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悪徳殲滅!ラ・レスボス~エトワリア楽園化計画

 ──そこは“いきなり攫われて監禁された”場所と聞いて、先行するイメージとまるで異なっている場所だった。

 柔らかで温かな人工の光が降り注ぐ、明るくて清潔な室内。

 何処か花に似た香しい匂いが立ち込め、心落ち着く空気。

 壁面には美しい絵画が飾られており、どれも少女同士の清らかな友情や絆を描いた快いもの。

 そんな空間の中で桜ノ宮苺香、御庭つみき、篠華まゆは目覚め、この状況が悪意によってもたらされたものなのか、一瞬わからなくなる。

 女神ソラが納める幻想の世界“エトワリア”。そこに住まう民は女神が描き出す“聖典”を読み、そこからクリエという力を得て暮らしている。

 苺香たちは聖典にその姿を描かれた異世界の住人であり、囚われた女神ソラの奪還、あるいは聖典を破壊しようとする者たちと戦う為に、聖典の登場人物“クリエメイト”として冒険してきた。

 この空間は女神ソラが神官アルシーヴと共に暮らしている“言の葉の樹”の神殿と似た清浄な気配が満ちており、いきなり襲われて意識を奪われた記憶が朧気にあるのに、少女たちに警戒心を抱かせない。


「クリエメイトの皆様、無礼をお許しください。ようこそ、我が“ラ・レスボス”へ」


 きょろきょろと周囲を見回し、その美しさや穏やかさに戸惑っていた少女たちへ、やはり柔らかい口調で声がかけられた。

 やはり敵意が湧かないままに声の方へと顔を向ける一同だが……つみきの喉から「ふかっ!?」と猫が驚いた時のような声が漏れた。

 修道女のような純白の、百合の花をあしらった服を纏う、長身で金髪の美女。

 そこはいい。彼女に関しては、怖いくらいに麗しい見た目である以外、異常はない。

 異常は、彼女の背後と左右に存在していた。


「んちゅっ♥ れりゅっ、れろぉっ……♥ はぁぁ……マキ、マキぃぃ……♥ 女の子同士のキスすごい……女の子同士のセックス、セックスすごいよぉぉ……♥ ああ、好きぃ♥ マキのこと好き、ずっと好きだったぁ……♥」

「リコ、リコぉ……♥ んちゅっ、じゅずずっ……♥ リコの唾液、甘いです♥ これを知ってしまったら、くっさい男の涎なんて飲む気になれません……♥ 私の運命の人は、リコなんですぅ……し、下のお口ともキスしていいですか♥」

「は、恥ずかしいけど、いいよ……♥ マキに教えてほしい……♥ 気持ちいいことも、好きになった相手とすることも……男なんかじゃない、マキに全部おしえてほしいよぉ……♥ あぁぁっ♥ レズクンニ気持ちいいぃぃぃぃっ♥」


 金髪の女性の背後で“せんし”と“アルケミスト”としての衣装を着崩しながら、夢中になって互いの体を貪りあっているのは、“特別な召喚”によって呼ばれた仲間・倉橋莉子と真木夏緒の姿だった。

 元居た世界で生徒会執行部のメンバーであり、恋愛を研究する通称“恋愛ラボ”に所属していたと語っていた二人が、今は互いを恋愛対象にして激しい交情を交わしている。

 それだけなら、二人の絆は非常に強いものだったので、まだ無いとまでは言えないのだが、少女たちの口からは妙に男を下に見るような言葉が漏れて出しており、違和感を覚えさせる。


「お゛っ♥ お゛ぉぉぉっ♥ 手マン気持ちいいですぅぅ♥ 女の人の指で♥ 細い指でくちくちされるの気持ちいいんですぅぅぅっ♥ こ、これ知ったら、もう戻れないぃぃっ♥ 男の人なんて汚く感じちゃうぅぅぅぅっ♥」

「ふふっ、分かってもらえてうれしいです。これからは、真に清らかで価値ある恋を歩むと、約束してくださいますね?」

「んひぃぃぃっ♥ わ、私、間違ってたぁぁぁっ♥ お金持ちとか♥ 年配とか♥ 雄の時点でアウトオブ眼中ぅぅぅぅっ♥ 女の子♥ 女の人ぉぉっ♥ これからはホステスやめてレズ活しますぅぅっ♥ 私を養ってぇぇぇっ♥」


