長い尻尾のクロネコマーメイド【1話完結】
Added 2020-12-10 14:59:37 +0000 UTCココは動物園の脇に併設されているアニマルガーデン神社である。 この神社には、隣の動物園をはじめとした、全国の動物園に生きる全ての動物の健康と繁栄を祈念するために建立されたものである。 御神体のニホンオオカミの銅像に触れようと、日本全国からこの神社に人が集まってくる。パワースポットブームにあやかって非常に繁盛しているそうだ(https://necky.fanbox.cc/posts/1505498)。 そんなスポットに、この度新たな展示スペースが設けられるそうだ。なにやら、神秘の生き物を崇め祀ることをコンセプトとしたもので、今回が第一弾の企画のようだ。第二弾が続くかどうかは、この第一弾の繁盛具合によるところが大きいのは、容易に想像出来るモノだが、御神体ビジネスで大儲けしているこの神社に更なる収益を求めようとしている点、一体どういう魂胆なのだろうか。 それに、この前失踪したジャーナリストの件、アニマルガーデン神社について、かなり詳細に取材していたようだったが、全く記事になることはなかった。それもそのはずだ。取材した一切の情報が、彼の所属していた編集社や別オフィス、はたまた彼の自宅にすらなかったそうだ。どういうことなのだろうか。彼は詳細にこの神社について調べていたはずだ。その資料の一切が消えてなくなる・・・そんなことが本当に起こりえるのだろうか。あるいは、今もその資料を持ってどこかで取材を続けているのだろうか。その点は誰にも分からない。 この神社、単なる神社じゃないのか?ビジネスとして成功を収めていることには間違いない。ビジネス成功としての良いモデルケースになるはずだと思うのだが、それらのノウハウや取り上げた記事は不思議と今までオープンになったことはなく、取材に関しても一切NGを貫いている変わった神社である。 一体、どんな秘密があるのだろうか。どうにかしてこのアニマルガーデン神社の秘密を少しでも掴んで記事にしたいと思う次第だ。失踪したジャーナリストの弟子として、私はまず、今回の企画第一弾について調べ上げていこうと思う。 もちろん取材は極秘だ。取材とバレてしまえば、神社から強制退去を命じられ、以後出禁になるだろう。ここは慎重に調べていく。 ************************************* 8月3日 8月2日の昨日から始まった神秘の生き物展示展は、夏休みの親子連れと相まって、非常に繁盛を極めていた。今日も相変わらず、展示スペースの前に多くの人だかりが居た。 神秘の生き物として展示されているスペースの前では、人々は、可愛い可愛いを連発しながら一緒に写真を撮ったり、不思議そうに眺めたりしている。中には衝撃を受けて、一体どうなっているの?を連発している人もいた。 昨日、私も実はその生き物を目の当たりにして、同じく衝撃を受けたうちの一人だ。ただ、来場者とは少し違った観点で見ていたけども。 境内の裏に設置された特設会場。そこには、かなり大きな、水族館レベルだろうか。四方3mくらいの立方体の中に水が目いっぱいに入っている。 その中を優雅にユラユラと泳ぐ、人魚のような生き物がいた。いや、正確には黒いネコがいた。いや、正確には・・・どのように形容すれば良いのだろうか・・・。 上半身は黒色のネコだ。目は金色で全身黒色、体はストレッチファーのような短めのフサフサした毛で覆われている。ボディラインが出るようにピチっとしていた。手は3本の指に大き目のピンクの肉球が備わっている。口はオメガの形をしていて鼻はピンク色。いかにもネコといった造形で非常に可愛らしい。 女の子なのだろうか。胸にはやや小さめのふくらみがある。 何より特徴的なのは下半身だ。モフモフしたファーそのまま、魚のヒレになっている。