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2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei

■前回

https://hate.fanbox.cc/posts/7938169


■試合内容

今回は前回に引き続き、デビュー戦の新人であるシオンと無敗の女王レイの一戦をお送りします!!


試合内容としては、女王の圧倒的な力を前にシオンは手も足も出ず…………

的な感じで試合の完結編になります。


挿絵は全5枚、SSは約7600文字です(pixiv換算で読了まで約15分)。


ドミネーション成分多めなので、お好きな方は是非よろしくお願いします~。


■Content of the match

Continuing from the last issue, this time we present a match between debutant newcomer Shion and undefeated queen Rei!


As for the content of the match, Shion was unable to do anything in front of the overwhelming power of the queen...

This will be the conclusion of the match in a similar manner.


It has a lot of domination components, so if you like it, please enjoy it~.


There are a total of 5 illustrations including standing pictures and differences.


★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。

There is a survey at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese)


★For non-Japanese users★

Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m


---

新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~ 2

New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2



「ふふっ……良い顔♪ …………それじゃ、ちょっと強いのいくわよ」


頬に朱を浮かべ、妖艶な声で女王は告げていく。

そして利き腕である右拳を硬く握りしめた後に、強烈なフックを放っていった。



「んぇ……ぁ…………ぶひゅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」


女王の拳で頬肉を大きく波立たせると同時に、身体を半回転させられてしまいそのままキャンバスへと崩れ落ちていくシオン。


墜ちていく途中でロープに腕が引っかかり、そして―――――試合開始から僅か58秒で、女はこの試合二度目のダウンを喫してしまっていた。





「またしてもダウンッッ!! たった1分で二度目のダウン!!!

 シオン、デビュー戦は苦しい立ち上がりになってしまいました!!!」


「ぁ…………んぁっ……………………」


本日デビュー戦であるその女は完全に失神してしまっており、苦しい立ち上がりどころかこれで試合が終わってしまってもおかしくない状態である。



そんな無様な姿を晒している対戦相手を見て、女王はため息を吐きながら口を開く。


「アイツのお気に入りって話だから期待してたけど……ガッカリだわ」


だがその言葉とは裏腹に、濃密な色気を伴ったその声は実に愉しげなものだった。




「んっ…………ふぁ……………………」


深い蒼の瞳は虚ろな色を浮かべ、だらしなく開かれた口からは涎と力ないうわ言を垂れ流し続けている。


ロープが揺れる動きに合わせてこの日の為に新調したコスチュームに包まれた乳房が柔らかく震え、観客の瞳を愉しませていた。




「シオン、全く反応がありません!! 試合開始してからまだ1分ですが、既に失神してしまっているのかぁ!!?」


時折僅かばかりの痙攣を起こすのみで、それ以外はピクリとも動かない女の肉体。



「4…………5…………6……………………」


だが地下リング特有の長いカウントが進む中、青いトランクスに包まれた臀部が一際高く跳ねあがり、女の瞳に光が戻っていった。


「んぅっ!!…………あぇ……試合、は…………?」


辛うじて意識を取り戻したシオン。

だが女王の強打で直近の記憶を飛ばされてしまったのか、自分が今置かれている状況すら把握出来ないでいる。


「しーちゃん、カウントヤバいから早く立って!!」


そんな中、リング下からセコンドである親友の叫び声が届く。


「さくちゃん…………ッッ!!」


その声が耳に届いた瞬間、日頃の練習の賜物か、未だ混乱状態にある中でもシオンは素早く身体を動かしていき、ギリギリカウント9で立ち上がる事に成功していった。






「ボックスッ!!!」


「女王の猛攻から何とか立ち上がったシオン、若干足が震えておりますが果たしてここから巻き返せるか!!?」


1ラウンドの序盤にも関わらず既に2回のダウンを喫してしまっている一方的な展開。

それはデビュー戦の新人と無敗の女王という、明らかに実力差のある対戦カードである事を考えれば当然の結果と言えた。


自分を楽しませてくれる強者を求めて地下リングに身を投じているレイにとってこの試合は一見意味のない物に思わたのだが、彼女は愉しげに口を開いていく。


「ちゃんと立てて偉いわよシオンちゃん。 それじゃ……続き、いきましょうか」


無敗の女王であるレイが新人の相手を務めるのは今回が初めてではない。


新人がデビュー戦で大敗を喫して地下リングの”壁”を突きつけられた時、最終的にそれを乗り越える事で、より強く優れた選手となる場合がある事をレイは経験則から知っていた。


その為、将来的に自分の遊び相手になってくれそうな、”期待できる新人”が現れた時に限り、レイはその高い壁の役を買って出ていたのだった。



つまり、この試合は彼女にとっては最高の素材をより美味しく頂く為の味見と下ごしらえのつもりであったのだが―――――


(でも……味見で食べ尽くしちゃっても別に構わないわよね!!)