 しかし、リコとマキよりも更に異常なのは、金髪の女性の左右でガニ股をヘコらせて秘所を弄られて、“そうりょ”と“まほうつかい”の衣装のまま仰け反るようにして涎を垂らしている、里中チエと白井麗子だった。

 二人は金髪の女性から性的な愛撫を受けて、女性同士の関係こそが至高で、男との関係は汚い、不純だと叫び散らし、ぷしゃぁぁぁっ♥ と派手に愛液を噴き出して堕落した笑みを浮かべている。

 金髪の女性の、一切の邪気や敵意の無い笑みが逆に恐ろしく、特に拘束もされていない苺香たちは体を寄せ合い、臨戦態勢を取る。

 チエと麗子が「レイコさん、好き♥ 好きぃ……カノジョになって♥ 結婚してぇ♥」「チエちゃん♥ 私のチエちゃん♥ 愛してるぅ♥」とディープキスを交わし合うのを横目に、金髪の女性が鷹揚に手を広げて見せる。


「私はヘカテ。女神ソラの“真実の意思”を言祝ぐ伝道者であり、預言者です」

「わ、わけわからないこと、言わないでください! あなたは、もしかして“リアリスト”の……!」


 聖典とは違う行動をクリエメイトに強要し、本来の絆を破壊しようとする。それは謎の少女ハイプリス率いる“リアリスト”の手口だと苺香は思ったのだが、それを告げられたヘカテは酷く悲し気な顔をした。


「一緒にされるのは、大変に不本意です。私は“聖典”を尊び、その伝えるところを愛しみ、このエトワリアの永久の平和を祈る者。野蛮な行為を好みません」

「野蛮を好まないって……酷いことを口にさせているじゃない!」

「そうだよ! 四人に何をしたの!? 元に戻してよ!」


 つみきはまだしも、まゆさえも敵意を露わにして糾弾するが、ヘカテはどこ吹く風といった涼し気な表情をしており、自身の主張を淡々と三人に向けて語り出す。


「元に戻せと言われましても、これこそが自然であるべき形。“異性愛”などという、生殖を前提にした悪徳に精神を汚濁された状態から、真に清らかなクリエメイトへと浄化した今の姿こそ、彼女たちの正しい姿でしょう?」

「な、なにを言ってるのか、全然わかりません!?」

「このぉ……ふかーっ!」

「あ、ちょっと、つみきちゃん……!」


 “せんし”でもあり、血の気も多いつみきが、獣の耳のように髪の毛を逆立てながら、ヘカテに向かって突進する。どんな手段を使われたのかは知らないが、正面からなら負けないと、そう思ったのだろう。

 だが、ヘカテは正面だろうと側面だろうと、最初から彼女たちと勝負しようなどと思っていない。

 横合から飛び出してきた長身の影が、つみきを優しく抱き上げて、腕の中に収めてしまった。


「きゃっ! な、なに……あなたは……!?」

「ふふっ、本当に可愛い……私の理想の女の子そのものだよ。こんなに素敵な、非の打ち所がない女の子って、いるものなんだね。見てるだけで、胸の中が幸せになる」

「え、ええ?」


 この空間で目覚めた時と同じ、長身で栗色の髪の、スレンダーな女の子に抱きしめられてながら、つみきは褒め言葉を重ねられて敵意を削られてしまう。

 パワーにはパワーが、悪意には悪意が向かってくると人は言う。ならば、完全な善意による“矯正”に、人はどこまで抗えるだろうか。

 つみきがあまりにもあっさり捕らえられて、動揺している間に苺香とまゆも、それぞれ如何にも大人の女性といった雰囲気の眼鏡をかけた女と、つみきよりも更に低身長に見える少女によって背後から捕まえられてしまった。


