次回作のゲームのラスボスであるちかるさんの登場回であると共に、「堕ちた王者編」の第一話となっております!!
JKリーグの王座から陥落してしまった凛香。
妹との約束を守れなかった罪悪感に苛まれつつも、"次こそ勝利して妹との約束を守る"と意気込みつつリングに上がる彼女ですが……
的な感じで、試合の序盤戦までをお送りしております!!
挿絵は全5枚、SSは約6500文字です(pixiv換算で読了まで約13分)。
それでは対戦よろしくお願いします~。
■Content of the match
This is the first episode of the “Fallen Champion Arc” as well as the appearance episode of the next game's last boss, Chikaru!
Rinka has fallen from the throne of the JK League.
She is tormented by the guilt of not being able to keep her promise to her sister, but she enters the ring determined to “win the next time and keep the promise to my sister” ......
The following is the first part of the match!
There are a total of 5 illustrations including standing pictures and differences.
★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。
There is a survey at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese)
★For non-Japanese users★
Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m
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The Fallen Champion and the Rigid Silver Princess - Rinka vs. Chikaru Part1
※JK=Jyoshi Kousei=High school girl
「お゙え゙え゙っっ………………」
続けざまに放たれたボディストレートを貰って嘔吐感がこみ上げるものの、既に腹を殴られ過ぎていたためか胃液すら吐き出す事が出来ず、口から情けない嗚咽を漏らしてしまうJKリーグ現王者。
(あっ……だめっ……これ、もう…………むり………………)
そして強力なボディを貰った結果、つま先立ちになってしまった凛香。
視線の先には鋭いアッパーが迫って来るのが見えるものの、既に指一本動かす事が出来ない彼女にはそれを防ぐ事は叶わず――――――
(ごめん由乃……おねぇちゃん、約束……守れなかっ)
「あびゅっっっっっっ!!!!!」
挑戦者の放ったアッパーカットで、呆気なく意識を断ち切られてしまっていた。
「アンナ選手の強烈なアッパーが炸裂~~~!!
チャンピオン、これにはたまらずダウンか~~!!?」
実況の発言通りに崩れ落ちていく少女の身体。
このまま数秒後、キャンバスに肉体が叩きつけられる音が響くものかと誰もが思ったのだが――――――
――――――”鉄の女”は再び腰の入ったアッパーカットを繰り出していき、王者の無防備な顎先を弾き飛ばしていった。
「んびゅっっっ……………………」
「こ、これは……フィニッシュブローと呼ぶに相応しい豪快な一撃が炸裂!!
あぁっとチャンピオンダウンです、リングの外へ殴り飛ばされてしまいました!!!」
「ぁ………………ぅ…………………………」
ロープを飛び越えて場外まで身体を殴り飛ばされてしまったJKリーグ現王者。
またしても緩んだ股ぐらから失禁してしまっており、脱力しきった肉体はリングから半分落ちかけてしまっている。
「チャンピオン、完全に失神してしまっております!!
いかに凛香選手とは言えど、流石にこれは決まってしまったか!!?」
「ぉっ……………………んぁっ……………………………………」
会場の大型スクリーンには王者の負け顔がドアップで映し出されており、固く勃起した乳首と口から泡を吹いて失神してしまっている様がライブ配信を含めて大勢の観客達に晒されてしまっていた。
そして当然の様に10カウントが数えられていき、タイトルマッチの決着を告げるゴングの鐘がリングに響いていく。
カンカンカーン!!
「試合終了~~~!! 激闘を制した新チャンピオンの名前は”鉄の女”アンナ!!