自らの本気を前にしてなお健気に立ち向かって来るシオンの姿を見て、女王は更に笑みを深めていった。






(徐々に思い出して来た……私、またダウンさせられちゃってたんだ)


意識が鮮明になったお陰で、漸く自らの状況を把握していくシオン。


(流石に無敗の女王は強いわね…………でも、きっとどこかに付け入る隙はあるはず!!)


圧倒的な実力差を見せつけられてしまったシオンだが、その瞳は死んではおらず未だに勝負を諦めないでいた。



(遠距離じゃ敵わない上にパンチも強い……なら、こっちから攻めまくってやる!!)


現状を鑑みて次の方針を定めたシオンは、自らの間合いまで瞬時に踏み込むと同時に激しいラッシュを繰り出していった。


「しっ、ふっ、やぁっ!!!」



「シオン、私はまだまだやれると言わんばかりの激しい連打です!!

 チャンピオン手が出ないか、ガードを固めて防戦一方!!」


相手に防御を強制させるべく、シオンは絶え間なく攻撃の手を出し続けていく。

生半可な攻撃をした瞬間、即座にカウンターが飛んでくる事が容易に想像出来るため一瞬足りとも気を抜けず、文字通り全力の拳を放ち続けていた。


(ペース配分なんて考えて闘える相手じゃない!!

 残りの体力を使い果たしてでも攻めないとこっちがやられる!!)


女王の強打で痛めつけられてしまった肉体は既に悲鳴を上げつつあるものの、必死に歯を食いしばり強引に身体を動かす。



「シオン選手、気迫の籠もった凄まじいラッシュ!!

 女王を相手に新人とは思えない堂々とした闘いぶりです!!」



(イケる……このまま手を出し続けてればきっと…………!!)


所々紅く彩られた白い肌からは大量の汗が吹き出し、呼吸が次第に速く浅くなっていく。


それでもなお、脳内を満たしているアドレナリンのお陰でシオンは激しい連打を放ち続ける事が出来ていたのだが――――――



「こひゅっっっ………………」


何気なく放たれた漆黒の一撃が、シオンの横顎を鋭く貫いていった。


「女王のカウンターが炸裂~~~~!!

 シオン、一撃で動きが止まってしまいました!!!」



「ぁ…………ぅ……………………」


脳を激しく揺らされたせいで意識が朦朧としてしまっているシオン。

攻撃の為に突き出された右腕はそのままの位置で止まっており、完全に無防備な姿を晒してしまっている。



「ふふっ……それじゃ、次はこっちの番ね」


そして傷一つない整った顔に笑みを浮かべながら、女王は硬く拳を握りしめていった。




「ぶびゅぅっっ、ぼへぇっっっ、んぶぅっっっっ!!!」


漆黒の嵐がシオンの腫れ上がりつつある顔面を猛烈な勢いで殴りつけていく。


「あ~っとシオン、またしても女王の連打に捕まってしまったぁ!!

 ガードすら出来ずただされるがままになってしまっております!!」



「あべぇっっ、こぴゅっっっ、お゙あ゙あ゙っっっ…………」


左右のフックで目まぐるしく顔を弾かれた後、力の込められていない腹筋に深々とボディが突き刺さり、余りの激痛でシオンの意識が無理やり引き戻されていく。


だが目を覚ました所で本気の女王の猛攻を前に出来る事は何もなく、圧倒的な暴力でただひたすら蹂躙される事しか選択肢が残されていなかった。




「んぶぅっっ…………ぶひゅぅぅぅっっ…………あ゙え゙え゙っっっ…………」

(だめっ……この女…………”格”が……違いすぎる…………)


またしても朦朧とし始めた意識の中で、シオンは目の前の対戦相手との埋めがたい絶望的な力量差について想いを馳せていく。


「ぼひゅっっ……お゙ゔゔっっ…………がっ、へぶぅぅぅぅ…………」


虚ろな瞳で悲観的な事実について考えを巡らせている中でも絶え間なく強打を浴びせられ続けており、女は拳を叩きつけられる度に自分の意に反して情けない声を上げさせられてしまう。



(アタシじゃ、勝てない…………)


