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【原神】「璃月七星の秘書」甘雨の恥ずかしい我慢と事件

テイワット最古の七神である岩王帝君が治めていた大国、璃月。 ここ最近の事件を経て「神の国」から「人の国」へと変わった璃月において、政治を担う璃月七星はあらゆる変化に対応すべく、仕事に追われる日々を過ごしていた。しかし、その裏で誰よりも多忙なスケジュールをこなしているのが、七星全員の秘書を務めるという大役を担っている甘雨である。 これはそんな彼女の身に起こった小さな(?)事件のお話。 この日も彼女は昨夜から徹夜の残業をこなし、朝を迎えたところである。 「ふぅ…これで少しは片付きましたね」 そんな言葉を放ち、休憩に入る甘雨。ようやく手のかかる仕事が1つ片付き、心身ともに少し肩の荷が下りた気分だ。 おかげで今日はいつもよりも時間に余裕がある。 「少し、気分転換がてら散歩にでも出かけましょうか…」 そう思い立った彼女は、簡単に仕事後の机を整理し、散歩に出かけるのだった。 璃月港での人々の暮らしを横目に見ながら、街路を歩いていく甘雨。途中で久々に万民堂へと立ち寄って、美味しいお茶とお気に入りの野菜料理もいただいたりもしながら、彼女は港から少し離れた高台へとやってきた。 ここからは散歩と食事のあとに待っている趣味の時間。甘雨は仕事柄あまり趣味を持たないが、そんな彼女の数少ない趣味と言えば、(仕事を除けば)そう、昼寝である。目が覚めたら違う場所に運ばれた後だったとか、ヒルチャールに囲まれていても起きなかったとか、数々の逸話を持つほどだ。だからこそ、彼女は落ち着いて何も気にすることない時に天気の良い日差しの下で昼寝をするのが、山で修業をしていた頃からのお気に入りである。 「今日もいい天気ですね…、絶好の昼寝日和です。」 そう言って天然の布団の上で横になる甘雨。仕事の疲れもそこそこ溜まっているせいか、一気に瞼が重くなる。ほどなくして、彼女は穏やかな睡眠時間に入った。 ただ、ここに至るまで一切気にもしていなかった感覚が寝ている間にじわじわと迫っていることなど、彼女は考えもしていなかった。 ー数時間後ー 「ふぁ…よく寝ましたね…。すっかりあたりが暗くなって…。あれ…暗い…?」 ようやく目を覚ました甘雨。どうやら寝すぎてしまったようだ。 「わ、私こんなに…寝てしまったのですね…。そろそろ仕事に戻らないと…」 そう言って起き上がるが、その瞬間… 「ん、あれ…?これって…」 甘雨は下腹部に違和感を覚えた。寝ぼけていた意識がはっきりしてくると、どんどんその感覚は強まっている気がする。この感覚は間違いない。 (まさか…!?お、お手洗いに…) そう、尿意である。昨夜から徹夜している間ずっと仕事に追われてもちろん行ってなどいないし、朝になって休憩に入った時にも尿意はなかったからと行かずに外出してきてしまった。おまけに万民堂でいただいたお茶である。あまりに美味しいものだったため、つい何杯か飲んでしまった。そんなあれこれが重なった結果が今の耐えがたい感覚。 (い、急いでお手洗いに向かわないと…) そう思って帰路に着こうとする甘雨。幸いにも璃月港からはさほど離れたところにはいないため、さほど苦労せずともたどり着ける。ただ、月海亭となれば話は別だ。ここから最も近い入り口は万民堂の近く。そこからは大通りを不卜蘆まで通り抜け、長い階段を上らねばならない。結構な距離である。 歩き出して数分、なんとか万民堂近くの広場には戻ってくることができた。しかし、ここまで歩いてきただけでも相当危険だということが感覚でわかった。すでに彼女の膀胱には満水近い量の熱水がため込まれているのか、少し歩いただけでも出てきてしまいそうなレベルだ。 