雪辱を果たし、見事JKリーグの王座へと返り咲きました!!!」
「はっっ!!………………はぁ、またこの夢か……」
ベッドの上で目を覚ました凛香は、強張った体を弛緩させながらため息を吐き出していく。
まるで試合中かと見紛う程に大量の汗をかきながら見ていたそれは、自身が王者の座から堕ちてしまった際の敗北の記憶。
試合が終わってから一ヶ月以上が経過しているにも関わらずその光景は時折夢に出てきており、その度少女に新鮮な敗北感を植え付けていた。
(外、まだ暗いなぁ…………)
まだ早朝にもなっていない時刻を指している時計を横目で見ながら、少女はぼんやりと考えを巡らせていく。
(それにしても…………約束、守れなかったなぁ)
”由乃が王座を奪いに来るまで、誰にも負けずにベルトを守り続ける”という、愛しい妹と交わした約束。
約束を交わした直後に行われたタイトルマッチで無様な惨敗を喫してしまった事によりご破産となってしまったそれは、今でも少女の心に少なくない影響を与えている。
だが、何故あの敗北が自身の心の奥深くまで侵食しているのか、本人ですら明確に理解出来てはいなかった。
(次の試合も近い事だし、今日は眠れると良いんだけど…………)
覚めてしまった意識を再び眠りにつかせるべく、瞳を閉じてゆっくりと呼吸を行っていく凛香。
だがその努力は実る事はなく、彼女の意識が柔らかな微睡みに包まれるよりも早く、朝日は登っていった。
―――――数日後、UBC地下特設会場、選手控室―――――
「もう少しでりっちゃんの出番だけど……調子はどう?」
「えぇ、いつも通り良い調子よ! 頭も冴えてるし身体も軽いわ」
軽快なシャドーを見せながら、凛香はリラックスした表情で親友の問いに答えていく。
時折悪夢に悩まされる事はあったものの、大切な試合前夜はしっかりと眠る事が出来ていた為、この日の身体のコンディションは完璧といって差し支えなかった。
「相手の人も強そうだけど……おねぇのカッコいい姿、楽しみにしてるからね!!」
妹である由乃が凛香へと励ましの言葉を贈っていき、それを受けた姉は優しい笑顔と確かな自信を持って口を開いていく。
「ありがと。 この前はカッコ悪い姿を見せちゃったけど、今日は必ず勝って見せるから……楽しみにしてなさい」
愛しい妹へ勝利を約束してから試合へと臨む、いつものルーティーン。
元々由乃の為に始めた地下ボクシングであり、”妹が憧れる理想の姉でありたい”という想いは今でも彼女の大きな原動力となっている為、それを再度確認する行為でもある。
苦しい状況でも諦めずに立ち続け、これまで幾度となく劇的な逆転勝利を繰り返してきた凛香。
彼女が抱く妹への感情は大きな武器の一つではあるものの、その副作用の深刻さに、少女はまだ気付いていなかった。
「相手のちかるさんはとても強い選手だけど…………りっちゃんならきっと勝ち目はあるから、諦めないで頑張ってね!!」
「えぇ、ありがとあーちゃん。 今日もいつもの様にセコンドよろしくね!!」
(相手は強敵だけど、あーちゃんだって同じランキングの選手に勝ったんだ! なら私だって……)
先日行われた、あきらとメイサの対決。
JKリーグの4位とふたなりリーグの4位で行われたその試合では、終始苦しい展開ではあったものの、最終的にあきらが勝利を収めている。
自身と同じJKリーグの選手が同じランキングのふたなりリーグの選手に勝利したという事実は、彼女に確かな自信を与えていた。
ーーーーーーーーーーー地下格闘技団体UBC特設リングーーーーーーーーーーー
「大変長らくお待たせしました!! それでは本日のメインイベント……JKリーグ対ふたなりリーグのエキシビジョンマッチを開始いたします!!」
実況の声が響き渡った次の瞬間、薄暗い会場内が一気に沸き立ち観客達のボルテージが上がっていく。
そんな中、一人の少女がスポットライトの光を浴びてゆっくりとリングに足を踏み入れていった。
「まずは青コーナー…………前回のタイトルマッチで王座から転落してしまったものの、その実力は疑う余地もありません」
艶のある長い黒髪がライトの光を反射して輝きを放ち、整った顔立ちと肉付きの良い雌としての魅力溢れる身体に観客達の目は釘付けになっている。
「何度ダウンを奪われても再び立ち上がる事から、ついた二つ名は"堕ちない少女(アンブロークン)”…………UBC女子ボクシングリーグJKの部、現在2位……凛香~~~~~~!!!」