人魚になっているのだが、なにやら少しセクシーな印象を覚える。丁度股間付近には女性器のようなスリットのようなものが見えるが、見間違えか?そもそも足として存在していないため、太ももがグイっと閉じている様子であるのでよく見えない。ヘソの下あたりに若干のふくらみを覚えるが、これも見間違いだろうか。全身が黒色のファーであるので、体の起伏をじーっと見ない限り良く分からない。お尻にも本来の割れ目のようなものが縦に薄っすら入っている。セクシーを通り越してエロティックだ。 そんなクロネコ人形には更に、シッポも備わっている。それも長い。とても長い。見た感じは5m以上はあるのではないか。尻尾もモフモフとしているようだ。尻尾は水槽の外に繋がっていて、先から1mくらいが長テーブルの上に置かれている。 そんな尻尾を触ろうと、来場者はモフモフした尻尾の置かれた長机目掛けて長蛇の列が出来ていた。神社的には、この尻尾に触れることでご利益が得られると謳っているそうだから、この長蛇の列には合点がいく。 水槽を越えて、外の長机まで延ばされた尻尾にまるで繋がれているかのように、水槽内のクロネコ人魚は元気よくというより、大人しく水槽内をユラユラと動いている。手を振るでもなく、ポーズをきめるわけでもなく、ヒレをユラユラ動かし、時折腰やお尻がヒクっと動き、のけ反ったような動きをする。 そして、やや小さめのモフモフとした胸と肩は必死に上下を繰り返しているようにも見える。考えすぎか?ジッと見ている私でなければ気が付かないだろうくらいの動きだ。 そうすると、当然こんな疑問が湧いてくる。 このクロネコ人魚、もしかして、着ぐるみなのだろうか? 人が縫いぐるみようなずんぐりとしたモフモフしたモノの中に入って演技するための衣装。可愛らしい外観とは裏腹に、中はとても蒸れて暑くて、頻繁に選択できないせいで汗くささが常に付きまとう衣装。 ただ、背中やお腹にはファスナーらしきものが一切見当たらない。だが、首まわりや脇辺りを見ると、シワがある。まるで着ぐるみそのものだ。 でも、ファスナーが見当たらない。もしかすると精巧なロボットなのだろうか。 時折ビクついたり、ヒクヒクしたりする様子もうかがえるものの、ロボットと言っても特段違和感は無い。 むしろ、着ぐるみとして考えると不都合が多すぎる。 まずは呼吸だ。水中に何時間も入っている状況。酸素ボンベを付けているなら分からなくもないが、そんな装備を備えているようには見えない。さらに、クロネコ人魚からは気泡のひとつもブクブクと上がってこない。最近の高性能酸素ボンベだと、呼気を一旦回収する物もあるが、それは汎用の酸素ボンベよりもさらにゴツさが上がる。ほっそりとしたクロネコ人魚にそんなものが備わっていると捉える方が無理であろう。 と、その時だった。 周囲から残念がる声がこだました。どうやら、クロネコ人魚の展示が終わるようだ。 昨日と同じく、展示時間は4時間丁度だ。今日もその展示が終わったようだ。 神主は、フォークリフトのような重機で水槽を境内に併設されている倉庫の中に、クロネコごと水の入った状態で運んで行った。尻尾は相変わらず水槽の外に出たままであるが、クロネコ人魚はじーっとして動く様子を見せない。 だが、私は倉庫に入る直前のクロネコ人魚を見て衝撃を受けてしまった。丁度物陰からほっそりと見えたのだが、クロネコ人魚が可愛らしい肉球の付いた手で頭を外そうと必死にもがいている様子を、私は見てしまったのだ。結局、もがいても外れることのない頭をかきむしりながら、クロネコ人魚は水槽と共に倉庫内に入っていった。 ・・・私の中で、このクロネコ人魚がロボットである可能性を排除した。このクロネコ人魚の中には人間が入っている、ほぼ確信した。 展示会最終日の明日、もう一度取材を試みる。明日はクロネコ人魚への接触を試みる。接近しすぎてバレないだろうか。一抹の不安はあるが、この神社に隠され秘密を追うためには仕方がないと割り切るしかないだろう。 ・・・それにしても、心がざわついて仕方がない。あのクロネコ人魚の中に、仮に人がいたとすると、一体どういう仕組みで中に入っているのだろうか。倉庫内に入る直前に見せたクロネコ人魚の苦しんでいる光景、一体中はどんなふうになっているのか。 ************************************* 8月4日 昨日分には記載しなかったが、8月3日分にはまだ続きがある。 昨日の帰り際に、ふと倉庫前を密かに調べてみたところ、建物と建物の間に、驚きの資料が落ちていた。見ていいものか迷ったが、ここは拝借することにした。ジャーナリスト魂がそうさせた。すべてのページを急いで撮影したため、一部ピンボケしているものの、その資料を全て読み込むことが出来た。 読み解くのに20~30分くらいの簡単で簡素な内容であったが、考察は夜通し行うことになってしまった。 この落ちていた資料、非常に機密性が高いものであり、私は衝撃を受けっぱなしだった。その資料に書かれていた内容は、クロネコ人魚の構造についてだった。 まず、クロネコの人魚には、中に人が入っている。それも男性が入っているようだ。 体力面で男性が適格とのこと。 呼吸システムについて、あのとてつもなく長い尻尾が一役買っているそうだ。長い尻尾の、ちょうど水につかっていない先端2mに細かい呼吸穴が、ファーの下にびっしりと開いているそうだ。だから、尻尾に触れると生暖かいみたい。呼気に含まれる湿気で、尻尾のファーが湿ってしまうようだが、水槽の中まで直結している尻尾ゆえ、来場者は、水槽からの飛沫だと感じるそうだ。 そして、ここからが衝撃すぎて寝ることを忘れて考察した内容だ。 中の人は常にアソコに刺激を受けているとのこと。何のために刺激を受けているのかは不明。情報を読み解くと、どうやら中の人を訓練させるためのものらしいが、真意は不明。中に入っているのは、非常に感じやすくて、刺激されるとすぐに喘いで感じてどうしようもない人らしい。この着ぐるみで刺激を受けて耐えるような訓練なのだろうか。確かに、水中であるので、どれだけ喘いでも叫んでも外に漏れ出る可能性は低いのだが・・・。 刺激はローターやバイブのような機械的な刺激がずっと続くのではなく、ランダムとのこと。どうやら、尻尾に誰かが触れると中の人のアソコが刺激されるようだ。触られると、中の人のアソコにローターが仕込んであって、激しく振動するようだ。ギュっと尻尾を握られると、強く振動し、逆にソフトに触ると微弱な振動になるそうだ。 特に、最も強烈に刺激されるらしいのが、尻尾の先端に触れたときだそうだ。クロネコの尻尾の先端には、丁度ツルっとしたプラスチックのような黒色の球体がある。そこに触れると、中の人の、ちょうど尿道先端部分にシリコンで出来た突起がムニュっと押され、強烈な振動が加えられるらしい。 ほとんどの参拝客は、モフモフした尻尾を撫で上げるだけなので、中の人には微弱な刺激しか加えられないそうだ。展示時間の4時間間に、中の人が果てるのは1回~2回ぐらい。でも中には0回の日もあるそうで、ずーっと寸止めのように微弱な刺激を受けて悶え苦しんでいるとのことだ。 この資料の表紙には『クロネコマーメイドの仕様について No.12』と書かれていた。クロネコマーメイドか・・・。 そんな資料を夜中に見てしまったものだから、当然今日は寝不足なのだ。その資料をオカズに2回果ててしまったことは秘密だ。 ということで、8月4日の今日も、アニマルガーデン神社のクロネコマーメイドの目の前までやってきた。相変わらず昨日と同じく大賑わいだ。そして、水槽の目の前に置かれた長机には、クロネコマーメイドから延びた尻尾が置かれていた。確かに先端は丸いプラスチックの球体のようなものがある。 昨日意気込んだ通り、接触を試みた。 尻尾に触れるにも、かなりの行列だ。