「ふぅっ…んっ…ダメです…まだ…」 そんなことを呟きながらゆっくり歩き続ける甘雨。既に日が落ちているため人気は少ないが、それでも我慢している仕草を誰かに見られるのは恥ずかしく、足をこすり合わせたり前押さえしてしまったりという欲求を堪えてなんとか前進している。 だがジュエリーショップの明星斎を通り過ぎた頃には、そんな余裕すらないと悟ることになる。 じゅっ… 「ひゃっ…!?」 慌てて前から押さえてしまう甘雨。間違いなく少し出てしまった感覚。股のあたりの布地にじっとりとした感触が広がったことも、彼女の小さな、しかし確かな失敗を物語っている。 (もうすこし…がまんっ…お手洗いまでは出ちゃだめっ…) そう必死に思いながら再び歩き出す甘雨。しかし出てきてしまいそうと思っていた感覚から、油断すれば出てしまうという確信に変わった足取りは先ほどより重い。 甘雨はそんな状態であってもゆっくりと歩みを進め、何とか不卜蘆の前まで辿り着いた。そして、最大の難関はここからである。 (階段…これを上れば…) これさえ上り切れば、あとはほんの少しの距離で月海亭である。普段なら何気なく上っている階段だが、今日この時は事情が違う。この状態で足を上げる行為は相当リスキーだ。 (ですが…上るしかっ…) その気になれば、近くで空いていた店舗に立ち寄って済ませることもできた甘雨。しかし、立場のこともあり、何よりもこんな限界ギリギリの我慢姿を誰かに晒すことが恥ずかしくて、つい素通りしてきてしまった。もうこうなっては上るほかに道はない。引き返そうものなら、確実に途中で果ててしまう。 覚悟を決めた甘雨は、一歩ずつ慎重に、階段を上り始めた。 人気がないことを確認してしっかり両手で押さえているおかげで、なんとか耐えることができている。しかし無理をしていることには変わりないため、いつまた出てしまってもおかしくない状態だ。 「はぁっ…はぁっ…」 やや息を荒げながらも、必死に階段を1段ずつ上っていく。だが、それも半分を過ぎたころ… じゅわっ… (さ、さっきより多っ…!?ま、まだだめですっ…まだっ…!) 押さえていたにも関わらず、さらに追加で出てしまった。しかも感覚的にさっきよりも多い。じわじわと限界が迫っていることを痛感させられてしまう。 だからといって、ここから我慢を放棄して全力で走ったところで、仮にお手洗いに駆け込めたとしても月海亭に到達するまでに大量に漏らしてしまうことは確実だ。そんなことはできない。時間をかけて少しずつ進むしかなさそうだ。 (まだ諦めちゃ…だめっ…おしっこっ…) さらに必死になって押さえながら進む甘雨。波が引いているタイミングを見計らって一歩ずつ慎重に踏み出していく。そんなことを暗い中1人で何分も続けながら、ようやく上り切ることができた。 (や、やった…!これでもうあと少し…) そう思ってしまったせいで気が少し緩んだのか若干出てしまったが、出口を再びきつく締め直し、月海亭へと向かう甘雨。もうわずかな余裕すらも失う寸前だ。 (もう少し、もう目の前…おしっこできる…だせるっ…) そんな期待でつい緩みそうになる蛇口を必死に両手で堰き止めながら、なんとか月海亭へとたどり着いたのだった。 「おトイレ…!」 もうその声すら抑えることができていない。それほどまでに限界ギリギリの状態でたどり着いた甘雨。あとは念願のトイレへと入るだけだ。 幸いにも、このフロアにトイレがあるためこれ以上は階段との戦いをしなくても済みそうな甘雨。しかし、それでもなお余裕がないことには変わりない。 (でるっ…でるっ…おしっこっ…おしっこがぁっ…) もう頭の中では「お手洗い」なんて綺麗な言葉遣いすらできていない。それほどまでに余裕を失った甘雨は、一直線にトイレを目指して進んでいく。