腰にベルトが巻かれていない事に少々の寂しさを覚えるものの、凛香は闘志たっぷりでリングインし、観客達の声援に応えていく。
そんな中、会場の大型スクリーンにとある映像が映し出されていった。
「前回は無様なKO負けでベルトを奪われてしまった凛香選手ですが、その表情に陰りは一切ありません!! きっと本日も素晴らしい闘いを見せてくれる事でしょう」
「っっ…………」
自らの痴態が晒されたショックで一瞬動きが固まってしまったものの、すぐに落ち着きを取り戻した凛香は瞳を閉じて試合への集中を高めていった。
「続きまして赤コーナー…………現在破竹の勢いでふたなりリーグのランキングを駆け上がっており、時期王者との呼び声も高い彼女がやってきてくれました!!」
まるで感情の込められていない冷めた眼光に恐ろしく整った顔立ち。
凍りつくような雰囲気とは裏腹に、白銀のポニーテールは柔らかく揺れている。
「圧倒的なフィジカルで相手を蹂躙する姿から付けられた二つ名は”剛力銀姫(ごうりきぎんき)”…………ふたなりリーグ現在2位のちかる~~~~~!!!!」
恵まれた体躯に驕ることなく丹念に鍛え上げられているのが一目で分かる、闘士として最高に美しい肉体。
そこから発せられる雰囲気は間違いなく強者のそれであると、凛香は瞬時に感じ取った。
「JK時代はJKリーグ不動の女王でもあったちかる選手ですが、
この”元女王対決”は果たしてどちらに軍配が上がるのでしょうか!!?」
ランキング上では互いに2位同士の対決ではあるものの、媚薬抑制剤を飲んでいるとはいえ、ちかる本来の土俵ではない為レギュレーション的にはやや不利の状況。
それに加えてJKリーグ4位のあきらがふたなりリーグ4位であるメイサと闘った際に、試合内容はともかく勝利を収めていた事が大きく影響し、賭けのオッズでは凛香がやや優勢となっていた。
試合直前に両者が並び立っている束の間の時間。
目の前の少女を見下ろしながら、つまらなそうに銀姫は喋りかけていく。
「貴女チャンピオンだったんだ…………全然そうは見えないけど」
「なっ!!……そうやって舐めてると、痛い目見ますよ」
一瞬動揺したものの凛香は臆する事なく堂々と言葉を返していき、それを見たちかるは表情を変えずに再び口を開いていく。
「そう…………なら、期待してるから……せめて3ラウンド位は保ってほしいな」
「言ってくれますね。 3ラウンドが終わった時、果たしてどちらがリングに立っているのか……目に物見せてあげますから!」
(由乃が見てるんだ……最近負けが続いちゃってる事だし、今日は絶対に勝って今度こそ約束を守るんだからっ!!)
プロレスや媚薬マッチなど純粋なボクシングだけではないにせよ、地下試合において絶賛四連敗を喫してしまっている凛香。
その為最近は”妹が憧れる理想の姉”からは程遠い姿しか見せられていないという事実が、彼女の心に少なくない焦りを生み出していた。
カーン!!!
「両者ゆっくりとした立ち上がりです!!
お互いに様子見といった感じでしょうか!?」
(ちかるさんはインファイトにめっぽう強いけれど、その分遠距離での打ち合いは苦手なはず…………なら)
軽快なフットワークを刻みつつ、間合いスレスレの距離で凛香は鋭い左ジャブを繰り出していく。
「シッ!!」
放った拳はキレ・精度共に申し分ない物であり、自身のコンディションが万全である事を少女はこの一打で確信する。
「凛香の鋭い左~~~!!
ちかる、辛うじてガードが間に合いましたがやや危なかったぞ~!!!」
(今日は調子が良いわね……なら、このまま攻めるのみっ!!)
防がれた事は気にも留めず少女は再び左を走らせていき、銀姫の顔面目掛けて蒼い雨を降らせていった。
「凛香選手の左が冴え渡る~~~!!
何とか防いでおりますが、これは被弾するのも時間の問題かぁ!!?」
少女の放った連続ジャブは数発ほど防御されてしまったものの、相手のガードを乱し僅かな隙間を生じさせる事に成功していく。
(良し、ガード空いた……次のは入る!!)
その隙間は並の選手であれば隙とは呼べないような微かな綻びなのだが、元王者の凛香にとっては容易に付け込める隙となっている。
そして次弾で放った左は少女の予想通りに相手の顔面へと直撃し、パンッ、と乾いた音を立てていった、
が―――――拳に返ってきたのは硬い手応えだけだった。
「ファーストヒットは凛香選手…………ですが、全く効いておりません!!
ちかる選手、ピクリとも動じずノーダメージです!!!」
(この人……首の筋肉と体幹がとんでもなく凄い!!