15分くらい並んだだろうか、ついに私の番だ。 長くて黒色で、そして割と太めのモフモフしたネコ尻尾だ。クロネコマーメイドの方はゆらゆらと水槽を動きながら、コチラの様子を見ている。その動きはやはり着ぐるみには到底見えない。。。 まず、尻尾に触れてみた。 ・・・温かい。しかも、ほんのりと湿っぽい。おまけに少し風っぽいものを感じる。中の仕様を理解していなければスルーしてしまうくらいの僅かな感触。 中の人の呼吸がこの尻尾で行われているんだ・・・。そう思うとグッとこみあげてくるものがある。 思い切って、長机に置かれている尻尾をグイっと力強く握ってみた。 すると、クロネコマーメイドは腰付近がヒクっと動き、そのあとは何事も無かったかのようにふるまっていた。 わたしは尻尾の先端の、プラスチック部分に触れてみた。すると、クロネコマーメイドは、先ほどよりも激しく跳ね、おまけに腰をククっと引いて、まるでへっぴり腰のような姿勢になってしまった。 そのまま、先端部分を強くグイっと力を込めて押したり、爪でカリカリしたりしてみた。 「わぁ~!ネコちゃんすっごく元気に泳いでるよ!」「猫の人魚さん、ぴちぴち跳ねてる~!」 私の後ろから、そんな子供たちの歓声が聞こえてきた。 クロネコマーメイドは今まで見たことが無い位、ビクンビクンと反応し、肉球の付いた手を股間付近に持ってきては、尾びれでバタバタとして暴れていた。その影響あって、水槽から水がバシャバシャと音を立ててこぼれたり飛沫が上がったりして、参拝客から歓声が上がっていた。 「あの、娘がおりますので、早く変わって頂けないでしょうか?」 後ろに並んでいた親御さんから私にクレームがついた。それもそうだ。尻尾に夢中で長く触りすぎた。親御さんに一礼し、急いでその場を後にすることにした。 後ろのお客さんは私の行動を見ていたらしく、同じく尻尾の先端をグリグリと触って、クロネコマーメイドの反応をみて楽しんでいた。その後ろの参拝客も、またその後ろの参拝客も、尻尾の先端部分を触っては、大きく反応する様子を見て面白がっていた。 「尻尾の先端にロボットを動かすスイッチがあるのかしら?」「尻尾の先端にはセンサーが取り付けられているんだな。」 そんな参拝客の声が聞こえてきた。参拝者はこのマーメイドの中に人が入っているなんてことは誰も信じていない。アニマルガーデン神社横に併設されている動物園には、動物ロボット展示会なるイベントをやっている影響からか、誰もこれが着ぐるみだとは疑わず、ロボットと認識していた。 一方のクロネコマーメイドはというと、、、悲惨なことになっていた。 尻尾の先端ばかり参拝者が触るようになってしまったせいで、水槽内をビチビチと激しく動いていた。腰をくの字に曲げながらイヤイヤとしたり、のけ反ったり、苦しそうに叫んでいるように見えたりして必死な様子が伺えた。もっとも、そんな風に捉えられるのはクロネコマーメイドの仕様を知っている私だけ。私以外の参拝者は、可愛らしくクロネコマーメイドが動いているようにしか見えていないハズだ。 暫く傍からクロネコマーメイドの様子を見ていると、急に大人しくなって、ユラユラの動きすらなくなって、じーっと動かなくなってしまった。 すると、神社の関係者がやって来て今日の展示を終了しだした。今日の展示は4時間ではなく、2時間半くらいで終了してしまった。参拝者は非常にがっかりした様子であった。クロネコマーメイドは昨日の倉庫とは異なる場所に連れていかれた。何やら関係者が大勢集まっているようにも見える。大事になってしまったのか・・・? 今日の出来事で私がマークされた可能性がある。少し目立ち過ぎた。明日以降はクロネコ人魚に接近することは控えようと思うが、あまりも重大な事実を得てしまったと思っている。MT社とこの神社が繋がっている状況を整理すると、MT社に何か在りそうである。 この企業について深く調べてみると、ついにその手掛かりを得た。