もうここまできては些細な犠牲は覚悟を決めたのか、やや早足になる甘雨。予想通りおちびりは増加してしまうが、このままゆっくり進んで途中で限界を迎えてしまうよりはマシだ。 そして、最寄りのトイレまで辿り着いてドアを開ける甘雨。目の前には念願の白い陶器が目に入る。 その瞬間がまさに甘雨の我慢の限界だった。 じゅっ…!じゅぅぅぅぅぅぅっ…!!! 「でっ…でちゃっ…!?だめっ…まだっ…!」 便器を見てしまったせいもあったのだろう。とうとう脱ぐ前から出てしまった。 (急いで脱がないとっ…!) 大慌てで脱ぎ始める甘雨。だがしかし、服装的には全身脱がねばとてもじゃないが出せるような状態にはならない恰好をしている。どうしても時間がかかってしまうため必死に出口を締めようとするが、完全に止まる気配はもうない。 じゅぅっ…!じゅぅぅっ…! 断続的に溜め込んだおしっこが出てきてしまう。もう下着はぐっしょり濡れて、とても再度履けるような状況ではない。もはやこうなっては、止めることを優先するより急いで脱ぐしかないほどだ。 結局数分かけて彼女はそこそこの量を放ちつつも、なんとか脱ぎ切ることができた。下着を下ろすと同時にしゃがみこむ甘雨。その瞬間… じゅぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ!!! びちちちちちちちちっ…!! 必死に力を込めて堰き止めていた出口が一気に緩み、ため込んだおしっこが一気に放出される。今までにほとんど経験した記憶がないほどの勢いだ。打ち付けられたおしっこが便器を叩く音すら相当大きい。 (まにあったぁ…。おしっこ…すごい…こんなに…) 出し始めたばかりだというのに自身ですら驚いてしまうほどの勢い。だからこそついつい下を見てしまう。 (すごい色…) そう、こんな長時間の我慢だ。溜め込んだ時間が長いことは、その色が物語っている。相当に濃い真っ黄色。こんな色のおしっこを見たことがあっただろうか。だが、身体を襲う感覚はそれどころではない。 じゅぃぃぃぃぃーーーーーーっ!!じゅぅぅぅぅーーーーーーーーっ! 「ぜ、全然止まりません…。それに………きもち…いぃ…」 ついそんなことまで口走ってしまう。ここまでの我慢、そしてその直後のこの勢い。気持ちよさは計り知れない。つい声に出てしまうほどだ。 そんなおしっこがあと何十秒も出続ける。そしてようやくスッキリできる…。 そう思った瞬間のことだった。 ドンッ!ドンドンッ!とドアを叩く音。 「ふぇっ…!?」 思わず素っ頓狂な声を上げてしまう甘雨。当然だろう。こんな遅い時間に月海亭に残っていて、しかもトイレに来る者がいるなど想像もしていなかった。 続けてドアの向こうから聞こえてくる声。 「………誰か入ってるの…?」 聞き覚えのある声。というより聞きなれた声がした。 「……刻晴様…?」 そう、璃月七星の一人、玉衡の刻晴だ。どうやら彼女も残業していたようだ。そして、声からして尿意を相当我慢した末にここへ来たのだろう。 「その声…甘雨……?」 向こうもこちら側が誰か気付いたようだ。こうなっては気まずさは尋常ではない。なにせ甘雨は未だ放尿の真っ最中だ。 じゅぃぃぃぃぃーーーーーーっ!じょぉぉぉぉーーーーーーーっ! 「やっ…だめですっ…これ音っ…!?」 そう、音がばっちり丸聞こえである。途端に恥ずかしい甘雨。しかし、問題なのは甘雨だけではない。 「ふぅ…ふぅ…はぁ…ま、まだなの…?」 そう、刻晴がここに来たということはもちろん甘雨と同様の生理的欲求を抱えてきたのだ。端的に言えば、もう漏れそうなのである。 「ま、まだもう少しかかります…」 じゅぃぃぃぃぃーーーーーーっ! 「そ、そう…ふぅ…くぅっ…」 まだだという声と響き渡る放尿音が同じくらいの威力をもって刻晴の膀胱を刺激する。