そして自らの敗北を悟った次の瞬間、女王の拳が吸い込まれる様に女の顎先を貫いていった。



「ぶぴゅっっっっ…………」






「シオン、またしてもダウ~~~~ンッッ!! 既にこのラウンド3度目のダウンです、流石にこれは勝負あったか!!?」



「んぁっ…………ぅぅ………………」

(力の差がありすぎる……悔しいけどアタシじゃ、試合にすらならない)


意識だけは辛うじて残されていたものの、”格付け”が完了してしまった女の瞳に既に光はなく、ロープに項垂れながら弱々しく身体を震わせるのみである。



「ふふっ……もしかして、本当に1ラウンドで終わっちゃうのかしら?」


わざと対戦相手に聞こえる様に、愉しげな声でレイが口を動かしていく。

興奮で頬を朱に染めてはいるものの、息すら上がっていないその姿には全く疲労感は感じられない。


「貴女……あれだけイキってた癖に、情けないわねぇ」


瑞々しい唇から妖艶な言葉が奏でられる。

普段のレイらしからぬその発言は、見込みのある新人を奮起させるべく発せられたものであったのだが―――――



(でも……アタシにだって意地がある…………せめて、1ラウンドは絶対に耐えてやるんだからっ!!)


負けん気の強いシオンに対してその効果は覿面で、深い蒼の瞳に再び光が戻っていく。


そして女は身体に迸る痛みを無視して強引に立ち上がり、震える腕でファイティングポーズを構えていった。


「ぜぇ……はぁ……情けないかどうか、決めるのはまだ早いんじゃない?」


荒い深呼吸を繰り返しながらの精一杯の強がり。

試合開始から一方的にドミネーションされ続けた結果、既に敗北寸前まで追い込まれており、その証拠に膝がガクガクと震えてしまっている。


だが、そんな満身創痍の対戦相手と目が合った瞬間、女王は瞳を輝かせてその妖艶な笑みを更に深くしていった。






「ボックス!!」


「ぜぇっ…………はぁっ………………」

(体力も限界だし、何より足にキちゃっててもう動けない。 でも……)


客観的に見れば絶望的な状況に思えるものの、試合時間は丁度2分を越えた所であり、つまり彼女が耐えるべき時間は残り60秒。


終わりが見え始めたとは言えど、その永遠とも呼べる僅かな時間を耐え凌ぐ為に現状を分析し、シオンは防御重視のスタイルを取っていく。


(このガードだけは……絶対に解かないんだから!!)


どっしりと地に足をつけ両腕を身体の前に構えていくと、フットワークすら刻む事なく対戦相手が来るのをじっと待ち構えていった。



「へぇ…………私から攻めて欲しいって事かしら?」


それを見たレイは愉しげに言葉を投げかけていき、返事を待つことなく鋭いステップで対戦相手の懐まで瞬時に潜り込んでいく。


そして急接近した勢いをそのまま拳に乗せて、シオンのガードの腕目掛けて強烈な右フックを放っていった。



「んうぅっっっ!!!」


想定していたよりも数段階上の威力で拳が叩きつけられ、防御した腕にビリビリとした痛みが迸り、瞳からは涙が溢れ出していく。


(滅茶苦茶キツいけど……このガードだけはっ…………)



「次いくわよ…………」


余りの衝撃で若干身体を揺らされてしまい、ガードも少し崩されつつある中、女王は返しの左をまたしてもシオンの腕目掛けて繰り出していった。



「くぅぅっっっっ!!! ……ぁっ…………」


シオンの情けない声がリングに響くと同時に、既に紅く染められている女の腕が勢いよく弾き飛ばしていく。



(あっ、ガード……崩されちゃった…………)


”1ラウンド終了まで耐えきる”というささやかな願い。

それを叶える為に決死の想いで固めた鉄壁の防壁が、たったの2発で崩壊させられてしまい、シオンは動揺のあまり次の行動を起こせないでいた。



そんな、完全に無防備な状況となってしまった獲物に対して女王は優しげな笑みを浮かべながら―――――



「はぶぅぅっっ……んべぇっっ……おぶぅぅぅっっっ!!!!」


一切の情け容赦ない、渾身のラッシュを繰り出していった。



「シオン、またしても滅多打ち~~~~~!! まるで相手になっておりません!!! 流石にデビュー戦で女王相手は無謀だったのか!!?」



「ぐびゅっっっ……ぼひゅぅぅぅぅ…………あぶぅぅぅぅっっっっ!!!!」

(あっ……だめっ…………これっ…………ムリかも………………)


絶え間なく降り注ぐ漆黒の流星群に女の全身が打ち抜かれ、シオンは自身の限界がすぐそこまで近づきつつある事を悟る。


男子相手であろうと容易にKOを量産する女王の暴力を浴び続けた結果、シオンの整った顔面はまだ1ラウンドとは思えない位に腫れ上がってしまっており、元の美貌は見る影もない。



「ぐびゅっっっ…………お゙お゙お゙っっっっ…………んぁぁっっっ…………」

(やばっ…………意識、トぶっ…………)


そして朦朧としてしまった意識では防御の為の腕すら上げる事が出来ず、本日デビュー戦の新人地下女子ボクサーは文字通りサンドバックと化してしまっていた。


「……ぅ……………んぁ………………………」


「シオン、徐々に反応が薄くなってきました!!

