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2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina

※月2回更新の1回目です!!

*This is the second of two monthly updates!


■試合内容

JKリーグ対女子リーグ対抗戦の第1試合はギャルボクサーであるルイ対OLレズボクサーのマリナ。


1ラウンド目はマリナの強さを前に手も足も出なかったルイ。

逆転の望みを自身の得意技であるデンプシーロールに託すのだが……


的な内容の決着編となります!!


挿絵は立ち絵や差分など含む全5枚、内1枚はFANBOX用の新規描き下ろしです!!

またSSは約8800文字となります。(pixiv換算で読了まで約17分です)


対戦よろしくお願いします~。


■Content of the match

The first match of the High School Girl League vs. the Women's League rivalry was Rui, a gyaru boxer, vs. Marina, an office lady lesbian boxer.


In the first round, Rui was unable to get a hold of Marina's strength.

She hopes to turn the tables with his signature move, the Dempsey roll.......

This will be the final chapter of the series!


There are a total of 5 illustrations including standing pictures and differences, one of which is newly drawn for this plan!



★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。

There is a survey at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese)


★For non-Japanese users★

Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m


---

【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~

League Match 1 - Rui vs. Marina

※JK=Jyoshi Kousei=High school girl



「あ~やっば、まだ頭クラクラする……

 なぁアンナちゃん、あの女アンタの師匠なんだろ。 なんか弱点とか無いわけ?」


青コーナーでは褐色の肌をした美少女が傷付いた身体を休めており、痛々しく腫れ上がってしまった顔面をセコンドへと向けていた。



「うーん……媚薬を飲んだマリナさんは多少動きが鈍りはするものの、何故かパンチ力もタフさも上がる上に、何度イッても性欲が尽きない人だから、正直弱点と言われても…………」


今までのスパーを思い返しても、媚薬を飲んだマリナ相手に勝利した事が一度も無いアンナは苦々しい顔を浮かべている。



「マジか……悔しいけど素の実力差もかなりあるっぽいし……やっぱ、”アレ”しか勝つしか道はなさそうだな」


年齢制限のない女子リーグの選手が相手と聞いた時から覚悟してたつもりではいた。

だが相手は自分の予想を遥かに上回る強敵で、たった3分闘っただけで既に身体はズタボロにされてしまっている。


赤コーナーの対戦相手を見れば楽しげにセコンドと談笑しており、目があった瞬間淫靡な笑顔を向けてくる程に余裕をかまされてしまっている。




何の突破口も見えないこの状況は最悪に近い物であるのだが、それでも少女の心は未だに折れる事はない。


彼女には、”とっておき”がまだ残されているのだから―――――――






カーン!!!


「さぁ始まりました第2ラウンド!!

 ルイ選手、ここで巻き返しなるか!!?」



(アレをやるのは確定だけど、今バカ正直に打ってもこの女に躱されるのがオチだろうし…………今は少しでもダメージを与えてチャンスを作らねーと)



「さっきは好き放題されちまったが、このラウンドは覚悟しろよ……淫乱女!!」


身体に刻まれたダメージは深く体力もかなり消耗させられてしまっているのだが、そんな事は微塵も感じさせない機敏な動きで少女は金色の拳を放っていく。


「ルイ選手のっけから果敢に攻めていく~~~~!!

 マリナ選手、これは凌ぎきれるかぁ!??」



その派手な外見とは裏腹に、教科書通りの丁寧なコンビネーションが媚薬で冒された女の身体に襲いかかっていく。



だが、その鋭い連撃はマリナに掠る事すらなく全て紙一重で躱されてしまっていた。


「…………くそっ」

(動きはアタシの方が疾いハズなのに……当たる気がしねぇ!!)


自分とこの女の間では、純粋な技術力に差がありすぎる。

少女はその事実を改めて痛感させられてしまっていた。



「勢いがあって良い攻撃よルイちゃん♪

 …………でも、お顔がガラ空きなのは頂けないわね。 ほらそこっ♡♡」


打ち終わりの僅かな間隙を縫って、女は青いグローブを相手の顔面に差し込んでいく。


媚薬の影響で拳の速度が若干落ちているにも関わらず、その反撃は的確に少女の顔面を弾いていった。


「ぶっ、ぶひゅっ…………」


鼻っ面を叩かれて一瞬動きを止めてしまったルイ。

そして対戦相手はその隙を見逃してくれる程甘くはない為、またしてもその腫れ上がった顔面に拳が打ち込まれていった。


「んぶっ、ぶふぅっ、んんんっっっ…………」



「マリナ選手のジャブが次々に突き刺さっていく~~~~!!

