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深井涼介
深井涼介

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【雑記】「Clubhouse」ってどんな感じよ?

なんかこの1週間くらいでビッグな話題になった新SNS「Clubhouse」(クラブハウス)。

■コミュニケーション手段は音声のみ。

■さらに一切そのログが残らないリアルタイム限定仕様。

■交わされている会話の内容の文字起こし、録音、転載、口外、原則禁止。

という振り切った造りながら、使ってみた結果「これは今後面白い事になるかもしんないぞ!?」と思ったので、これが将来的に絵描きをはじめ、クリエイティブ系、エンタメ系の作り手側にも広まったらいいなあ、というおしゃべり好きイラストレーターの視点から特別無料記事を今回作ってみました!


※詳細な「使い方」とかは別個いろんなwebサイトが記しておられるので割愛。


■はじめに

「clubhouse」、これを書いている2021年2月頭の現在は

「ユーザーインターフェース(とサポートに要する)言語は英語のみ」

「iOS版のみで、Android端末用アプリは今後の開発待ち」

「1ユーザーにつき、初期は2名のみしか枠のない限定された招待制(アクティビティによって追加枠が付与される様子)」

というかなりクローズドなアプリなので広がりはこれからと思うんですけど、

このSNSは今のコロナ禍でオタク系イベントはおろか、人との対面も激減した現在の中において、

「新しい知人友人が出来る」

「不意に人同士の有意義な、もしくはくだらない会話を聞いたり参加したりできる」

という、貴重な社交場(ある意味本当にクラブハウス的なそれ)を提供してくれるアプリだなと感じました。

詳しいメリットはこの後3つのカラムにわけてご紹介!


どこかでどなたかが

「Clubhouseは、いわば大衆居酒屋で近くのテーブル席に座っている誰かさん達のトークを自分が聴いていて、場合によってはその会話に参加したりも出来るかも…というシチュエーションを味わえるツール

という風に表現していたそうで、なるほどわかりやすいと思いましたね。

■1:不意に思わぬ友達ができる面白さ。

このアプリは「音声チャット部屋への入室者全員」と通話する必要がないにしても、

「あっ!初めまして!」

が結構多いんですよね。


そのきっかけになるシチュエーションはいくつかあって、

「一緒に通話している仲間が誘った、その方の仲間(いわば知り合いの知り合い)が来る」パターン、

「リスナー側が「〇〇さん居るじゃん!この場で喋ってみたい!挙手する!」とした結果輪に加わる」パターン、もしくは逆に発言者側が

「「リスナーに〇〇さんもいらっしゃる!良かったら一緒に喋りましょうよ」と呼んでみる」パターンなどなど。

もちろん、「相互に他SNSではつながりがあったけど話した事は無かった」という方との初めての会話の場になるパターンもあります。


そこから異なる業種で活動する方とのトークが始まったり、同じジャンル…例えば「絵描き」という括りでも、普段twitterなどであれば絡む機会の少ない、画風や活動媒体がまったく違った人同士での情報交換が始まったりと、「ログの残らない(かつ、誰かの耳にはしっかり入るという自覚の下で行われる)その場だけ、更にはその場から始まる人との関係性」に、すごく可能性を感じます。

交わされるのは文字ではなく声ゆえに、交わされる感情と情報量は多いため、「さっきまで知らない人だったけど、いつの間にか仲良くなったな」というケースも多々。


※なお「音声チャット部屋」自体にはいろんなタイプがあり・・・

「タレント同士で雑談する部屋」、「歌手がボイトレをする現場の声だけ流している部屋」、「企業経営者達がパネルディスカッションをする部屋」、「政治活動家が議論する部屋」、「女性同士が悩みを交換する部屋」、「なんかマルチ商法の匂いがするあぶない部屋」など。