 これは流石にもう限界なのか!!?」


ただ一つサンドバックと異なる点があるとすれば、殴られる度にその蠱惑的な肢体が艶かしく蠢き、観客達の瞳を楽しませているという事だけである。




「良い顔…………だけど」


完全にグロッキーな状態になってしまったシオンの姿を見て、レイは一度攻撃の手を止めると同時に、硬く拳を握りしめていく。



「寝るには少しだけ早いわ、よっっ!!!」


そして渾身の力を込めた左ボディを打ち抜いていった。






「お゙ゔゔゔゔっっっっっ!!!!!」


年頃の女とは思えない、獣の様な醜い悲鳴が奏でられていく。



「致命的な一撃を貰ってしまいました!!! シオン、身体をくの字に折り曲げ悶絶してしまっております……これは万事休すかぁ!!?」


痛みで無理やり意識を覚醒させられはしたものの、深い蒼の瞳は虚ろな色を浮かべており、下顎をガクガクと震わせるその姿はもはや闘える状況には到底見えない。



そんな対戦相手の姿を見て、女王は名残惜しそうに口を開いていく。


「もう終わり、か…………後でちかるに言ってあげなきゃね」


自身と対戦相手の共通の知人である女の名前を出し、シオンの反応を伺っていく。

そして一度呼吸を挟み、レイは酷く冷たい声で言い放った。


「”あの娘は話にならなかった”、って」




この一方的な試合内容を見れば、そう言われても仕方ないのかもしれない。


だが、自身が姉の様に慕っている憧れの人物へと、その言葉が告げられてしまうのだと考えた時、シオンの心の中で急激に怒りの感情が膨れ上がっていった。


そしてその激情に動かされるまま、女は拳に力を込めていく。



「このっ…………舐める、なぁっっ!!!」




「なんと…………ここに来て反撃~~~~~!!

 シオン、あの女王相手に一矢報いました!!!」




「あはっ♪…………今のは、ちょっとだけ良かったわ」


顔面に拳が突き刺さったままの状態で、女王は妖しく嗤う。


(んなっ……この反応、もしかして全然効いてない!?)


シオンの反撃は確かに当たりはしたものの、その一撃ですらレイは全くと言って良い程ダメージを受けてはおらず、試合の趨勢に何ら変化はない。


だが、あの状態から本気を出した自分に攻撃を当てる事が出来た対戦相手をみて、女王は笑顔を隠せずにいた。



「だからこれは……ご褒美、よっ!!」


そして妖艶な笑みを浮かべたまま、レイは凄まじい速度でアッパーカットを繰り出していく。



今日一番の鋭さで放たれた一撃を前に、シオンは反応する事すら出来ず―――――




呆気なく意識を断ち切られてしまっていた。


「すかさず女王の反撃~~~~~!!!