いくらジャブとはいえ、全く効いてないなんて…………)
命中する事を確信していた為ある程度強めに放ったジャブだったにも関わらず、相手はまるでパンチなど貰っていないかの様な平然とした態度を取っている。
(思ってたより遥かに強敵かもしれないわね、でも…………)
予想外の事態ではあったものの、強敵との闘いになれている凛香にとってこの程度は想定内であるため動じる事はなく、少女は次なる一手を放っていく。
「これなら……どうかしらっ!!」
選んだのは自らの全力を込めた右ストレート。
愚直とも言える程真っ直ぐに、だが勢いのある拳が対戦相手へと襲いかかっていく。
「…………」
凛香が拳を放ったのと時を同じくして、試合が始まってからここまで防御に徹していたちかるが動き出していく。
選んだのは奇しくも対戦相手の少女と同じ右ストレート。
無言で放たれた漆黒の弾丸は凄まじい速度で突き進んでいき―――――
リング中央で、互いの拳がぶつかり合っていった。
「っつぁぁっ!!!」
直後、会場に響き渡る黄色い悲鳴。
それは一方的に拳を弾き飛ばされてしまった凛香による苦痛の声だった。
「凛香選手の拳が軽々と弾き飛ばされていく~~~~!!
剛力銀姫のパワーの前に、完全に力負けしてしまっております!!!」
剛力銀姫(ごうりきぎんき)。
クールで整った外見とは裏腹に、徹底的に鍛え上げたフィジカルで相手を蹂躙する様から付けられた、ちかるの二つ名である。
こと純粋な肉体の強さにおいてふたなりリーグで絶対的なトップを誇るその剛力は、JKリーグ元王者の拳をものともせずに打ち砕いていた。
「えっ、そんな…………」
相手の情報は頭に入っていた為、多少は力の差があるかもしれないと思ってはいたものの、まさかここまで圧倒的なパワー差があるとは考えもしていなかった凛香。
顔には驚愕の表情を浮かべており、思考が停止してしまったため身体の動きも止めてしまっている。
それは対戦相手の前に隙だらけの姿を晒してしまっているという事でもあり―――――
無防備な少女の土手っ腹に、剛力を伴った漆黒の一撃が打ち込まれていった。
「あ゙え゙え゙え゙っっっ…………」
凛香の鍛えた腹筋の鎧を軽々と貫通して、奥まで衝撃が届けられていく。
汗に濡れた白い肌が対戦相手の拳で歪められていき、同時に少女の顔も苦痛で歪んでしまっていた。
「ごっ……お゙っ…………あ゙あ゙っ…………」
完全に開ききった瞳孔は何も無い虚空を見つめており、口からマウスピースが零れそうな程はみ出してしまっている凛香。
数秒ほど不格好な姿勢で固まっていたものの、そのまま膝が折れていき――――――尻を突き出した情けない格好でダウンを喫してしまっていた。
「あぁっと凛香選手、僅か一撃でダウンを奪われてしまったぁ!!
身体が痙攣しておりますが……これは、相当効かされているのかぁ!!?」
「これで元女王って…………JKリーグの質も随分と落ちたものね」
ニュートラルコーナーに歩みを進めながら、銀姫はつまらなそうにそう呟いていく。
地べたに這いつくばる少女の姿など見向きもせず、その顔は試合開始時と同じく色の無い表情を浮かべていた。
「お゙ゔっっ……ん゙っっ…………ん゙あ゙あ゙っ…………」
対してキャンバスを舐めさせられながら、芋虫の様に身を捩らせて悶絶する事しか出来ないでいる凛香。
瞳からは大粒の涙が止めどなく溢れており、ピクピクと震える肉体には既に大量の脂汗が浮き上がっている。
(ボディ、重すぎっ………お腹、イカされちゃったかもっ…………)
受けた拳はたったの一発。
だがその影響は余りにも大きく、対戦相手の女が”剛力銀姫”と呼ばれている意味を、身体で理解させられてしまっていた。
【堕ちた王者と剛力銀姫~凛香VSちかる~】Part2へ続く.

■前回 ■試合内容 前回に引き続き、開発中のゲームのラスボスであるちかるVS凛香の試合です! たったの一撃でダウンを奪われてしまい、早くも苦境に立たされてしまった凛香。 どうやら想像以上の実力差が二人の間には存在しており…… 的な感じで、ややドミネーション成分多めな試合の中盤戦をお送りしております!! 挿絵...
ナッツが主食
2024-11-19 01:54:57 +0000 UTCsamsneed
2024-11-16 19:32:33 +0000 UTCナッツが主食
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