そのせいだろうか。 「あっ…!」 個室の外から刻晴の小さな叫び声が上がった。刺激に追い打ちをかけるかの如く訪れた尿意の波に耐え切れず、少し漏れ出てしまったのだ。 「は、早くしてっ…はやくぅ…もれちゃうぅ…」 そう言いながらドアを叩く刻晴。もう余裕はなさそうだ。しばらくするとさらに必死さは増して、 「でるっ…はやくっ…でちゃうっ…おしっこ…おしっこぉ…!」 もう、あのお嬢様である刻晴が「おしっこ」と口走ってしまうほどだ。きっともう限界は目前なのだろう。しかし、甘雨もまた、依然として止まりそうにない。 必死そうにドアを叩き続ける刻晴。そんな瞬間に訪れた、一方にとっては幸、他方には不幸な偶然。 キィ… なんと、叩いているうちに鍵が外れ、ドアが開いてしまった。これには甘雨はもちろん、ドアを叩いていた本人である刻晴もびっくりだ。 「「えっ…!?」」 その瞬間に目が合う2人。こんなところで他人と目が合ったのはお互い初めてのことだ。だが、ドアが開いて便器と放尿真っ最中の甘雨から迸る熱水を見てしまった刻晴が我慢などできるはずがなかった。 じゅぅぅぅぅぅぅっ!!! すさまじい音と共に下着におしっこを迸らせ、慌てて個室に入ってくる刻晴。同時にタイツも下着も下ろし、甘雨が用を足している便器の向かいにしゃがみこんでしまう。 こうなってはやることはもちろん1つ。ためにため込んだおしっこを放つのみだ。 ぶしぃっ!しゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!! 「あぁっ…!」 そんな声を上げてしまう刻晴。それほど我慢していたのだろう。向かいの甘雨は「えぇっ…!?」と声を上げて驚くことしかできない。言うまでもなく、放尿中のままだ。 じゅぃぃぃぃぃーーーーーーっ! しゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!! 2人して便器におしっこを注ぎ込んでいく。 (甘雨のおしっこ…すっごい黄色い…) (刻晴様…すごい勢い…) お互いに口には出さないが、互いの尿意に驚かされながらも放出を続けていく。 当然ながら順番的に、先に出し切ったのは甘雨。 「ふぅ………」 ため息をつきながらその場で固まってしまう甘雨。よほどすっきり出し切って気持ちいいのか、やや呆けてしまっている。 しゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!! 一方でまだおしっこが止まらない刻晴。勢いよく出し続けている。 「はぁ…はぁ…止まらない…」と声を漏らしてしまうほどだ。 それも数十秒経ち、かなり勢いは弱まってきたようだ。甘雨は少し落ち着いてきたが、打って変わって刻晴は気持ちよさげに残っているおしっこをちょろちょろと出している。 そして数十秒後… ちょろろ…しゅいっ…しゅいぃっ… 小さな音を立ててようやく出し切ったようだ。 甘雨がいるにも関わらず、「はぁ…気持ちよかった…間に合ってよかったぁ…」なんて呟いている。 そして数十秒が経過したのち。刻晴もようやく落ち着いてきたようで… 「わ、私ったらなんてことを…!?ごめんなさい、甘雨…」 「いえいえ、大丈夫ですよ、刻晴様…。こちらこそお見苦しいものを…」 と恥ずかし気に気を遣い合いながら、後片付けをしてそそくさとトイレを後にした2人だった。 恥ずかしさのせいか出し切れずにちょっと残っていた尿を追加で漏らしてしまい、刻晴と月海亭のホールで別れたのちに慌ててトイレに戻ったことは秘密である…。


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