 このラウンドも一方的な展開になってしまうのかぁ!!?」




(この女……舐めやがって)


先程から顔面を何度もジャブで叩かれているものの、その拳は馬鹿にしているのかと思えるほど酷く軽いものであり、ルイへのダメージは無いに等しい。


だがその事実がルイの闘争心に激しく火を付け――――――


「このっ……舐めてんじゃねぇぞ!!!」


気が付けば、怒りに身を任せてフルスイングの拳を放っていた。



バキャッッ!!!

「ぶひゅぅぅっっっ…………」


媚薬で火照った身体で放たれたカウンターは正確に少女の顔面に突き刺さっていき、ルイは情けない呻き声を上げながら涎を周囲に撒き散らし、数歩ほどたたらを踏んでしまう。


「あ~っとルイ選手、かなり派手に吹き飛ばされてしまったぁ!!

 辛うじて立ってはいるものの、完全にグロッキーです!!!」



「ぁ……んぶっ…………」


ラウンドが始まってさほど時間が経過していないにも関わらず、金髪の少女は虚ろな瞳を浮かべてリング中央をふらつき、その瑞々しい褐色の肌を震わせていた。




「ふふっ、駄目じゃないルイちゃん……♪

 試合中にそ~んなやらしい顔してたら……昂ぶって来ちゃうでしょ♡♡♡」


満面の笑みで半失神状態の試合相手に近づいていくマリナ。

その股ぐらからは愛液が止めどなく垂れ流しになってしまっており、周囲には発情した雌の香りが充満している。



「それじゃ……今度は私の方からクリンチしてあげるわね♡」


そして未だ身動きの取れないでいるルイの目の前に辿り着くと同時、その豊満な肉体を少女のそれに押し付けていった。



「あ~~~っとマリナ選手、ここでクリンチ!!

 グロッキー状態のルイ選手相手にやりたい放題です!!!」



「ぅ……ぁ……んぅぅ…………」


密着状態になってもルイの意識は依然朦朧としてしまっており、マウスピースの零れ落ちた口は無防備に開きっぱなしとなってしまっている。


「それじゃ……いただきま~す♪」


そんな少女の唇に、女は躊躇なく自身のそれを重ねていった。


「んぷっ……ちゅっ……じゅるっ……じゅるるるる」


二匹の雌の柔らかな唇同士が激しく絡み合い、淫猥な水音を立てていく。

そして片方の雌が自らの唾液を口移しで相手へと流し込んでいき、それに含まれている媚薬の成分が少女の身体を蝕み始めていた。



「るいひゃんのくちびりゅ……お~いひっ♡♡♡」


試合で幾度となく殴られた事によりルイの顔面は腫れ上がってしまっていたのだが、その痛々しさですら女をより興奮させる材料となっている。



「んぁ? …………んんんんっっ!!!!」


激しいフレンチキスの刺激で少女の意識が目覚めるものの、マリナはお構いなしに口づけを続けていく。



(な、なんでっ♡……試合中にキスなんか……とにかくっ♡、離れない……と♡♡)


ルイが必死に抵抗を試みるものの、即効性の媚薬は既に少女の身体を快感へと導き始めており、思うように身動きが取れないでいた。



「じゅっ…………ちゅぷっ……じゅるるる…………ん……ぁっ…………」


互いの柔らかな部分が激しく擦れ合い、唾液が混ざり合う音がリング上に響き渡る。

淫靡な雰囲気の中で行われる、それはまるで恋人同士のような濃密な接吻であった。






「じゅっ……ちゅっ…………ぷはぁっ…………

 ど~おルイちゃん♪ そろそろ気持ち良くなってきたんじゃない?」


思う存分少女の口内を蹂躙した女が唇を離すと、恍惚とした表情を浮かべる少女へと問いかけていく。



「ふぁ♡……? だ……だれっ、が♡……アンタなんかで………んぷぅぅっ♡♡♡」


辛うじて残された理性で必死の抵抗を続けるものの、その言葉は再び試合相手の唇で遮られてしまい、少女の口からは甘い声が発せられてしまう。



(だめっ♡……これ以上♡♡……は…………むりぃっっ♡♡♡♡)


そしてそれがトドメの一撃となってしまい、既に限界付近まで高まっていた少女の性感は臨界点へと達し、そのままリング上で無様にイキ果ててしまった。


「んんんんんん~~~~~~♡♡♡♡」


「あ~っとルイ選手、キスだけでイカされてしまったぁ!!

