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嬉しいと膨らむ女性が惑星級膨体化する話

いつもどおり身支度を整えて、 朝食を終えると家を出る。 家の前で一人の女性が待ち構えていた。 「おはよう!達也君!」 「おはよう直子」 彼女の名前は佐藤直子。 幼なじみで同じ学園に通っている。 「今日は膨らんでるな」 彼女の体は胴体を中心に膨らんでいた。 まるでバランスボールにでもなったかのように。 「ふふ、分かる?」 「そりゃそんなに膨らんでたら」 「たまたま家の前に猫がいてなでなでしてきたんだ~」 彼女は笑顔で言う。 その顔はとても幸せそうだ。 「そっか、それは良かったな」 彼女は嬉しいことがあると体が膨らむ体質なのだ。 体が膨らむ体質は日本だと珍しいが世界 では珍しくないらしい。 空腹になると膨らむ人や、寒くなると膨らむ人など様々だ。 私はふと空を見上げる。 昼間の月の横にぼんやりと丸い物体が見える。 あれは悲しみで膨らむ体質の人が恋人に振られたショックで 凄まじく膨れ上がり、空に飛んでいったなれの果てらしい。 詳しくは知らないが私が子供の頃から浮かんでいるので少なくとも10年以上あのままのようだ。 しかもまだ膨らんでいるらしく年々大きくなっているような… しかも振られたのは膨らんだ女性の勘違いらしく、 実際は恋人が仕事の都合でデートを断っただけらしい。 「達也君空を見上げてどうしたの?」 「いや、なんでもない」 「さぁ、行こうぜ」 「うんっ」 私達は学園に向けて歩き出す。 数分ほど歩いて学園に着いた。 教室に入ると既にほとんどのクラスメイトが集まっていた。 「ねぇ…達也君」 「…またか…」 彼女が教室のドアに詰まっていた。 膨らんだ体が邪魔して開かないのだ。 「ちょっと我慢してくれよ」 「ごめんね」 私は彼女のお尻を押して教室に押し込む。 ボヨン!と音を出して彼女はドアを通り抜けた。 「よし、開いたぞ」 「ありがとう」 教室に入った彼女は自分の席へと歩く。 私も自身の席に向かう。 すると後ろから声をかけられた。 「おはよー達也」 「おう、真樹おはよう」 真樹と呼ばれた男子生徒は私の幼馴染であり親友でもある。 真樹は私の耳に顔を近づけ小声で話し続ける。 「なぁ…あいつと付き合ってんのか?」 「え?なんでだよ」 「だってお前のこと名前呼びじゃん……」 「まぁ昔からだしな」 「それにいつも一緒に学園きてるし……」 「家が近いんだよ」 私はため息をつく。 直子はただの幼なじみだ。決して彼女ではない。 そう自分に言い聞かせながら真樹の話を聞き流す。 「なんかムカつくわー」 「何がだよ……」 「別にー」 彼は不機嫌そうな顔をしながら席に戻っていく。 私は鞄を机に置いて一限目の準備をする。 そして授業が過ぎ去り昼休み 。 「達也君!お昼一緒に食べよー!」 「はいはい、わかったよ」 私達は屋上へ向かった。 屋上に着くと彼女は嬉しそうにお弁当を広げる。 私も購買で買ったパンを鞄から取り出す。 「それにしてもまだ膨らんでるのか… どんだけお腹が減ってんだよ」 「あはは、朝も結構食べてるんだけどね……」 彼女の体は未だに丸く膨らんでいる。 「……なんか……その……今朝より膨らんでないか?」 「あ、やっぱり気づいた?」 「そりゃ気づくだろ」 明らかに今朝より膨らんでいた。 「なんか嬉しいことあったのか?」 「うーん、秘密♪」 「教えてくれてもいいじゃないか」 彼女はニコニコと微笑みながらお弁当を食べ続ける。 「そういえば今日一緒に帰れる?」 「別に大丈夫だけど」 「やった!じゃあ放課後、校門で待ってるね!」 「わかった、じゃあまた後でな」 私は彼女から離れて行く。 放課後になり校門へ向かうとすでに彼女が待っていた。 「お待たせ」 「遅いよ達也君!」 彼女は頬を膨らませながら言う。 (ぷにっ)と膨らんだ頰に触れると ムニムニとした柔らかい感触が伝わってくる。 「はいはい…なんか膨らんだと言うか太ってないか?」 「太ってないよ!膨らんだだけ!」 彼女は少し恥ずかしそうにして言う。 「まぁいいか、じゃあ帰ろうか」 「うん!」 私達は並んで歩き出す。 しばらく歩いていると彼女の体が少しずつ膨らみ始めた。 ぷく~ 「おい、なんかまた膨らんでないか?」 「えへへ……ちょっと嬉しくて」 彼女の顔は幸せそうだった。 「何が嬉しいんだよ」 「達也君と帰れるからかな!」 彼女の体はまたさらに膨らみ始めた。 ボヨォン!と音が聞こえてきそうなほどに大きくなっている。 「言っておくが…俺はお前の恋人じゃないぞ」 「…え?なんで?」 「いや、なんとなく……」 「……そっか……達也君は私のこと好きじゃないのか」 彼女は悲しそうに俯いた。 彼女の体が一気に萎んでいく。 「あっ……」 「まぁ……嫌いじゃないよ」 私は目を逸らしながら答える。 「本当…?」 彼女の身体はお腹が若干膨らんだ程度にまで萎んで止まった。 「あぁ」 「そっか……よかった!」 彼女は笑顔に戻り再び歩き出す。 私達はしばらく無言で歩いていたが突然彼女が口を開いた。 「私ね……達也君になら何をされてもいいって思ってるんだ……」 「……どういう意味だ?」 私は彼女の言葉の意味が分からず聞き返した。 「そのままの意味だよ!達也君は私のこと嫌い?」 「……嫌いじゃないよ」 「じゃあ好き?愛している?」 「嫌いじゃないけど…そこまではわからない」 「そっか……」 彼女は残念そうな顔をする。 「でも……達也君になら何をされてもいいっていうのは本当だからね?」 「……そうか」 私は彼女の言葉を無視し歩く速度を上げる。 「ちょっ!待ってよ!」と慌てて追いかけてくる彼女を無視して歩く速度をさらに上げた。 すると目の前に学校が見えた。 どうやらいつの間にか着いていたようだ。 「やっと追いついた!」と息を切らしながら言う彼女に私は声をかける。 「じゃあまた明日な」 「うん!バイバーイ!」 彼女は元気よく手を振って去っていく。 彼女の後ろ姿を眺めながら私は思った。 (やっぱりただの幼なじみだよな……) 次の日。 目を覚ますと枕元に一通の手紙が置いてあった。 親に聞くと早朝ポストにいれられていたらしい。 「なんだこれ……」 手紙を開けて読んでみると 『達也君へ 今日の放課後、屋上に来てください。』と書かれていた。 差出人の名前は書かれていない。 「誰だよ……まさかあいつか…?」 彼女かと疑ったがすぐにその考えを否定する。 「あいつがこんな回りくどいことするわけないな……」 そう自分に言い聞かせる。 そして放課後になり屋上へと向かう。 ドアを開けるとそこには一人の女の子がいた。 「達也君……来てくれたんだ……」 「誰だ?お前は」 「あたしだよ~」 「なんだ…直子か 」 彼女の名前は佐藤直子。私の幼なじみだ。 「それで……何の用なんだ?」 「達也君に言いたいことがあって……」 直子は真剣な眼差しでこちらを見つめてきた。 そして口を開く。 「……好きです!」 (へ……?)と私は一瞬固まってしまった。 (聞き間違いか?)と思いもう一度聞いてみることにする。 「今なんて言った?」 「好きです!」彼女は顔を赤らめながら答える。 やはり聞き間違いではなかったようだ。 (まじかよ……)と思いながらも何とか平静を保つ。 「あの……いきなり言われても困るというか……」 私はどう答えればいいのかわからず、とりあえず誤魔化すことにした。 「あたしはずっと前から達也君のことが好きなの!」 彼女は一歩近づいてきて言う。 「…」 私は悩んでいた。 彼女の告白を素直に受け入れるべきか、 それとも断るべきなのか。 数分ほど悩んだ末結論を出した。 「好きだよ…直子」 私がそう言うと彼女は目を輝かせて喜んでいた。 そして次の瞬間には私に抱きついてきていた。 (柔らかい)と思いながらも私は彼女に問いかける。 「これからもずっと一緒にいてくれるか?」と聞くと彼女は笑顔で答えた。 「もちろん!ずっと一緒だよ!」 私は彼女の言葉を聞き思わず強く抱きしめた。 その時だった。 「…膨らんでる?」 ぷく~ 彼女の身体が勢いよく膨らみ始めた。 彼女は嬉しいことがあると体が膨らむ体質だ。 当然膨らむことは私も予測していたがあまりにも膨らむ勢いが早すぎる。 通常の体型からバランスボールほどにまで一気に膨らみ続ける。 「ちょっ!?膨らみすぎだろ!?」 「ふふふ…!嬉しいからね!好きって 言ってくれたし……」 彼女はそう言いながらさらに膨らみ続ける。 「いや!限度があるだろ!?」 彼女の身体は大きくなり続け、とうとうアドバルーンほどにまで膨れ上がった。 服は今にも破れ裂けそうだ。 「ちょっと!?どこまで膨らむんだ!?」 「さぁ?どこまでだろうね!」 彼女は気持ちよさそうに膨らみながら言う。 「もっと!もっと!達也君に喜んでもらいたいな……!」 (これ以上膨らむのか!?)と私が思った瞬間だった。 ボヨォン!! 彼女の身体は一際大きな音を立てて膨らんだ。 その勢いで服がビリビリと音を立てて破れる。 彼女は裸になり、白い肌に少し赤みを帯びた丸い体が露わになる。 「おい裸だぞ!?」 「これは肌色のゴムスーツだから大丈夫だよ~」 そういいつつ彼女はさらに膨らむ。 それだけではなく風船のように浮かび始めたのだ。「うわぁ!?浮いてる!?」 「あはは!すごいでしょ!」 彼女は気持ちよさそうに笑いながら空に向かって上昇していく。 彼女に抱き着いていた私も一緒に浮かび上がる。 「おい!どこまで膨らむんだよ!?」 「まだまだ膨らんでいくよ~?どこまで膨らむかはわかんないけど……」 彼女はどんどん上昇していく。 校庭にいた生徒がこちらに気が付きざわつく。 「直子って子?」 「おいあれヤバくね!?」 「誰か止めろよ!」 「なんかもう一人いない?」 私はこの状況にどうすればいいのかわからなくなっていた。 「直子!どこまで膨らむつもりなんだ!?」 「わかんないけど……もっともっと大きくなりたいな!」と彼女は笑顔で言う。 そしてさらに上昇を続けついに校舎の2倍の高さを超えてしまった。 だが彼女の膨張は止まらない。 「おい!これ以上はやばいって!」と私が叫ぶと直子は笑顔で言った。 「大丈夫だよ~!まだまだ膨らむから~!」と言いながら彼女はさらに大きくなる。 ドーム型球場ぐらいはあるだろうか。 彼女の身体が膨らみすぎて私は気球か飛行船の上に載っているかのように感じた。 「すごいな……こんなに膨らむのか」と思わず感嘆の声を漏らす。 「えへへ!すごいでしょ~!」と彼女は気持ちよさそうに言う。 そして私はふと下を見る。校庭にいた生徒たちが点のように見える。 「これは本当にやばいな……」 と私は呟く。 すると直子は笑顔で言った。 「そうだね!でもあたしはまだまだ膨らむよ?」と。 「おいおい!まだ膨らむのか!?」 私は驚きつつ、慌てて彼女の身体に抱き着く。 抱き着くというより倒れこむような感じだが。 「達也君そんなにあたしのことが好きなんだね!」 ぷく~そう言いながら直子はさらに膨らんでいく。 「うわぁ!?」と私は叫びながら抱き着く。 (なんでこんなことになるんだ……)と私は心の中で思った。 次第に雲を突き抜け、さらに空へと昇っていく。 「直子!どこまで行くんだ!」私は叫ぶ。 「宇宙まで行ってみたいなぁ~!」と彼女は笑顔で答える。 彼女の身体は際限なく膨らみ続けていた。 周囲に比較するものがないので分からないがドーム球場の数倍は膨らんでいそうだ。 「なんか息が苦し…い」 「え?もっと膨らむから大丈夫だよ!」と直子は言う。 彼女のよく分からない言葉を聞いて (これ以上は死ぬ……)と私は思った。 そのまま私は意識を失った。 「…ここは」 私は目を覚ました。 目の前は暗く星空が広がっていた。 