに耐えきれる代物ではなく、

チャンピオンは拳が引き抜かれると同時にまたしてもキャンバスへと頭から沈められてしまう。



「チャンピオン、またしてもダウ~~~~ン!!!

 まるで芋虫の様に身体を蠢かせるだけで、起き上がる気配を一切見せません!!!」


「1…………2…………3……………………」


(意識はあるのに……身体が…………うごかない…………ゔ゙っっ!!!)


尻を突き上げぴくぴくとさせるだけのアンナだったが、

襲いかかってきた急激な嘔吐感に耐えきれず、口から吐瀉物を大量に吐き出してしまう!!



「お゙゙っ……ぼっ…………お゙゙え゙゙え゙゙え゙゙え゙゙え゙゙え゙゙え゙゙え゙゙え゙゙っっっっっ!!!」



「ここでチャンピオン嘔吐してしまったぁ~~~~~!!

 これは流石にもう立てないかぁ!!?」


「5…………6…………7……………………」


(もうだめ…………たてない……………………)


吐瀉物の湖に顔を埋めながら涙を流すアンナ。


(負けちゃった……チャンピオンなのに……勝てなかった…………)



「中々良かったけど、アタシを愉しませるのにはまだまだ力不足ね。

 …………出直してきなさい♪」


自分を圧倒的な力で殴り倒した女の声は既にアンナの耳に届いてはおらず、彼女は一人、思考の海にどっぷり浸かりきってる。


(あっ、でも……………………)



「9……………………10!!

 ウィナー、エリザベス~~~~~!!!」



(私……負けたから…………もう、チャンピオンじゃないんだ………………)



その結論に辿り着いてしまった瞬間、アンナの意識は深い闇の底に堕ちていった-----------------





○あとがき

今回エリザベスに屈辱的な敗北を喫してしまったアンナですが、その後「私はまだチャンピオンには足りないのね……もっと努力しないと」的な感じで、より一層トレーニングに励む事になります。



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Comments

今回は負けてしまった彼女ですが、より成長して戻ってくるので是非お楽しみに~。

ナッツが主食

😥😥😥

細氷

Thank you so much! (and I'm sorry if I made you feel uncomfortable with my comment below) There are many things I'm not good at, but I'll keep updating like this, so if you like it, I'd be happy if you could take a look ;)

ナッツが主食

Hey, thanks for the work.

majortomphamatp

No matter how poor the content is, it cannot be created without a supplier. I understand that you don't like our content, but I find it strange that you can't imagine how hard it is to create content even though you also draw yourself. We are different from other creators. If you are going to compare us to them, then only pay for the "good creators" as you call them. I think you are misunderstanding something, but Fanbox is a service where users support creators by agreeing to the quid pro quo offered by the creators in the first place. If you don't want to pay for it, you can look at deviantart, artstation, or other free content. We're sorry you don't understand, but that's all we can do at Fanbox. If I may say so myself, I think I'm making an effort to provide content on a regular basis even though the whole world is worried about the Corona disaster. There are many wonderful creators in the world. I hope you can find an excellent creator who fits your needs.

ナッツが主食

"always use the same poses nothing new"? "full the page with writing stories and add 3 simple pages"? You have no idea how much time we spend every time we create a story or a picture. If we had to create this amount of content with all new pictures every time, we wouldn't be able to update it once a month. Besides, we usually have full-time jobs. We are not students or full-time creators who have relatively more time on their hands. Every time I write in the description that "there is one new picture", and when I got comments on pixiv, I explained that "this one is a continuation of the last one, so it's similar". Didn't you read it, understand it, and pay for it yourself? You've supported me four times so far. Since you don't support us every month, you could have seen the preview and not paid for the content you didn't like. Why didn't you do so this time?

ナッツが主食

This will be my last mouth on your fanbox You always use the same poses nothing new and you full the page with writing stories and add 3 simple pages there's another artist gives more with 400 yen

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