なお僕がこれまでで一番面白いと思った通話ルームは

「賞味期限から2週間経った納豆を食うか食わないか」という議題について全く知らない人同士たちが熱く議論している部屋です。

■2:"連絡先交換"不要!「人と通話する」事のハードルの低さ。

「clubhouse」はその音声チャット部屋で「発言者」側として参加するにあたっては、その場に共にする方との「相互フォロー」「連絡先の交換」的なものが一切必要でない、という特徴があります。

なので、いわゆるSkypeやDiscordなどの通話アプリの仕様である、IDやアドレスなどの「連絡先を交換し合った相手」とだけ…

「だいたいこの時間から喋ろう」とか、「今暇?」「暇だよ。喋る?」などと、タイミングをあわせての通話をする必要がない気軽さを持つという側面があります。


「連絡先交換」が必要ない事からの、いわば一期一会もあり、

「憧れの方と喋る事が出来た」、「ファンの方と交流した」、そしてその上でその後何かしらの関係を持たなくとも別によい(他アプリの場合一期一会にしたい場合は"連絡先登録削除"等が必要なのでなんか気まずい)という部分はとてもライトで、「ネットで人と会話する」事に新しい空気を提供してくれる気がします。

※このユーザーエクスペリエンスは「VRchat」にも近いといいますね。

■3:リスナーからの反応は一切無い。

これはむしろ膨大に清濁併せもった認知を持つような有名タレントさんなどが喜んでいるポイントだと思うので、クリエイター側から見て「メリット!」と必ずしも言えないのですが、

「音声のみでコミュニケーションするSNS」「しかし発言権を与えられないと会話は出来ない」という仕様から、clubhouseではリスナー側に立つと、その場で交わされる会話に対して良いも悪いも関係なく何も反応ができない、という思い切った特徴があります。


このサービスには「コメント」「スタンプ」「評価」などは一切ないために、かろうじて「今聴いているという事は興味はあるという事」だけがわかる仕様になっています。(1ユーザーあたり1部屋しか入れないため、そのリスナーは「今リアルタイムで行われているどこかの部屋よりここに居よう、という選択はしている」事になる)

それゆえ気軽に会話を始め、さらにその流れに集中する事ができる、という点はなかなか見ない面白さであり、一方で「どんな思いで人がこの話を聞くだろうか」という、率先した思いやりが同時に要求される部分もあります。

■このアプリの展望と希望

そんな「clubhouse」ですが、僕を含めて一気にユーザーが増加しており、今後も増えていくと考えられる事や、将来的にはマネタイズも本格的に始まるとされる事から、

「オープンかつルールが守られた会話の場」が果たして永く維持されるのかは少し気になってるんですよね。


おそらく配信系のwebサービスと同様の「有料メンバー限定の部屋」は出来るのは一定歓迎するのですが、例えば発信力の強いインフルエンサーと一般ユーザーがどちらも増えていった後でも「口外や転載は原則禁止」は正しく守られるのか、その結果「知り合いだけのトーク部屋」「有料登録者のみの部屋」が多数派の場になってしまわないか。「インフルエンサーとファンが会話するような貴重な場」は失われないか。

はたまた逆に「ログも残らずオフレコだから」と、言ってはならない事を言うユーザー、は出現しやしないか。

だからこそ既にリリース側は

「信頼できるユーザーにのみ招待枠を付与」

「不適切行為をしたユーザーは、招待者とともにBAN」(らしい)

という、善意に基づく厳しい姿勢を以て望んでいるのかもしれないですね。


「不意に誰かの話を聞く面白さ」

「不意に誰かと会話する面白さ」

clubhouseがこの2つが楽しく維持されるサービスであったらいいなと思ってます!

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Comments

とある朝のニュース番組でもClubhouseについて取り上げられていましたが、メリットとして「コロナ渦での気軽な対話」、デメリットとして「悪質な勧誘」をネットの専門家が紹介していましたね~。 こういったコミュニケーションツールではよくある側面かと思いますが、アプリが健全に充実していく事を祈るばかりです!

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