 シオンの身体が勢いよく吹っ飛ばされていったぁ!!!」



「んぁっ……ふぁぁ………………」


よたよたと後退していき、一度ロープに背を預けるとその反動でまた力なく前進していくシオン。


股間からは特有の臭いが立ち込める黄金水が垂れ流しになってしまっており、女にもはや闘える力が残されていないのは明らかである。



だが、レフェリーストップのないこの地下リングでは試合を止める者は存在しないため―――――



「ぶへぇっっっ、お゙ぶぅぅぅぅ、がびゅぅぅぅぅっっっ…………」


凄惨な蹂躙劇が、リング上で繰り広げられていった。



「あ~っとこれは酷い!! 女王の逆鱗に触れてしまったのか、凄まじい勢いの連打がシオンの身体を余す所なく打ち抜いていくぅ!!!」



「ぶぎゅぅぅっ、お゙え゙え゙っっ、あびゅっっ…………」


女はどうみても失神してしまっている為、攻撃の手を止めた瞬間にダウンを奪える事は想像に難くない状態である―――――


が、女王は一心不乱に拳を振るい続ける。



「お゙っ…………ぁ………んぁ……………」


「シオン、起きなさいシオン!!! せめてガードを上げて!!!」


セコンドによる悲痛な叫びがリングに響くも、当の本人にその言葉は届く事はなく、サクラは目の前で親友がボロ雑巾の様に痛めつけられる様を見守る事しか出来ない。



「…………ぁ……………………ぅぁ………………………………」


もはや殴られても悲鳴すら発する事が出来ないでいるシオン。


まさに処刑という言葉が相応しい光景であり、余りの惨状にスタンディングダウンが宣告されようとしていたのだが―――――


「ぶぎゅぅぅぅぅぅっっっ………………」


フィナーレを飾る強烈な右フックが女の身体を勢いよく吹き飛ばしていき、この試合とは呼べない様なドミネーションショーに終止符が打たれていった。





「シオン、遂にダウンを許されました!!!

 ですが……これはどう見ても試合続行不可能かぁ!!?」



「……ぅ………………ぁ……………………」


緩んだ股間から聖水を垂れ流し、この試合何度目かわからない虚ろな瞳を浮かべて完全に脱力してしまっているシオン。



「5……………………6……………………7……………………」


女王の拳で徹底的に虐め抜かれてしまった結果、その肉体はピクリとも動く事はなく、ただ淡々とカウントが進んでいき―――その時は訪れた。


「9………………………………10!!!

 ウィナー、レイ!!!」


カンカンカーン!!!


「ここで試合終了~~~~~!!! 1ラウンド2分56秒、レイ選手見事なKO勝利でデビュー戦の新人に地下の洗礼を叩きこみました!!」






情けなく失神してしまっている敗者に向けて、女王は冷たく言葉を投げかけていく。


「ちかるに勝ちたいのならこの程度じゃお話にならないわね…………出直して来なさい」


だがその言葉とは裏腹に、レイは新しい玩具を見つけた時の子どもの様な、実に良い笑顔を見せていた。




「試合開始から徹底的に蹂躙されてしまい、最終的には1ラウンドでの失神失禁KO負け……シオン選手、デビュー戦を飾るにしては余りにも惨め過ぎる敗北を喫してしまいました!!」


手も足も出ず、徹底的に痛めつけられた上での完膚なきまでの敗北。


だが、そんな悲惨な結果はおろか、試合が終わった事にすら未だ気付いていないその女は、心底だらしない気の抜けた表情を浮かべていた。




【新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~】________Fin.




■あとがき

ふたなりリーグのキャラの登場回に関しては基本的にゲームの前日譚的な意味合いが大きいのですが、この話だけゲームとは無関係のパラレル時空的なIFストーリー的扱いになるかもです。

(デビュー戦というシチュが余りに好きすぎるので、シオンにはゲーム本編でもデビュー戦として闘って欲しい)


気にする方はいないとは思いますが念の為。



■postscript

The story series of the Futanari League characters is basically a prequel to the game, but only this story may be treated as an IF story in a parallel time-space, unrelated to the game.

(I like the situation of the debut battle too much, so I want Shion to fight as a debutant in the main game as well.)


I don't think anyone will mind, but just in case.






2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei 2024.5【Part2】新人地下女子ボクサーシオンと女王の洗礼~シオンVSレイ~New underground female boxer Shion and the queen's domination - Shion vs. Rei

Comments

ですよね(*^^*) 個人的にも滅茶苦茶好きなシチュなのでついつい多用してしまいます^^;

ナッツが主食

ロープに力なくもたれ掛かるのエロいですね(゚∀゚)b

けんけん

I guess I'll find out in you're upcoming game featuring Shion lol

SHADOW

ご満足頂けて何よりです!! シオンさんもデビュー戦で女王相手は流石に分が悪かった様で。。。

ナッツが主食

一瞬の隙も許さず、完璧なドミネーションになったのがとても堪りませんね〜〜😈😈

イテ-い

That's hilarious! I hope she doesn't learn from this and works hard to get her first win.

ナッツが主食

ありがとうございます! 必死の抵抗が無駄になる感じは唆りますよね😊

ナッツが主食

ドミネーションは多ければ良い理論、とても良くわかります^^ また別の回でドミネーションマシマシの話が出てくるかもしれないので、是非ご期待下さいませ~。

ナッツが主食

Thank you! I am very happy to receive your high praise! Looking forward to seeing you next month and beyond.

ナッツが主食

RIP Shion 🪦

SHADOW

最善の一撃が全く効かないという演出が素敵すぎます……

Mo Mo

やっぱりドミネーションは多ければ多いほど良い...!もしよろしければもっと... もう少しだけ....!

きのこ

Great job on the colorful illustrations, engaging descriptions, and a story that excites the viewer! Thank you for your hard work! :)

Marcacis


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