「きゃっ! や、やめてください! 離してぇっ!」

「あらぁ、そんな風に拒絶されたら、お姉さん悲しいわ。仲良くしましょうよ、あなたみたいな女の子、私、大好きなの……♥」

「ちょっ、ちょっと離して! う、うそ、こんなに小さいのにどこからこんな力が……!」

「小さいって言ったぁ。もう、お姉ちゃんが私好みじゃなかったら、怒ってるからね? 嫌なこと言った分、私のこと大好きにして補填してもらわなきゃ……♥」

「“アレクト”、“ティシポネ”、“メガイラ”、悪徳に汚染されし彼女たちへ、女神ソラの真意を教導して差し上げなさい──乙女は、乙女と恋するべきなのだと」

『はい、“お母様”』


 三人の女がヘカテの言葉に賛同しする。

 アレクトと呼ばれた長身の乙女は、優しくつみきの首筋を噛んでみせ。

 ティシポネと呼ばれた大人の女性は、苺香を抱き寄せて背中を撫でて。

 メガイラと呼ばれた少女は、まゆの後ろから手を回しお腹を押してくる。

 少女たちは、互いへの愛を叫びながら、人前にも関わらず睦み合い続けるリコとマキ、チエと麗子を見て悟らざるを得ない。

 “ラ・レスボス”と名乗った彼女たちは……自分たちも“ああ”する気なのだと──。



「あぁぁっ……♥ やめて、やめてぇ……♥ 優しく、ひゅんっ♥ かりかり、しないでぇ……♥」


つみきは、何処までも優しくふわふわと抱きしめられながら、その乳首をカリカリとアレクトに爪弾かれ、それこそ猫のように体を丸めながら快楽に耐えていた。

 力ずくで襲われるのなら、反撃できる。けれど、アレクトはどこまでも優しく、その指先は丁寧で繊細で……けれど、決して愛撫を止めてくれない。


「すこし、強くした方がいいのかな?」

「そ、そういうことじゃ、ないぃぃ……♥ はっ、きゅっ……♥ うゆぅぅぅっ……♥」

「よかった、それじゃあ、今のままでいいね?」


 アレクトは、始める時は何も聞かずに強引なのに、つみきへ常に気遣うように加減を訪ね、配慮してくる。一番最初の部分で、つみきの意思は無視されてしまっているのに……そのことを、つみき自身が意識できない。


「(ど、して……こんな、優しい、の……? 気遣ってくれて、確認してくれて……んっ♥ あぁぁ……♥ こ、こんなのって……♥)」

「可愛いよ、つみき様……♥ きゅって丸くなる姿も、潤んだ目も、震える口元も、世界で一番可愛い女の子……後は、女性を好きになってくれたら、満点だね♥ でも、強制はしない……私、頑張るね♥」

「あっ♥ ああぁ~……♥ みみ、ダメ……ふきゅっ♥ うなぁぁぁっ……♥」


 何も強制されない、注意もされない、判断しろと迫られない、選択しろと怒られない……それは、何でもできるが少しだけ人の心がわからない、つみきにとってあまりにも心地よい境地だった。

 彼女の大好きな伊御との日々で、一番疲れてしまう部分が、癒されてしまう。

 つみきにとって大切なはずの、恋愛の負の部分……愛しただけ常に愛は返ってこず、時には怒られたり選択を迫られたりというストレスが、ない。

 乳首を優しくこねられて、耳の中にくちぃっ……と舌を挿入されると、気持ちよさと共に男性との恋愛が“疲れる”ものだと教え込まれてしまう。やめろと直接的に言わないだけで、つみきの心に少しずつ優しさの毒が満ちていく……。


「あっ……だ、ダメ……ダメ、です♥ そこは、静電気、が……え♥」

「静電気が、なぁに? ちゅっ……綺麗で、ふわふわな髪じゃない♥ 眼も、とってもきれいでキュートだわ……変えろなんて言う奴がいたら、お姉さんがぶっ飛ばしてあげる♥ んっ、ちゅっ、ちゅずっ……♥」

「あ、あぁぁ……♥ んー……♥」


 一方、苺香の方はここ数年は体験したことのない、髪の毛を手で梳かれる気持ちよさに心奪われ、目つきが悪いと言われがちな目を褒められながら、何度も唇の周りにキスを落とされていた。

 苺香にとって、元居た世界で務めていた喫茶店“スティーレ”でのドSキャラで過ごす日々、店長のディーノを始めとした仲間たちとの交流が、少しずつコンプレックスを解消している部分はあった。

 けれど、それらは要するに“苺香の側が努力して抑える”ということであり、内心では苦しんでいる自分の側がどうして周囲に配慮しているのかという、不満のようなもの確かにあり、それが無意識のドS発言にも繋がっていた。