ナイトレオンによるハッキングの目的だ。しかも、ハッキングを企てた犯人がMT社で働いているという情報も得た。それはwfgbがえghくぇ% *********************************** 「・・・そろそろかな?このジャーナリスト2号くん、意識は冴えたはずですね、この時間であれば。声も出せないし体も動かせない。少しばかり恐怖かと思うが、その暗い中でジッとしていてくれたまえ。」 「また一ノ瀬さん、水際で止めましたね!流石ですね!」 「今はそんなことはどうでもいい、下がっていたまえ。さて、ジャーナリスト2号くん。君は少し、わが社のクロネコちゃんにイタズラしすぎたんじゃないかな?お昼時、君が尻尾に刺激を加えたと思うんだけどね、その時の水槽の音声を聞いてみてくれないか?君がどれだけ大変なことをクロネコちゃんにしたのか、これでよくわかるはずだ。」 ・・・ 『んぁあ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・んぃ・・・んぁ・・・ぐぅぃい・・・』 『しっぽ・・・やめてぇ・・・いっちゃう・・・いっゃうよぉ・・・んんぁ・・・』 『いったぁとに・・・しげき・・・やだぁ・・・ぐぅしぃ・・・くるぃい・・・』 『いっちゃう・・・また・・・ぃいやぁあ・・・・くぅぐったぃ・・・』 『んん・・・んん・・・・んんぁあ・・・・』 「君が尻尾の先端を触ったきっかけで、クロネコの中の子は、ずーっとペニスの先端をグリグリと強い刺激をうけていたそうだ。しかも何度も何度もだ。イってもその刺激は止むことなく、ずーっと続き、発狂しそうなくらいの苦しさと気持ちよさで、クロネコちゃんに激しく犯されていたそうだ。」 ・・・一体私はどうなってしまったのか。。。頭がガンガンするし呼吸が苦しい。おまけに猛烈に暑い・・・。目の前は真っ暗だ・・・。何よりもかなり汗くさいニオイがする。声を出そうとしても声帯が機能しないかのような感覚で、発することが出来ない。得体のしれない状況に、冷静でいる方が無理だった。暴れようとしても、手が後ろで縛られている。足も全く動かせない。手や足にシビレがあったが、徐々に回復してきた。 全身、何かにくるまれている感じが先ほどからしてならない。。。 意識が遠いけども、男の話はしっかりと把握できた。クロネコマーメイドの中の人が責められ続けた話を聞いたときは、こんな環境でも興奮を覚えてしまった自分が居た。 そんな中、光が差し込んできた。アイマスクを取ったのか?辺りは夜か?車の中のようだ。広い。ハイエースの中なのだろうか?視界は細くて小さくて見にくい。何かの薄い布で視界が遮られているのだろうか。。 「今日のレポートを律義に作成していたようだけども、見事な推察力だ。ほぼ間違っちゃいない。流石、あのジャーナリストの弟子といったところかな?そうそう、君は『クロネコマーメイドの仕様についてNo.12』の仕様書を見たようだね?実はあの仕様書には仕掛けがあってね。神経性の麻酔のような薬がたっぷりと染み込んでいたんだよ。無色無臭のね。丁度30時間後に睡眠に陥るものなのだが、抗力が弱くて大体30分くらいで意識が回復してしまう。我々も急いで準備したものだ。」 「どうだい?そろそろその体になれてきたんじゃないか?全く・・・。君のお蔭で、今日の展示は時短になっただけでなく、明日以降の展示も中断せざるを得なくなってしまった。それではわが社の会員様に申し訳が立たない。明日の分はしっかりとはたらいてもらうよ。クロネコマーメイドちゃん。」 先ほどから淡々と運転しながら話す男。そして、後ろに乗っている黒ずくめの男が私の前に大き目の鏡を向けた。そこに映っていたのは・・・ 可愛らしいネコの縫いぐるみ。いや、着ぐるみだ。クロネコマーメイドの着ぐるみ。 「んぁ・・・あぅ・・・」 思わず声を上げた。