 マリナ選手、流石のテクニックです!!!」



満足そうな表情を浮かべたマリナが見つめる中、ルイは全身を痙攣させながら力無くその場に崩れ落ちてしまう。


「ルイ選手ダウ~~ン…………いや……スリップ、スリップです!!

 レフェリーはスリップの判定を下しております!!」


媚薬マッチであればこういった性的な攻撃もダウン判定になるのだが、今回は通常のボクシングルールでの試合となっているため、少女が現在キャンバスにへたり込んでいるのはスリップ扱いとなっていた。



(アタシ……こんな奴に……イカされ……しかも、リングの上で…………)



そしてスリップ故にカウントも取られないため、少女はある程度身体を休めてからゆっくりと立ち上がっていった。






「ボックスッ!!」


「ぜぇ……はぁ……くそっ、さっきはよくも」


無事に立ち上がり試合が再開された直後、ルイは鋭い目つきでマリナを睨みつけていく。


唾液を通して接種した媚薬は極少量であった事から既にその効果は完全に切れており、彼女の瞳には再び闘志の炎が燃え盛っていた。


「まだそんな目が出来るなんて……ルイちゃん、貴女本当に可愛いわね♪」


派手目な美少女からの威圧を込めた鋭い眼光にも関わらず、頬を朱で染めた女はその視線でより一層の興奮を覚えている。


「はぁっ……はぁっ……このっ、ド変態がっ……ぶひゅぅぅぅっっ!!!」


鍛えられた褐色の腹に青いグローブがめり込んでいく。

もはや腹筋に力が入らないのか、試合序盤の頃よりもその拳はより奥深くまで少女の身体を犯していた。



「お゙っ……あ゙っ、あ゙あ゙あ゙っ…………」


「ルイ選手、試合再開早々ボディで悶絶~~~~~~!!!

 身体のダメージが甚大なのか……しかしこれは危険な状況です!!」



痛みで瞳に涙を浮かべ、ぷるぷると小刻みに身体を震わせる少女。

その苦痛に歪んだ表情をじっくりと眺めながら、媚薬の快楽に身を任せきった女王様は優雅に口を開いていく。


「結構楽しめたし……そろそろ本格的に可愛がってあげないとね♡」


そして動きの止まってしまった少女へと、猛烈なラッシュが襲いかかっていった。






「ぶひゅっっっ……お゙あ゙あ゙っっ……これ、やばっ……がふぅぅぅっっ!!!」


二人の見目麗しい女が対峙する地下リングでは、一方的な蹂躙劇が繰り広げられている。


(一発一発が重すぎてっ…………このままじゃヤバい!!)


滅多打ちにされている褐色の美少女は危機感を募らすも、相手から押し付けられる拳の圧を前に、反撃する事が出来ないでいる。



「ルイ選手、マリナ選手の猛攻に手も足も出な~~~~い!! ランキング5位同士とは言えど、JKリーグと女子リーグでは力の差がありすぎるのかぁ!!?」



「ごひゅっ……お゙え゙っっ…………あ゙っ……はぶぅぅっっっっ!!!!」


「あ~~~最っ高♪

 可愛い女の子の情けない呻き声……本当にたまらないわ♡♡♡」


虚ろな目で殴られ続けている少女とは対象的に女は溢れんばかりの笑顔を浮かべ、股から愛液を垂れ流しにしながら拳を振るっていく。



「それじゃこれで…………沈みなさいっ!!!」


そして打ち込んでいくのは力のこもったボディアッパー。


既に柔らかくなってしまった腹に狙いを定めたそれは絶対に貰ってはいけない一撃なのだが、半ば失神状態になってしまっている少女にはその脅威を認識する事さえ出来ず――――――



「おぶぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!!」


大量の唾液と共に、マウスピースを吐き出させられてしまう。






「ルイ選手遂にダウ~~~~ンッッ!!!