そして地面は肌色だった。 「…まさか…直子!」 「やっと起きた?」 少し遠くから声がする。直子の声だ。 「おい!どこにいるんだ!」私は叫ぶ。 「こっちに来て!あたしの足元にいるよ!」 彼女の声に導かれるように私は歩いていく。 足元は肌色で少し温かく柔らかかった。 「もしかして……」と私は呟きながら足元を見る。 するとそこには彼女の顔があった。 まるで地面に埋まっているようだった。 「…なんで埋まってるんだ?」 「違うよ!ここ全体が膨らんだあたしなの!」 「…まじか…!?」 驚くことばかりで頭が追い付かない。 「本当に膨らんで宇宙まで来てしまったのか……」 「そうだよ~!すごいでしょ~!」と彼女は自慢げに言う。 (これはすごいな……てかなんで息できてるんだ…) と私は思った。 月ぐらいはあるんじゃないかと思うサイズの彼女の体を少し触る。 ぷにぷにとした肌触りでゴムのような弾力がある。 「すごいな……こんなに膨らむんだな」と私は呟く。 「えへへ……もっと触っていいんだよ?」と直子が言うので遠慮なく触ることにした。 (柔らかいな……)と思いながら揉んでいると彼女は気持ちよさそうにしている。 さらに大きく膨らんだ気がして手を止めるが彼女の体はまだ膨らみ続けていた。 (まだ膨らむのか……!?)と思いつつも私は再び揉み始める。 「どうせならおっぱい触って!恋人なんだし」 「…というかどこだ…?」 彼女が巨大に膨らんだせいでおっぱいの場所が分からない。 「達也君の後ろだよ」 振り向くと左右に巨大な半球状の物体があった。 それぞれドーム型球状ほどもある巨大な爆乳だった。 全身を使って思いっきり揉めそうだなぁ… そう思うと股間が硬くなる。 その時だった。 宇宙から巨大な球体が接近していた。 今の彼女と同じぐらいの巨大な球体だ。 「!?なんだよあれ!!」 「あたしにも分からないわよ!?」 球体はこちらに近づいてくる。 「おい!早くよけろ!」 「避けられないよ!」 次の瞬間、巨大な球体は彼女にぶつかった。 球体は柔らかいのか、衝撃はそれほどでもなく、 ボヨンと跳ねた後、彼女を取り込んだ。 「大丈夫か!?」 「うん!大丈夫だよ!」と元気な声で言う。 (よかった……)と安心した瞬間だった。 「あんたら…何リア充なことしてんだ!!」 声がする方を見ると巨大な球体から声がしていた。 球体をよく見ると顔があった。 あの球体も膨れ上がった女性のようだ。 「あたしは彼氏に振られてこんなことになったのに! あんたらはイチャイチャしやがって!!」 「もしかしてあなた…悲しみで膨らむ体質の人?」 彼女が女性に尋ねる。 「ええ…そうよ…彼氏に振られてこのザマよ…」 全身がぱんぱんに膨れ上がり球体となった女性が答える。 「そっか……大変だったね……」と彼女は言う。 「えっと名前は…?」 「鈴木春菜よ…」 「春菜さん!振られてませんよ!あなたの彼氏さんがデートを断ったのは仕事の都合ですよ! だから振られたわけではないです!」と私は言う。 「そう……なの……?」と女性は言う。 「そうです!だから大丈夫ですよ!」と私は励ます。 次の瞬間、女性の体は空気が抜けたようにしぼみ始めた。 数分であっさりと女性は元の体型に戻った。 「ありがとう……なんだかすっきりしたわ」と彼女は言う。 「よかった!」と女性は微笑む。 「なぁ直子…そろそろ帰らないか…?」 と私は提案する。 「そうだね!春菜さんも一緒に帰りましょう?」と直子が言う。 「ええ……一緒に帰るわ!」と女性は言った。 そういうと彼女はゆっくりと地球へと降下していった。 一応身体の膨らみもある程度制御できるようになったらしく、 地面に着くころには元の体型に戻った。 帰宅後、私は彼女が膨らむ様子が世界中に配信されていたことを知るのだった。


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