2025年8月現在
Windows 11+マルチモニタ環境でSAIver.1 ver.2を起動すると、サブモニタに配置していたツールボックスやナビゲータウィンドウがシステムやアプリの再起動時に自動でメインモニタに戻ってきてしまう問題の現状での改善方法。
①アプリの設定
アプリアイコンを右クリックして『プロパティ』を選択
↓
『互換性』を選び、『互換モードでこのプログラムを実行』にチェック。私は『Windows8』に設定
↓
その下の『設定』で『管理者としてこのプログラムを実行する』にチェック。
↓
『高DPI設定の変更』を選択
↓
『プログラムDPI』及び『高DPIスケール設定の上書き』
この二つの項目にチェックマーク。
他項目『このプログラムを開いたとき』『アプリケーション』はデフォルトでいい。
この設定で、アプリを再起動してもサブモニタに配置したウインドウはその場で保存されるようになる。一つ問題解決。
ただし、ここからが新たな問題。
SAIなどは古いアプリなので、管理者権限でアプリを起動するとUACが発動。SAIを起動するたびに「本当にいいの?」みたいな警告ダイアログが発生。例え『はい』を選んでも毎回ゾンビのように警告を発してくる。これが『UAC=User Account Control(ユーザー アカウント制御)』。
そこでこのUACを消してしまおうと考える。しかし、こういった警告を『通知しない』等で無効化してしまうと、セキュリティ上リスクを伴うので推奨しません。ではどうしたらいいか…SAIの通知のみを回避してしまいましょう。
そこで、タスクスケジューラを使ってUACをスキップしつつ、常に管理者権限で起動するショートカットを作成する方法を紹介します。
手順
1. タスクスケジューラを開く
Win + R → taskschd.msc → Enter
または「Windowsツール → タスクスケジューラ」から開く
2. 新しいタスクを作成
上部タブの「操作」から [タスクの作成] をクリック
「全般」タブで設定
名前:SAI管理者起動(任意の名前でOK。SAI君でもSAIちゃんでもご自由に)
「ユーザーがログオンしているときのみ実行する」✔
「最上位の特権で実行する」✔
構成対象:Windows 10でOK
3. 操作タブでプログラムを指定
「操作」タブ → [新規]
「プログラム/スクリプト」にアプリのパスを入力
SAI例:C:\PaintToolSAI\sai.exe
(SAI本体のショートカットを右クリックしてそこに表示されてる『リンク先パス』をコピペ)
CLIP STUDIO例:C:\Program Files\CELSYS\CLIP STUDIO 1.5\CLIPStudioPaint.exe
引数/開始フォルダは空欄のままでOK
4. タスクを保存
[OK] を押すとアカウントのパスワード入力を求められる場合があります → 普段のログイン用パスワードを入力
5. デスクトップにショートカットを作成
デスクトップで右クリック → 新規作成 → ショートカット
項目の場所に以下を入力
schtasks /run /tn "SAI管理者起動"
""←この中は手順2で任意でつけたタスクの名前
名前を例「SAI(管理者起動)」などにして完成
6. アイコン変更(任意)
作ったショートカットを右クリック → プロパティ → アイコンの変更
sai.exe や CLIPStudioPaint.exe のアイコンを指定すれば見た目もわかりやすくなります
補足
この方法を使うと UACのダイアログが出ず、常に管理者権限で起動できます
Windowsの全体的なUAC通知レベルを下げる必要がないので、セキュリティリスクを抑えられます
一瞬コマンドプロンプトの黒い画面が見えるのは仕様。気になる場合はVBSやPowerShellで隠すことも可能
と今回WIN11にアップデートしたばかりの私が調べてたどり着いたWIN11マルチモニタ糞使用問題ですが、ほかにもっとこういう良い方法があるよ!という方がおられましたら教えていただけますと幸いです!