 散々にボコられてしまいましたが、果たしてまだ立ち上がれるのかぁ!!?」


「あ゙っ……がぁっ……あ゙あ゙っ…………」


瞳から大量の涙を流しながら雌としての魅力に溢れた臀部を突き上げ、ピクピクと身体を痙攣させているJKボクサー。


ボディアッパーの衝撃で半分失いかけていた意識が再び戻るものの、そのせいで体中に奔る痛みに苛まれている。



「あはっ♪ いい眺め♡」


ご機嫌な様子で地べたに転がる対戦相手を見つめる女の瞳は、依然として淫靡な色で埋め尽くされていた。




「お゙っ……ん゙あ゙っ…………」

(この女鬼強ぇ…………でも、このまま負けるのは流石にダサすぎる!)


身体は満身創痍な上、相手との実力差も嫌というほど解らせられてしまっているのだが、それでも少女は持ち前の負けん気の強さで立ち上がり、ファイティングポーズを構えていく。


「あ~~~っとルイ選手立ち上がりました!!

 膝が笑ってしまっていますが、まだその目は死んでないぞ~~!!!」



「へぇ……まだやるんだ♪

 そういう健気な感じ、おねーさん嫌いじゃないわよ♡」


「はぁ……はぁ……その発情したツラ、すぐにぶっ飛ばしてやるからな……」






「ボックス!!」


(こっから逆転するには……”アレ”しかない)


圧倒的逆境にも関わらず未だ試合を諦めていない少女に対し、女は上機嫌な声をかけていく。


「あっそうだルイちゃん、いつものヤツ……やってくれないの?

 おねーさん、楽しみにしてたんだけどなぁ~」



(これは……誘ってるのか? この女、一体何を考えて……)


試合相手からのいきなりの要求に対して戸惑いの色を隠せないルイ。

だが、そんな彼女の耳に冷たい声が届けられていく。



「じゃないと……このままKOしちゃうわよ」


そして次の瞬間、褐色の腹に再び青い弾丸が突き刺さっていった。



「おぶぅぅぅっっっっ!!!」


「ルイ選手、またしてもボディ一発で悶絶~~~~~!!

 既に彼女の腹筋は限界を迎えてしまっているのかぁ!!?」



「お゙っ………あ゙ゔっ………………」

(また貰っちまった……でも、今動かないと負ける!!)


内蔵を抉る痛みで脳内を支配されている少女だがそのまま追撃を待つのではなく、くの字に折れ曲がってしまった身体を無理やり動かして相手へと抱きついていった。



「きゃっ♪」


「ルイ選手たまらずクリンチ~~~!!

 あ~~っと、そのまま強引にコーナーへ押し込んでいったぁ!!!」


マリナの身体を突き放し、逃げ場のない場所へ追い詰める事に成功したルイ。


「言われなくても……ぶち込んでやるよ!!」


そして僅かな勝機を掴み取るべく、自身が絶対の信頼を寄せるその技を繰り出していった。





「ぶひゅぅっ……がひゅっっ……ごぷぅっ…………んびゅっ♡♡♡」


「決まった~~~~~~デンプシー・ロール!!!

 マリナ選手の顔面が容赦なく滅多打ちだ~~~~~!!」


コーナーを背負っている故にダウンする事すら叶わず、マリナは止まらないフックの嵐を際限なく叩き込まれてしまう。


「んっ♡……ぶひゅっ♡…………ぁ………ぶふぅっ♡♡…………ぁ……ふぁぁ……………………♡♡♡」


金色のグローブが女の頬肉を押しつぶす度、会場に艶のある呻き声が零れ、女の豊かな乳肉がその存在を激しく主張していく。


媚薬の効果も相まって、拳を受ける度に股間からは大量の蜜が溢れ出してきていた。



「お゙あ゙っ♡…………んぶぅぅっ♡♡…………がひゅぅぅぅ♡♡♡♡」


「デンプシー・ロールが止まらない~~~~!!