 ティシポネは、そういったコンプレックスを“無いもの”として扱ってくれる。髪を撫で上げ、目を褒めて、弱い女の子としてキスをくれる。

 これを“~くれる”等と思っている時点で、苺香は他の二人よりもかなり容易くほだされかけており、唇を尖らせて本当のキスさえ受け入れかねない状態だった。

 そんな苺香の様子に気付きながらも、ティシポネは人差し指を下着にそっと寄せ、こす♥ こす♥ と指の腹で秘所を擦り上げ始める。

 苺香の喉から「あっ♥ あんっ♥」と甘い声が漏れ、唇はそれでもキス待ちの形のままだ……今の心情が快楽と結びついた時、どこまで何を許してしまうのか、苺香自身にすら把握できはしない。


「だ、ダメっ、ダメぇぇ……♥ お゛っ♥ へ、変な声、出ちゃうよぉぉ……♥ お腹、撫でないで……んぎぃぃっ♥」

「気持ちいいところ触るのもいいけど、ほとんどの娘たちはこうやってぇ……お腹なでられると、ダメになっちゃうんだよ♥ ほら、赤ちゃんの部屋ぎゅうぎゅうってしたげるぅ♥ 女の子に子宮♥ 赤ちゃん部屋♥ 支配されちゃうね♥」

「ほぉぉぉっ……♥ ご、強引……過ぎるよぉぉ……♥ まゆさんのし、子宮♥ 女の子に……甘やかされちゃうぅぅ……♥」


 他の二人に比べて、メガイラはまゆに対する攻めはかなり積極的かつ直接的で、お腹に指をハート型にした手を押し当てて、ごりゅっ♥ ぐりゅっ♥ と子宮を撫でてみせている。

 男性との恋愛は生殖前提とヘカテが言っていたが、心情は別として雌の体が雄の体へと発情することは、自然の摂理の一つだ。まゆ本人も気付かない内に起こされていた、ポルチオの性感がメガイラによって掌握されていく。

 まゆは積極的で明るい少女でありながら、幼馴染の宗馬に対してだけは一進一退を繰り返しており、それは逆に親しい相手との距離感を調節できる聡明さでもあると同時に、臆病さでもある。

 メガイラは逆に完全な初対面でありながら、まゆにガンガン親しく快感を提供することで、一気に彼女の中で高い地位へと上り詰め、こうしてポルチオ開発で以て唯一無二の立ち位置を掴もうとしていた。


「つみき様、そろそろいいかな? ここに指を入れるとね、もっと気持ちよくなれるよ……♥」

「あ、やぁぁ……こ、こわいぃ……♥ こ、これ以上、気持ちよくなったら……おか、おかしく、なっちゃいそうでぇ……♥ うなっ♥ うなぁぁっ♥」

「苺香様ぁ♥ お姉さんが一番触れたいところ、許してくれるわよね♥ キスだってOKなんだし♥」

「あっ……そ、そんな……♥ で、でも、優しく……痛くしないで、くれるならぁ……♥ あっ♥ あぅっ♥ 下着の中、指ぃぃ……♥」

「さぁぁ、まゆ様ぁぁ……♥ メガイラが気持ちよくしたげるわよぉ♥ まゆ様を気持ちよくできるのは、私なの……♥」

「あっ、あっ……♥ そ、外からなでなでされるだけでも、こ、腰抜けちゃいそうなのに……直接、触られたりしたらぁ……まゆさん、はぁ……♥」

『んはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥』


 それぞれに膣に、細くてしなやかな指が入り込むのは、ほぼ同時。その嬌声は三重奏を奏で、クリエメイトの少女たちはそれぞれが四つん這いの姿勢で、後ろからくちくちと秘所を弄られる体勢になる。

 男の乱暴な愛撫や、肉竿が与える痛みを伴う快感とは違う、決して無理をさせない“女の子の許容量の気持ちよさ”。それを隅々まで教え込まれ、どれほど女性同士がツボを心得、心地よいのかを体に仕込まれていく。

 直接的に体に教えられる以上に、少女たちに「今、自分たちはすごく気持ちよくされている。同性でセックスをすると、こんなにも心地よい」と教えてくれるのは、苦楽を共にしてきた仲間たちだ。


「(ああ……つみきちゃん、あんなに舌を突き出して……♥ そ、そんなに、女の子の指が気持ちいいの♥ 優しくだっこされて、おマ〇コくちゅくちゅされると、伊御くんのこと忘れちゃうくらい、気持ちいいの……♥)」