あまりうまくしゃべれない。あの薬の影響なのか?それにしても、どういうことだ!?私が着ぐるみを着せられている状況。理解できない・・・。 必死にジタバタとする私だが、どうにもならない。 と、その時だった。 「んいぃいいいい!んあぁあぁああ!」 強烈な振動がアソコに入力された。丁度裏筋の、カリ付近をムニュっと何かに押さえつけられた状態で激しい振動が入力された。時間にして2~3秒だろうか。 「うぅう・・・うぅううう!」 「どう?尻尾を触られるのって本当に気持ち良くて苦しいよね・・・。おまけにその着ぐるみ、内側はウェットスーツ仕様だからとても蒸れて暑いんだよね。」 後ろに乗っている男が私に話しかけてきた。続けて運転している男も話しかけてきた。 「先ほども申し上げた通り、明日はしっかりとクロネコマーメイドとして働いてもらうから。ぶっつけ本番では流石にNGだから、練習として暫く着ぐるみの中で耐えられるように訓練をしてもらうよ。木更津、しっかり頼むよ。」 と言い終わると、先ほどとは比べ物にならないほどの、とんでもなくくすぐったくて悶えても悶えきれないほどの刺激がアソコに入力された。 「んんんーーっ!」 私は声にならない喘ぎ声を上げるしかなく、脚をバタバタとさせ、頭を振ってその場から逃げたい一心で暴れた。 「君が昼間にクロネコマーメイドちゃんにしたことだよ?10秒くらい、尻尾の先端を爪でカリカリってしただけなのに、随分と可愛らしい声で喘ぐんだね♪クロネコマーメイドちゃんの中の人、イきすぎちゃって明日はもう着ぐるみの中に入れなくなっちゃったんだ・・・。でも、君はしっかり演技してもらわないとダメだからね。」 「むぃでぅ・・・だしてぇ・・・くるぃい・・・んん~っ!」 私は涙目になりながら必死に今の状況から逃げたいと思いジタバタを繰り返した。おまけに呼吸が尋常じゃなく苦しい。尻尾からの呼吸だったか。。。大きく吸い込んでも十分満足できない。 「この着ぐるみ、苦しいよね。気持ち良すぎるよね・・・。でもまだまだ元気そうなネコちゃんだね♪今夜はまだまだ時間いっぱいあるし、コレでいっぱい遊ぼ?いっぱいじっくり焦らしてあげるね」 そういうと、私の目の前に電マをちらつかせてきた。何をする気だ。 黒ずくめの男は、尻尾の先端に電マをあてがってその光景を私に見せてきた。こつんと電マと進歩の先端が当たっただけでも、強烈な刺激がアソコに襲ってきた。 「んあ・・・」 「これだけで感じていたら、もたなくなっちゃうよ?」 そういうと、男は電マの電源を入れた。雷に打たれたかのような刺激に翻弄され、体をのけ反り、悲鳴に近い喘ぎ声を出しまくる私。 すぐに電マのスイッチを切った男。 「ごめんなぁぃ・・・ゆるぃてぇ・・・ぬがしてぇ・・・」 「今日のクロネコマーメイドの中の子はそんな思いをずーーっとしていたんだよ?それでも出られずずっと責められてたんだよ?少しはきみにも味わってもらわないと、ね♪」 「尻尾の先端の球体に電マを接触させて、ガムテープで固定っと。さっきの電マの強さ、最弱だったんだよね、最強にして電源ONにしたらどうなる・・・かな?」 「いや・・・・いやぁ・・・・」 無常にも電マの電源は最強でONされた。 「んぁああぁ・・・!!んぁああ・・・・!」 「さて、夜も長いし、暫くこのままで、ね♪」 イっても止めてもらえず、何度も果て続けるクロネコマーメイド。しきりに喘ぎ声を響かせるがエンジン音と闇夜に消えていく。 ハイエースはどこかの施設に入っていき、そして次の朝を迎えた。 クロネコマーメイドちゃんは昨日と変わらず、元気に水槽の中をウロウロと泳いでいる様子だったが、心なしか昨日よりも元気が無い様に見える。それでも、尻尾を触られると、物凄く元気に動き回るので、きっと問題ないだろう。 ??「・・・この神社の秘密は、絶対に外には漏らさせないよ?」 【完】 (スピンオフあるかも・・・?)