 完全に形勢逆転してしまったぁ!!!」


半分意識を失ってしまっているのか、ガードすらせず虚ろな瞳を浮かべ淫らな声をあげるだけとなってしまっているマリナ。


その表情は先程よりもより一層朱に染まっており、彼女の興奮具合が高まっている事を如実に表していた。



「これで……くたばりやがれっっ!!!」


そしてルイの体力が限界に達する直前、少女は全身の力を込めてトドメの一撃を放っていく。



「ぶひゅぅぅぅぅっっっっっ♡♡♡♡♡」


その拳をモロに顔面で受けてしまった女は盛大なオーガズムを迎える。

そして心底気持ち良さそうな嬌声を上げながら股間から大量の愛液を撒き散らし、そのまま力なく崩れ落ちていった。


緩みきった表情には到底意識がある様には思えず、彼女が完全に失神してしまっているのが誰の目にも明らかである。



「ルイ選手、必殺のデンプシーロールで遂に逆転~~~~~!!

 圧倒的劣勢から見事に絶頂失神ダウンを奪い取りました!!!」




「ダウ~~~~ン!!! 1………………2……………………」



「ぜぇ……はぁ…………ざまぁ……みやがれ…………」


レフェリーによるカウントが始まっても潮を吹きながら情けないメス声をあげ続けるだけのマリナ。


そんな無様な対戦相手の姿を見て、ルイは疲労困憊ながらも満足気な表情を浮かべていた。


「あ゙っ♡…………お゙ぉ゙っ♡♡…………んぅっっ♡♡♡」


「マリナ選手、気持ち良さそうにノビてしまっております!!

 このまままさかの逆転勝利なるか!!?」


(今のは会心のデンプシーだった……これなら流石にあの女も…………)





―――――――だが、少女の淡い期待は女があっさりと立ち上がった事により儚く消え去ってしまう。



「マジかよ…………」


カウント5で意識を取り戻し、平然とした様子で復帰するマリナ。

媚薬を飲んで上昇した耐久力により、彼女はデンプシーロールを真っ向から耐えきっていた。


「流石は”淫乱な女王様(ラスィヴィアス・クィーン)”!!

 あのラッシュを食らっても未だピンピンしております!!!」




「ふぅ……気持ち良すぎて一瞬トンじゃった♪

 さ、それじゃルイちゃん……続き、やろっか♡」


「………………………………」

(ざけんなよ、全然効いてねーじゃんか……なんなんだよこの女)


絶対の信頼を誇るフィニッシュブローでさえ耐え切られたショックで呆然としてしまっているルイは言葉を返す事が出来ず、ただその場に立ち尽くすのみである。



「貴女のデンプシー……中々良かったわよ♡」


絶頂の余韻で言葉の節々に艶を載せながら、女は満面の笑みでルイに歩み寄っていく。




(もう身体が限界………………けど、KOするまで何回でもぶっ放してやる!!)


絶望していたのは一瞬。


相手が自分より圧倒的に格上だと理解させられてしまってもなお、少女は試合を捨ててはおらず、その瞳には闘志の火が灯されている。


そして再び、自らの上半身を横にした八の字の軌道で振り始めていった。



「あら、またデンプシー・ロール?

 それしか頼る物がないとか、本当に健気ねぇ……」


先程ダウンを奪われた技に対して警戒心を示すどころか、呆れた様子でそう告げるマリナ。そんな彼女に対してルイは語気を荒げて言葉を返していく。


「うるせぇ、もっぺんぶっ飛びな!!!」



「ルイ選手、またしてもデンプシー・ロール!! 先程この技でボコられてしまったマリナ選手、果たして対抗策はあるのかぁ!!?」


そして、十分に身体が加速した所で初弾の右フックが放たれていった―――――




―――――が、


「ばひゅぅぅぅっ………………」


「あ~~~~っと、カウンター一閃!!