「(あっ♥ うあぁぁっ♥ まゆが、あんなやらしい顔、してぇぇ……♥ お、幼馴染じゃないのよ♥ あなたの大切なところを、くちゅくちゅしてるのは♥ 今日であったばっかりの♥ 可愛いだけの女の子なのにぃぃっ♥)」

「(苺香さん、すごいやらしい顔、してるよぉ♥ 大人の女の人に抱かれるって、すごいんだ……♥ こ、子供のメガイラちゃんにおマ〇コ可愛がられるだけで、凄いんだもん……♥ あぁ、女の子ってすごいよぉ……♥)」


 三者三様、異世界で出会い苦楽を共にした仲間たちが、それぞれにタイプの違う女性に愛され、攻められ、抱かれて感じ抜いている表情を確認し合い、自分自身の状況と快感をも再確認していく。

 すぼめた口から勝手に飛び出てしまう舌が、くちゅっ……♥ と中央で、三つ触れ合った。キスしたいなんて思ったことも無かったはずの、友情しか無かった相手とのベロキスが……痺れるくらい気持ちいいと、知ってしまった。


「ほらほら♥ 女の子同士のセックスすごいって、認めちゃいなよ♥ 男はこんな風に優しく気持ちよくしてくれないよ♥ 絶対レズの方がお得だって♥」

「あっ、うぅぅっ♥ 胸ぇぇぇっ♥」

「同性同士の方が♥ どこが気持ちいいかも♥ 何をしたら嫌かもわかっているんですよ♥ ほとんど縁のない私だって、つみきさんのことを……♥」

「にゃぁぁぁぁっ……♥ 背中、舐めるなぁぁぁ……♥」

「ほら、嗅いで♥ おマ〇コ嗅いでみて♥ 自分のあそこからも、こんな恥ずかしい匂いさせてるんだよぉ……♥ レズになっちゃえ♥」

「ふぅー……すんすん♥ まゆさん、深呼吸止められないぃぃぃっ♥」


 アレクト、ティシポネ、メガイラに攻められている状態で、更にリコ、マキ、チエが乱入してきて、苺香りは乳首をリコに弄ばれ、つみきはマキに背筋を舐められ、まゆはチエのマン臭を嗅がされる。

 それは、特定の相手だけで気持ちよくなる以上、女の子同士ならば“どんな時でも”気持ちよくなれると、苺香の、つみきの、まゆの精神に刻み込まれていく。

 アレクトたちへいつの間にか抱いている感情を、“レズビアンなら”当たり前のものだと、強制的に受け入れさせてしまう。


「ふふ、そろそろですね……レイコ様、聖典をここへ」

「はぁい……ふふ、あれは強烈なのよね……♥ 苺香ちゃんたち、狂っちゃうかも♥」


 ヘカテと貝合わせに耽っていた麗子が、三冊の聖典を手にして戻って来る。

 “ラ・レスボス”の三人娘と、仲間たちに開発されきった体を起こされ、それぞれにガニ股ポーズで手マンされている苺香たちの下に、するっと聖典が投げ込まれた。

 そこには、彼女たちが男性と恋愛している風景が描かれている。“ラ・レスボス”が悪徳と断じ、少女たちもそこまでは過激に思えずとも、すっかりと色あせつつある光景が。


「さあ、訣別の儀を。真実の愛に生き、乙女を愛し、エトワリアの秩序を救う、真の勇者として目覚めの鐘を」

「あぁぁぁぁっ♥ そこ、ダメ♥ く、くり、くりしゅとす♥ 強く潰すの、らめぇぇぇぇぇっ♥ んはぁぁぁぁぁぁぁっ♥」

「頭、撫でないでぇぇぇ♥ 忘れちゃう♥ 伊御の適当な手の感触なんて忘れて♥ 女の子の柔らかい掌、おぼえるぅぅぅっ♥」

「ひっ♥ ひうぅぅぅっ♥ 子宮、もうメガイラちゃんのモノになってるのぉ♥ 他の人に触らせる気、無くなるぅぅっ♥」

「──汝ら、偉大なるクリメイトたちよ。乙女を愛し、乙女に恋すると誓いなさい」

『ち、誓いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥』


 三人の声が重なり、それぞれの股間から勢いよく小水が噴き出すと、じょぼじょぼと聖典を汚し、ぐちゃぐちゃに濡らして、二度と読めないように台無しにする。そこに描かれていた恋模様など、小便よりも価値がないと言うように。