 ルイ選手、完全にタイミングを読まれてしまったぁ!!!」




これ以上ない程に綺麗なクロスカウンターを顎に貰ってしまった少女は、一瞬で意識が混濁してしまう。


「らん……れ…………」


「なんでって……勿論、さっきのはわざと受けてあげたからに決まってるじゃない。

 可愛い女の子の全身全霊を叩き込まれるのって……結構癖になるのよねぇ♪」


虚ろな瞳を浮かべながら疑問を呈するルイへ向けて、笑顔で返すマリナ。

そしてリング中央でふらつくだけになってしまっている対戦相手の少女へと向けて、上機嫌で言葉を続けていく。


「それに……その技、威力は凄いけど動きが読まれやすいから普通に打っても当たらないわよ」



「う、ぁ……んぁ…………」


千鳥足で右往左往するものの、ボクサーの本能か、必死に腕を上げようとする一人の少女の姿がリング上にあった。



女は笑顔で対戦相手の痴態を眺めながら、聞こえているのかすら分からない話を続けていく。


「もちろん、グロッキーな相手にトドメとして使うのなら十分有用な技よ♪

 …………そう、例えば今の貴女みたいにね♡」


そして先程褐色の少女がしたのと同様に、自らの上半身を横にした八の字の軌道で振り始めていった。




「あ~~っとマリナ選手この構えは!!

 まさかお株を奪うデンプシーロールが炸裂してしまうのかぁ~~~~!!?」


「わざわざ練習してあげたんだから…………しっかり味わいなさい♡」


マリナは次第に上半身を振る速度を上げていき、身体が戻ってくる反動を利用して左右のフックの連打をルイへと打ち込んでいった。



「ぁ……でんぷしー…………ぶぎゃっっっっ!!!」





「ルイ選手、自分の得意技で滅多打ちにされてしまっております!!

 失神してしまっている様に見えますが、果たして耐えきれるのかぁ!!?」


初撃で完全に意識を断たれてしまったルイ。

だがマリナの勢いは止まらず、無防備な乙女の顔面を蒼い嵐が蹂躙していく。



「っ……ぁ…………ぶっ…………んぁ…………ぅぁ……………………」


サンドバッグにされてしまっている哀れなJKボクサーからは既に呻き声すら発せられる事はなく、拳が肉を押し潰す度に言葉にならない呼吸が吐き出されていくのみである。



「オチてる顔も可愛いわよルイちゃん♡

 それじゃ、これで…………おしまいっ♪」


身体の速度が最高潮になった所で、マリナは勢いに乗せた右フックを放つ。


「……ぅ……ぁぁ………………」


意識の残されていないルイにはその拳を避ける事が出来るハズもなく―――――――



「ぶぎゅぅぅぅぅぅぅっっっっ………………」


そのまま、キャンバスへと派手に吹き飛ばされてしまっていた。




「ルイ選手ダウ~~~~ン!!

 完全に失神してしまっておりますが、これは流石に立てないかぁ!!?」



意志の灯されていない瞳に完全に脱力しきった褐色の肌。

とっくの昔にマウスピースが吐き出されてしまった口は酸素を求めぱくぱくと金魚の様に蠢いており、時折汗に濡れた肉体がびくんと跳ねている。


そのどれもが、少女の敗北を分かりやすく示しており―――――――



「9……………………10!!! ウィナー、マリナ!!!」


リーグ対抗戦、初戦の決着を告げるゴングが鳴り響いていった。



カンカンカーン!!!


「試合終了~~!!! 初戦は女子リーグの勝利です!!

 ですが、内容は2ラウンド持たずにルイ選手の失神KO負けという予想以上に一方的な試合となってしまいました!!

 リーグ間の実力差は我々の想定以上の物があるのでしょうか!?」


劇的な決着に観客の興奮が冷めやらぬ中、実況は言葉を続けていく。


「リーグ対抗戦の第2試合はあきら選手対アリサ選手!!

 アリサ選手は現在4位ですが、以前は女子リーグの2位にいた強豪です。 厳しい相手ですが、果たしてあきら選手はこの黒星を取り戻す事が出来るのか!?」



リーグ対抗戦第2試合~あきらVSアリサ~へと続く――――――









2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina 2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina 2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina 2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina 2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina 2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina 2023.6【Part2/fin】リーグ対抗戦第1試合~ルイVSマリナ~/League Match 1 - Rui vs. Marina

Comments

ありがとうございます😊

ナッツが主食

リップロック最高です!!!!

きのこ

Thanks for the kind words! It makes my hard work worthwhile to hear you say so!

ナッツが主食

Thank you! Glad you enjoyed it!

ナッツが主食

ありがとうございます!

ナッツが主食

マリナ、とても素敵でした! 😍😍

細氷

Good domination!

fUkcovid

I think your work is getting more and more interesting, so thanks again today. :)

Marcacis


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