「ああっ♥ ティシポネさん♥ もっと髪、撫でて下さい♥ 私を、可愛がってぇぇ……♥」

「ふかぁ……ふなぁぁっ……♥ 私、アレクトのモノになっちゃったわぁ……責任、取ってぇ……♥」

「ああ、メガイラちゃん……♥ もっと、支配してぇ♥ 小さい子に占有されるの、気持ちいい……♥」


 完堕ち宣言の後、“ラ・レスボス”の面々と、ラブラブレズセックスに耽り始めるクリエメイトたち。

 ヘカテはその美しい光景を見つめながら、チエと麗子を自身の膝に乗せ、二人の大きさの異なる胸に顔を挟みながら「女神ソラの加護が、永久に続かんことを──」と呟いた。

 ケタケタと笑いながら、リコとマキが小便塗れになった聖典をゴミ袋へと放り込んでいく……。




今回の攻め役

※ラ・レスボス

・「女神ソラの真なる意思の代行者であり、伝道者」を名乗る、聖典には異性愛の要素は必要ないと主張する過激派のカルト教団。教祖のヘカテと、彼女の“娘”を名乗るアレクト、ティシポネ、メガイラの三人以外にも、多くのメンバーを抱えている。

・一見すれば物腰柔らかで、同性愛者や強い女性同士の絆を史上とする相手には親切・丁寧だが、異性愛を“僅かでも”容認する相手は本気で潰しにかかって来る、カルティストにして真正のテロリスト。

・しかも、並のクリエメイトたちが束になっても敵わないほど、一人一人が強い。アルシーヴ×ソラ派であることから、アルシーヴの真意に気付いて動かなかっただけで、行動していればランプが何かする前に一部の事件は終わっていた可能性すらある。

・聖典の全てを否定するリアリストたちのことは激しく嫌悪しており、特にシャミ子のことを忘れさせた上で『まちカドまぞく』の面々を召喚したことには『典型的なレズアンチのやり口』とブチギレており、リアリストの殲滅を掲げている。その点では、きららたちとも協力関係を……無理かなぁ。

・ソラ自身が「そういう意図はない」と説明しても「はい、表向きはそういうことにしておかないと、チ〇ポ大好き異性愛至上主義者どもがうるさいですものね」と、全然わかってない反応しか返してくれない。狂信者には崇敬する神の言葉すら届かないのだ。

・ちなみに、本作の『A-チャンネル』は「マン媚びコスプレダンサー鬼頭紀美子」(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/4920586)と同一世界という設定があり、このことから鬼頭先生はガチレズである為、難を逃れた模様。

悪徳殲滅!ラ・レスボス~エトワリア楽園化計画

Comments

意外にもそこそこいるんですよねー。 アニメ化したり、プッシュされるのが百合が多いだけで…最近始まった、きんモザの作者さんの新作も男女ものだったかしら?レズ堕ちさせるのが楽しみですね(ニッコリ)

屋根が高い

きららキャラでノンケなのって居るんすね、全員レズ(と言うか百合)だと思ってました

邪バレンスタイン

リクエストありがとうございました! 女神ソラからのOK出ちゃったかー…まあ、りーさんとヒバリも百合になるくらいですし、ノンケのマン負けは世の真理ですよね(開き直り)。 恋愛ラボとか、二人とも完全にレズ顔してますからね(言いがかり)。正しい道に戻れてよかったね! 来年も自分のペースになりますが、頑張っていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします! 良いお年を!

屋根が高い

リクエスト対応ありがとうございます! マンツーマンで各々が抱える欲求不満を優しく解消してあげる手口がとても巧妙で、とてもエロい。 やってることはリアリスト並の所業な気がしますがノンケのマン負けは正義だとソラ様も言ってるので無罪です。 まんがタイムの2組は原作でも百合カップルとしての素質が高いので真っ先に狙われるのもやむなしですね…。 それでは今年も本当にお世話になりました! FANBOX開設1ヶ月でこの充実度なので、来年は果たして何人のノンケが百合堕ちしてしまうのか楽しみです。 よい新年を!

はち


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